『オンダ(Onda)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
---|---|---|---|
タイトル | オンダ(Onda) | ||
特徴 | In Onda, players use cards from their hands to compose wave formations superior to those of their opponents according to the current tide. The goal is to be the first to play all the cards from their hands or try to have the fewest cards possible, as players lose points based on the cards left in their hands. At the end of the game, whoever has the most points is the winner. | ||
プレイ人数 | 2 - 5 人 | プレイ時間 | 20 分 |
ゲームデザイナー | Arthur Lacerda | 複雑さ | 2 |
アートワーク | Arthur Lacerda | 戦略 | 2 |
エディター | Samba Estudios | 運 | 3 |
発売日 | 2024 | やり取り | 2 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
オンダ(Onda)とは?
オンダでは、プレイヤーは手札からカードを使い、現在の潮の状況に応じて相手よりも優れた波のフォーメーション(カードの組み合わせ)を作ります。
目標は手札のカードを全て最初に出すか、可能な限り少ないカードを持つことです。
手札に残ったカードに基づいてプレイヤーはポイントを失います。
ゲームの終了時に最も多くのポイントを持っているプレイヤーが勝者です。
オンダ(Onda)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・カード(スート2種類で1~15が2枚ずつ)
・ボムカード(6枚:A~F)
・潮カード(1枚:表面『ハイ(High)』/裏面『ロー(Low)』)
・状態カード(1枚:表面『チェック』/裏面『ブロック』)
・参加カード(5枚:表面『IN』/裏面『OUT』)
準備
❶ | ボムカードをアルファベット順(A~F)に並べて山札を作り、公開して中央に配置します。 (※Aカードが見えるように並べます) |
❷ | 潮カードを『ハイ』をが上になるように中央に配置します。 |
❸ | 状態カードを潮カードの隣に、『チェック』が上になるように配置します。 |
❹ | 各プレイヤーに参加カードを1枚ずつ配り、『IN』を上になるように手元に配置します。 (BGAでは参加カードは表示されておらず、INは濃く、OUTは薄くなって表現されています) |
❺ | 各プレイヤーの初期の点数が50点から開始されます。 |
❻ | ランダムでスタートプレイヤーを決めて、ゲームを開始します。 |
最初の画面は以下のようになります
ゲームの流れ
ラウンド開始時、各プレイヤーは手札からカード2枚を選択して伏せて置きます。
このらのカードはワイルドカードとなり、好きなカードの代わりとして出すことができます。
その後、各プレイヤーは順番に以下のアクションを実施します。
場札が”ない“場合
場札がない状態で手番が回ってきた場合、以下を行います。
・リードカードを場に出す
場札が”ある“場合
場札がある状態で手番が回ってきた場合、以下のいずれかを行います。
・カードを出す
・ターンをする
・ボムを出す
・パスをする
場札が”ない“場合
場札がない状態で手番が回ってきた場合、リードカードを場に出します。
・リードカードを場に出す
場札がない場合、手番プレイヤーはリードプレイヤーとなり、好きな組み合わせで場にカードを出すことができます。(このカードはリードカードとなります)
カードの組み合わせ
出せるカードの組み合わせは以下の種類なります。
組み合わせ | 説明 |
---|---|
シングル | 1枚のカード |
セット | 同じ数字(2~4枚) |
ラン | 同じスートで連続した数字(2~4枚) |
最初に選択した2枚のカードはワイルドカードとして、好きなカードとして出すことができます。(組み合わせに含めるのも可能)
シングルの場合も、どのカード(1~15)で出すかを選択します。
場札が”ある“場合
場札がある状態で手番が回ってきた場合、以下のいずれかを行います。
・カードを出す
・ターンをする
・ボムを出す
・パスをする
場のカードと同じ組み合わせ、同じ枚数でより強い数字のカードを出すことができます。
ランで同じ数字が被る場合、それぞれの最も強い数字を比較して強さを判断します。
カードの強さは、場に配置している潮カードの面で決まります。
ハイの場合は数字の大きい方が、ローの場合は数字の小さい方が強くなります。
自分のワイルドカード1枚を公開して手札に加え、潮カードと状態カードを裏返します。
これにより、潮カードは『ハイ⇔ロー』に変更されて強さが逆転し、状態カードは裏返されることで『ブロック面』になり、場が流れるまでターンされなくなります。
その後、強さが逆転された状態で通常のルールに従ってカードを出します。
(この時、ワイルドカードを使用することはできません)
状態カードが“ブロック面”の場合、このアクションは行うことが出来ません。
ボムカードには、現在使用できるボムの組み合わせ条件が書かれています。
(最初はAから始まり、ボムが使用されたら場が流れた際にB,C…と条件が変わります)
ボムの組み合わせ以外でカードが場に出されている場合、場のカードの組み合わせ・枚数・強さを無視してボムの組み合わせを出すことができます。
その後、出されたボムカードは場のカードとして扱って、ゲームが続行されます。
以下がボムカードの種類になっています。
A~Fまで順番に公開されていき、Fまでの次はまたAから開始されます。
ボム | 条件 |
---|---|
ボムカードA ラン2:同じスートの連続した数字のカード2枚 | |
ボムカードB セット2:同じ数字のカード2枚 | |
ボムカードC ラン3:同じスートの連続した数字のカード3枚 | |
ボムカードD セット3:同じ数字のカード3枚 | |
ボムカードE ラン4:同じスートの連続した数字のカード4枚 | |
ボムカードF セット4:同じ数字のカード4枚 |
カードが出せない/出したくない場合は”パス”を行い、参加カードを裏返して”OUT面”にします。(※BGAではパスしたプレイヤーは薄く表示されます)
パスしたプレイヤーは、場が流れるまで自分の手番はスキップされます。
プレイヤー1人を除いて全員がパスを行った場合、以下を実施します。
1. 場のカードを流す
現在、場に出ているカードが取り除かれます。
2. 参加カード、状態カードを元に戻す
各プレイヤーは参加カードを『IN面』に、状態カードは『チェック面』を上になるように裏返します。
3. 次のボムカードを公開する(※ボムが使用された場合)
ボムが使用された場合(場がボムの組み合わせの場合)、現在のボムカードを山札の下に送り、次のボムカードを公開します。
4. 残ったプレイヤーから次の手番を開始する
最後に残ったプレイヤーから次の手番を開始します。
ラウンド終了
誰か1人が手札を全て出し切った場合、その時点でラウンド終了となります。
以下の得点項目で得点計算が行われ、最も点数の低いプレイヤーから次のラウンドを開始する。
手札を全て出し切ったプレイヤー
手札を全て出し切ったプレイヤーは、3点を獲得する。
それ以外のプレイヤー
手札が残ったプレイヤーは、残ったカードの点の数が失点になります。
カード | 1 | 2~4 | 5~11 | 12~14 | 15 | ワイルド |
---|---|---|---|---|---|---|
失点数 | 3点 | 2点 | 1点 | 2点 | 3点 | 3点 |
ゲームの終了条件
以下の条件が満たされた時、ゲーム終了となります。
全部で4ラウンドが終了した場合
最も得点を獲得したプレイヤーが勝利です。
同点の場合は、手札を全て出し切った回数が多いプレイヤーが勝利となります。