遊び方

『パンデミック(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

『パンデミック(Pandemic)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

ボードゲームの基本情報
タイトルパンデミック(Pandemic)
特徴パンデミック(Pandemic)はMatt Leacockによってデザインされ、Z-Man Games, Inc.によって発行されたゲームです。
プレイ人数 1 - 4 人プレイ時間 19 分
ゲームデザイナーMatt Leacock複雑さ2
アートワークJ. Cappel, C. Hanisch, R. Moulun, C. Quilliams, T. Thiel戦略3
エディターZ-Man Games, Inc.4
発売日2008やり取り3

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

パンデミック(Pandemic)とは?

人類を救う力を持っていますか?熟練した疾病対策チームの一員として、4つの致命的な病気を抑えつつ、それらの治療法を発見しなければなりません。

あなたと仲間たちは世界中を旅し、感染症を治療しながら治療法のための資源を見つけるでしょう。あなたは個々の強みを活かして協力し、成功する必要があります。

アウトブレイクと流行が感染症を広める中、時間は刻一刻と迫っています。あなたは全ての治療法を見つけ出すことができるでしょうか?人類の運命はあなたの手にかかっています!

パンデミック(Pandemic)の遊び方

ゲームの準備

内容物

・プレイヤーコマ:各プレイヤーの現在位置を示すコマ
・ウィルスキューブ:都市に蔓延しているウィルスを表すキューブ(全4色)
・感染カード:カードに書かれた都市で、都市と同じ色のウィルス感染が広がる
・アウトブレイクマーカー:感染率トラックの上に置かれ、アウトブレイクが発生するたびに進行する
・感染レートマーカー:一度にひく感染カードの枚数

以下の3種は裏面が同じ「プレイヤーカード」となる。
・都市カード:治療薬の作成だけでなく、コマの移動や基地の作成にも使用できる
・イベントカード:使用する事でメリットの得られる特殊なカード
・エピデミックカード:引いたときに大規模な感染が発生してしまう危険なカード

準備

1. 役割を決める

各プレイヤーの役割を決める。(重複は無し)

2. プレイヤーカードの準備

エピデミックカードを除いたプレイヤーカードの山札から、プレイ人数に応じた枚数のカードを受け取る。(2人:4枚、3人:3枚、4人:2枚)

その後、残りのプレイヤーカードを使用するエピデミックカードの枚数と同じ数の山に均等に分け、それぞれの山にエピデミックカードを1枚ずつ入れてシャッフルして重ね、1つの山札にする。

3. プレイヤーコマと調査基地の配置

アトランタに調査基地を置き、プレイヤーコマを全員アトランタに置く。

4. 感染カードの準備、初期の感染都市にウィルストークンを配置

感染カードを9枚引く。最初の3枚の都市に都市の色と同じウイルスを3個ずつ置く。
同様に、次の3枚の都市に2個ずつ、その次の3枚の都市に1個ずつ置く。

引いた感染カードは全て捨て札置き場に置かれる。
(捨て札は公開情報となり、クリックすることで確認できる)

最初の画面は以下のようになります

ゲームの流れ

スタートプレイヤーからターンを開始する。以下の3つのステップを順番に行う。
各プレイヤーの手札の内容は公開されており、能力・イベントカードの使用に関しても相談して行うことが推奨される。

1. アクションステップ
2. 手札補充ステップ
3. 感染の処理ステップ

1. アクションステップ

アクションステップでは、4回まで以下のいずれかのアクションが行えます。
(役割によっては制限や条件が変更されたり、追加効果が発生する場合があります)

・移動
・調査基地の設置
・感染者の治療
・知識の共有
・治療薬の発見

手札にイベントカードがある場合、アクションを行なう前、または後に使用できます。
(※他プレイヤーの手番でも使用することが可能)

移動

4通りの移動方法がある。1回の移動につき1アクション必要になります。

❶白線で繋がった隣接する都市へ移動する
(※左右の端にある都市も繋がっています)
❷都市カードを1枚捨て、その都市へ移動する
❸自分のいる位置の都市カードを捨て、任意の都市へ移動する
❹調査基地がある都市から、別の調査都市がある都市に移動する

調査基地の設置

自分のいる位置の都市カードを捨て、その都市に調査基地を設置する。(※調査基地は初期配置を含めて、6ヵ所まで設置可能)

既に6ヵ所ある場合は他の都市からコマを移動して設置する。

感染者の治療

自分のいる都市から病原体コマを1つ取り除く。

対象の色の治療薬が発見されている場合、その都市にある同色のコマをすべて取り除く

対象の色の治療薬が発見されており、ボード上にその色のコマが無くなった場合は「根絶」となる。その色のウイルスは今後置かれなくなる。

知識の共有

自分のいる都市のカードを、同じ都市にいる相手に渡す。または、相手から受け取る。

治療薬の発見

調査基地にいる状態で「同じ色の都市カード」を5枚捨てる。
捨てた色の治療薬を作成できる。

基地がある都市と異なる色の治療薬でも作成できる

2. 手札補充ステップ

山札からカードを2枚引いて、手札に加えます。

引いたカードの内、エピデミックカードを引いてしまった場合、
そのエピデミックカードをゲームから除外して『エピデミック』の処理を行います。

手札が7枚を超えている場合は、7枚になるまで選んで捨てる。
(捨てる前にイベントカードを使用しても良い)

3. 感染の処理ステップ

『感染率トラック』に示された枚数分、山札から感染カードをめくって捨て札に置く。

感染カードに書かれている都市にウィルストークンを1個配置する。

同じ色のウィルスが4個以上になった場合、その都市で『アウトブレイク』が発生する。

ゲームの終了条件

勝利条件/敗北条件のいずれかを満たすと、勝利/敗北が決定してゲームが終了となります。

勝利条件

・4種類の治療薬を発見する

敗北条件

以下のいずれかを満たすと、その時点でゲーム終了となり全プレイヤーは敗北します。

・いずれかの色のウィルスキューブがストックからなくなり、配置できなくなった場合
・アウトブレイクが8回発生した場合
・プレイヤーカードの山札がなくなり、カードが引けなくなった場合

役割

役割能力
衛生兵
感染者の治療時に、その都市にある病原体コマのうち1色すべてを取り除く。
自分がいる都市に「治療薬が発見されている病原体」がある場合、アクションを消費せずに全て取り除ける。
また、自分がいる都市に治療薬が発見されている病原体コマが置かれることを防ぐ。
通信司令員
自分のターンに、「他のプレイヤーのコマ」を自分のコマと同じ要領で移動できる。
また、任意のプレイヤーのコマ1つを「他のプレイヤーのコマがある都市」へ移動できる。(1アクションを消費)
※他のプレイヤーのコマを移動する場合は、そのプレイヤーの許可が必要
作戦エキスパート
都市カードを消費せずに、自分がいる都市に調査基地1つを設置する。(1アクションを消費)
いずれかの都市カードを捨て札にして、調査基地のある都市から好きな都市へ移動する。(各ターンに1度のみ、1アクションを消費)
科学者
科学者は同一の色のカード4枚で、治療薬を発見することが出来る。
研究者
自分の手札の都市カード1枚を、同じ都市にいるプレイヤーへ渡す。(1アクションを消費)
※自分がいる都市以外のカードも渡すことができる
危機管理官
捨て札にあるイベントカード1枚を確保し、再度使用可能にする。(1アクションを消費)
確保したイベントカードは、使用したらゲームから取り除く。
イベントカードは1枚しか確保することができないが、そのイベントカードは手札の枚数には含まれない。
検疫官
自分がいる都市と、その都市に隣接するすべての都市に病原体コマが置かれることを防ぐ。(アウトブレイクも防ぐ)

イベントカード

イベント効果
政府の援助
調査基地1つをいずれかの都市に置く(都市カードを消費しない)
空輸
自分か他プレイヤーのコマ1個をいずれかの都市に移動させる。
※他プレイヤーのコマを移動させる場合、そのプレイヤーの許可を得ること
予測
感染カードの山札の上から6枚のカードを見る。それらを好きな順番で感染カードの山札の上に戻す。
静かな夜
次の「感染の処理」ステップを省略する(感染カードを引かなくてよい)
人口回復
感染カードの捨て札からカードを1枚選び、ゲームから取り除く。
このカードはエピデミック時の「感染」と「度合いの増加」の間に使用することができる。
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くり坊
Web系フリーランスエンジニア