『イワリ(Iwari)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | イワリ(Iwari) | ||
特徴 | 人類はまだ誕生したばかりで、森、ツンドラ、沿岸、氷河、砂漠に点在する部族の中で生活しています。イワリには、巨大な群衆も、大陸規模の文明も存在していません。 各部族は祖先の故郷を離れ、他の部族と出会い、知識や文化、知恵を交換しながら、広大な未開の地を開拓してきました。 | ||
プレイ人数 | 2 - 5 人 | プレイ時間 | 31 分 |
ゲームデザイナー | Michael Schacht | 複雑さ | 2 |
アートワーク | Mateusz Mizak | 戦略 | 4 |
エディター | ThunderGryph Games | 運 | 1 |
発売日 | 2020 | やり取り | 2 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
イワリ(Iwari)とは?
名作エリアマジョリティゲーム『王と枢機卿』のリメイク作品。
地図上のバイオーム(エリア)とスペース(マス)に、より高得点が取れるようコマを配置する。
人類はまだ誕生したばかりで、森、ツンドラ、海岸、氷河、砂漠に点在する部族で暮らしています。イワリには、大勢の人が集まっているわけでも、大陸規模の文明があるわけでもありません。
各部族は先祖代々の故郷を離れ、広大な未開の地を探検し、他の部族と出会い、知識や文化、知恵を交換していきました。
プレイヤーは異なる部族を代表して、旅をしながら5つの異なるタイプの領土に集落を拡大し、自分たちのアイデンティティを確立しようとします。
イワリ(Iwari)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・ゲームボード
ゲームボードには2つの面があり異なるマップが描かれている。
(どちらでプレイするかはゲームオプションで指定可能)
マップは「赤、緑、青、黄、オレンジ」のバイオーム(エリア)に別れていて、「四角で囲まれた数字」の書かれた同盟ラインによって他のバイオームと隣接する。
それぞれのバイオームは複数のテントスペースと1つのトーテムスペースを持ち、テントスペース同士は道で繋がっている。
・テントコマ
テントスペースに置かれる駒。
ゲーム開始時、プレイヤーごとに自分の色のテントコマを20個持つ。
・トーテムコマ
トーテムスペースに置かれる駒。
ゲーム開始時、プレイヤーごとに自分の色のトーテムコマを8個持つ。
・バイオームカード
合計57枚
・ツンドラ(赤) 13枚
・森(緑) 12枚
・氷河(青) 11枚
・海岸(黄) 11枚
・砂漠(オレンジ) 10枚
5人プレイでは全てのカードを使う。
4人プレイでは各色1枚抜き、2/3人プレイでは各色2枚抜く。
・山岳トークン
山岳トークンが同盟ライン上に配置された場合、バイオーム間の隣接関係が無効化される。
隣接関係が無効化されている場合、トーテムによる得点が得られない。
同盟ラインには、山岳アイコンが描かれたラインが存在する。
(大きさは1から4まで、各2ヵ所ずつ)
「6-(プレイ人数)個」の山岳アイコンをボード上に配置する。大きさ1から配置し、2ヵ所のどちらに置かれるかはランダムとなる。
例:4人プレイの場合、大きさ「1~2」の山岳アイコンが対象になる
準備
1. 各プレイヤーに「テント20個とトーテム8個」を配る。
2. 山岳トークンをボード上に配置する。
3. 山札から各プレイヤーに手札3枚を配る。山札から4枚めくり、山札の横に場札として並べる。
最初の画面は以下の通りになります
ゲームの流れ
各プレイヤーは順番に以下のいずれかのアクションを行ないます。
・カードの交換する
・コマを配置する
アクション終了後、手札が3枚になるまで「山札か場札」から獲得する。
その後、場札を4枚になるよう補充する。
山札が無くなった場合、1度目は『中間決算』を行い、2度目は『ゲーム終了』となります。(※いずれかのプレイヤーがテントを全て配置した場合も『ゲーム終了』となります)
カードの交換する
手札から『バイオームカード』を1枚を捨て、『山札』または『場札』からカードを1枚引きます。
コマを配置する
手札から最大3枚のカードをプレイし、ボード上に『テント/トーテムコマ』を配置する。
(プレイしたカードは捨て札置き場に置かれる)
・カードに記されているマークと同じバイオームに配置しなければならない。
※同種のカードを2枚プレイする事で任意のカード1枚の代わりとする事ができる
・複数のカードを使用し、コマを2つ配置しても良い
(テント・トーテムの組み合わせは自由)
【条件1】そのエリアに誰もコマを配置してない場合、1つのコマしか置けない
【条件2】同じ手番でコマを2つ置く場合、同一エリア内に置かなければならない
・テントは該当スペースに対し、全プレイヤー合わせて1つしか置くことができない。トーテムは同じスペースに重ねて置くことが出来る。
・同じスペースに置けるトーテムの数は、全プレイヤー合わせて「そのエリアに最も多く置かれたプレイヤーのテント数」まで
中間決算
最初に山札が尽きた場合、『中間決算』を行います。
(※中間決算ではトーテムの数は参照されない)
■ 配置した『テント』の得点計算
エリアごとのテントの数を比較し、勝利点を獲得する。
最多:そのエリアに置かれた全プレイヤーのテント数に等しい得点
2位 :最も多くテントを置いたプレイヤーのテント数に等しい得点
3位 : 2番目に多くテントを置いたプレイヤーのテント数に等しい得点
4位 : 3番目に多くテントを置いたプレイヤーのテント数に等しい得点
5位 : 4番目に多くテントを置いたプレイヤーのテント数に等しい得点
同数の場合はどちらも該当プレイヤーとなる。
中間決算後、捨て札をリシャッフルして新しい山札を作り、次のターンを始める。
ゲームの終了条件
最終決算は、2度山札が尽きるか、どちらかのプレイヤーがテントを全て配置した時に行う。
最も勝利点を稼いだプレイヤーの勝利。
タイブレークは、該当プレイヤーの中で未使用のテントとトーテムの合計が多いプレイヤーの勝利。
得点計算方法
■ 配置した『テント』の得点計算
中間決算で行ったテント数の比較を同じルールで行い、再度勝利点を獲得する。
■ 配置した『集落』による得点
各陣営のテントが道を経由して「4つ以上」つながっていたら、その一群を集落としてあつかう。※集落は一筆書きでつながっていなくてもよい
それぞれの集落で、テント数に等しい勝利点(5つなら5点)を得る。
■ 配置した『トーテム』による得点
ボード上の同盟ラインを1から順番に確認する。
※山岳トークンが置かれた場所については飛ばす
同盟ラインの両側の各エリア両方のトーテムが最多だった(タイも含む、0は対象外)プレイヤーは、該当2エリアにある全プレイヤーの合計トーテムコマ数に等しい勝利点を得る。対象プレイヤーが複数いる場合は該当プレイヤー全員が得点する。
2人プレイ用ルール
2人プレイの場合、ゲーム中、プレイヤーは第3の部族を共有する。
各手番で通常の行動を行った後、新しいカードを引く前に第3の部族としてのターンを行う。
これは、自分の手番後に手札に残っているカードのうち、少なくとも1枚を使って行う。
もしプレイヤーが第3の部族としてプレイできるカードを持っていない場合、第3の部族のターンは行われない。
第3の部族も他のプレイヤーと同様に勝利点を蓄積し、第3の部族が勝利した場合、両プレイヤーはゲームに敗北する。
変更可能ルール
マップ
マップを変更することで、遊べるゲームボードを変更することができます。
設定できるのは、『ランダム』または各ボードの指定を行うことが出来ます。
■ ニューホライゾン
■ バストランド
■ 浮遊大陸
同盟ラインは集落を作成するための道としても機能する。
■ 氷の大地
同盟ライン1と11は同じエリアを接続する(それぞれについてトーテムの得点計算を行う)。
■ ロングロード
最終決算時、紫色の道に配置されたテントを、その道があたかもエリアであるかのように得点計算する。
初期手札
『初期手札』の設定を変更することで、最初に配られる手札を設定することができます。
■ ランダム(通常ルール)
プレイヤーはランダムに3枚のカードを持ってゲームをスタートする。
■ 保証付きワイルドカード
プレイヤーは同じ色のカードを少なくとも2枚持ってスタートする。
■ ドラフト
手札を配る前に、山札から4枚公開する。
その後、ラストプレイヤーから順に、すべてのプレイヤーは山札または場札からカードを3枚引く。
遠征カード
『遠征カード』の設定をONにした時、遠征カードが追加されます。
遠征カードに描かれているミッションを達成した最初のプレイヤーは、カードの右下にある最初の円(点数の高い方)に表示されている得点をすぐに得ることができます。
同じ遠征を達成した2番目のプレイヤーは、すぐに2番目の円(点数の低い方)に評されている得点をすぐに得ます。
3番目以降の他のプレイヤーはその遠征を達成することはできなくなる。
偉業
偉業を設定することで『偉業コマ』が追加されます。
特定の条件を満たすことで、各得点計算にボーナスが得られる『偉業コマ』を配置する権利を得る。権利なので行使しなくてもいい。
1ターンに複数の偉業を達成した場合、複数の偉業コマを配置可能。
偉業コマが置かれたエリア(またはライン)は「テント数による得点」や「トーテムによる得点」の得点倍率が【1+置かれた偉業コマ数】になる(例:2つの偉業コマが置かれたエリアはテントの得点が3倍)。
コマ | 偉業名 | 条件と効果 |
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団結 | 集落を1番目に作ったプレイヤーと2番目に作ったプレイヤーが置く権利を得る。該当集落があるエリアのいずれかのエリアに置ける。これはテント数の得点計算時に倍率を上げる。 | |
発見 | いずれかのエリアの最後のマスにテントを置いた1番目のプレイヤーと2番目のプレイヤーが置く権利を得る。最後のマスを埋めたエリア以外のエリアに置ける。これはテント数の得点計算時に倍率を上げる。 | |
栄誉 | 山岳トークンのない陸の同盟ラインの両側のエリアにトーテムを置き、両側のエリアそれぞれについて最多のトーテムを置いている(タイも含む)。これは1番目に達成したプレイヤーが、その同盟ラインに偉業コマを置き、トーテムによる得点の倍率が上げる。 | |
畏敬 | 山岳トークンのない海の同盟ラインの両側のエリアにトーテムを置き、両側のエリアそれぞれについて最多のトーテムを置いている(タイも含む)。これは1番目に達成したプレイヤーが、その同盟ラインに偉業コマを置き、トーテムによる得点の倍率が上げる。 |