『ドラゴンイヤー(In The Year of the Dragon)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
---|---|---|---|
タイトル | ドラゴンイヤー(In The Year of the Dragon) | ||
特徴 | ドラゴンイヤーはStefan Feldによって作られ、Aleaから公開されているゲームです。 プレイヤーは西暦1000年頃の中国の支配者となります。ゲームは12ラウンド(12ヶ月)あり、悪化しているように見えます。 モンゴル人の襲撃、流行り病、干ばつは人々の命を奪うかもしれませんが、それでも皇帝に敬意という名のお金が必要であることを意識しておいてください。 ゲームは思ったより簡単です。 すべてのプレイヤーは「人物」カードのセットを持っています。 ラウンドごとに、1つのアクション(そのほとんどはワーカーを置いた箇所の能力を必要とします)を選択して、今後数か月の準備に役立てます。次に、1枚の人物カードをプレイし、その人物を雇用して、あなたの宮殿に配置します。一人一人が異なるスキルと能力を持っていて、あなたが一年間を乗り切るのを助けてくれます。(農民は干ばつを乗り切るために必要な米を手に入れるのを手伝ったり、徴税人はお金を集めたりなどです。)各ラウンドの終わりに、その月のイベントが発動されます。 慎重な計画は「ドラゴンイヤー」で生き残るための鍵となりますが、生き残るだけではゲームに勝てないでしょう。 | ||
プレイ人数 | 2 - 5 人 | プレイ時間 | 21 分 |
ゲームデザイナー | Stefan Feld | 複雑さ | 3 |
アートワーク | Harald Lieske, Michael Menzel | 戦略 | 4 |
エディター | alea | 運 | 1 |
発売日 | 2017 | やり取り | 1 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
ドラゴンイヤー(In The Year of the Dragon)とは?
ドラゴンイヤーはStefan Feldによって作られ、Aleaから公開されているゲームです。
プレイヤーは西暦1000年頃の中国の支配者となります。ゲームは12ラウンド(12ヶ月)あり、悪化しているように見えます。 モンゴル人の襲撃、流行り病、干ばつは人々の命を奪うかもしれませんが、それでも皇帝に敬意という名のお金が必要であることを意識しておいてください。
ゲームは思ったより簡単です。 すべてのプレイヤーは「人物」カードのセットを持っています。 ラウンドごとに、1つのアクション(そのほとんどはワーカーを置いた箇所の能力を必要とします)を選択して、今後数か月の準備に役立てます。次に、1枚の人物カードをプレイし、その人物を雇用して、あなたの宮殿に配置します。一人一人が異なるスキルと能力を持っていて、あなたが一年間を乗り切るのを助けてくれます。(農民は干ばつを乗り切るために必要な米を手に入れるのを手伝ったり、徴税人はお金を集めたりなどです。)各ラウンドの終わりに、その月のイベントが発動されます。
慎重な計画は「ドラゴンイヤー」で生き残るための鍵となりますが、生き残るだけではゲームに勝てないでしょう。
ドラゴンイヤー(In The Year of the Dragon)の遊び方
ゲームの準備
■ イベントタイルを12枚配置する
平和のイベントタイル2枚を左側に配置し、右側にランダムで配置します。
この12枚のイベントタイルが各ラウンドに該当します。
■ 人物タイルを配置
同じ『人物タイル』を重ねて、同じ種類を縦に並べて配置します。
(大きい数字の人物タイルが下になります)
■ 各プレイヤーの準備
・『宮殿タイル』を4枚受け取り、2階建ての宮殿を2つ作ります。
・お金6元と規定の人物カード11枚とワーカー用のドラゴンも受け取ります。
■ 自分の宮殿に人物カードを2枚配置
自分の宮殿に人物カードを2枚配置します。
人物タイルは、違う種類のタイルを2枚、人物タイルの列から取ります。
このとき、上下並んだタイルは上の段の人物タイルしか取ることはできません。
他のプレイヤーが取った人物タイルと同じ組み合わせの人物タイルは取れません。
各宮殿は、その階数を超える人物カード数を配置できません。
階数の最大は3階までです。
人物タイルを自分の宮殿の下に配置したら、ただちに自分の手番ポイントマーカーを、その人物タイルに書かれている数字分進めます。
すでに他のプレイヤーの手番ポイントマーカーがあるマスまで進んだら、その上に重ねて置くようにします。
最初の画面は以下のようになります
ゲームの流れ
各ラウンドは以下の流れで行われます。
1. アクションフェイズ
2. 雇用フェイズ
3. イベントフェイズ
4. 得点計算フェイズ
1. アクションフェイズ
手番マーカーが進んでいるプレイヤーから順に行います。
(同じところにある場合はマーカーが上のプレイヤーが優先)
まず、アクションタイルのグループひとつを選び、その上に自分のドラゴンを置きます。そして、そのグループにあるアクションひとつを選び実行します。
すでに少なくともひとりのプレーヤーのドラゴンが置かれているアクションタイルのグループを選んだ場合は、ストックに3元の支払いが必要です。
自分のドラゴンも配置せず、アクションも行わず、このフェイズを完全に行わない場合は、所持金を3元にまで増やすことができます。3元獲得できるというわけではありません。
アクション | 効果 |
---|---|
建設 宮殿タイル1つを建設+大工の金槌マーク1つにつき追加で1タイル建設。すでにある宮殿に増設する場合、高さの限界は3階まで。新しく横に宮殿を作る場合、その数に限りはありません。 | |
収穫 1米チップ獲得+農夫の米袋マーク1つにつき1米チップ獲得。 | |
花火 1花火チップ獲得+花火師の花火マーク1つにつき1花火チップ獲得。 | |
軍事パレード 1マス手番マーカー進める+軍人の鉄兜マーク1つにつき1マス進める。 | |
研究 1点獲得+学者の本マーク1つにつき1点獲得。 | |
特権 2元支払うことでドラゴン1体が描かれた特権タイル、もしくは6元(オプションで7元になっている場合もある)でドラゴン2体が描かれた特権タイルを獲得。 | |
税金 2元獲得+税収吏のコインマーク1つにつき1元獲得。 |
2. 雇用フェイズ
各プレイヤーは手番ポイントマーカーの順番でこのフェイズをプレイします。
(軍事パレードにより順番が変わっていることがあります)
人物カードを1枚捨て札にして、対応する人物タイル(農夫・学者・軍人・花火師・医師・僧侶・踊り子・税収吏・大工)を取り、自分のいずれかの宮殿の下に置きます。
「?」が描かれた人物カードを出した場合には、任意の人物タイルを取ることができます。
宮殿にいるいずれかの人物タイルを1枚捨て、その宮殿に置きます。
(※空いている宮殿があるならそちらに優先して置く必要があります)
すでに自分の宮殿が満員で、宮殿にいる人物タイルを捨てたくない場合には、獲得した人物タイルをそのまま捨てることもできます。ただし、その場合はこの人物タイルにより手番ポイントマーカーを進めることはできません。
獲得した人物タイルに書かれた数字分、手番ポイントマーカーを進めます。
すでに人物タイルが残っていない人物カードを出した場合は、なにも獲得できません。
最終ラウンドは、このフェイズは行われません(人物カードが残っていません)。
3. イベントフェイズ
各ラウンドに該当するイベントタイルの効果を実施します。
タイル | 効果 |
---|---|
平和 最初の2ラウンドに登場。何も起こりません。 | |
王への貢 4元支払う。お金が不足している場合には、1元につき1枚任意の人物タイルを破棄。 | |
干ばつ 人物タイルが置かれている宮殿1つに付き(階数は関係ない)、米チップを1個支払う。不足する場合は、不足する分の宮殿より任意の人物タイルを1枚ずつ破棄。 | |
祭り 最も多くの花火チップを持つプレーヤーが6点、2位が3点獲得(1位が複数いても、各6点。その場合でも2位が3点獲得)。そして、これらのプレーヤーは持っている花火チップの半分をストックに戻します(端数は切り上げ)。 | |
モンゴルの襲来 自分の宮殿にいる軍人の鉄兜の数だけ、得点マーカーを進めます。そのあとで、鉄兜の数が一番少ない全てのプレーヤーは、任意の人物タイルを1枚破棄。 | |
疫病 任意の人物タイルを3枚破棄。ただし、医者の人物タイルがあれば、そこに描かれた乳鉢の数分破棄枚数を軽減。 |
■ イベント終了時の宮殿の衰退
イベント終了後、宮殿で人物タイルがまったく置かれていない宮殿がある場合は、そこから1階分の宮殿タイルを取り、ストック戻します。
もともと1階分しかない宮殿の場合は、宮殿そのものがなくなります。
4. 得点計算フェイズ
ラウンド終了時加算ポイント
・宮殿1つに付き1点(階数、置かれている人物タイルの数は関係ない)。
・踊り子の扇子に描かれているドラゴン1体につき1点。
・特権タイルに描かれているドラゴン1体につき1点。
ゲームの終了条件
全12ラウンドが終了した時、ゲーム終了となります。
以下の得点を追加し、最も得点を獲得しているプレイヤーが勝利となります。
同点の場合は、手番ポイントマーカーが進んでいる方を勝者とします。
得点計算方法
・自分の宮殿にいる人物タイル1枚に付き2点。
・それぞれの僧侶につき「僧侶に描かれている仏像の数×その僧侶のいる宮殿の高さ」点。
・米チップと花火チップは1枚に付き2元に換金し、お金3元に付き1点。