『シークレットムーン(Secret Moon)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | シークレットムーン(Secret Moon) | ||
特徴 | シークレットムーンはカナイ セイジ氏が人狼のようなチーム推論ゲームに挑戦した、ラブレターの続編です。 同じジャンルの他のゲームとは異なり、シークレットムーンのプレイヤーは話したり議論したりしません。推論は、各プレイヤーが利用できる限られた行動セットに基づいて行います。 | ||
プレイ人数 | 5 - 8 人 | プレイ時間 | 23 分 |
ゲームデザイナー | Seiji Kanai | 複雑さ | 2 |
アートワーク | Noboru Sugiura | 戦略 | 3 |
エディター | Kanai Factory | 運 | 3 |
発売日 | 2014 | やり取り | 2 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
シークレットムーン(Secret Moon)とは?
姫陣営(姫・旅人・僧侶)と大臣陣営(大臣・兵士)のチームに別れ、それぞれのチームに定められている特定の勝利条件を目指します。
お互いの正体が最初は隠匿されている、正体隠匿系ゲームです。
シークレットムーン(Secret Moon)の遊び方
ゲームの準備
各プレイヤーに、役職が書かれた「人物カード」と数字が書かれた「行動順カード」を1枚ずつ裏向きに配ります。
「姫」と「旅人」同士はお互いの役職を知っていますが、それを除いて全プレイヤーの役職は隠匿されます。
※プレイ人数が8人未満の場合、不足する分、中央に「人物カード」のみが置かれます
ゲームの流れ
各プレイヤーは『行動順カード』に書かれた順番でアクションを1回ずつ行います。
(※『行動順カード』は、自分の手番になった時に公開する)
1. 観察
2. 質問
3. 指名
4. 隠れる/かばう
5. 妨害
6. 捕獲
7. パス
全プレイヤーの手番が終了したら1ラウンド終了(全3ラウンド)になります。
次のラウンドに移り『行動順カード』を配り直します。
※ラウンド中に「行動不能」になったプレイヤーは、そのゲーム中は手番を行うことができなくなります。
1. 観察
他プレイヤーの人物カードまたは中央にある人物カード1枚を確認します。
確認したカードは、目印として『目のマーカー』が配置されます。
2. 質問
他プレイヤー1人を指定し、そのプレイヤーに「そこにいるのは何者か?」と質問する。
質問を受けたプレイヤーは役職ごとに以下の返事を行い、マーカーが配置されます。
役職 | 返事 | 配置されるマーカー | |||||
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姫 | 旅人 | 盗賊 (オプション) | 何もしゃべらない。 | ||||
大臣 | 「バカもん!わしは大臣じゃ!」 | ||||||
僧侶 | 兵士 | 「やぁ、ご同輩!」 |
3. 指名
他プレイヤーの人物カード1枚を指定し、その役職を宣言する。
「宣言を受けたプレイヤー」の人物カードが公開される。
「宣言をしたプレイヤー」の人物カードが公開される。
(すでに公開されている場合は、何も起こらない)
4. 隠れる/かばう
ラウンドが終了するまで、指定されたプレイヤー1人(自分でもよい)は全てのアクションの対象として選ばれない。(※このアクションは第3ラウンドでは実行できません)
アクションを行ったプレイヤーが「行動不能」になったとしても、ラウンド中は効果が継続する。
5. 妨害
※この行動を実行したプレイヤーは「行動不能」となり、人物カードも公開されてしまう。
1.未行動のプレイヤー1人を指定し、行動順カードを捨てさせる。
(捨てさせられたプレイヤーは、そのラウンドの行動ができない)
2.このラウンド中に「パス」を実行したプレイヤーを指定し、行動順カードを捨てさせる。
6. 捕獲
※兵士はこのアクションを実行できない。
(オプションルールでの「盗賊」に対しては可能)
「公開」状態の人物カードを指定し、そのプレイヤーを捕獲します。
捕獲されたプレイヤーは『行動不能』となります。
7. パス
今回のラウンドでは、何も行いません。
その代わり、次のラウンドで使用する『行動順カード』を『捨て札山』から1枚自由に選ぶことができる。
もし、確保した行動順カードが『妨害』アクションによって捨てさせられた場合は、通常通りに行動順カードが配られます。
ゲームの終了条件
3ラウンドが終了するか、どちらかのチームが勝利条件を満たした時点で1ゲームが終了します。
規定回数のゲーム数(通常は3。オプションで5)を行い、最も多くの勝利点を得たプレイヤーが勝者となります。
役職と勝利条件
姫陣営
【勝利条件】
・大臣を「行動不能」にする
(ex.「公開」状態の大臣に対し、「捕獲」アクションを行う)
・大臣陣営が勝利せず、第3ラウンドが終わる
【役職】
カード | 名称 | 枚数 | 説明 |
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姫(princess) | 1枚 | 行動不能になると負けます。 旅人と共に公開されても負けです。 | |
旅人(wonderer) | 1枚 | 行動不能になっても負けにはなりません。 しかし、姫と共に公開されると負けてしまいます。 | |
僧侶(priestess) | 1枚 | 兵士のフリをする姫陣営。勝利条件には直接関わらないので、思い切ったこともできます。 |
大臣陣営
【勝利条件】
・姫を「行動不能」にする
(ex.「公開」状態の姫に対し、「捕獲」アクションを行う)
・姫と旅人の両方が「公開」される
【役職】
カード | 名称 | 枚数 | 説明 |
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大臣(minister) | 1枚 | 行動不能になると負けます。 「質問」の返事で大臣だとわかってしまうので、バレたら兵士に守ってもらいましょう。 | |
兵士(guard) | 4枚 | 公開されると行動不能になります。 「捕獲」は行えません。 |
盗賊陣営(オプション)
【勝利条件】
・他陣営が勝利条件を満たした際、自分が「行動不能」でない
(※本来の勝利チームの勝利は無効になる)
【役職】
カード | 名称 | 枚数 | 説明 |
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盗賊(thief) | 1枚 | 「質問」に対して、姫や大臣のフリをした回答が可能です。 「捕獲」と「隠れる/かばう」は行えません。 臨機応変に、ゲーム終了まで残りましょう! ※盗賊がNPCの場合、盗賊陣営は勝利チームになりません。 |