遊び方

『アミティス(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

『アミティス(Amyitis)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

ボードゲームの基本情報
タイトルアミティス(Amyitis)
特徴アミティス(Amyitis)はCyril Demaegdによってデザインされ、Ystariによって発行されたゲームです。
プレイ人数 2 - 4 人プレイ時間 57 分
ゲームデザイナーCyril Demaegd複雑さ3
アートワークArnaud Demaegd戦略3
エディターYstari1
発売日2004やり取り1

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

アミティス(Amyitis)とは?

アミティス(Amyitis)はCyril Demaegdによってデザインされ、Ystariによって発行されたゲームです。

アミティス(Amyitis)の遊び方

ゲームの準備

● 2枚のゲームボードをテーブルの中央に置きます。隊商トークンをメソポタミアボードのバビロニアのマスに置きます。プレイ人数に対応したアミティスカードをボードの横に置きます。

● タレント、中立駒、ラクダトークン、資源トークンをそれぞれまとめてボードの横に置き、共通ストック(以下「ストック」)とします。

● 両面が品質2の植物カードをコルサバードに置きます。他の3枚の植物カードをエシュヌンナ、ウル、マリにランダムに置き、品質1 の面を表向けます。

人物カードをよく混ぜ、裏向きの山にしてボードの横に置きます。王宮カードを種類ごとに分け、表向きにしてボードの横に置きます。ワインを除く各種類の資源トークンを1枚ずつストックから取り、レベル2の各隊商カード上に1枚ずつランダムに置きます(余った資源トークンはストックに戻します)。

● 庭園タイルを品質ごとに分けてよく混ぜます。品質1のタイル7枚を庭園の第1階層に、品質2のタイル5枚を第2階層にランダムに置きます。品質3のタイルのうち、価値 10 のタイル ( 裏面が青いタイル ) を第4階層に置き、3枚を第3階層にランダムに置きます。
余ったタイルを 箱に戻し、ゲームから除外します。

● 2人プレイ時:次ページの図で※印のついているマスは使用しません。この3マスには庭園タイルを置きません。

● 各プレイヤーは1色を選び、その色の駒すべてと4タレント、ラクダトークン1枚、レベル0の隊商カード1枚を取ります。プレイヤーは名声点マーカーを名声点トラックの0のスペースに置きます。任意の方法でスタートプレイヤーを決め、そのプレイヤーはスタートプレイヤーカードを持ちます。

ゲームの流れ

各ラウンドは以下の流れで行われます。

1. 準備フェイズ
2. アクションフェイズ
3. 終了フェイズ

1. 準備フェイズ

■ 人物カードの準備

全人物カードを混ぜ以下のように準備する。

・2人プレイ: 1組3カードを2セット
・3人プレイ: 1組3カードを3セット
・4人プレイ: 1組3カードを4セット

3枚横に並べその下に同じように3枚横に並べをセット分作る。

■ 収入を得る

銀行カードに示された収入を得ます
(1金, 2金, または2金と2VP)

2. アクションフェイズ

アクションフェイズでは、スタートプレイヤーから時計回り順に、各プレイヤーは1回ずつ、以下のアクションから1つを選んで実行します。

これを全プレイヤーがパスするまで繰り返します。

・パス
・雇用
・隊商の移動

■ パス

キューブをパス枠に置きます。その後他プレーヤーが手番実行し自分の番が回ってくる毎に1金を得ます。

■ 雇用

カードセットから人物を雇用します。
セット内の最初の人物は無料です。購入した人物カードは裏返しします。

雇用する横の列の裏返しの枚数分だけ雇用コストがかかります。
つまり横列の2人目が1金、3人目が2金です。

『商人』を雇用した場合

『商人』を雇用した場合、『ラクダトークン』を1枚獲得できます。

※『ラクダトークン』は、『隊商トークン』を移動する際に必要になります。

『技師』を雇用した場合

庭園の灌漑路にキューブを1つ置き2VPを得る。キューブの置く場所は川(4×4マスの下側と右側に隣接している)から建設済み灌漑路を通って繋がっていなければなりません。


もうキューブを置く場所がない時に選んでも2VPも貰えないので注意。

『神官』を雇用した場合

寺院の請願者の列の1つにキューブを置きます。キューブは一番左に置き既存のキューブを右に押し出します。(寺院の効果はフェイズ3で処理されます)

『小作農』を雇用した場合

キューブを畑の列のどちらかに左詰めで置き、マスに示されている資源トークン1枚を取ります。

一番右側の資源はワインで、これはどの資源としても扱えるいわゆるオールマイティ資源です。ワインを入手した場合、その列で単独で最も多くのキューブを置いているプレーヤーは庭師カードを入手します。

同率首位の場合は誰も庭師カードを入手しません。庭師は全部で4枚。プレイヤー全体で4枚を超えての入手はできません。列が埋まったらそれらのキューブを取り除きます。

■ 隊商の移動

『隊商トークン』を時計回りに移動させます。この時、進むマス分ラクダトークンを支払う必要があります。後述のラクダ乗りカードがあれば移動可能距離が増えます。

隊商はプレーヤーがコストを支払えないマスに移動することはできません。

ラクダ乗りカードレベルに応じて移動できる範囲が広がります。

レベル1で1回の移動で+2。
レベル2で1回の移動で+4。

例:レベル1ラクダ乗りを持っていると1・2・3進むのに1ラクダ、4進むのに2ラクダ、5進むのに3ラクダ・・・・。レベル2ラクダ乗りを持っていると1・2・3・4・5進むのに1ラクダ、6進むのに2ラクダ・・・。

バビロンに移動した場合

資源トークン1枚:3名声点+灌漑路に駒1個配置
資源トークン2枚:6名声点+灌漑路に駒1個配置

※この灌漑路に駒1個配置による(技師雇用のような)2VPは得ません。

ある都市では宮廷を拡張するのと同様に銀行カードやラクダ乗りカードを入手できる。リソースを支払いこれらをアップグレードする。

アップグレードには参加プレイヤーに応じて入手できる枚数が決まっているので注意すること。宮殿カードはその場でVPを獲得。銀行家カードは各ラウンド開始時にお金(レベル3はそれと2VP)獲得。

ラクダ乗りカードは前述の通り、レベル1で1回の移動で進める距離が2増える。レベル2で1回の移動で進める距離が4増え、更に最大資源保有数がに増える。

また、レベル2ラクダ乗りカードを獲得した時、カード上に示された資源を1つ得る。

植物を植える場合

4つの都市では植樹をする。

空中庭園では4つのレベルがあり、レベル1の植物は最初レベルの庭園のみで植樹が可能です。

※16個あるマスの下側と右側の7つがレベル1・これを除く下から2段目と右から2段目の5つがレベル2・左上の10点のマスがレベル4・これら以外の3つがレベル3。

※レベル3の正方形4色に色分けされたボーナスの意味は、ラクダ乗り・銀行家・宮殿・庭師の獲得の4つから1つ選択(下図参照)。

 4321
 3321
 2221
 1111

レベル2の植物は下位のレベルの庭園に植えてもよい。

庭師カード1枚ごとに植物の品質レベルを1アップさせます。使われた庭師カードはストックに戻す。

レベル4の空中庭園にはレベル3の植物を植えることができる。

植物を植えたプレーヤーは該当する庭園タイルを受け取り、その上に記述してある報酬を得る。

タイルが取り除かれる際にタイル周辺の灌漑路に最も多くキューブを置いているプレーヤーは使用された植物レベルと同等のVPを得る(庭師で増えた分は加算しない)。同率の場合はこのVPは得ない。

取り除かれたタイル周辺に未完成の灌漑路がある場合は中立キューブを置く。

3. 終了フェイズ

そのラウンドのラストプレーヤー(最後にパスしたプレイヤーではなく、スタートプレイヤーから最も遠いプレイヤー)が寺院の処理をします好きな寺院に1つ自分のキューブを置き、他の2つの寺院に中立キューブを置く。

■ 各寺院の報酬

寺院は置かれたキューブ数が1位と2位のプレーヤーに報酬をもたらします(中立駒はカウントしません)。同数の場合は、より列の右に配置しているプレーヤーが優先となります。

各寺院名称
イシュタル
1位:ラクダトークン1枚か1金
2位:1位が選ばなかった方
マルドゥク
1位:2VP
2位:1VP
タモーズ
1位:小作農雇用ルールに従って、畑から資源を1つ得る。
(庭師の獲得も適用)
2位:任意の資源1つを別のワイン以外の資源と交換できる。
■ 資源を保管

隊商カードレベルに応じで資源を保管する。超過した資源は捨てなければなりません。

【レベル0,1】:資源2まで保管
【レベル2 】:資源4まで保管

スタートプレーヤーを移動させ次のラウンドへ

ゲームの終了条件

2人プレイ時:残りの庭園タイルが3枚以下になったとき、そのラウンド終了時ゲーム終了
3,4人プレイ時:残りの庭園タイルが4枚以下になったとき、そのラウンド終了時ゲーム終了

持っている庭園タイルの枚数に応じて得点します

5VP10VP
2人プレイ時5,6枚:5VP7枚以上:10VP
3人プレイ時4,5枚:5VP6枚以上:10VP
4人プレイ時3,4枚:5VP5枚以上:10VP

手元の資源トークン1枚につき1VP

最も多くのVPを獲得したプレイヤーが勝者

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くり坊
Web系フリーランスエンジニア