遊び方

『アズール:デュエル(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

『アズール:デュエル(Azul Duel)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

ボードゲームの基本情報
タイトルアズール:デュエル(Azul Duel)
特徴宮殿の壮大な天井を飾りましょう。天井は昼と夜のどちらがより美しく見えるでしょうか? アズール:デュエル(Azul Duel)では光と闇、正反対のものを互いに戦わせることができます。 この2人用ストラテジーゲームは、元祖アズールの純粋さと優雅さを維持しながら、タイルを配置するパターンを決定し、そのパターンを完成させるためにタイルをドラフトするという戦術的側面を追加しています。
プレイ人数 2 人プレイ時間 51 分
ゲームデザイナーMichael Kiesling複雑さ2
アートワークMaëva da Silva戦略3
エディターNext Move2
発売日2025やり取り2

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

アズール:デュエル(Azul Duel)とは?

宮殿の壮大な天井を飾りましょう。天井は昼と夜のどちらがより美しく見えるでしょうか?
アズール:デュエルでは光と闇、正反対のものを互いに戦わせることができます。

この2人用ストラテジーゲームは、元祖アズールの純粋さと優雅さを維持しながら、タイルを配置するパターンを決定し、そのパターンを完成させるためにタイルをドラフトするという戦術的側面を追加しています。

アズール:デュエル(Azul Duel)の遊び方

ゲームの準備

内容物

プレイヤーボード(2枚)
プレイヤートークン(4枚)
得点マーカー(4枚)
タイル(75枚)
ボーナスチップ(20枚)
得点ボード(1枚)
工房ボード(5枚)
ドームプレート(18枚)
得点タブレット(4枚)
袋(1枚)
タワー(1つ)

準備

プレイヤーボードの準備
各プレイヤーはプレイヤーボードを取り、自分の前に配置します。
その後、色に対応するプレイヤートークンを2つ受け取ります。
工房ボードの準備
小さな工房(4つ)と大きな工房(1つ)を月側が近くなるように円形に配置します。
得点ボードの準備(※BGAでは非表示)
得点ボードを工房の隣に置き、各プレイヤーが自分の色が手前になるように配置します。
各プレイヤーは得点マーカーを2つ取り、自分側の「0」と「5」の位置に置く。
ドームプレートの準備
ドームプレート(18枚)をシャッフルし、山札を作り得点ボードの隣に配置します。
その後、ドームプレートを3枚引き、得点ボードの中央のスペースに表向きに配置します。
得点タブレットの準備
得点タブレット3~4枚をランダムに公開して配置します。
(※初回プレイの場合、★マーク付きの得点タブレットを使用します)
タイルの準備
タイル(75枚)の内、特殊タイル(9枚)をサプライに配置します。
スタートプレイヤータイルを大きな工房の指定スペースに配置します。
その後、残り65枚を袋に入れます。
タイルの配置
大きな工房にタイルを5枚、小さな工房にタイルを4枚ずつ、袋からランダムに引いて配置します。
大きな工房が全て同じ色の場合、袋に戻して1枚が異なる色になるまで引き直す。
ボーナスチップの準備
ボーナスチップ(20枚)を裏向きでサプライエリアに置きます。
また、小さな工房4つの月の部分にそれぞれ1枚ずつ裏向きで配置します。
スタートプレイヤーの決定
スタートプレイヤーをランダムに決定する。
ドームプレートを受け取る
もう一方のプレイヤーは、公開されている3枚のドームプレートのうち1枚を選び、任意の向きで自分のプレイヤーボードのドームスペースに配置する。

その後、山札から新しいドームプレートを1枚公開し、スコアボードを補充する。
次に、スタートプレイヤーが同じ手順を行い、1枚選んで配置し、スコアボードを補充する。

最初の画面は以下のようになります

ゲームの流れ

このゲームは全5ラウンドで行われ、各ラウンド以下の流れで実施されます。

1. 取得フェイズ
2. タイル配置&得点フェイズ
3. 準備フェイズ

1. 取得フェイズ

終了条件を満たすまで、各プレイヤーは以下のいずれかのアクションを実施します。
(※スタートプレイヤートークンを持つプレイヤーから手番を開始します)

・ドームプレートを取得する
・工房の太陽スペースからタイルを取る
・工房の月スペースからタイルを取る
・ボーナスチップの獲得する

以下の条件が両方満たされた場合、このフェイズは終了になります。

・全ての工房上にタイル・ボーナスチップが無くなった場合
・両プレイヤートークンを全て使用した場合(5ラウンド目を除く)

4つのアクションのいずれも実行できない場合、残りの手番ではパスしなければなりません。それ以外の状況ではパスすることはできません。

ドームプレートを取得する

『山札』もしくは『場(公開されている3枚)』からドームプレートを1枚獲得し、自分のプレイヤーボードの空いているドームスペースに配置します。

獲得する場合、得点ボードに自分のプレイヤートークンを配置します。
(各プレイヤー2個ずつ持っているので、実施できるのは2回まで)
配置する際、任意の向きに回転できます。
配置後、プレートは移動したり回転はできません。
山札からプレートを獲得する場合、-1点を支払う必要があります。

さらに-1を追加で支払うごとに、プレートを追加で山札から引くことができます。
(※引き終えるまでプレートの表面は見れません)
(※プレートは裏面で特殊プレートかジョーカープレートかの判断ができます)

引き終えたら、プレートの表面を確認し、その中から1枚を選んで獲得します。
(残りは山札の下に好きな順番で戻します)
4ラウンド目までは、必ずプレイヤートークン2個を使用して、ドームプレートを2枚を獲得する必要があります。
(※5ラウンド目は獲得できません)
場からドームプレートを獲得しても、ドームプレートは補充されません。

工房の太陽スペースからタイルを取る

1つの工房ボード上の太陽の位置から同じ色のタイルを全て取ります。
その後、残ったタイルは同じ工房内の月の位置に配置します。

小さな工房から取った場合

残ったタイルは、工房の月のスペースにあるボーナスチップの上に好きな順番で積み上げます。

月からタイルを取る場合、一番上のタイルのみが対象になります。

大きな工房から取った場合

残ったタイルを工房の月のスペースに1枚ずつ配置します。(全てのスペースが埋まらなくても大王部です)

工房の月スペースからタイルを取る

全ての工房の月スペース上にあるタイルから、同じ色のタイルを全て取ります。

小さな工房の月スペースは積み重ねているタイルの内、一番上のタイルのみが対象になります。
小さな工房上のタイルが全て取られた場合、下のボーナスチップを公開します。
大きな工房の月スペースから始めてタイルを取るプレイヤーはスタートプレイヤータイルを受け取り、プレイヤーボードの指定スペース(-2)に配置する必要があります。

ボーナスチップの獲得する

公開されているボーナスチップを取り、プレイヤーボードのボーナスチップスペースに表向きで配置します。

毎ラウンド、ちょうど2枚のボーナスチップを獲得できます。
ボーナスチップは、小さな工房の月スペースのタイルがなくなった場合、獲得可能になります。
ボーナスチップスペースは各ラウンドごとに対応したスペースがあります。

2. タイル配置&得点フェイズ

上の列から順番に完成した列を確認し、該当する処理を実施します。
(※完成列:列内の全てのスペースに同じタイルを全て埋めれている列)

完成していない列はそのままの状態で次のラウンドに移ります。

全ての完成した列の処理を実施した後、破損タイル・スタートプレイヤータイルのペナルティを受け取ります。(※得点は0点以下にはなりません)

完成列の右(ドームエリア)に同じ色の空スペースがある場合

完成列の右側(ドームエリア)のドームプレート上に、完成列のタイルの色と同色の空きスペースがある場合、一番右のタイルをそのスペースに配置して即座に得点を獲得します。

完成列の右(ドームエリア)に同じ色の空スペースがない場合

完成していない列同様、そのままの状態で次のラウンドに移ります。

ただし、対応する色の空スペースがなく、その列にドームプレート全て配置されている場合は、タイルは全て破損タイルエリアに配置されます。

ボーナスチップの使用

列を完成する際、その列と同じ色のボーナスチップ2つ、もしくは任意のボーナスチップ3つを使用することで、タイル1つの代わりとして使用できます。

ただし、ボーナスチップを使用するためには最低でも1つのタイルが列に配置されていなければ使用できません。

ドームプレートの種類

ドームプレートには以下の2種類があり、それぞれの特殊なマスはタイルを配置する条件が他のマスとは異なります。(プレートは裏面でどちらの種類かの確認できます。)

特殊プレート

特殊プレートは1マスが無色のマスになっています。

その他の3マスにタイルを配置することで無色のタイルに特殊タイルを配置することができます。

このタイルも同様に得点を即座に獲得します。

ジョーカープレート

ジョーカープレートは、1マスがジョーカーマスになっています。

ジョーカーはどの色のタイルでも配置できるワイルドマスになっています。

3. 準備フェイズ

以下の流れを実施し、次のラウンドの準備を行います。
(5ラウンド目はこのフェイズはスキップされます)

プレイヤートークンを回収
得点ボードからプレイヤートークンを回収する
ドームプレートを補充
場に3枚のドームプレートを補充する
タイルとボーナスチップの補充
大きな工房にタイルを5枚、小さな工房にタイルを4枚とボーナスチップ1枚を補充する
大きな工房のタイルがすべて同じ色だった場合、タイルを袋に戻し、最低1枚が異なる色になるまで引き直す。
スタートプレイヤータイルを戻す
スタートプレイヤータイルを持っているプレイヤーはそれを大きな工場に戻し、新しいラウンドを開始する。

ゲームの終了条件

以下の条件が満たされた場合、ゲーム終了となります。

5ラウンド目が終了した場合

最後に得点タブレットのボーナス点を獲得して、最終得点を計算します。

最も得点を獲得したプレイヤーが勝利となります。
同点の場合、スタートプレイヤータイルを所持しているプレイヤーが勝利です。

得点タブレットの種類一覧

得点タブレットは以下の種類があり、条件を満たしている場合に得点を獲得できます。

タブレット得点
水平方向(横一列)に 6枚のタイル が揃った場合、3点 を獲得します。
垂直方向(縦一列)に 6枚のタイル が揃った場合、7点 を獲得します。
斜め一列6枚のタイル が揃った場合、10点 を獲得します。(最大 2回 まで適用)
すべてのジョーカースペース にタイルが配置されている場合、それぞれ 2点 を獲得します。ただし、1つでも空いている場合は得点なし となります。
横一列に5種類以上の異なる色のタイル(順不同・特別タイル1枚含めても可)が揃った場合、4点 を獲得します。
ドームの外周に配置されたタイル 1枚につき、1点 を獲得します。
ドームの四隅 に配置された ドームプレート(埋められているもの)ごとに、3点または8点(表示されている値)を獲得します。
特別タイルのスペースが空いている 場合、1か所につき3点を失います

変更可能ルール

タブレットの得点計算(デフォルト:初心者向け)

変更することで得点タブレットの枚数や種類を変更できます。

初心者向け:初心者向けの得点タブレット(★マーク)が使用されます。
ランダム3:3枚の得点タブレットがランダムで使用されます。
ランダム4:4枚の得点タブレットがランダムで使用されます。

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くり坊
Web系フリーランスエンジニア