遊び方

『ニルギリの生態系(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

『ニルギリの生態系(Biomes of Nilgiris)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

ボードゲームの基本情報
タイトルニルギリの生態系(Biomes of Nilgiris)
特徴「ニルギリの生態系」は、プレイヤーがインドのシュールなニルギリ生態系を冒険するボードゲームです。そこには、固有の動植物が溢れています。生態学者、写真家、市民科学者といった自然保護活動家として、プレイヤーは新種の発見、生態学的問題への取り組み、自然保護ミッションの達成、そして生態学ポイントの獲得を目指します。 プレイヤーは協力して、ゲームごとに常に変化する2つのシナリオに適応し、新たな概念と目標を導入します。スペシャリストとして、ニルギリの広大な地域を探索し、フィールドエントリを記録し、ステーションで経験を積み、装備品を装備し、生息地の生物を保護し、生態学的課題を巧みに解決します。このゲームは、自然の驚異と保全の芸術を称える没入型の体験を提供することを目指しています。 ゲームはターン制のミッション指向型です。プレイヤーは各ターンで、以下の8つのアクションから3つを選択できます。 ①ボード上での移動(必須) ②新しいバイオームカードを発見するための探索 ③フィールドガイドにメモを取るための記録 ④メモから使用可能なXPを獲得するための研究 ⑤新しい種の発見 ⑥便利な装備品の装備 ⑦・⑧主に生態学ポイントを獲得するための種またはバイオームの保護
プレイ人数 2 - 4 人プレイ時間 30 分
ゲームデザイナーSidhant Chand, Shelly Sinha複雑さ2
アートワークSanjana Singh戦略3
エディターBluencore2
発売日記載なしやり取り1

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

ニルギリの生態系(Biomes of Nilgiris)とは?

インドの幻想的なニルギリ生物圏へ足を踏み入れましょう。そこは、独自の動植物があふれる豊かな自然の宝庫です。写真家、自然愛好家、バードウォッチャー、または森林レンジャーとして、広大なニルギリ山地を探索し、新種の発見、環境問題への対応、保全目標の達成、そして多様なミッションの遂行を目指します。

そのために、ツールを装備し、フィールドステーションで経験を積み、観察記録を日誌に書き留めていきましょう。

『ニルギリの生態系』は、自然の驚異と保全の技術を称える、没入感あふれる体験です。繊細なニルギリ生物圏のバランスを守るため、もっとも高い知識、献身、そして戦略眼を発揮するのは誰でしょうか?

ニルギリの生態系(Biomes of Nilgiris)の遊び方

ゲームの準備

メインボード(1枚)
プレイヤーボード(4枚)
参照カード(4枚)
バイオームカード(32枚)
初期バイオームカード(6枚)
予備フィールドステーション(2個)
種カード(71枚)
装備カード(32枚)
目標カード(12枚)
プレイヤートークン(100個)
経験トークン(150個)
キャラクターミープル(4体)

準備

初期のマップ(バイオーム)の準備
初期のバイオームカードを中央に決まった並びで配置し、初期のマップを作成します。
メインボードの準備
メインボードをテーブルに置きます。
(※ゲーム中にバイオームカードを置けるよう、初期のマップの周囲に十分なスペースを確保します)
バイオームカードの準備
バイオームカードをレベル1・レベル2にそれぞれ分けます。
レベル1のバイオームカードをシャッフルし、指定のスペースに裏向きで置きます。
レベル2のバイオームカードは横に置いておきます。(※後ほど使用します)
種カードの準備
種カードをレベル1・レベル2にそれぞれ分けます。
レベル1の種カードをシャッフルし、指定のスペースに裏向きで置きます。
その後、山札の右側にカードを3枚並べて公開します。
レベル2の種カードは横に置いておきます。(※後ほど使用します)
目標カードの準備
目標カードのAタイプとBタイプを別々にシャッフルし、それぞれから2枚ずつを表向きで指定のスペースに配置します。
装備カードの準備
キャラクター専用の装備カードを分けておきます。
標準装備カードをシャッフルし、指定のスペースに置いた後、山札の右側にカードを3枚公開して並べます。
経験値(XP)トークンの準備
経験値(XP)トークンは種類別に分けてボードの隣に配置し、共通のサプライを作成します。
プレイヤーの準備
キャラクターを選択する
各プレイヤーは順番に色とキャラクターを選択して、対応する色のコンポーネントを受け取ります。
・プレイヤーボード(1枚)
・キャラクターミープル(1体)
・プレイヤートークン(25個)
プレイヤーボードの準備
プレイヤーボードを自分の前に配置し、選んだキャラクターの面を表にします。
初期の経験値(XP)トークンを受け取る
共通のサプライから各XPトークンを1つずつ(計6種類)取り、自分のプレイヤーボードの「サプライ」エリアに置きます。
ミープルを初期位置に配置する
自分のキャラクターミープルを初期のフィールドステーションのバイオームカード上に配置します。
生態学ポイント(EcoP)の準備
生態学トラックの「0」スペースにプレイヤートークンを1つ置きます。
持続可能ポイント(SusP)の準備
持続可能トラックの下にプレイヤートークンを1つ置きます。
プレイヤートークンの準備
残りのプレイヤートークンはプレイヤーボードの近くに置いておきます。
初期の装備カードを受け取る
自分のキャラクター専用の装備カード2枚を手札として取り、残りの専用装備カードは箱に戻します。
参照カードを受け取る
参照カードを1枚受け取ります。
スタートプレイヤーを決定する
ランダムでスタートプレイヤーを決定します。
初期の種カードを受け取る
スタートプレイヤーはレベル1の種カードの山札から3枚を引いて手札にします。
その後、左隣のプレイヤーは4枚、次のプレイヤーは5枚…というように順に1枚ずつ多く引いていきます。

最初の画面は以下のようになります

ゲームの目的

『ニルギリの生態系』は、『生態学ポイント(EcoP)』を最も多く獲得することを目指します。

生態学ポイント(EcoP)は以下の方法などで、獲得することができます。

・バイオームや種を保護する
・ゲーム終了時の目標を達成する
・持続可能ポイント(SusP)を進める

ゲームの補足

ボード

全体のボードは以下の6つの要素で構成されています。

生態系ポイント(EcoP) ※外周
目標カード
装備カードの山札・ディスプレイ
種カードの山札・ディスプレイ
持続可能ポイント(SusP)
バイオームカードの山札

各要素の説明

❶生態学ポイント(EcoP)

生態学ポイントはこのゲームに置ける勝利点となります。

【+〇】と書かれた効果を得ることができれば、生態学ポイントが獲得でき、その数だけトラック上の自分のプレイヤートークンを移動させます。

生態学ボーナス

ボーナスアイコンを通過した場合、そのボーナスを獲得できます。

『1st』と書かれたボーナスは最初に通過したプレイヤーのみが獲得できます。それ以外は全員通過時にボーナスを得れます。

#ボーナス
XPトークンを1つ獲得し、プレイヤーボードの記録エリアに配置します。
※放棄も可能です
「探索」アクションを1回実行します。
(必須で、手番のアクション数にはカウントしません)
追加のフィールドステーションカードを表向きで配置します。
(必須で、手番のアクション数にはカウントしません)

中間・終了トリガー

誰かが青色のマス『18』『49』を通過した場合、中間(18)・終了(49)トリガーが引かれます。

❷目標カード

目標カードはゲーム終了時、条件を最も満たしていた上位2名のプレイヤーが獲得できる生態学ポイントが描かれています。

❸装備カードの山札・ディスプレイ

装備カードの山札及び、ディスプレイが3枚公開されています。

装備カードを引く際、山札の一番上もしくはディスプレイから1枚を選択して引くことができます。

❹種カードの山札・ディスプレイ

種カードの山札及び、ディスプレイが3枚公開されています。

種カードを引く際、山札の一番上もしくはディスプレイから1枚を選択して引くことができます。

種カードにはレベル1とレベル2があり、中間トリガーが引かれたら、レベル2の種カードが使用されます。

❺持続可能ポイント(SusP)

緑色の矢印アイコンを得ることで、持続可能トラックを1進めることができ、進めたマスの左側にある効果を実施できます。

マーカーは「9」より先に進めることはできません。それ以上は進めずに効果だけを実施します。

ゲーム終了時、最も進めているプレイヤーは生態学ポイントを5点獲得します。(複数名が同じ位置の場合は、全員がボーナスを獲得)

持続可能ポイントの効果

持続可能ポイントを進めた際、対応する効果を実施します。

アイコン持続可能ポイント効果
1~3以下のいずれかを実施する。
動物学XP1個 + 植物学XP1個を供給エリアに追加
写真術XP1個 + コミュニケーションXP1個を供給エリアに追加
EcoPを1点獲得
4~6以下のいずれかを実施する。
・資金調達XPを2個をサプライに獲得する。
・種/装備カードを合計3枚引く
(自由に組み合わせてよい)
・任意のフリーアクション1つを即時に実行できる
(アクション数制限にはカウントしない)
7~9任意の種類のXPトークンを1種選び、供給エリアにあるそのXP2個ごとにEcoPを+1

先手ボーナス

以下の条件をいち早く満たしたプレイヤーは該当する位置にプレイヤートークンを配置して、持続可能ポイントを1進めることが出来ます。

・記録エリアを9マス全て埋める。
・バイオームカードを3枚保護する。
・種カードを3枚保護する。
・種カードを3枚発見する。

❻バイオームカードの山札

バイオームカードを新たに追加する際、山札の一番上のカードが配置されます。

バイオームカードにはレベル1とレベル2があり、中間トリガーが引かれたら、レベル2のバイオームカードが使用されます。

プレイヤーボード

全体のボードは以下の4つの要素で構成されています。

キャラクター
キャラクターの効果
記録エリア
サプライエリア

キャラクター一覧

各キャラクターは、それぞれ固有の能力を持っており、2枚の固有の装備カードを手札に加えてゲームを開始されます。

キャラクター固有効果と装備
フォトグラファー(PHOTOGRAPHER)
・効果(永続)
記録を行うとき、写真術のXPトークンは直接自分のサプライに加えることができます。
・装備
ヘッドランプ & 望遠レンズ
バードウォッチャー(BIRD WATCHER)
・効果(永続)
記録を行うとき、植物学のXPトークンは直接自分のサプライに加えることができます。
・装備
観察用スコープ & スコップ
レンジャー(FOREST RANGER)
・効果(1手番に1回)
フィールドステーションへの移動またはそこからの移動はアクションを消費しません。

・装備
レインギア & 麻酔銃
自然愛好家(NATURE LOVER)
・効果(1手番に1回)
装備のアクションは、アクション数を消費しません。
・装備
バックパック & 応急手当キット
市民科学者(CITIZEN SCIENTIST)
・効果(1手番に1回)
研究のアクションは、アクション数を消費しません。
・装備
追跡装置 & 野営テント
野生動物保護活動家(WILDLIFE ACTIVIST)
・効果(永続)
記録を行うとき、コミュニケーションのXPトークンは直接自分のサプライに加えることができます。
・装備
懐中電灯 & 目撃コンパス
動物使い(ANIMAL WHISPERER)
・効果(永続)
記録を行うとき、動物学のXPトークンは直接自分のサプライに加えることができます。
・装備
メス & 計量器
探検家(EXPLORER)
・効果(永続)
記録を行うとき、野外活動のXPトークンは直接自分のサプライに加えることができます。
・装備
地形図 & 発炎銃

バイオームカード

各バイオームカードには、以下の要素が含まれています。

バイオームの植生タイプ
バイオームの記録で得れるXPトークン
バイオームの説明
バイオームを保護するためのコスト
バイオームを保護した時に得れる生態学ポイント(EcoP)
バイオームを保護した時に得れる持続可能性ポイント(SusP)
バイオームを公開した際に得れる即時ボーナス

バイオームカードの要素(❶~❷)説明

❶ バイオームの植生タイプ

植生タイプは以下の種類があります。

常緑樹林湿潤落葉樹林低木ジャングルショーラ草原乾燥落葉樹林

❷ バイオームの記録で得れるXPトークン

バイオームを記録した際、以下の方法で実施します。

アイコン効果
指定されているXPトークンを記録エリアに配置する。
指定されているXPトークンを記録エリアに配置し、装備または種カードをボードから1枚取得できる。
指定されているいずれかのXPトークンを記録エリアに配置し、装備または種カードをボードから1枚取得できる。

種カード

種カードには以下の要素が含まれています。

カード説明
❶カードの名前
❷植生タイプ
❸発見時に得られる生態学ポイントやXPトークン
❹種の分類(哺乳類・鳥類・植物)と保護優先度(レベル1~3)
❺保護に必要なXPコスト
❻保護した時に得られる生態学ポイント

装備カード

装備カードには以下の要素が含まれています。

カード説明
❶カードの名前
❷使用に必要なXPコスト
❸使用時に得られる生態学ポイントやボーナス
❹効果の種類(赤:即時、緑:1手番に1回、青:永続)
❺装備カードの効果

各キャラクターの初期装備カード一覧

フォトグラファー効果
ヘッドランプ
・コスト
写真術XPトークン3個
・報酬
生態学ポイント+1
・効果(永続効果)
隣接するバイオームカードから種を発見することができる。
望遠レンズ
・コスト
写真術XPトークン4個
・報酬
生態学ポイント+1
・効果(1手番に1回)
発見を行う際、アクション数を消費しません。
バードウォッチャー
観察用スコープ
・コスト
植物学XPトークン3個
・報酬
生態学ポイント+1
・効果(永続効果)
植物学XPトークンを記録する際、野外活動XPトークンを記録エリアに配置できます。
スコップ
・コスト
植物学XPトークン4個
・報酬
生態学ポイント+2
・効果(1手番に1回)
フリーアクションで植物学XPトークンを記録できます。
レンジャー
レインギア
・コスト
野外活動XPトークン3個
・報酬
生態学ポイント+1
・効果(永続効果)
野外活動XPトークンを記録する際、自分のミープルを1マス移動できます。
麻酔銃
・コスト
野外活動XPトークン4個
・報酬
生態学ポイント+2
・効果(1手番に1回)
フリーアクションで野外活動XPトークンを記録できます。
自然愛好家
バックパック
・コスト
自然術XPトークン2個、動物学XPトークン2個
・報酬
生態学ポイント+1
・効果(永続効果)
隣接するバイオームカードからXPを記録することができる
応急手当キット
・コスト
植物学XPトークン1個、動物学XPトークン1個
・報酬
生態学ポイント+1
・効果(永続効果)
同じXPアイコンを3回記録した時、生態学ポイント+1を獲得する
市民科学者
追跡装置
・コスト
資金調達XPトークン3個
・報酬
生態学ポイント+1
・効果(永続効果)
必須の移動アクションをスキップすることができる。
野営テント
・コスト
資金調達XPトークン3個
・報酬
生態学ポイント+1
・効果(永続効果)
研究を任意のバイオームカードで行うことができる。
野生動物保護活動家
懐中電灯
・コスト
コミュニケーションXPトークン3個
・報酬
生態学ポイント+1
・効果(永続効果)
保護する場合、種カードであれば、XPトークンを1つ少なくできます。
目撃コンパス
・コスト
コミュニケーションXPトークン4個
・報酬
生態学ポイント+2
・効果(1手番に1回)
保護する場合、アクション数を消費しません。
動物使い
メス 
・コスト
動物学XPトークン3個
・報酬
生態学ポイント+1
・効果(永続効果)
動物学XPトークンを記録する際、資金調達XPトークンを記録エリアに配置できます。
計量器
・コスト
動物学XPトークン4個
・報酬
生態学ポイント+2
・効果(1手番に1回)
フリーアクションで動物学XPトークンを記録できます。
探検家
地形図
・コスト
野外活動XPトークン3個
・報酬
生態学ポイント+1
・効果(永続効果)
保護する場合、バイオームカードであれば、XPトークンを1つ少なくできます。
発炎銃
・コスト
野外活動XPトークン4個
・報酬
生態学ポイント+2
・効果(1手番に1回)
探索する場合、アクション数を消費しません。

装備カード一覧

即時効果カード効果
三脚付きカメラ
・コスト
資金調達XPトークン1個
・報酬
生態学ポイント+1
・効果(即時効果)
写真術XPトークンを3個獲得し、自分のサプライエリアに配置する。
参考書
・コスト
資金調達XPトークン1個
・報酬
生態学ポイント+1
・効果(即時効果)
動物学XPトークンを3個獲得し、自分のサプライエリアに配置する。
ドローン
・コスト
写真術XPトークン1個、資金調達XPトークン1個
・報酬
生態学ポイント+2
・効果(即時効果)
アクションを追加で2回行う。
野外観察用ガイドブック
・コスト
資金調達XPトークン1個
・報酬
生態学ポイント+1
・効果(即時効果)
野外活動XPトークンを3個獲得し、自分のサプライエリアに配置する。
通信機器
・コスト
資金調達XPトークン1個
・報酬
生態学ポイント+1
・効果(即時効果)
コミュニケーションXPトークンを3個獲得し、自分のサプライエリアに配置する。
水質検査キット
・コスト
資金調達XPトークン1個
・報酬
生態学ポイント+1
・効果(即時効果)
植物学XPトークンを3個獲得し、自分のサプライエリアに配置する。
1手番に1回カード効果
募金活動者
・コスト
コミュニケーションXPトークン1個、資金調達XPトークン1個
・報酬
生態学ポイント+1
・効果(1手番に1回
任意のXPを3つ消費して資金調達XPトークン1個を獲得する。(※アクション数を消費しません)
政府助成金
・コスト
コミュニケーションXPトークン1個、資金調達XPトークン1個
・報酬
生態学ポイント+1
・効果(1手番に1回)
任意のカードを2枚捨て札にして資金調達XPトークン1個を獲得する。(※アクション数を消費しません)
永続カード効果
GPSデバイス
・コスト
コミュニケーションXPトークン1個、資金調達XPトークン1個
・報酬
生態学ポイント+1
・効果(永続)
移動中、野外活動XPトークンを1個消費することで、好きな場所に移動できる。
双眼鏡
・コスト
写真術XPトークン1個、資金調達XPトークン1個
・報酬
生態学ポイント+1
・効果(永続)
探索中、種カードを1枚無料で引く。
レンジャージープ
・コスト
資金調達XPトークン2個
・報酬
移動を行う
・効果(永続)
移動する際、2スペース移動できる。
サブジャーナル
・コスト
写真術XPトークン1個、資金調達XPトークン1個
・報酬
生態学ポイント+1
・効果(永続)
記録エリアのスペースを3つ追加する。
これにより、最大12個までXPトークンを配置できます。
顕微鏡
・コスト
写真術XPトークン1個、資金調達XPトークン1個
・報酬
生態学ポイント+1
・効果(永続)
保護した時、植物学XPトークンを記録エリアに1個追加する。
カメラトラップ
・コスト
写真術XPトークン1個、資金調達XPトークン1個
・報酬
生態学ポイント+1
・効果(永続)
記録アクションで、記録エリアに写真術XPトークンが追加された場合、動物学XPトークンを記録エリアに1個追加する。
実験マニュアル
・コスト
コミュニケーションXPトークン1個、資金調達XPトークン1個
・効果(永続)
研究を行った時、生態学ポイントを+1する。
土壌サンプラー
・コスト
コミュニケーションXPトークン1個、資金調達XPトークン1個
・報酬
生態学ポイント+1
・効果(永続)
記録アクションで、記録エリアにコミュニケーションXPトークンが追加された場合、野外活動XPトークンを記録エリアに1個追加する。

経験値(XP)トークン

経験値(XP)トークンは様々なアクションを実施することで獲得することができます。

XPには以下の6種類があります(各種は異なるアイコンで示されます)。

植物学動物学野外活動コミュニケーション写真術資金調達

各経験値トークンは以下の2種類のアイコンから獲得することができます。
(※アイコンによって、取得位置が変わります)

アイコン説明
記録アイコンで示される場合
プレイヤーボードの記録エリアにXPトークンを配置します。
円形アイコンで示される場合
プレイヤーボードのサプライエリアに直接配置することができます。
(サプライエリアにあるXPトークンは直ぐに消費可)

ゲームの流れ

各プレイヤーは順番に手番を行います。
自分の手番では、以下のいずれかのアクションを3回実施します。

移動マップ上を移動し、バイオームカードを発見する
記録XPトークンや新しい種/装備カードを獲得する
研究XPトークンを使用可能状態にする
探索バイオームカードをマップに追加する
装備装備カードを手札からプレイエリアに配置する
発見種カードを手札からプレイエリアに配置する
保護種やバイオームを保護してEcoPを獲得する
自分の手番ではアクションを3回実施します。
その内、必ず1回は「移動」のアクションを実施しなければいけません。
アクションの実施条件を満たしているアクションのみを選択できます。
同じアクションを複数回選ぶことも可能です。
各アクションは1つずつ順番に解決し、全てを解決してから次のアクションに進みます。

移動(Travel)

移動アクションは、新たなバイオームで資材を集めたり、種を発見したり、保護活動に取り組んだりするためにバイオームの移動を行います。

アクションの実施条件

実施条件は特にないが、アクション3回の中に必ず1回は実施する必要があります。

移動アクション

自分のミープルを以下のいずれかの方法で移動します。
(※他のプレイヤーのミープルがいるカードにも移動可能です)

隣接するバイオームに移動する
フィールドステーションにいる場合、別のフィールドステーションに移動する
※ゲーム開始時は、フィールドステーションは1枚しかありません。

裏向きのバイオームに移動した場合

裏向きになっているバイオームカードに移動した場合、その上に乗っている資金調達XPトークンは獲得して自分のサプライエリアに配置し、そのバイオームカードは公開されます。

探索(Explore)

探索アクションは、地図を広げて新たな地域へのアクセスを目指します。

アクションの実施条件

特になし

探索アクション

バイオームカードの山札の一番上のカードを裏向きのまま引き、以下の条件を満たすスペースに裏向きのまま配置します。

既に配置済みのバイオームカード2枚以上に隣接するスペース

その後、全体のサプライから資金調達のXPトークン1個を取り、配置したバイオームカードの上に配置します。

記録(Journal)

記録アクションを行なうことで、バイオームから得たデータを記録し、それぞれのバイオーム特有の貴重な知見や専門性を身につけます。

アクションの実施条件

プレイヤーボードの記録エリアに空きスペースがある場合

記録アクション

現在いるバイオームカードに記載されたXPトークンを1つ獲得し、記録エリアの空きスペースに順番(上の段から左詰め)に配置します(任意)。

トークンを配置したマスに効果が描かれていれば、即時にそのボーナスを獲得します。

即時ボーナスについて

以下の場所に経験値トークンを配置した場合は、即座に以下の効果を実施します。

装備または種カード1枚をメインボードから手札に加える
移動アクションを1回追加(手番の3アクションには数えない)

記録エリアの1列にXPトークンを並べた場合

3種類の異なる経験値トークン(XPトークン)で1列を完成させた場合、追加で資金調達のXPトークンを受け取り、装備または種カードを山札もしくは公開されているカードから1枚引きます。

研究(Study)

研究アクションは、蓄積した経験を振り返り、実地で活用できるように準備します。

アクションの実施条件

自分のプレイヤーボードの記録エリア上にXPトークンが1個以上ある状態で、自分のミープルがフィールドステーションにいる場合

研究アクション

記録エリアにある全てのXPトークンをサプライエリアに移動します。
(一部のみの移動は不可)

装備(Equip)

装備アクションは、探索を支える装備を使い、保護活動の効率を高めます。

アクションの実施条件

手札に1枚以上の装備カードがあり、そのカードのコストを支払えること

装備アクション

装備カードに記されたコスト(XPトークン)を使用して、手札から装備カードを1枚プレイエリアに表向きで配置します。

その後、カードにボーナスが記されている場合、対応するボーナスを獲得します。

場に出された装備カードは、適切なタイミングで効果が適応されるようになります。

装備カードの効果

装備カードは色によって、効果の実施方法が異なります。

アイコン実施タイミング
即時効果(Immediate)
この装備カードを出した際、即座に効果を1回のみ実施する。
その後、使用済みマーカーを配置します。
1手番に1回(Once per Turn)
この装備カードを出した場合、1手番中1回効果を実施できます。
継続効果(Ongoing)
この装備を出した場合、条件を満たせば何度でも効果を実施できます。

発見(Discover)

発見アクションは、バイオームに存在する多様な動植物を発見して保護につなげます。

アクションの実施条件

自分のミープルが配置されているバイオームの植生タイプと一致する種カードが手札に1枚以上あること

発見アクション

自分のミープルが現在いるバイオームと同じ植生タイプの種カードを手札からプレイエリアに表向きで配置します。

その後、種カードに記載された報酬(XPトークンまたは生態学ポイント)を獲得します。

種カードは発見して場に配置することで、保護を実施することができます。

保護(Conserve)

保護アクションでは、これまで蓄積した経験を活かして、種やバイオームの保護に取り組みます。

アクションの実施条件

種またはバイオームの保護条件を満たしており、保護するためのコスト(XPトークン)を支払うことが出来ること

種カードの保護条件
発見済みの種カードが自分のプレイエリアに配置してあり、その種カードと同じ植生タイプのバイオームに自分のミープルがいること
バイオームカードの保護条件
まだ未保護のバイオームカードに自分のミープルがいること

保護アクション

以下のいずれかの保護を行うことが出来ます。

自分が発見した種カード
未保護の表向きのバイオームカード

種カードを保護する場合

種カードに記されているコスト(XPトークン)を自分のサプライから支払い、生態学ポイント(EcoP)を獲得します。

保護済みを示すために、自分のプレイヤートークンを配置します。

バイオームカードを保護する場合

自分のミープルがいるバイオームカードに記載されたコスト(XPトークン)を自分のサプライから支払うことで、記されているボーナス(生態学ポイントや持続可能性ポイントなど)を獲得することができます。

その後、保護済みを示すために、自分のプレイヤートークンを配置します。

中間トリガー

いずれかのプレイヤーが 生態学トラックの「18」スペース に到達または通過したときに「中間トリガー」が引かれます。

中間トリガーが引かれたら、以下の流れで処理を行います。

レベル1を取り除く
メインボード上の残りのレベル1の種カードとバイオームカードを全て取り除きます。
レベル2を指定位置に置く
レベル2のバイオームカード、種カードををシャッフルし、指定のスペースに裏向きで置きます。
種カードのディスプレイを作る
種カードの山札の右側にカードを3枚表向きにして並べます。

ゲームの終了条件

以下の条件が満たされた場合、ゲーム終了トリガーが引かれます。

誰かが生態学トラック『49』のスペースに到達または通過した場合

全プレイヤーが同じ回数手番を実施するようにラストプレイヤーまで手番を行った後、ゲーム終了となります。

目標カード、持続可能性ポイントのボーナスを獲得した後、最も生態学ポイントを獲得しているプレイヤーが勝利です。

同点の場合は、持続可能性ポイントが進んでいるプレイヤーが勝者。
さらに同点の場合は、勝利を共有します。

目標カード、持続可能性ポイントのボーナス

目標カード、持続可能性ポイントのボーナスは以下の内容になります。

目標カード

メインボード上の目標カードを、1枚ずつ順に解決します。

各目標カードについて、カードに記載された条件に従ってプレイヤーを順位付けします。(※条件を満たしているプレイヤーのみがボーナスを獲得できます)

1位および2位のプレイヤーは、カードに示されたそれぞれの生態学ポイントを獲得します。

1位が同点の場合、同点のプレイヤー全員が1位の得点を獲得し、2位の得点は与えられません。
2位が同点の場合、同点のプレイヤー全員が2位の得点を獲得します。
2人プレイの場合、各目標カードでは1位のみに得点を与えます。

目標カード一覧

目標カードはAとBからそれぞれ2枚ずつがランダムで選ばれます。

目標カードA

目標説明
任意植生タイプの保護
多くの任意植生タイプの種を保護しているプレイヤー。
・1位:生態学ポイント+4
・2位:生態学ポイント+1
哺乳類の発見
多くの哺乳類を発見しているプレイヤー。
・1位:生態学ポイント+4
・2位:生態学ポイント+1
哺乳類の保護
多くの哺乳類を保護しているプレイヤー。
・1位:生態学ポイント+3
・2位:生態学ポイント+1
鳥類の発見
多くの鳥類を発見しているプレイヤー。
・1位:生態学ポイント+4
・2位:生態学ポイント+1
鳥類の保護
多くの鳥類を保護しているプレイヤー。
・1位:生態学ポイント+3
・2位:生態学ポイント+1
植物の発見
多くの植物を発見しているプレイヤー。
・1位:生態学ポイント+5
・2位:生態学ポイント+2
植物の保護
多くの植物を保護しているプレイヤー。
・1位:生態学ポイント+3
・2位:生態学ポイント+1

目標カードB

目標説明
バイオームの保護
多くのバイオームを保護しているプレイヤー。
・1位:生態学ポイント+5
・2位:生態学ポイント+2
写真術
サプライに多くの写真術のXPトークンを配置しているプレイヤー
・1位:生態学ポイント+6
・2位:生態学ポイント+2
コミュニケーション
サプライに多くのコミュニケーションのXPトークンを配置しているプレイヤー
・1位:生態学ポイント+6
・2位:生態学ポイント+2
資金調達
サプライに多くの資金調達のXPトークンを配置しているプレイヤー
・1位:生態学ポイント+4
・2位:生態学ポイント+1
装備
最も多くの装備を出しているプレイヤー
・1位:生態学ポイント+5
・2位:生態学ポイント+2

持続可能性ポイント

持続可能性ポイントで最も進んでいるプレイヤーは5生態学ポイントを獲得します。

同点の場合、同点のプレイヤー全員がこのボーナスを受け取ります。

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くり坊
Web系フリーランスエンジニア