『カトル(Cuttle)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | カトル(Cuttle) | ||
特徴 | カトルは52枚の標準的なトランプを使用してプレイする2人用のカードゲームであり、戦闘カードゲームの最も古い例です。 目標は、一度に21点以上をプレイすることです。カードは勝利点または効果のためにプレイできます。 | ||
プレイ人数 | 2 - 3 人 | プレイ時間 | 8 分 |
ゲームデザイナー | 複雑さ | 2 | |
アートワーク | Patrick Delancy | 戦略 | 3 |
エディター | (Public Domain) | 運 | 3 |
発売日 | 記載なし | やり取り | 3 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
カトル(Cuttle)とは?
カトルは、標準的な52枚のトランプを使用してプレイする戦略的なカードゲームです。プレイヤーは交互にカードをプレイし、自分の場を構築していきます。
場に21点以上のカードを同時に持つことができたプレイヤーが勝利します。
カトル(Cuttle)の遊び方
ゲームの準備
内容物
トランプ(1組)※2人プレイの場合はジョーカー抜き
準備
1. トランプをシャッフルして山札を作成します。
2. ランダムでスタートプレイヤーを決めます。
3. スタートプレイヤーは手札を5枚、後攻プレイヤーは手札を6枚持って、開始します。
最初の画面は以下のようになります

ゲームの流れ
各プレイヤーは順番に以下のいずれかのアクションを実施します。
・カードを引く
・カードを得点化する
・相手の得点カードをスカットル(除去)する
・カードの効果を使用する
・パスする(山札が空の時のみ)
プレイヤーの手札の上限は 8枚 です。
手札が8枚ある場合、それ以上カードを引くことはできません。
「5の効果」によってカードを引く場合も、手札が8枚を超えないように制限されます。
ただし、相手が「9の効果」で手札を増やすことは防げません。
カードを引く

山札からカードを1枚引き、手札に加えます。
カードを得点化する

カードを自分の場に表向きで置くことで、得点を獲得します。
得点化できるカードはA~10のカードで、Aは1点で数字カードはその数字が得点となります。(※J/Q/K、ジョーカーは得点化できません)
相手の得点カードを捨てる

手札のカードを捨て札にして、相手の得点カードをスカットル(除去)できます。
・ | 捨て札にしたカードよりも低い点数の相手のカードを取り除くことができます。 |
・ | 同じ点数のカード同士の場合、スートの強さ によって確認します。 (最弱)♣ < ♦ < ♥ < ♠(最強) |
例1:♦5 は ♠5 を捨てることができる 例2:♠10は他のどのスートの10を捨てることができる |
カードの効果を使用する

カードをプレイして、カードの効果を実施します。
カードには以下の2種類があります。
種類 | 効果 |
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永続効果 | カードを場(右側)に配置します。 カードが場にある限り、カードの効果が続きます。 |
ワンオフ効果 | カードの効果を実施後、そのカードは捨て札になる。 |
効果 | 得点 | |
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![]() | Aカード(ワンオフ) すべての得点カードを捨て札にする | 1点 |
![]() | 2カード(ワンオフ) ・永続効果カードを1枚捨てる ・1回きり効果を無効化する | 2点 |
![]() | 3カード(ワンオフ) 捨て札から好きなカード1枚を手札に加える | 3点 |
![]() | 4カード(ワンオフ) 相手に2枚の手札を捨てさせる | 4点 |
![]() | 5カード(ワンオフ) 手札を1枚捨て、3枚引く | 5点 |
![]() | 6カード(ワンオフ) すべての永続効果を捨て札にする | 6点 |
![]() | 7カード(ワンオフ) 山札の上から2枚を公開し、1枚をプレイし、1枚を山札の上に戻す | 7点 |
![]() | 8カード(永続) 相手の手札をすべて公開させる | 8点 |
![]() | 9カード(ワンオフ) 場のカード(得点 or 永続効果)を持ち主の手札に戻す(次の手番はプレイ不可) | 9点 |
![]() | 10カード(ワンオフ) 効果なし | 10点 |
![]() | Jカード(永続) 相手の得点カードに付けて奪う | – |
![]() | Qカード(永続) 自分の場のカードを(2,9,J からの)攻撃から守る | – |
![]() | Kカード(永続) 勝利に必要な得点を 14/10/5/0 に減少する | – |
![]() | ジョーカーカード(永続) 相手の永続効果カードに付けて奪う(3人プレイ専用) | – |
パスする(山札が空の時のみ)
山札が空の場合、プレイヤーは パス を選択できます。
3回連続でパスが発生すると、ラウンドは引き分けになります
(得点に関係なく勝者なし)。
ラウンド終了
誰かが 21点以上 を場に持った瞬間、そのプレイヤーが勝利してラウンドが終了します。
まれに3回連続でパスが行われると、ラウンドは引き分け となり、勝者は決まりません。
(得点や効果は無視されます)
その後、手札を配り直して、次のラウンドを開始します。
ゲームの終了条件
以下の条件が満たされた場合、ゲーム終了となります。
規定のラウンド数(テーブルの設定)が終了した場合
勝利数が多いプレイヤーが勝利となります。
変更可能ルール
バリアント
バリアントを変更することで一部ルールの変更及び3人プレイで遊べるようになります。
・バランス型(1対1)
・伝統的(1対1)
・3人対戦(1対1対1)
伝統的(1対1)
伝統的ルールを実施する場合、以下のルールが変更になります。
・手札の上限なし
・5のワンオフ効果は2枚ドロー(1枚捨てず3枚引かない)
・7のワンオフ効果は山札の上から1枚公開してそのままプレイ
・9のワンオフ効果は「次のターンにプレイ不可」の制限なし
・Kの効果が弱体化(14/10/7/4点に変更)
3人対戦(1対1対1)
3人対戦ルールを実施する場合、以下のルールが変更になります。
・勝利条件が 14点 に変更
・手札上限は7枚
・すべてのプレイヤーが 5枚の手札でスタート
・8の効果は使用者のみ相手の手札を確認可能
・Kの効果は9/5/0点に変更(3枚で即勝利)
・ジョーカーが2枚追加される(Jと同じだが永続効果を奪う)
ゲームの長さ
ゲームの長さを変更することで、ゲーム終了条件が変わります。
・ | クイックプレイ (1ラウンドのみ) | 1ラウンドのみをプレイします。 引き分けになった場合、そのままゲームも引き分けとなります。 |
・ | ショート (最初にラウンドを勝ち取る) | 1回でもラウンドに勝利したプレイヤーは勝利します。 引き分けのラウンドは無視します。 |
・ | 通常 (2勝先取) | 先に2回ラウンドに勝利したプレイヤーは勝利します。 引き分けのラウンドは無視します。 |
・ | 延長 (3勝先取) | 先に3回ラウンドに勝利したプレイヤーは勝利します。 引き分けのラウンドは無視します。 |