遊び方

『デッドセルズ(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

『デッドセルズ(Dead Cells)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

ボードゲームの基本情報
タイトルデッドセルズ(Dead Cells)
特徴メトロイドヴァニアジャンルにインスパイアされた初のローグライトボードゲーム! それぞれのスキルと強みを持つ4人の個性的なプリズナーの1人としてプレイし、最大4人のプレイヤーで、大好評のデジタルゲームをベースにした激しい協力体験に飛び込みましょう! 牢獄から始まる広大な島を探索し、悪名高い王に逆らうために、高峰城までずっと、倦怠感に感染した敵の大群を切り倒して進みます... あるいは、試みて死にます。 そして最高のローグライトと同じように、死ぬたびに強くなり、新たなランのたびに先へ進むことができます。 探求する。殺す。死ぬ。変異する。繰り返す。 ソロモード搭載: 空飛ぶ剣、セレナーデが新しい仲間に! デッドセルズ: ザ・ローグライトボードゲームは、現在ではカルト的な人気を誇る同名のビデオゲームの制作者であるMotion Twinスタジオとの緊密な協力のもとに開発されました。
プレイ人数 1 - 4 人プレイ時間 30 分
ゲームデザイナーAntoine Bauza, Corentin Lebrat, Ludovic Maublanc, Théo Rivière複雑さ4
アートワークNaïade, Laure de Chateaubourg, Robin Lagofun, Paul Vérité戦略3
エディターScorpion Masqué3
発売日2024やり取り3

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

デッドセルズ(Dead Cells)とは?

メトロイドヴァニアジャンルにインスパイアされた初のローグライトボードゲーム!

それぞれのスキルと強みを持つ4人の個性的なプリズナーの1人としてプレイし、最大4人のプレイヤーで、大好評のデジタルゲームをベースにした激しい協力体験に飛び込みましょう!

牢獄から始まる広大な島を探索し、悪名高い王に逆らうために、高峰城までずっと、倦怠感に感染した敵の大群を切り倒して進みます… あるいは、試みて死にます。

そして最高のローグライトと同じように、死ぬたびに強くなり、新たなランのたびに先へ進むことができます。

探求する。殺す。死ぬ。変異する。繰り返す。
ソロモード搭載: 空飛ぶ剣、セレナーデが新しい仲間に!

デッドセルズ: ザ・ローグライトボードゲームは、現在ではカルト的な人気を誇る同名のビデオゲームの制作者であるMotion Twinスタジオとの緊密な協力のもとに開発されました。

デッドセルズ(Dead Cells)の遊び方

ゲームの準備

内容物

プレイヤーマーカー
緑の巻物マーカー ×4
赤の巻物マーカー ×4
紫の巻物マーカー ×4
先手プレイヤートークン ×1
最大体力マーカー ×4
セレナードマーカー ×1
バイオーム
バイオームボード(両面) ×4
バイオームタイル ×163
その他
プレイヤートークン ×4
グループトークン台座 ×1
壁/穴トークン ×1
戦闘ラウンドマーカー ×1
手裏剣トークン ×6
ワームトークン ×18
鍵トークン ×2
ランタントークン ×3
病疫トークン ×4
鐘トークン ×3
封筒 ×1
ボード
変異ボード ×1
追加ボード ×1
戦闘ボード ×1
プレイヤーボード
プレイヤーボード ×4
セレナードボード(ソロモード用) ×1
リファレンスカード
ボスリファレンスシート ×3
プレイヤー/プレイヤー補助カード ×4
戦闘トークン
ダメージトークン ×30
盾トークン ×12
黄金の盾トークン ×6
カード
仕切りカード ×15
アップグレードカード ×119
井戸カード ×21
戦闘カード ×24
モンスターカード ×115
ソロ戦闘カード ×3
装備カード ×82
ルーンカード ×7
病疫カード ×5
ボスカード ×43
秘密カード ×16
状態トークン
毒状態トークン ×6
凍結状態トークン ×6
炎上状態トークン ×6
出血状態トークン ×6
標的トークン ×6
戦利品
紫の巻物トークン ×2
緑の巻物トークン ×2
赤の巻物トークン ×2
ポーショントークン ×3
細胞トークン ×12
大型細胞トークン ×4
金歯トークン ×12
大型金の歯トークン ×4

準備

ボードの配置
変異ボード、追加ボード, 戦闘ボード, バイオームボード を中央に配置します。
戦闘ラウンドマーカーを戦闘ボードの指定のライン に置く。
ダメージトークン、 盾トークン、金歯トークン、セルトークン、状態トークン をボードの近くのサプライエリアに配置する。
アップグレードの山札(3色)、井戸の山札、秘密の山札をそれぞれ変異ボードの近くに裏向きで配置 する。
カード01をデッキの一番下に置き、最後の 両面カード はデッキの一番上にする。
バイオームの準備
初回のプレイでは 「牢獄」 のバイオーム から開始します。
(進行すると別のバイオームから開始できるようになる)
バイオーム「牢獄」 に対応する、以下のコンポーネントを取り出します。
・モンスターカード
・エリートモンスターカード
・設計図カード
・バイオームタイル
・装備カードデッキ
追加ボードの準備
モンスターカードをシャッフルして所定の位置に配置します。
エリートモンスターカードをシャッフルして所定の位置に配置します。
設計図カードを所定の位置に配置します。
各バイオームには B +バイオーム番号 でマークされた設計図の山札があります。
これらの強力なカードはゲームを進めることで アンロック され、装備デッキに追加されます。
装備カードをシャッフルして所定の位置に配置する。
バイオームボードの準備
牢獄のバイオームタイルをシャッフルし、対応する形状のスペースにランダムに配置します。
残ったタイルは元の箱に戻します。
グループトークンをバイオームボードの左端の開始スペースに配置します。
プレイヤーの準備
プレイヤーボードの選択
各プレイヤーは、好きなプレイヤーボードを選びます。
※使用しないボードは箱に戻す。
巻物マーカーの配置
緑・紫・赤の巻物マーカー を各自1つずつ取り、それぞれ 対応する色の最初の巻物スペース に配置する。
体力トークンの配置
最大体力トークン を 体力トラックの左から4つ目のハート に置きます。
初期の体力は3となります。
戦闘カードの準備
各自、自分のプレイヤーボードの戦闘カードを受け取り、シャッフルします。
その後、3枚を引き、手札として持ちます(他のプレイヤーには非公開)。
残りのカードは、プレイヤーボードの左側に山札として配置する。
プレイヤー補助カードの配布
各プレイヤーに対応するプレイヤーカードの補助カードを配布する。
補助カードの裏面にはアイコン説明が記載されています。
ファーストプレイヤーの決定
任意のプレイヤーに「ファーストプレイヤートークン」を渡す。

最初の画面は以下のようになります

ゲームの目的

プレイヤー同士(グループ)で協力して、バイオームからの脱出を目指します。
各バイオームは2つ進めるとボスが現れ、ボスを倒すとゲーム勝利となります。

各ゲームの内容は次回に受け継がれて、何度もゲームを繰り返すことで、グループは強化されていきます。

ゲームの補足

バイオームボード

バイオームとは、グループ(プレイヤーたち)が探索するエリアになります。
(最初は『牢獄』のバイオームから開始されます)

バイオーム名
現在のバイオーム名が書かれています。
各マス
各マスには、敵との遭遇、宝箱、扉、商人 などが配置されており、移動すると対応する処理を実施します。各マス間は矢印の方向に移動することができます。
グループトークン
グループ(プレイヤーたち)が現在いるマスを示します。
出口の扉
出口は扉まで到達すると、次のバイオーム、もしくはボス戦に移ります。

追加ボード

追加ボードは左側には各山札、右側には装備やグループのバッグが管理されています。

モンスターの山札
モンスターと遭遇した場合、この山札からモンスターが引かれます。
エリートモンスターの山札
エリートモンスターと遭遇した場合、この山札からモンスターが引かれます。
モンスターの捨て札
戦闘を行ったモンスターはこのスペースに捨てられます。
設計図の山札
設計図を獲得した場合、この山札から引かれます。
装備の山札
装備をする場合、この山札から引いて、各プレイヤーに装備されます。
装備の捨て札
装備カードを捨てる場合はこのスペースに捨てられます。
グループのバッグ
グループの所持している金歯、セル、ポーションなどはここに配置されます。

戦闘ボード

戦闘ボードは相手と遭遇した場合、戦闘ボード上で戦闘が行われます。

戦闘ラウンドマーカー
戦闘のラウンドを管理するためのマーカー。
グループスペース
グループの位置を表すスペース。
戦闘に関与するモンスターとの相対的な位置関係を示す。
戦利品(Loot)はここに配置される。
敵のスペース
モンスターカードは、遭遇タイルやモンスターカードの指示に従い、ここに配置される。
壁/穴スペース
特定の戦闘で「壁」や「穴」トークンを配置する場所。
一部の装備カード(例:レイピア)やゲームの要素が、戦闘時に壁や穴の有無に影響を受ける。
ラウンド終了スペース
各戦闘ラウンドの終了時に発生するアクションを示す。

プレイヤーボード

プレイヤーボードには自分のキャラクターの現在の状態が示されています。

キャラクター名
使用するキャラクター名が記載されています。
体力トラック
現在の体力が示されています。
MAXトークンの左側が現在の体力で、ダメージを負う度左側からダメージトークンが配置されます。体力が全てダメージトークンで覆われたらそのプレイヤーは死亡となります。
スクロールトラック
現在解放している能力が示されています。
各スクロールトークン(3色の矢印)の左側の能力が使用可能で、巻物を獲得することで、これらのトークンを右にスライドさせることができます。

各トラックは以下の3種類があります。
・サバイバル(緑)
・タクティクス(紫)
・ブルータリティ(赤)
装備スロット
獲得した装備は子のスロットに配置することで装備できます。
最初は1つの装備しか配置することができませんが、ゲームを進めることで追加のスロットが開放されてより多くの装備を持てるようになります。

※新しく装備を獲得した時、装備の上限を超える場合は装備を入れ替えることもできます。
使用中の戦闘カード置場
戦闘時、戦闘カードを使用する際はこのスペースに公開されます。
山札
戦闘カードの山札が配置されています。
捨て札
使用した戦闘カードはこのスペースに配置されます。

変異ボード

このボードはゲーム終了時でも状態が保管され、次のゲームでも状態が継続します。

変異ボードは各項目ごとに分かれており、該当するタイミングで効果を実施します。

ルーン
所持しているルーンを示しています。
ゲーム中、ルーンを獲得した場合は該当するルーンを裏返して所持中に変えます。
ゲーム開始時
ゲーム開始時に適応する効果が書かれています。
ゲーム中
ゲーム中に永続的に続く効果が書かれています。
スキル
スキル時、このスキルを使用することも可能になります。
(スキルは1枚しか保持不可)
ボスセル
ボスを倒した時に効果が適応されます。
インターバイオーム
インターバイオーム(バイオーム終了時に実施する処理)の市場の効果が書かれています。

ゲームの流れ

全プレイヤー(グループ)は、以下の流れをくりかえして、バイオームの探索を行います。

1. 移動を行う
バイオーム内を1マスずつ進む。
2. 移動先のタイルをめくり、効果を実施する

移動先のタイルをめくり、その効果を適用する。
3. 生存確認を行う

グループの状態を確認し、続行できるか判断する。

1. 移動を行う

以下の方法で、グループのトークンを移動させます。

ルートを選択する(以下の移動ルールを遵守)
通路を通るために必要なルーンがあるか確認する(詳細は「ルーン」を参照)
判定が必要な場合は、判定を行う(詳細は p.8 の「判定」を参照)
グループのトークンを新しいマスに置く

ルーンとは?

通路にルーンのシンボルがある場合、対応するルーンを所持(突然変異ボード上で「アクティブ」になっている)していなければ通過できない。
所持していない場合は別のルートを探さなければならない。

2. 移動先のタイルをめくり、効果を実施する

グループトークンを新しいマスに移動させたら、そのマスのタイルをめくり、効果を適用する。

宝物
財宝タイル(a): タイルをめくり、報酬を獲得する。
呪われた財宝タイル(b): タイルをめくり、報酬を獲得するがデメリットも発生する。(詳細は p.20 の「呪われた財宝キー」を参照)
商人
各商人タイルには以下の3つの情報が記載されている。
購入可能なアイテム
価格
購入可能な回数
敵と遭遇
遭遇タイル(a) または エリート遭遇タイル(b) をめくると、戦闘フェーズが開始される。
これらのタイルには、どの敵と戦うか、戦闘の準備方法が記載されている。(詳細は p.8 の「戦闘準備」を参照)
エリートと遭遇

新しい場所を発見し、「興味深い人物」と出会うことも……?
転送装置
後半のバイオームに登場……だが、まだアクセスできない。

タイルの効果

宝物タイル

書かれているアイコンの効果を獲得します。

商人タイル

商人では、持っている金歯を支払い、アイテムを購入できます。

遭遇タイル(通常・エリート)

遭遇タイルでは、敵がアイコンの数だけ現れて戦闘を行います。
(★はエリートのモンスターで、普通の敵よりも強敵です)

下部には盗むアクションで獲得できるアイテムが書かれています。

扉も書かれているアイテムを獲得することができます。

また、敵と遭遇して戦闘を行う可能性もあります。

転送装置

転送装置はバイオームを進むと現れます。

より高価の高いアイテムを獲得できます。

アイコン一覧

アイコンは以下のようなアイコンがあります。

#効果
ファーストプレイヤー
このアイコンが他のアイコンと一緒に表示されている場合、その効果はファーストプレイヤーのみに適用されます。他のプレイヤーに効果を譲ることはできません。
ファーストプレイヤー交代
ファーストプレイヤートークンを次のプレイヤー(時計回り)に渡す。
これは必ず最初に行われる処理である。
選択
このアイコンがある場合、記載されている選択肢のうち、1つだけ選ぶ。
ただし、選択肢の中に**「判定(Check)」が含まれている場合**、成功する可能性がなければその選択肢を選ぶことはできない。
装備
装備デッキの一番上のカードを1枚引き、プレイヤーに装備させます。
設計図
設計図デッキの一番下から1枚引き、突然変異ボードのコレクター枠に配置する。
この設計図は**バイオーム間フェーズ(Interbiome phase)**で利用可能になる。(詳細は p.13)
金の歯
このアイコン1つにつき、金の歯トークンを1つ取得し、グループのバッグに入れる。
巻物
指定された色の巻物を1マス右へ移動させる。
(誰か1人のプレイヤーボード上で実行)
小瓶
斬首者のヘルストラックからダメージトークンを1つ取り除く。
セル
このアイコン1つにつき、セルトークンを1つ取得し、グループのバッグに入れる。
ポーション
ポーショントークンを1つ取得し、グループのバッグに入れる。
このポーションは、
戦闘ラウンド0 で すべてのダメージトークンを1人の斬首者から除去する
戦利品アクション(Loot Action)の代わりに使用する
ことができる。
ルーン
突然変異ボード上の対応するルーンカードを裏返して「アクティブ」にする。
ルーンの効果はカードに記載されており、一度取得すれば永続的に保持できる。
チェック
チェック(ハンド・デッキ)を実施します。
成功すれば、ボーナスを獲得できます。

3. 生存確認を行う

グループのプレイヤー全員が生存している場合、次の手番を行います。
グループの誰かが死亡した場合、ゲーム終了となります。

戦闘について

戦闘が開始されたら、戦闘ボード上で戦闘が行われます。

戦闘の準備

遭遇タイルをめくったら、そこに記されたアイコンに従い、上から順に処理する。

モンスターを引く
遭遇タイルに描かれたモンスターのアイコンの数だけ、モンスター(またはエリートモンスター)山札からカードを引きます。
敵の配置
引いたカードを1枚ずつ、遭遇タイルの指示に従い、戦闘ボードに配置します。
配置は常に最初のマス(>>>)から開始。
戦利品の配置(Place Loot)
遭遇タイルに戦利品(Loot)が描かれている場合、そのトークンを戦闘ボードのグループスペースに配置する。
・装備カードの場合
装備の山札から1枚引き、表向きでグループスペースに配置する。
・設計図の場合
設計図の山札の一番下から1枚引き、表向きでグループスペースに配置する。
特殊配置アイコン

モンスターが出現する位置に指定がある場合はその位置にモンスターが配置されます。

指定位置に既に他のモンスターがいる場合は通常通りに配置します。

戦闘の流れ

準備を行なったら、戦闘を以下の流れで実施します。

準備フェイズ
戦闘フェイズ
ラウンド終了フェイズ

1. 準備フェイズ

準備フェイズは、以下の流れで実施します。

議論を行う
パスするプレイヤーを決める(4人プレイヤーの場合)
戦闘カードをプレイする

1. 議論を行う

戦闘の前に、プレイヤーは簡単な準備フェーズを行い、全体的な戦略を話し合う。この議論には3つのルールがある。

  1. この議論は短くすること
    短い とは本当に短く、1分以内を意味する。敵に襲われている最中であり、長話をしている余裕はない。
  2. プレイヤーは優先事項を話し合うことができる
    例えば、どの敵を優先的に攻撃するか、注意すべき点など。
  3. プレイヤーは自分のカードのアイコンについて話してはいけない

2. パスするプレイヤーを決める(4人プレイヤーの場合)

カードは3枚のカードしかプレイできないため、4人プレイヤーの場合はパスするプレイヤーを話し合って決定します。

ファーストプレイヤーはパスするプレイヤーにはなれません。

パスしたプレイヤーはこの戦闘に参加せず、ダメージを受けることも、状態異常を受けることも、ボーナスを得ることもありません。

代わりに以下を実施します。

自分の戦闘カードの山札の一番上のカードを公開する。
そのカードにシンボルがあれば、対応するスクロールを1マス進めることができます。
※2つのシンボルがある場合、選択して進めます。
好きな枚数のカードを捨て、その枚数分デッキから引きます。

3. 戦闘カードをプレイする

ファーストプレイヤーから順番に以下の方法で戦闘カードを選びます。

手札から1枚の戦闘カードを選ぶ。
カードのアクションの内1つを選び、どのラウンドで行うかを伝える。
選んだカードを、自分のボードのアクティブスペースに裏向きで配置する。

全部で3枚の戦闘カードがプレイされたら、カードを公開します。

2. 戦闘フェイズ

戦闘は全3ラウンドで行われ、各ラウンドは以下の流れでグループ(各プレイヤー)と敵のアクションが実施されます。

行動の順番

行動順は戦闘ボード上で以下の順番で実施されます。

アクションの順番(左から右)
<〇>>><>>><〇>>><〇>>><〇>>>

〇:グループのアクション
<、>:モンスターのアクション

カードが無かったり、アクションが空白の場合はその位置のアクションはスキップされ、右まで到達したら1ラウンド終了し、次のラウンドが開始されます。

ラウンド0

ラウンドを開始する前に『ラウンド0』の行動を行います。

一部のカードはラウンド0の効果を持っています。

これらのカードが場に出ている場合、ラウンド開始前に他のラウンド同様左から順にラウンド0の効果を実施していきます。

また、ラウンド0でグループアクションとしてポーションを使用して、誰か1人のダメージを取り除くことが出来ます。

グループのアクション

ファーストプレイヤーから順番にプレイヤーボードに配置した戦闘カードや装備カードの効果を実施します。

パスしているプレイヤーの戦闘はスキップされます。

装備カード・仲間を配置している場合

プレイヤーボードに装備や仲間が配置されている場合は、そのプレイヤーのアクション時、装備・仲間の効果も実施されます。

装備カードは以下の3種類あります。

装備
タイミング指定装備
対応する戦闘ラウンドで効果を実施する。
・/:アクションもしくは装備の効果のいずれかを実施する。
・+:アクションに加えて装備の効果のいずれかを実施する。
常時発動装備
条件を満たしている間は常に効果を適応する。
スキル装備
スキルのアクション時に実施する。
仲間
仲間カード
装備と同様に実施できるが、体力があります。
体力が無くなったら捨て札になります。

装備・仲間について

タイミング指定装備

タイミング指定装備は、以下の2パターンがあります。

“/”が書かれている場合

「/」のシンボルがある装備 は、指定された戦闘ラウンドで使用可能。

ただし、通常の戦闘カードのアクションと置き換える形で使用する必要があります。

“+”が書かれている場合

「+」のシンボルがある装備 は、指定された戦闘ラウンド で使用可能。

そのラウンドに戦闘カードのアクションがある場合、アクションに追加される。

1つの戦闘ラウンドで、1つの戦闘カードに対して1つのタイミング指定装備しか使用できません。

また、同じ装備を1つの戦闘ラウンドで2回使用することはできません。

常時発動装備

このタイプの装備は 戦闘中に自動的に効果を発揮します。

条件を満たす限り、何度でも効果を発動できます。

スキル装備

「スキル(Skill)」アクション を使用して発動する装備。

装備カードに記載された効果を発動する。スキルアクションの回数分しか使用できない。

仲間カード

仲間は装備と同様装備スロットに配置されます。

体力を持ち、ダメージを受けます。体力が0になったら死亡し、捨て札に送られます。

仲間に盾トークンは置けず、回復もできません。

状態異常にはなりません。

アクション一覧

各アクションの効果を実施します。

アイコン内容
ダメージを与える(グループ・モンスター)
相手にダメージを与える。
ブロック(グループ・モンスター)
盾トークンを受け取る。
(盾トークンは相手のダメージを防ぐ。※状態異常は不可)
金のブロック(グループ・モンスター)
金の盾トークンを受け取る。
(金の盾トークンは相手のダメージまたは状態異常を防ぐ)
戦利品を盗む(グループのみ)
戦闘ボードにある戦利品を盗む。
スキルを使用する(グループのみ)
スキルを使用する。
状態異常を付与する(グループのみ)
相手を状態異常にする。
透明(グループのみ)
このラウンド中、その敵はいかなるアクションの対象にもならない
回復(グループのみ)
ダメージトークンを取り除く。

アクション一覧

ダメージ(グループ・モンスター)

ダメージのアクションは以下のように行われます。

グループのアクションの場合

ダメージトークンを指定位置に配置されている相手に置きます。

配置したダメージトークン数が相手の体力(左上の♥)以上になった場合、その敵を撃破できます。

モンスターのアクションの場合

モンスターが攻撃を行った場合、プレイヤーの誰かがダメージを受けます。

ファーストプレイヤーがダメージを受けるプレイヤーを決定します。

ダメージを受けたプレイヤーは体力トラックの最大体力マーカーの左側のすべてのマスが埋まると倒されてしまいます。

ブロック(グループ・モンスター)

ブロックのアクションは以下のように行われます。

グループのアクションの場合

盾トークン 1個 を自分のボードに配置します。

盾トークンは ダメージ 1回分 を防ぎます。(ダメージを受ける代わりにトークンを捨てる)

モンスターのアクションの場合

盾トークン1個を敵のカードに配置します。
盾の効果はプレイヤーと同じです。

盾トークンは複数持つことができます。

盾は状態異常(毒、凍結など) を防ぐことはできません。

盾で防いだ場合、ダメージによって発動する効果は発動しません。

戦利品を盗む

このアクションでは、以下のいずれかが実施できます。

・戦利品を盗む
・ポーションを使用する

戦闘ボードのグループスペースに配置されている1種類のアイテムを全て獲得し、グループのバッグに配置します。

また、戦利品を獲得する代わりにポーションを使用して、1人のプレイヤーのダメージを全て取り除くことも出来ます。

獲得した戦利品で巻物や装備は、戦闘が終了した際に各プレイヤーに割り振られます。

スキル(グループのみ)

スキルを使用する場合、プレイヤーボード上の習得済みスキル、もしくは装備カードのスキルを1つ実施できます。

スキルアイコンが複数ある場合は、その個数分のスキルを実施できます。(同じスキルでも異なるスキルでも可)

ただし、巻物トラック上のスキルは各戦闘ラウンドごとに、1回のみ実施可能です。

状態異常(グループ・モンスター)

状態異常を実施する場合、対象のプレイヤー・敵に状態異常トークンを配置して、その効果が適応されるようになります。

状態異常は以下の5種類があります。

#効果

各戦闘ラウンドの終了フェイズで毒トークン 1個につき1ダメージ を与えます。
出血
戦闘ラウンドⅢの終了時点 で 出血トークンが残っているプレイヤー・敵は死亡する。
炎上
最初の炎上トークン は 効果なし。
2つ目の炎上トークンを受け取った瞬間に即死する。
凍結
次の戦闘ライン(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ のいずれか) にあるアクション(空白でないもの)に適用され、凍結されたキャラクターは、そのラウンドのアクションを実行できない。
標的
標的トークンはすべての受けるダメージが +1 される。
標的トークン 1個ごとに +1 ダメージが加算される。
効果は 戦闘終了まで持続する。

一部のプレイヤーボードや敵は特定の状態異常に対して免疫があります。

免疫を持つ場合、状態異常トークンは配置されずに効果も発動しません。

モンスターを撃破した場合

モンスターの下部の撃破ボーナスのスペースに記載されているアイテムを受け取ります。

ダメージアイコンがある場合は、プレイヤーの誰かがダメージを受けます。

撃破後、モンスターの捨て札に配置されます。モンスターのいた位置は、ラウンド終了時フェイズまで、空白のままになります。

全てのモンスターを倒しても、戦闘はまだ終了になりません。

全ての戦闘ラウンドを最後まで実施します。
(毒や出血などの状態異常の効果は続きます)

盗むアクションは引き続き実施でき、スキルは任意でスキップ可能です。

3. ラウンド終了フェイズ

最終モンスターが戦闘ラウンドでのアクションを実行した後、ゲームは右側のラウンド終了スペースへ進行します。

戦闘ラウンドの最後のアクションは、いつものように左から右へ順番に実行されます。

1. 状態異常の効果を適応する
毒トークンが置かれているプレイヤーボード、モンスターは毒トークン1個につき、1ダメージを受けます。
2. モンスタースペースの空スペースを埋める
グループスペースの右側のモンスタースペースに空きがある場合、モンスターをグループスペースの方向へ移動させて、空きスペースを埋めます。
遠くの右端のスペースにいる敵は、両方の空いているスペースがあれば2スペース左に移動できます。
3. 次の戦闘ラウンドを開始する
ラウンド終了フェイズが終了したら、次の戦闘ラウンドを戦闘ボードの左端から開始します。

最終ラウンドおよびラウンドIV

ラウンドⅢの終了時にまだモンスターが戦闘ボードに残っている場合、ラウンドⅢのラウンド終了スペースに示されている通り、次のアクションを実行します。

毎ラウンド終了時と同様に、毒トークンに対してダメージトークンを受けます。
出血状態のモンスターまたはプレイヤーは、死亡してボードから取り除かれます。
戦闘ボードに残っているラウンドⅣアイコンを持つモンスターは、ラウンドⅣのアクションを実行します。

戦闘終了後

戦闘が終了したら、次の処理を行います。

戦利品を受け取り、各プレイヤーに割り振る
戦利品の巻物と、グループのバッグに保管されている装備を戦闘に参加したプレイヤーに割り当てます。(戦闘に参加しなかったプレイヤーは受け取れません)
戦利品の設計図は、変異ボードのコレクターに配置します。
生き残っているモンスター・戦利品を捨て札にする
残っている死亡していないモンスターを捨て札にします。
残っている戦利品を捨て札にします。
未収集の設計図は設計図デッキの底に置きます。
プレイヤーボードのトークンを取り除く
プレイヤーボード上のすべての盾と状態トークンを捨て札にします。
使用したカードを捨て札にした後、カードを補充する
使用した戦闘カードを捨て札にします。
その後、戦闘カードを1枚引いて、手札を3枚にします。
もし引き山にカードが残っていない場合
捨て札をシャッフルして、裏向きに山札のスペースに置き、そこからカードを引いてください。

死亡

グループのメンバーの体力トラックがダメージトークンで埋められた場合(最大体力マーカーの左側)、そのプレイヤーは死亡となり、ゲームが終了します。

戦闘中にプレイヤーが死亡した場合でも、戦闘は終了まで続けます

ゲームの終了条件

以下の勝利/敗北条件が満たされたら、ゲーム終了となります。

勝利条件

ボスを撃破した場合

敗北条件

プレイヤーの誰かが死亡し、その戦闘が終了した場合
(ボスの場合は、ターンが終了した場合)

勝利した場合

勝利した場合、ボスの説明シートの勝利欄に書かれているボーナスを獲得します。

その後、敗北した場合の時と同じ処理を実施します。

敗北した場合

敗北した場合は、以下の流れで処理を実施します。

バッグ内のアイテムを取り除く
グループのバッグにあるアイテムはすべて(セルを除く)破棄します。
バッグ内の装備カードは装備の山札に戻し、バッグ内の設計図カードは設計図の山札の底に戻します。
設計図を変異ボードを配置する
設計図は変異ボードのコレクターのスペースに置き、設計図の山札の底に戻します。
装備カードを破棄する
装備した装備カードをすべて破棄し、破棄されたカードを装備デッキにシャッフルします。
プレイヤーボードの状態を元に戻す
プレイヤーボード上のすべての状態、盾、ダメージを取り除き、すべてのスクロールと最大体力マーカーを初期の位置にリセットします。

ソロプレイの場合

ソロプレイの場合、セレナーデボードが追加されます。

ゲームの準備

通常ルールに加えてセレナーデボードの準備を行います。

セレナーデボードを「POWER」面を上にして、プレイヤーボードの右側に配置する。
その際、戦闘カードの捨て札置き場として十分なスペースを確保する。
セレナーデのスクロール最初のスクロールスペースに配置する。
セレナーデの戦闘カード(3枚)をシャッフルし、裏向きの山札としてセレナーデボードに配置する。
ファーストプレイヤートークンプレイヤーに渡します。
ただし、ランの途中でセレナーデがファーストプレイヤーの役割を担うこともある。

セレナーデには装備スロットがないため、装備カードを割り当てることはできない。

ゲームのプレイ

戦闘中のセレナーデの行動

戦闘中は以下の流れで実施されます。

プレイヤーは自分の戦闘カードを配置する。
(プレイヤーは2枚のカードを使用します)
セレナーデの山札の一番上をめくり、カードに従って戦闘アクションを実施する。
セレナーデの能力を実施する。
(プレイヤーの捨て札の一番上にあるシンボルに応じて、効果が発動されます)
※捨て札が空、シンボルがない場合は能力を実施できません。
※複数シンボルがある場合、どちらの効果を発動するか選択できます。

セレナーデが獲得できるアイテム

セレナーデはプレイヤーの選択に応じて、巻物・回復・アップグレードなども使用可能です。

巻物(スクロール)
ゲーム中に獲得したスクロールを受け取る。
ただし、そのスクロールが特定のプレイヤー用でない場合に限る。
スクロールの色に関係なく、セレナーデのスクロールは1スペース前進する。
回復
ゲームのルールに則って、セレナーデも回復が可能です。
アップグレードカード
ゲーム終了時、アップグレードカードを戦闘デッキに加えることができます。
これは、セレナーデに対してもプレイヤーと同様に行えます。

セレナーデの返信(パワーアップ)

セレナーデのスクロールが「Power Up」スペースを超えた瞬間、セレナーデは変身します。

セレナーデボードを「MELEE」面に裏返します。
セレナーデの体力が全回復します。
戦闘カードは、元の順番のまま配置されます(捨て札もそのまま維持)。
セレナーデのスクロールを、新しいスクロールトラックの最初のスペースに置きます

ゲームの終了条件

通常のルール同様、セレナーデが死亡した場合でも、ゲームは終了します。

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