『ダンジョン・ツイスター(Dungeon Twister)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | ダンジョン・ツイスター(Dungeon Twister) | ||
特徴 | ダンジョンツイスターTMでは、あなたは富と力に満ち溢れた魔法使いのダンジョンで捕らわれた冒険者の一団を操作することができます。 魔法使いは自分が作った機械仕掛けの迷宮から脱出しようともがくあなたを見て楽しむためだけに、あなたをカタコンベへテレポートさせました。 そしてあなたは同じく脱出しようとする敵の冒険者の攻撃から生き延びるために戦い続けなければいけません。 | ||
プレイ人数 | 2 人 | プレイ時間 | 72 分 |
ゲームデザイナー | Christophe Boelinger | 複雑さ | 3 |
アートワーク | Thierry Masson, Wayne Reynolds | 戦略 | 4 |
エディター | Ludically | 運 | 1 |
発売日 | 2004 | やり取り | 3 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
ダンジョン・ツイスター(Dungeon Twister)とは?
ダンジョンツイスターTMでは、あなたは富と力に満ち溢れた魔法使いのダンジョンで捕らわれた冒険者の一団を操作することができます。
魔法使いは自分が作った機械仕掛けの迷宮から脱出しようともがくあなたを見て楽しむためだけに、あなたをカタコンベへテレポートさせました。
そしてあなたは同じく脱出しようとする敵の冒険者の攻撃から生き延びるために戦い続けなければいけません。
ダンジョン・ツイスター(Dungeon Twister)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・ | 正方形の部屋ボード(8枚) |
・ | スタートラインボード(2枚) |
・ | 衝立(2枚) |
・ | トークン(14個が2セット:キャラクター8個、オブジェクト6個) |
・ | フィギュア(8個が2セット) |
・ | カードデッキ(16枚が2セット:戦闘9枚、ジャンプ3枚、アクション4枚) |
準備
❶ | 部屋の配置 部屋(8枚)を見ずにシャッフルします。 裏向きのまま配置し、縦2部屋 × 横4部屋の長方形ボードを作成します。 |
❷ | スタートラインの設置 各プレイヤーは自分の色を選びます。 選んだ色のスタートラインを、迷路の端に自分の前に配置します。 |
❸ | 衝立とトークンの準備 各プレイヤーは選んだ色の衝立を展開し、自分の前に置きます。 衝立の後ろに、自分の色に対応する14個のトークン(キャラクター8体、オブジェクト6個)を隠します。 |
❹ | カードデッキの準備 各プレイヤーは自分の色に対応する16枚のカードを自分の手札として受け取ります。 |
ゲーム前の準備
ゲーム開始前に各プレイヤーは以下の流れで自分のキャラクターとオブジェクトをボード上に配置していきます。
1. スタートラインに配置するキャラクターを決める
自分のスタートラインに配置するキャラクターを配置する。
(キャラクター:下に白と黒の数字が書かれているトークン)
2. 残りのトークンを部屋に配置する
ランダムでスタートプレイヤーを決定し、交互に自分のトークンを裏向き各部屋に配置していきます。(自分のみ確認可)
各部屋は端の4部屋(スタートラインに接している部屋)は上限2個までのトークンを配置でき、中央の4部屋は上限3個までのトークンを配置できます。
3. スタートラインのキャラクターを公開する
全てのトークンを配置し終えたら、スタートラインのキャラクターを公開し、ゲームを開始します。
最初の画面は以下のようになります
ゲームの流れ
各プレイヤーは順番に以下の流れで手番を行います。
1. アクションカードをプレイする
手札のアクションカードを1枚選択して、プレイします。
(各アクションカードには2・3・4・5のアクションポイント(AP)が書かれています)
最初のサイクル(4枚のアクションカードを全て使用するまで)のみ、以下のルールが適応されます。
❶ | 先手プレイヤーはAP2のカードのみ使用できる。 |
❷ | その後、そのサイクル中は使用されたカードの中で最も高いAPから+1までのアクションカードを使用することができます。 |
❸ | 次のサイクル(アクションカードを回収した後)は好きな順番でアクションカードを使用することができます。 |
2. アクションの実行
使用したアクションカードのAPの数だけ、以下のいずれかのアクションを実施します。
・部屋を公開する
・部屋を回転させる
・キャラクターを移動させる
・戦闘を行う
・キャラクターの特殊能力を使用する
・オブジェクトを使用する
3. アクションカードがなくなった場合
アクションカード4枚を全て使用した場合、アクションカードを全て手札に戻します。
部屋を公開する
非公開の部屋の前に自分のキャラクターがいる場合、該当する部屋を公開できます。
(※部屋との間に壁がある場合は不可)
1. 部屋を公開する
部屋上にあるトークンを全て取り除き、部屋を公開します。
2. 公開したプレイヤーがトークンを配置する
部屋を公開したプレイヤーは、自分の色のオブジェクトトークン以外のトークンを公開した部屋の好きな位置に配置します。
3. 対戦相手がトークンを配置する
その後、もう一方のプレイヤーが取り除いたオブジェクトトークンを部屋の好きな位置に配置します。
すべてのトークンは表向きに配置され、1 マスにつき 1 つを超えないようにします。 各トークンは、空の床の正方形または回転ギアに配置する必要があります
部屋を回転させる
各部屋には『回転装置』のマスが配置されています。
自分のキャラクターが『回転装置』上にいる場合、その部屋もしくは回転装置の数字が同じ部屋(同じ色の部屋)を部屋上の回転装置の矢印の向きに90度回転させることができます。
回転しても部屋に置いてあるトークンの位置はそのマスのままになります。
キャラクターを移動させる
自分のキャラクターを移動数(左下の白い数字)までの数だけ、移動することが出来ます。
各キャラクターはオブジェクトまたは自分の色の負傷したキャラクターを通過/停止することで、1個まで運ぶことが出来ます。(拾うのに追加でAPを支払う必要はありません)
移動可能な方法
以下の方法で移動が可能です。
・ | 隣接する任意のマスに移動する(後退を含む)。 |
・ | オブジェクトや負傷したキャラクター(味方または敵)の上を通過/停止。 |
・ | 同じ色の無傷のキャラクターを通過することは可能だが、その上で停止はできない。 |
・ | 回転ギアの上を通過/停止することが可能。 |
・ | 開いたり壊れたりした鉄格子を通過することが可能。 |
移動不可な方法
以下の方法で移動はできません。
・ | 斜めに移動する。 | |
・ | 落とし穴を通過したり、その上で停止する。 | |
・ | 敵キャラクターを通過したり、その上で停止する。 | |
・ | 閉じた鉄格子を通過する。 | |
・ | 壁を通過する。 |
手札のジャンプカードを使用することで、飛び越えた先が移動できる位置であれば、落とし穴を飛び越えて2マス移動することができます。
※落とし穴の上にキャラクターや負傷したキャラクターがいる場合は、落とし穴を飛び越えることはできません。
自分のキャラクターが相手のスタートラインまで到達した場合、即座に迷宮から抜け出します。
そのキャラクターと輸送中のオブジェクト/負傷中のキャラクターは取り除き、1勝利点(VP)を獲得します。
負傷されたキャラクターと一緒に抜け出しても勝利点は追加されません。
・ | キャラクターを通過することは可能ですが、停止時は複数のキャラクター、複数のオブジェクト/負傷中のキャラクターが同じマスに配置することはできません。 |
※キャラクター+オブジェクト、キャラクター+負傷中のキャラクターの組み合わせなら1つのマスに配置可 | |
・ | 自分のキャラクター2体を同じマスで通過する際、キャラクター間で運んでいるものを好きなように交換できます。 |
戦闘を行う
隣接する位置に相手のキャラクターがいる場合、隣接する敵に攻撃をすることができます。
各プレイヤーは手札から戦闘カードを1枚選び、裏向きに配置します。
その後、一斉に公開し戦闘カードの値をキャラクターの攻撃値(右下の黒い数字)に加算します。
数字の合計数を比較し、少なかったキャラクターは負傷となり、裏向きに配置します。
(同点の場合は、どちらのキャラクターも負傷せず、APのみ消費されます)
・使用した戦闘カードは捨て札になります。
(※+0の戦闘カードを使用した場合は手元に戻ってきます)
・閉じた鉄格子または壁が間にある場合、戦闘することはできません。
・負傷したキャラクターをこの手番中にサイド攻撃することはできません。
・相手のキャラクターに2体以上のキャラクターを隣接させて戦闘を行った場合、集団で戦闘に参加します。(負傷したキャラクターは除く)
・複数のキャラクターの攻撃値の合計で比較を行います。
(戦闘カードは1枚のみ使用する)
・戦闘終了後、戦闘に負けたキャラクター全員が負傷します。
キャラクターが負傷した場合、負傷したキャラクターとそのキャラクターが運んでいたトークンがマスに配置されます。
負傷したキャラクターはアクションが実施できなくなり、戦闘値が『0』となります。(※戦闘カードは使用できます)
負傷したキャラクターが戦闘から敗北したばあいはそのキャラクターはゲームから除外され、倒したプレイヤーは1勝利点を獲得します。
負傷したキャラクターを運んでいるキャラクターが戦闘で敗北した場合、負傷したキャラクターは取り除き、運んでいたキャラクターは負傷状態になります。
キャラクターの特殊能力を使用する
1APを消費するキャラクターの効果を使用します。
(キャラクターの説明で、1APを消費する明記が書かれています)
キャラ | 効果 |
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クレリック(敏捷: 4、戦闘: 2) クレリックは隣接マスにいる負傷したキャラクターを1APで回復できる。治癒されたキャラクターはそのターン、アクションを実行できない。 | |
ゴブリン(敏捷: 4、戦闘: 1) ゴブリンは、負傷せずダンジョンから脱出した場合、所有者に2 VPの価値があります。 | |
メカノーク(敏捷: 3、戦闘: 2) 回転ギアの上に立っているメカノークは、その値の部屋を任意の方向に回転させることができる。 | |
シーフ(敏捷: 5、戦闘: 2) シーフは、鍵の掛かった扉を開けることができます。また、落とし穴を通り抜けるか、その上に立つことができます。シーフが落とし穴上にいる間、同色の他のキャラクターは何の障害もなしに落とし穴を通り抜けることができます。 | |
ウォリアー(敏捷: 3、戦闘: 3) 閉じた扉の前に立つウォリアーは1APを消費して扉を壊すことができます。 | |
トロール(敏捷: 2、戦闘: 4) 負傷すると、トロールは1APで再生できる。トロールはそのターン中、他のアクションできない。 | |
ウィザード(敏捷: 4、戦闘: 1) ウィザードは飛翔状態です。彼は落とし穴や敵キャラクターの上を移動できる。魔法使い:彼は巻物を使うことができる。 | |
ウォールウォーカー(敏捷: 4、戦闘: 1) ウォールウォーカーは1APを消費し、壁をすり抜けることができます。 |
オブジェクトを使用する
1APを消費するオブジェクトを持っているキャラクターはその効果を使用できます。
(APを必要とするオブジェクトは、トークンに1と書かれています)
使用したオブジェクトはゲームから取り除かれます。
キャラ | 効果 |
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鎧 この鎧を着用しているキャラクターは、防御時にのみ戦闘力+1のボーナスを得る。 | |
ロープ 一般。ロープを持っているキャラクターがターン中に落とし穴に移動して止まることができる。あなたは2つ以上隣接する落とし穴に1つのロープを追加ことはできない。 | |
ファイアボールの杖 魔法。魔法使いだけが火球の杖を使用できる。トークンは捨てられる。火球は直ちに、その杖を使用しているウィザードの視線上にいる最初のキャラクター(生死を問わず)を除去する。 | |
敏捷ポーション 敏捷ポーションを持っているキャラクターは1APでそれを飲むことができます。ポーションのトークンは捨て、このキャラクターは現在のターン中にしか使用できない4APを即座に獲得します。 | |
剣 剣を装備しているキャラクターは、攻撃時に+1の戦闘ボーナスを得る | |
宝箱 宝箱を持ってダンジョンを脱出したキャラクターは、チームに追加の勝利点を獲得できる。宝箱はどんなカラーでも構わない。 |
ゲームの終了条件
以下の条件を満たした場合、ゲーム終了となります。
誰かが5勝利点を獲得した場合
5勝利点を獲得したプレイヤーが勝利となります。
前述していますが、勝利点の獲得方法は以下の通りです。
・敵を倒した場合、1勝利点。
・迷宮から抜け出した場合、1勝利点。
(キャラクター、トークンによる追加点)
変更可能ルール
拡張
拡張は以下の設定で変更することができます。
・基本
・パラディンズ&ドラゴンズ
・3-4人の部屋
・水と炎
・フォース・オブ・ダークネス
・マーセナリーズ
・ファイヤー&ブラッド
・森の生き物
・氷の大地
・プリズン
拡張を変更することで、ボードが変更されて新しいマスが追加されたり、キャラクター、トークンもボードに合わせたものに変更されます。