『エネミーアネモネ(Enemy Anemone)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | エネミーアネモネ(Enemy Anemone) | ||
特徴 | エネミーアネモネはマストノットフォローのトリックテイキングゲームです。 The start player plays one card. Every other player must play a card in a suit that has not yet been played into the trick. If a player cannot play a suit that has not been played, they discard a card from their hand into their score pile. The highest card played wins the trick and takes all cards played into their score pile. The lowest card played takes an Anemone card, which can be added to a card in a future trick to increase its value. At the end of the hand, once all cards have been played, players score one point per card in the score pile. The 3s, 5s, and 8s of each suit are worth an extra point. The player who has the lowest score at the end of the hand gains an Anemone card. | ||
プレイ人数 | 2 - 6 人 | プレイ時間 | 23 分 |
ゲームデザイナー | Daniel Newman | 複雑さ | 1 |
アートワーク | Rob Turpin | 戦略 | 1 |
エディター | New Mill Industries | 運 | 4 |
発売日 | 2023 | やり取り | 2 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
エネミーアネモネ(Enemy Anemone)とは?
エネミーアネモネはマストノット フォローのトリックテイキングゲームです。
スタートプレイヤーはカードを1枚プレイする。他のプレイヤーは、そのトリックにまだ出されていないスートのカードを出さなければなりません。プレイされていないスートをプレイできないプレイヤーは、手札から1枚を得点の山に捨て札します。
プレイされたカードのうち最も高いカードがそのトリックに勝ち、プレイされたカードすべてを得点の山に入れます。最も低いカードはアネモネカードを取ります。アネモネカードは将来のトリックでカードに加えることができ、カードの価値を高めることができます。
手札がすべてプレイされた時点で、プレイヤーは得点の山にあるカード1枚につき1点を得点します。各スートの3、5、8は1点加算される。ハンドの終了時に最も点数の低かったプレイヤーはアネモネカードを1枚獲得します。
エネミーアネモネ(Enemy Anemone)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・カード(60枚:スートは6種類、各スート1~10)
・アネモネカード(9枚)
準備
1. プレイヤー人数に対応するカードを準備します。
(使用されないカードはこのゲームでは使用されません)
プレイ人数 | 2人 | 3人 | 4人 | 5人 | 6人 |
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使用されるスート数 | 4スート | 3スート | 4スート | 5スート | 6スート |
取り除くカード | 1・10 | – | – | – | 1・10 |
全体の枚数 | 32枚 | 30枚 | 40枚 | 50枚 | 48枚 |
2. 中央にアネモネカード9枚を配置します。
3. ランダムにリードプレイヤーを決めて、ゲームを開始します。
最初の画面は以下のようになります
ゲームの流れ
各ラウンドは以下の流れで実施されます。
1. 手札を配る
2. トリックテイキングを行う
3. 得点計算を行う
1. 手札を配る
使用するカードを全てシャッフルし、各プレイヤーに10枚ずつカードを配ります。
2人プレイの場合、各プレイヤーに8枚ずつ配り、残りは山札として中央に配置します。
6人プレイの場合、各プレイヤーに8枚ずつ配ります。
2. トリックテイキングを行う
このフェイズでは、手札が全て無くなるまでトリックテイキングを行っていきます。
各トリックでは、各プレイヤーは異なるスートのカードを出していき、最も高い人はトリックを獲得、最も低い人はアネモネを獲得します。
詳しい流れは次の『トリックテイキングの流れ』をご覧ください。
手札が無くなるまで、以下の流れで繰り返し実施していきます。
❶ | リードプレイヤーから時計回りで順番に1枚ずつ表向きでカードを出します。 この時、既に場に出されているスートのカードは出すことが出来ません。 |
※どうしても出せない場合、手札のカードを1枚選択して自分の得点カードとして捨て札にします。 (このカードは自分の得点になります) | |
❷ | 全員が1枚ずつカードを出したら、該当プレイヤーはトリック、アネモネを獲得します。 ・最も大きい数字を出したプレイヤーは、トリック(場のカード)を獲得します。 ・最も小さい数字を出したプレイヤーは、アネモネ(※後述)を獲得します。 |
※該当プレイヤーが複数人いる場合、後で出した方がトリック/アネモネを獲得します。 ※6人プレイの場合、最も小さい数字を出したプレイヤーはアネモネ+2を1枚、2番目に小さい数字アネモネ+1を獲得します。 | |
❸ | トリックの獲得者が次のリードプレイヤーとして、次のトリックが開始されます。 |
アネモネカード
アネモネカードはカードを出す際に一緒に出すことでアネモネカードの数字を加算(+1/+2)することができます。(複数枚同時に出すことも可)
※+2のアネモネは分割して使用することはできません。
アネモネを獲得した時、『+1』の面のアネモネカードを持っていない場合は、アネモネカードを『+1』の面にして受け取ります。
『+1』の面のアネモネカードを持っている場合はそのカードを裏返して『+2』の面にします。
場にアネモネカードがない場合は、他のプレイヤーから奪うことができます。
2人プレイの場合、各プレイヤーは2枚ずつカードを出すまで、交互にカードを1枚ずつ出します。
(通常のルール同様、出すカードは異なるスートを出します)
その4枚のカードからトリック獲得者とアネモネの獲得者を決めます。
(※同じプレイヤーが両方獲得する場合もあります)
次のトリックをプレイする前に、各プレイヤーは山札から手札に2枚引きます。山札が全て無くなり、手札も全て無くなったらこのフェイズが終了します。
3. 得点計算を行う
全プレイヤーが全ての手札を出し終えたら、得点計算を行います。
得点項目 | 得点 |
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獲得カード | 獲得したカード1枚につき、1点を獲得します。 |
3・5・8のカード | 獲得した3・5・8のカード1枚につき、追加で1点を獲得します。 |
最も得点の高いプレイヤーがスタートプレイヤーで、次のラウンドを実施します。
(※アネモネカードは次のラウンドに引き継がれます)
ゲームの終了条件
以下の条件を満たされた場合、ゲーム終了となります。
4ラウンド目が終了した場合
最も得点が高いプレイヤーが勝利です。
同点の場合、アネモネカードを多く持っているプレイヤーが勝利となります。