『ノームホロー(Gnome Hollow)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | ノームホロー(Gnome Hollow) | ||
特徴 | 太古の昔から、ノームは謙虚な自然の世話人です。秘密裏に地下の住処から出てきては、人間が”妖精の輪”と呼ぶ、キノコのリングを丁寧に維持しています。キノコの小道が完成するとあっという間にキノコは収穫されてしまうので、作業は素早く行わなければなりません。シーズンの終わりまで最も賢いノームとなり、最も多くのキノコを収穫できるのは誰でしょうか? ノームホロウは、タイル配置のワーカープレイスメントゲームで、卓上できのこと花の庭を作りあげます。ピースは全て手描きの水彩画で彩られており、ノームと自然の気まぐれな雰囲気が表現されています。ターンは一見すると簡単です:プレイヤーは庭にタイルを置き、ノームを移動し、アクションを1回行います。 タイルを配置してアクションを実行すると、非常に満足できるコンビネーションプレイを行うことができます。プレーヤーは戦略的にタイルを配置し、貴重なキノコのリングを開発します。リングが完成したら、キノコを収穫し、マーケットで販売し、ホロウの光輝く宝物と交換しましょう。 小さなキノコの輪からは小さな報酬が得られます。大きなキノコの輪からは、より豊かな報酬が得られます!新しいサークルを完成させると、スコアが自動的に増加します。リングマーカーを移動させ、新たな報酬を得るたびに、プレイヤーボードは追加スコアを自動的に計算します。つまり、キノコの輪を完成させるたびに個々のプレイヤーに新しい戦略的選択肢と重要なボーナスが提供されます。 庭を成長させていくと、いくつかの報酬により、プレイヤーは珍しい看板にアクセスできるようになります。完成したリングに設置すると、看板はホロウの全てのノームにとってユニークなワーカー配置スポットになります。 野の花は文字通り野生で、リングを完成させたり、ゲーム中の複雑な問題を解決したりできます。野の花を植えるとプレイヤーは野の花のトークンを獲得します。他のプレイヤーはアクションとして花に移動し、同じ野の花のトークンを収集できます。これらのトークンを各プレイヤーの個人ボードに配置すると、ゲーム終了時に得点となり、これも貴重な戦略です。 ノームはマーケットを訪れ、キノコの注文をこなして、ボトルキャップやボタン、羽、クリスタル、スケルトンキーなどの宝物を獲得します。各カードには 2 つのオプションがあります。上部の部分をこなしてわずかな宝物を手に入れるか、下部の部分をこなして大きな宝物を手に入れるかを選択できます。カードの白い部分はプレイヤーにキノコの交換権を与え、プレイヤーは今後のターンで看板を訪れることでその権利を使用できます。 賢いプレイヤーは、慎重に戦略を立て、キノコの輪を作ることとマーケットに行くことのバランスを取りながら、庭に生える野生の花のコレクションを充実させます。戦略的に対戦相手を出し抜きつつ、美しいゲームを楽しみましょう。 ノームホロウに来て、静かな庭園、キノコの収穫を競うスリル、そして輝く宝物をすべて集めるご褒美を体験してください! | ||
プレイ人数 | 2 - 4 人 | プレイ時間 | 30 分 |
ゲームデザイナー | Ammon Anderson | 複雑さ | 2 |
アートワーク | Ammon Anderson, Patrick Spaziante | 戦略 | 3 |
エディター | The Op Games | 運 | 1 |
発売日 | 2024 | やり取り | 2 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
ノームホロウ(Gnome Hollow)とは?
ノームホロウは、空間タイル配置とワーカープレースメントのゲームで、プレイヤーはきのこと花のテーブルガーデンを育てます。
ターンはシンプルで、タイルを配置し、ノームを動かしてアクションを取ります。リングを完成させるときのこを収穫し、市場で宝物と交換します。小さなリングは小さな報酬、大きなリングはより豊かな報酬をもたらします。
各プレイヤーはスコアを増やし、戦略的な選択とボーナスを得ます。さらに、レアな標識や野生花を使ってゲームを進め、きのこを売って宝物を獲得します。ゲームは美しさと戦略の両方を楽しむ旅です。
ノームホロウ(Gnome Hollow)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・ | 切り株タイル(1枚) |
・ | ガーデンタイル(92枚) |
・ | 日没タイル(1枚) |
・ | 花タイル(8枚) |
・ | 花トークン(32枚:8色) |
・ | ノーム駒(8個) |
・ | 看板コマ(7個) |
・ | 宝物トークン(57枚:ボトルキャップ15個、ボタン10個、羽12個、クリスタル10個、鍵10個) |
・ | キノコトークン(110枚:赤28個、黄27個、ピンク20個、ティール20個、紫15個) |
・ | プレイヤーボード(両面4枚) |
・ | リングマーカー(32個:4色) |
・ | 風車マーケットトークン(21枚:赤5個、黄5個、ティール4個、ピンク4個、紫3個) |
・ | 風車マーケットボード(1枚) |
・ | ガーデンタイルボード(1枚) |
・ | プレイヤーエイドカード(4枚) |
・ | キノコトレードボード(1枚) |
・ | 袋(1個) |
・ | 赤い帽子トークン(1個)※スタートプレイヤートークン |
準備
❶ | 切り株タイル 切り株タイルをテーブルの中央に配置します。 |
❷ | 風車マーケット 風車マーケットをテーブルの端に配置し、対応するキノコの隣に風車マーケットトークンを積み重ねます。 |
❸ | ガーデンタイルボード ガーデンタイルボードを全てのプレイヤーが手の届く範囲に配置します。 全てのガーデンタイルを袋に入れ、ランダムで8枚をガーデンボードに配置します。 各プレイヤーは2枚ずつランダムに袋からタイルを引き、ゲームから取り除きます。 (※プレイ人数×2枚が取り除かれます) |
❹ | 宝物とキノコ 宝物トークンとキノコトークンのサプライを作成します。 |
❺ | 花トークンとタイル 花タイルと並べて配置します。 各花タイルに、種類と一致する花トークンをプレイ人数の枚数だけ上に重ねます。 |
❻ | 看板 看板コマをガーデンタイルボードの近くに配置します。 |
❼ | 各プレイヤーの準備 各プレイヤーは色を選び、色に対応する以下を受け取ります。 ・プレイヤーエイド(1枚) ・ノーム(2個) ・プレイヤーボード(1枚) ・リングマーカー(8個) |
❽ | リングマーカー プレイヤーボードの指定の位置にリングマーカーを8個配置します。 |
❾ | ファーストプレイヤートークン ランダムでスタートプレイヤーを決め、そのプレイヤーに赤い帽子トークンを渡します。 |
最初の画面は以下のようになります
ゲームの流れ
各プレイヤーは順番に以下の流れで手番を行います。
1. タイルを配置する
2. リングを完成した場合、ボーナスを獲得する
3. ノームを移動し、アクションを実施する
1. タイルを配置する
『場に公開されているタイル』もしくは『手元に保持しているタイル』から2枚を選び、配置条件に従って場に配置します。
・ | 『中央の切り株』または『既に配置されたタイル』に隣接して配置します。 |
・ | タイル上の道と草原は隣接するタイルと矛盾が発生しないように一致させる必要があります。 |
・ | 他のプレイヤーが占拠している小道にタイルを繋げる場合、そのプレイヤーから許可を得る必要があります。 |
・ | 占拠されている未完成の小道2つを繋げることはできません。 |
・ | 各タイルは裏向きで配置することができます。 |
花ボーナスで受け取った花タイルは、2枚の制限に関係なく追加で配置できます。
2. リングを完成した場合、ボーナスを獲得する
タイルを配置して、小道のリングが完成した場合(道が円になるように繋がった場合)、以下の処理を行って、完成ボーナスを獲得します。
1. キノコを獲得する
自分が占拠している小道でリングが完成した場合、完成したリングに使用されたタイルに描かれているキノコに対応するキノコトークンを獲得します。
誰も占拠していない小道が完成した場合は、キノコトークンは誰も獲得せずに小道に配置されます。
キノコトークンを配置されている小道にノームを移動すれば、キノコトークンを獲得できます。
2. リングマーカーを移動し、アクションを実施する
小道のリングを完成させたプレイヤーは、自分の個人ボードの一番左の位置にあるリングマーカーをリング完成時のタイル数に対応するスペースの好きな位置に配置します。
その後、リングマーカーを配置したスペースのアクションを実施します。
注意点
・全て埋まっている場合はマーカーは配置できません。
・中央の切り株タイルは、リングのタイル数の1つとしてカウントされます。
アクション
アイコン | アクション |
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看板 完成したリングに看板を配置して、看板の効果を実施する。 もしくは、既に配置された看板の効果を実施する。 | |
タイル 公開されているタイルから1個を選択して、手元に保持できる。 ワイルドの花タイルを含めて持てるタイルは2個までで、3個持った場合は1枚捨てます。 | |
花 花市場にある持っていない花トークンをを取り、個人ボードの上側の窪みの左側に配置します。 | |
キノコ 完成したリングからキノコを書かれている数字分だけ再度獲得できます。 リングのキノコからはそれぞれ1個までしか獲得できません。同じ種類のキノコが複数ある場合は、同じ種類のキノコを複数獲得できます。 | |
リングマーカー リングマーカーの位置にリングマーカーを配置します。 (これにより、1手番で2個のマーカーを消費できます) |
花ボーナス
花ボーナスアイコンが描かれているリングマーカーを移動した場合、花ボーナスを獲得できます。(※2/4/6個目のリングマーカー)
場に花タイルが残っていない場合は、代わりに花市場から1個を選択して受け取ります。その場合は既に所持している花トークンは受け取れません。
1. 花の種類を選択する
場に残っている花の種類を1つ選択する。
2. 花タイル、花トークンを獲得する
選択した種類の花タイルと花トークン1個ずつを受け取ります。
花タイルは手元に受け取り、花トークンは個人ボードの上の窪みの一番左の空いているスペースに配置します。
3. 花トークンを花市場に配置する
選んだ種類の残りの花トークンは花市場に配置され、花市場のアクションで獲得できるようになります。
花タイルはワイルドタイルで、自分の手番中に追加で場に配置できます。
このタイルを配置する場合、他のプレイヤーが占拠している小道への配置時の許可は不要で、隣接の条件に関係なく配置できます。
手元に保持できるタイルはノーマルの保持タイル含めて2枚までしか所持することはできません。
(3枚目を獲得した場合は、1枚を捨て札にします)
また、ワイルドの花タイルは1枚までしか所持できません。
この処理は『自分が占拠している小道』もしくは『誰も占拠していない小道』を完成した場合に処理が行われます。
『他のプレイヤーの占拠している小道』を完成した場合は処理は行われず、そのプレイヤーの手番のタイル配置後にリングの完成ボーナスが受け取ります。
3. ノームを移動し、アクションを実施する
ノームを1個選択して移動を行い、そのスペースのアクションを実施する。
移動スペースとアクション
移動できるスペースとアクションは以下になります。
# | 移動スペース | アクション |
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・ | キノコの通路 | 小道を占拠する |
・ | 花市場 | 花を獲得する |
・ | 看板 | 看板の効果を実施する |
・ | 切り株 | マーケットに販売する |
小道を占拠する(キノコの通路)
キノコの通路にノームを移動した場合、そのキノコの通路を占有することができ、リング完成時にボーナスを獲得できるようになります。
他のプレイヤーが占有している通路には配置することはできません。
誰も占有していない状態で完成したリングには、キノコトークンが配置されています。
その位置に移動した場合は、その位置のキノコトークンを獲得できます。(リングマーカーの移動はできません)
花を獲得する(花市場)
花市場にノームを配置した場合、花市場に配置されている花を獲得して、個人ボードの上部にある窪みに左側から順番に配置します。
看板の効果を実施する(看板)
既に配置されている看板にノームを移動することで、看板の効果を実施することができます。
マーケットに販売する(切り株)
切り株に配置した場合、風車マーケットの空いているスペースに、1種類のキノコトークンを支払って風車トークンを配置し、スペースの数字に対応する宝物トークンを獲得します。
一度購入されたスペース(一番左側スペース以外)は、購入できなくなります。
一度の販売では2回まで実施することができます。
(※同じ種類のキノコを2回販売することはできません)
ゲームの終了条件
以下のいずれかの条件を満たした場合、そのラウンドが最終ラウンドとなります。
・誰かが8つ目の花を取得する。
・誰かが8つ目のリングマーカーを使用する。
・袋の中にタイルが空になる。
ラストプレイヤーまで実施後、各プレイヤーはノームの移動を1回ずつ行い、ゲーム終了となります
得点計算を行い、最も得点を獲得したプレイヤーが勝利となります。
同点の場合は、手元にキノコが残っているの方のプレイヤーが勝者です。
得点計算方法
各プレイヤーは以下の得点項目で得点を確認します。
得点項目 | 得点 |
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花 | 個人ボードで一番右側に配置している花の得点を獲得する。 |
リングマーカー | 個人ボードでリングマーカーが配置されていないスペースの一番右側に対応する得点を獲得する。 |
宝物(キノコの販売) | キノコの販売で獲得した宝物トークンの得点を獲得する。 |
変更可能ルール
変則ルール-キノコ交換ボード(デフォルト:OFF)
ONにすることで、看板アクションを行なった際に、自分の所持しているキノコを他のキノコに1回交換することができます。
交換できるキノコの条件は看板ごとに指定されています。
変則ルール-アドバンスドプレイヤーボード(デフォルト:OFF)
この設定をONにすることで、プレイヤーボードが裏返されて、リングマーカーを配置できる条件が難しくなります。
形と道が指定されている場合、その形と道が一致するように配置しなければリングマーカーは配置できません。