遊び方

『インク(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

『インク(Ink)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

ボードゲームの基本情報
タイトルインク(Ink)
特徴インクは扱いが難しい媒体です。しかし、丁寧に使いこなせば、その自然な表現力と鮮やかさは、驚くほど豊かな視覚効果を生み出すことができます。 INK は、最高のコレクションにふさわしい豪華な絵画を創作してあなたの才能を発揮することをお誘いします。 When art meets strategy, ink flows as a river!
プレイ人数 2 - 4 人プレイ時間 30 分
ゲームデザイナーKasper Lapp複雑さ2
アートワークChris Quilliams戦略3
エディターFinal Score Games2
発売日2025やり取り1

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

インク(Ink)とは?

インクは、決して寛容ではない画材です。しかし、丁寧に使いこなせば、その即興性と鮮やかさは、驚くほど豊かな視覚効果を生み出します。

『INK(インク)』では、あなたの才能を駆使して、偉大な美術コレクションにもふさわしい華麗な絵画を描きましょう。

芸術と戦略が交わるとき、インクは川のように流れ出します!

インク(Ink)の遊び方

ゲームの目的

手番を繰り返して、自分の手元にあるインク瓶を全て配置し終えることを目指します。

ゲームの準備

内容物

スタートタイル(1枚)
インクタイル(95枚)
有色インク瓶(100本:4色25個ずつ)
黒インク瓶(15本)
パレットカード(10枚)
羽ペンホイール(1個)
ボーナスアクション表示ボード(1枚)
白いスポットトークン(14個)
Xトークン(15個)
XXトークン(20個)
ボーナスアクションタイル(12枚)
インクタイル用の布袋(1つ)
Xトークン用の布袋(1つ)
色覚サポート用ディスク(8個:各色2個ずつ)
スタートプレイヤー用羽ペントークン(1個)
ルールブック(1冊)
ソロモード用ルール(1冊)
ボーナスアクション早見表(1枚)

準備

羽ペンホイールの準備
羽ペンホイールをテーブル中央に置きます。
スタートタイル・パレットカードを受け取る
各プレイヤーはスタートタイル1枚とパレットカード1枚をランダムに受け取り、公開します。
残りのスタートタイルとパレットカードは箱に戻します。
インクタイルの準備
インクタイル(95枚)を全て、インク用の布袋に入れます。
その後、布袋からタイルを引いて、羽ペンホイールの各羽ペンの前にタイルを1枚ずつ配置します。
Xトークン・XXトークンの準備
XトークンとXXトークンを分けて、XXトークンは横に置いておきます。
プレイ人数1人あたり、Xトークンを3個をランダムで選び、Xトークン用の布袋に入れます。
残りのXトークンは使用しないため、箱に戻します。
ボーナスアクションの表示ボードの準備
ボーナスアクションの表示ボードをテーブルの中央に配置します。
ボーナスアクションタイルの準備
ボーナスアクションタイルを裏向きにして、色ごと(赤と青)に分けます。
各色のボーナスアクションタイルをランダムで2枚ずつ引いて公開し、数字が昇順になるようにボーナスアクションの表示ボードの4つのスロットに配置します。
(※初めてプレイする場合は、#1, #5, #6, #11のタイルをスロットに配置します)
インク瓶の準備
各プレイヤーは自分の色を決め、対応するインク瓶を25個受け取り、以下の位置に配置します。
・羽ペンホイールのスタート位置(X)に1個配置します。
・自分のパレットカードの上に12個配置します。
・自分のパレットカードの横に12個配置します。
ボーナスアクションの準備
選ばれたボーナスアクションに基づき、必要な準備を実施します。
(ボーナスアクション早見表を参照)
初回プレイ時は白スポットトークンを全て、ボーナスアクションボードの横に置いておきます。
黒のインク瓶の準備
黒インクボトルをすべてプレイヤーの手が届く場所に置きます。
スタートプレイヤーを決定
ランダムにスタートプレイヤーを決め、スタートプレイヤー用の羽ペントークンを受け取ります。

最初の画面は以下のようになります

ゲームの流れ

各プレイヤーは順番に以下の流れで手番を行います。

1. 羽ペンホイールからタイルを取る
2. タイルを追加する
3. 目的を達成する
4. 羽ペンホイールを補充する

手番を実施できない場合は『パス』を行って、手番を終了します。

1. 羽ペンホイールからタイルを取る

自分の色のインク瓶を時計回りに移動させ、6本の羽ペンのいずれかに配置し、その前にあるタイルを獲得します。

注意点

インク瓶を移動する際は以下の点に注意して移動します。

インク瓶は時計回りに好きなだけ移動させます。
※1周回って、同じ位置に配置することも可能です。
 ただし、スタート位置を越える時の処理を実施する必要があります。
他のプレイヤーのインク瓶が置かれていても同じ位置に移動できます。

スタート位置を越えて移動する場合

自分のインク瓶が羽ペンホイールのスタート位置を超えるたびに、一旦止まって以下の手順を行わなければなりません。その後、通常のターンを続けます。

1. スタート位置にインク瓶を配置する

スタート位置を越えて移動する場合、一旦スタート位置にインク瓶を停止します。

2. XまたはXXトークンを引く

Xトークンの布袋からXまたはXXトークンを1枚引きます。

布袋には、最初はXトークンが入っています。Xトークンが全て引かれた場合、全てのXXトークンを布袋に入れてから1枚引きます。
XXトークンを全て引かれた場合はスタート位置を超えてもトークンは引きません。

3. XまたはXXトークンを絵に置く

引いたXまたはXXトークンを、条件を満たすように自分の前のタイルに重ねて配置します。

アイコン説明
Xトークン
Xが1つのトークンの場合、対応する色のマスを最低1つは覆さなければなりません。
その色がなければ、好きな位置に配置します。
XXトークン
XXが2つのトークンの場合、トークンに示された2色のどちらかで、同色の隣接した2つのマスを覆さなければなりません。
どちらの色もなければ、好きな位置に配置します。

トークンが配置されたマスはエリアとして使用できなくなります。

タイル上のインク瓶の上にXトークンを置くこともできますが、その場合はインク瓶をパレットカード横のストックに戻します。

4. 手番を続ける

Xトークンを置いた後、通常通り手番を行います。

2. タイルを追加する

取ったタイルを配置ルールに従い、自分の前に配置します。

配置ルール

タイルは以下のルールで配置することができます。

回転・反転できる
タイルは回転、反転(裏向き)して配置することができます。
少なくとも1色の同じ色を隣接させる
既に配置しているタイルに少なくとも1色の同じ色を隣接して配置する必要があります。
1マス分ズラして配置可能
タイルは1マス分をズラして、配置することができます。
ただし、タイルは重なるようには配置できません。

エリアについて

同じ色で隣接して繋がっているマス群はエリアと呼ばれます。
エリアの大きさは、エリアを構成しているマス数によって決まります。

空白や数字が描かれているマスも同じエリアとして数えられます。

ただし、インク瓶が置かれたマスは色として数えません。
配置することにより、エリアを分断する可能性があります。

3. 目的を達成する

タイルにある数字(3~7)のマスは目的マスになります。

タイルを配置することで、目標を達成した場合、手元のインク瓶を目的マス(数字)及びスポットマス(白い丸)に配置します。

目的達成の条件

目的を達成するには、以下の条件すべてを満たしている必要があります。

目的マスが存在すること
対象の色のエリア内に目的マスが少なくとも1つあること。
目的の数字以上のエリアであること
対象のエリアが目的の数字以上の大きさであること。
手番中に広げたエリアであること
手番中にタイルの配置はインク瓶を動かしたりすることで、エリアを広げたエリアであること。
対象エリアに配置できるインク瓶があること
目的を満たしたエリアに置けるインク瓶が1つ以上所持していること。

目的達成の手順

目的を達成している場合、以下の流れでインク瓶を配置します。

目的を達成した数字マスにインク瓶を配置する
自分の手元にある色に対応するインク瓶を、目的を達成した数字マスに裏返して配置します。
※目的を達成したエリアには裏返しのインク瓶は1個のみ配置できます。
※裏返しのインク瓶は移動させることはできません。
目的を達成したエリアにある白マスにインク瓶を配置する
達成したエリア内にあるスポットマス(白い丸)がある場合、全てにインク瓶を表向きで配置します。(足りない場合は置かなくても問題ありません)
ボーナスアクションを発動する(任意)
ボーナスアクション表示ボードにある4つのボーナスアクションの中から、達成した目的に対応するものを選べます。
他に達成可能な目的があれば続けて達成できる!

インク瓶について

インク瓶はパレットカードの上と横の2ヵ所のストックに分かれています。

パレットカードの上に置かれているインク瓶は2色が指定されており、その色のエリアにしか配置することができません。

横に置かれているインク瓶はどの色のエリアにも配置することができます。

ボーナスにアクションについて

4~7の目的マスを達成した場合、対応するボーナスアクションを実施することができます。

実施は任意ですが、後から実施することはできません。

4. 羽ペンホイールを補充する

ターン終了時にインクの袋から新しいタイルを引き、羽ペンホイールを補充します。

ボーナスアクションで複数枚のタイルを取った場合は、スタートスペースから時計回りの順で補充します。

パスを行った場合

リードのインク瓶を動かさずに『パス』を行うことができます。

その場合、自分のパレットカード上に置かれているインク瓶を最大2個まで、パレットカードの横に移動することができます。

ゲームの終了条件

以下の条件が満たされた場合、ラストプレイヤーまで手番を行ってゲーム終了となります。

誰かが全てのインク瓶を配置し終えた場合

最後の手番で最後のインク瓶を置いたプレイヤーは、更にインク瓶が配置できる場合は黒色のインク瓶をサプライから配置します。

全員が手番を終えた場合、全てのインク瓶を置ききったプレイヤーが勝利となります。

複数いる場合は、黒インク瓶を多く置いたプレイヤーが勝利、
同点の場合は、同点プレイヤーで更に1ラウンドずつ続けて、勝者が出るまで繰り返します。

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くり坊
Web系フリーランスエンジニア