『ルーメン:失われた世界(Lumen: The Lost World)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | ルーメン:失われた世界(Lumen: The Lost World) | ||
特徴 | ルーメンでは、季節が調和して共存する失われた世界で、2つの氏族が対峙する。昼の一族と夜の一族は、「ルーメン」をめぐる果てしない戦いに巻き込まれる。この生命と力の源は、光と闇のバランスを表し、夜明けと夕暮れ時にしか現れない。 | ||
プレイ人数 | 2 人 | プレイ時間 | 38 分 |
ゲームデザイナー | Bruno Cathala, Corentin Lebrat | 複雑さ | 3 |
アートワーク | Vincent Dutrait | 戦略 | 3 |
エディター | Lumberjacks Studio | 運 | 2 |
発売日 | 2023 | やり取り | 4 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
ルーメン:失われた世界(Lumen: The Lost World)とは?
17ラウンドの間に、マップから相手を撃破するか、エリアを支配してゲーム終了時に最も多くのルーメンを獲得することが目的です。
シナリオは7種類あり、詳細はゲームプレイエリアに記載されています。
ルーメン:失われた世界(Lumen: The Lost World)の遊び方
ゲームの準備
準備
1. 特定のシナリオを選択するか、ランダムに選択します。
(※最初は、シナリオA「ファーストコンタクト」を選択をお勧めします)
2. シナリオに従って戦場ボードを配置して、プレイエリアを準備します。
3. 目的トークンをランダムにシャッフルし、そのルーメンを明らかにせずに、プレイエリアの近くに伏せて置きます。
4. 傭兵ファイター+秘密ミッション+グローアクショントークンをグレー(中立)の袋に入れてシャッフルします。袋をプレイエリアの近くに置きます。
5. 選択したシナリオに示されている通り、プレイエリアに以下のアイテムを配置します。
・各プレイヤーの開始ファイター(アクティブ面が上)
・ランダムに引かれた目的トークン
・イニシアチブマーカー
6. ディスカバリートークンをシャッフルし、戦闘員がいない領土に1枚ずつ裏返しで置きます。
7. 各プレイヤーは、コマンドボードと対応するクランマーカー(5つ)を受け取ります。これらのアイテムを自分の前に置きます。
残りの基本戦闘員を自分の色の袋に入れてシャッフルし、最初の3人を引いて、アクティブ面が上のまま、コマンドボードの予備エリアのスペースに置きます。
8. スタートプレイヤーを決め、ファーストプレイヤートークンとダイス(2つ)を受け取ります。
最初の画面は以下のようになります
ゲームの流れ
このゲームは全17ターンで構成されています。
各ターンは以下の流れで実施されます。
1. ダイスを振る
2. スタートプレイヤーから順番に手番を行う
2-1. 選択フェイズ
2-2. 計画フェイズ
2-3. 課題フェイズ
ターン終了時、どちらがイニシアチブマーカーを含む領土を制御しているか確認します。
1. ダイスを振る
スタートプレイヤーはダイス2つを振ります。
ダイスは両プレイヤー共通となります。
2. スタートプレイヤーから順番に手番を行う
スタートプレイヤーから順番に2-1~2-3の操作を行います。
手番を終えた後、スタートプレイヤーを変更して、次のラウンドを行います。
2-1. 選択フェイズ
ダイスの結果を確認し、計算方法を選択します。
スタートプレイヤーから順番に以下の選択肢から1つを選択します。
方法 | 選択回数 | 値 |
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最も低いダイス | 3回 | 2つのダイスの内、低い方の値 |
最も高いダイス | 3回 | 2つのダイスの内、高い方の値 |
ダイスの足し算 | 4回 | 2つのダイスを足した値 |
ダイスの掛け算 | 4回 | 2つのダイスを掛けた値 |
ダイスの引き算 | 3回 | ダイス2個の内、大きい値から小さい値を引いた値 |
後攻プレイヤーはスタートプレイヤーと同じ方法を選択することはできません。
(※他に選択肢がない場合を除きます)
2-2. 計画フェイズ
計算方法を選択したら、プレイヤーボードのコマンドエリアにある円に計算結果の値を入力します。
2回目以降に記入する場合、既に記載している円と隣接していなければなりません。
7以上の値が出た場合は、プレイヤーボード上部の7+と書かれているボックスに左側から順にチェックします。
チェック項目を全て埋めた場合、ボーナストークンを1枚引くことになります。
(最後の2つのエリアでは目標トークンを1枚加える)
ボーナストークンは、傭兵、秘密、光のいずれかの種類になります。
2-3. 課題フェイズ
円に値を入力することで、番号が連結した場合、アクションを行なうことが出来ます。
番号の連結方法には、同一番号(例:444)と連続番号(例:456)の2種類があります。
※同一と連続の両方を作成できた場合、どちらを先に行うかを選択する必要があります。
同じ数字が2つ以上並んでいる場合、新しい数字の数だけ、マップに増援を送ることができます。
プレイヤーボード上部にあるユニットを1つ選択し、既に1人以上いるエリアに配置します。(※複数配置する場合は別のエリアに配置します)
増援がすべて配置された後、基本ユニットが手持ちのバッグからユニットが補充されます(傭兵特殊ユニットは補充されません)。
2つの同じ数字を揃えた後、3つ目の同じ数字を加えた場合
最初に2つの同じ数字のグループを作ったときは2つの増援を加え、後でこれを3つに増やせば1人の増援を送ることができるのです。
離れている2つの数字の間に数字を加えて3つの同じ数字を作った場合
繋がっていない同じものが2つあったとして、3つ目につなげば、一度に3人出せるようになります。
ある値が2つ以上の連番を作る、または連番に追加する場合、3つの選択肢(移動/活性化/グロー)のいずれかを実施します。これらの選択肢から選択できる回数は、同一数字のときと同じです。
・移動
ユニット1つを現在いる大陸から隣接する大陸に移動させることができます。その大陸に最初に到達した場合、そこに存在する発見トークンを獲得することができます。
・活性化
活性化されているユニットを非活性側に反転させ、そのユニットの特殊能力を実行させることができます。
・グロー
保有しているグロートークンをサプライに戻すことで、その能力を使用できます。
ゲームの終了条件
ボード上にユニットがない場合、即座に対戦相手の勝利となり、そうでない場合は17ラウンド後にゲーム終了となります。
17ラウンド実施した場合
得点計算を行い最も得点を獲得したプレイヤーが勝利となります。
同点の場合は、現在イニシアティブマーカーのある地区を支配しているプレイヤーが勝ちます。どちらも支配していない場合は、引き分けです。
得点計算
項目 | 得点 |
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各地区 | より高い戦力を持っているかを確認し、そのプレイヤーが勝利し、地区の種類に応じた得点を獲得することができます。 ・冬/青:1VP ・秋/オレンジ:3VP ・夏/緑:5VP ・春/ピンク:7VP |
戦利品トークン | 戦利品トークンを獲得している場合、公開して得点を合計します。 (ボード上に残っている戦利品トークンは、どちらかが地区を支配していても、獲得されません) |
目標トークン | 目標トークンを獲得している場合、公開して得点を合計します。 |
ユニット一覧
両プレイヤーが開始時に入手できる可能性のあるユニットの概要は以下のとおりです。
ユニット | 枚数 | 効果 |
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キノコ兵 | 6枚 | 戦闘力:2 無能力 |
マッドシェル | 2枚 | 戦闘力:3 デッドリーファイターの能力と激怒(グローアクション)から保護されるが、移動はできない。 |
復元するもの | 2枚 | 戦闘力:1 現在の地区と隣接する地区のすべての味方を活性化面にする。 |
プッシャー | 2枚 | 戦闘力:1 自分か相手のユニット1枚を隣接した地区に強制的に移動させる。 |
アサシン | 2枚 | 戦闘力:1 同じ地区からユニット1枚を取り除き、プレイヤーの袋に戻す。 |
翼あるもの | 2枚 | 戦闘力:1 起動時に任意の地区に移動させる。 |