『ミステラの地図(Maps of Misterra)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | ミステラの地図(Maps of Misterra) | ||
特徴 | これは地図を作成する素晴らしいゲームです! あなたは探検家として、神秘的な未知の島を発見します。あなたの目標は島を探索し、島の正しい地図作成を提案しながら、秘密の個人目標を達成して、最大のポイントを獲得することです。 島を表す中央ボードがテーブルの中央に設置され、各プレーヤーは自分の羊皮紙(個人ボード)を受け取り、島での自分の発見を地図に描きます。 各ターン、あなたは製図家を移動して、その後に次のいずれかを行います: - 製図家の近くで新しい土地を発見します。 - 領域を主張 土地は検証される前に2回探索しなければなりません。中央ボード上の未検証の土地が変更される可能性があり、その結果、独自のマップが中央ボードと不一致になる可能性があります。 全員が同じ中央ボードでプレイします。自分のマップと一致させることがゲームプレイの中心となり、プレイヤー間の多くのインタラクションが引き起こされます。 自分の個人目標と、島の正確な地図作成の間の理想的なバランスを見つける必要があります。 | ||
プレイ人数 | 2 - 4 人 | プレイ時間 | 35 分 |
ゲームデザイナー | Mathieu Bossu, Thomas Cariate, Timothée Decroix | 複雑さ | 3 |
アートワーク | Stanislas Puech | 戦略 | 3 |
エディター | Sit Down! | 運 | 1 |
発売日 | 2023 | やり取り | 3 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
ミステラの地図(Maps of Misterra)とは?
これは地図を作成する素晴らしいゲームです!
あなたは探検家として、神秘的な未知の島を発見します。あなたの目標は島を探索し、島の正しい地図作成を提案しながら、秘密の個人目標を達成して、最大のポイントを獲得することです。
島を表す中央ボードがテーブルの中央に設置され、各プレーヤーは自分の羊皮紙(個人ボード)を受け取り、島での自分の発見を地図に描きます。
各ターン、あなたは製図家を移動して、その後に次のいずれかを行います。
製図家の近くで新しい土地を発見します。
ミステラの地図(Maps of Misterra)の遊び方
ゲームの準備
・プレイヤーの数に応じて、ジャングルタイルを5×5の全体ボードの指定の場所に置きます。(2/3/4人プレイで3/2/1枚)
・目標カードをシャッフルし、各プレイヤーに4枚ずつ配る。各プレイヤーはこのゲームに残す2枚を選び、裏向きのままキープしておきます。残り目標カードは戻しておきます。
・スケッチカードをシャッフルして山札とし、裏向きにしてアイランドボードの横に置く。最初の5枚を表向きに公開して並べます。
・各プレイヤーは自分の色を選び、その色の地図製作者ミープル1つと主張マーカー3個を受け取る。自色の地図製作者ミープルを1つ受け取る。
・ファーストプレイヤートークンをランダムなプレイヤー1人に渡す。
最初の画面は以下のようになります
ゲームの流れ
各プレイヤーは順番に半日アクションを2回ずつ実施します。
半日アクションは以下の流れで行われます。
1. 移動(任意)
2. スケッチカードの選択(必須)
3. 地図作成か主張(任意)
半日アクションを2回実施したらターン終了処理を行い、次のプレイヤーに手番が移ります。
1. 移動(任意)
地図製作者ミープルを縦/横(斜めは不可)に移動させます。(他のプレイヤーがいるマスにも配置できます)
移動は島ボードのビーチスペース(右端)、または地形タイルが配置されているスペースにのみ移動できます。
地形タイルは、どちらの面(霞んだ面・くっきりした面)でも、上に移動することで効果が適応されます。
最初のラウンドの1回目の半日アクションでは、自分の地図製作者ミープルをビーチスペース(島ボードの右端)に配置します。
このアクション中に移動はできません。
ステップ地形に地図製作者ミープルを移動する場合、あなたの地図製作者ミープルを直ぐに隣接するスペースに移動させることができる。
その後、あなたは新しいスペースの効果を発動することもできる(ステップでの再移動も可能)。
2. スケッチカードの選択(必須)
公開されているスケッチカードを1枚選択します。
(このステップでは、まだ配置などは行いません)
ラグーンの地形タイルに地図製作者ミープルがいる場合、スケッチカード1枚を山札の下に戻し、その代わりに新しいカードを1枚引くことができます。
その後スケッチカードを1枚選択します。
3. 地図作成か主張(任意)
選択したスケッチカードに対して、『地図作成』または『主張』を行うことができます。
もし地図作成も主張もしなかった場合、スケッチカードは捨て札にします。
ジャングルの地形タイルに地図製作者が配置されている場合、地図作成ができず、主張(もしくは何もしない)しか選択できません。
島ボードの5×5のマスと個人ボードの5×5のマスは対応しており、自分の地図製作者ミープルが配置されている箇所には地図製作者マークが書かれています。
以下の1~2の順番で、個人ボードにスケッチカードを配置して、島ボードの更新を行います。
1. 個人ボードにスケッチカードを配置する
選択したスケッチカードを個人ボードに配置します。
『地図製作者ミープル』の位置、または上下左右に隣接する位置にスケッチカードを配置できます。(※スケッチカードのどちらか1面が条件に一致していればOK)
既に配置されているスペースにカードを被せることもでき、島ボードと地形タイプが異なっていても構いません。
山の地形タイルに地図製作者が配置されている場合、スケッチカードの配置できる範囲が自分のいる位置と、その上下左右にそれぞれ2マスの距離の計9箇所になります。
2. 島ボードの該当位置の状態を更新する
スケッチカードを個人ボードに配置した後、島ボードの同じ位置の2つのスペースを更新します。
更新は現在の島ボードの状態を確認し、該当するタイルに更新を行います。
島ボードのスペースの状態
島ボードの各スペースは、3つの状態のいずれかになります。
地形タイルは山/ラグーン/ジャングル/ステップの4種類があります。
タイル | 状態 |
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タイルが置かれていない。 | |
地形タイル「霞みがかった」面が配置されている。 | |
地形タイル「くっきりした」面が配置されている。 |
島ボードの更新内容
現在の島ボードのスケッチカードを配置した位置の状態を確認して、該当する地形タイルに更新します。
・地形タイルが置かれていない場合
スケッチカードと同じ地形タイルを、「霞みがかった」面を上にして同じ位置に配置します。
・異なる種類の地形タイル「霞みがかった」面が配置されている場合
「地形タイル」をスケッチカードの地形タイルに置き換えて「霞みがかった」面を上にして配置します。
・同じ種類の地形タイル「霞みがかった」面が配置されている場合
地形タイルを裏返して「くっきりした」面を上にします。
・地形タイル「くっきりした」面が配置されている場合
既にくっきりした面になっている場合、何も起こりません。
サプライにある地形タイルがゼロであっても、その地形がプレイされたスケッチカードに描かれている場合、島ボードには何の影響も及ぼさない。
サプライに在庫があれば、新たにプレイされたスケッチカードに描かれたこの地形は、以前と同じように島ボードに影響を与えることができます。
地図製作者ミープルが「くっきりした」面の地形タイルの上にいる場合、配置ルールに従って主張マーカーを配置できます。
主張した場合、前のフェイズで選んだスケッチカードは捨て札となり、ゲームから除外されます。
・「くっきりした」面の地形タイルの上にいる場合に主張できる。
・同じプレイヤーが同じ領域を複数主張することはできません。
・他のプレイヤーが既に主張している領域は主張できません。
(同じ種類でも、領域として離れた位置のものなら主張可能)
・各プレイヤーは合計3つまで主張マーカーを配置できます。
・島ボードに置かれた主張マーカーを動かすことはできません。
領域とは、同じ種類の地形タイルの「くっきりした」面が縦横に隣接しているタイル群のことです。
孤立した「くっきりした」面の地形タイルも1つの領域として扱います。
ターン終了
スケッチカードが5枚になるように補充を行います。
その後、次のプレイヤーのターンに移ります。
ゲームの終了条件
自分のターンが全て終了した時点で、以下の3つの条件のうち少なくとも1つが満たされていれば、ゲーム終了のトリガーとなります。
その場合、現在のターン終了後、全員の手番が同じになったところ(ラストプレイヤーまでプレイ)で、得点計算を行います。
得点計算を行い、最も勝利点が高いプレイヤーが勝利します。
同点の場合は、自分の個人ボードのと島での比較でより多くの勝利点を獲得した該当プレイヤーが勝利します。
・島ボードの全てのスペースに地形タイルが「くっきりした」面で配置された場合
・スケッチカードの山札が空になり、公開されているものもなくなった場合
・いずれかのプレイヤーの個人ボードのスペースが全て埋まった場合
ごくまれに、近くのジャングルタイルの効果で、地図制作不可能な空きスペースしか残らないことがあります。その場合でも、ゲーム終了のトリガーとなります。
得点計算
得点計算を行う前に以下の処理を行ってから、得点計算を行います。
1. 地形タイルの内、「霞みがかった」面を上にしているもの全て取り除く。
2. 1つの領域に複数の主張マーカーが配置している場合、主張マーカーを取り除きます。(これらのマーカーからは勝利点を獲得できません)
※BGAでは、2がまだ実装されていないかもしれません。
項目 | 得点 |
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主張した領域 | 主張した領域を構成するタイル1枚につき+2勝利点 |
島ボードと個人ボード | 同じ位置で同じ種類の地形スペース1つにつき+2勝利点 |
空きスペース | 個人ボードの空きスペース1つごとに-1勝利点 |
目標カード | 目標カード2枚からの勝利点 |