遊び方

『ムレン:宇宙庁(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

『ムレン:宇宙庁(MLEM: Space Agency)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

ボードゲームの基本情報
タイトルムレン:宇宙庁(MLEM: Space Agency)
特徴 ムレン:宇宙庁(MLEM: Space Agency)では、あなたは宇宙遠征の指揮官になります。しかしただの指揮官ではありません。何故なら宇宙飛行士は猫だから! 未知の世界へ旅立ち、行く先々でダイス目を合わせて勇敢な宇宙飛行士を宇宙へ送り出しましょう。惑星を探索するために飛び降りますか? それともさらに遠くへ遠征して凛々しい髭を携えてみませんか? ムレン:宇宙庁はエキサイティングな決断とスリリングな幸運体験を提供します。愉快な猫の宇宙テーマと、ライナー・クニツィアのトレードマークである戦略的な奥深さにより、このゲームは緊張、競争、笑いの完全な融合を提供します。
プレイ人数 2 - 5 人プレイ時間 26 分
ゲームデザイナーReiner Knizia複雑さ3
アートワークJoanna Rzepecka戦略3
エディターRebel Studio3
発売日2024やり取り3

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

ムレン:宇宙庁(MLEM: Space Agency)とは?

2075年、猫が世界を支配した直後、猫たちは新たなフロンティア、宇宙を目指しました。
ネコ科の専門家たちが宇宙の覇権を争うようになったのです。
マタタビを燃料とする、暴言やロケット弾が飛び交う激しいレースです!

この壮大なレースで誰が勝利し、天の川の無限の宝物をその前脚で掴み、真の宇宙の支配者となるでしょうか?

あなたは5つある猫航空宇宙局(Cat Aeronautics and Space Agency)のうちの1つのリーダーです。あなたの目標は、宇宙飛行士を惑星、衛星、そして新しく発見された銀河の果てに送り込むことです。

ゲーム中は宇宙遠征が複数回行われ、その都度、宇宙に送る宇宙飛行士の専門家の1人(1猫)を選択します。ただし、それぞれに特別能力があるため、慎重に選んでください。

遠くまで進めば進むほど、より多くの点数を獲得できます。
でも気をつけてください!宇宙飛行士を乗せたロケットが墜落し、計画が失敗する可能性があります。

誰か一人が宇宙飛行士全員を宇宙に配置するか、ロケットが11回墜落するとゲームは終了します。宇宙飛行士が最も多くのポイントを獲得したプレイヤーが勝者です。

3… 2… 1… 発射!

ムレン:宇宙庁(MLEM: Space Agency)の遊び方

ゲームの準備

内容物

・宇宙マット 1枚
・ロケットボード 1枚
・目標トークン 4枚
・得点トークン 84枚(1×20枚,3×20枚,5×12枚,10×12枚)
・ロケットマーカー 1個
・失敗トークン 1個
・ダイス 6個
・プレイヤーボード 5枚(5色x1枚)
・宇宙飛行士トークン 40枚(5色x8枚)

探査ヴァリアント

・探査トークン 20枚

極秘任務ヴァリアント

・極秘任務トークン 20枚

UFOヴァリアント

・UFOマーカー 1個
・UFOトークン 5枚
・飛来トークン 14枚

準備

1. テーブルの中央に宇宙マットを置きます。

2. 宇宙マットの隣に目標トークンを4枚置きます。

3. 得点トークンをプレイヤー全員が届く範囲に配置します。
(BGAでは、得点は自動で計算されます)

4. 失敗トークンを失敗トラックの最初の位置に配置します。

5. ランダムでスタートプレイヤーを決め、スタートプレイヤーはロケットボード・ロケットマーカー・ダイスを自分の前に置きます。

6. 各プレイヤーは選んだ色のプレイヤーボードと宇宙飛行士トークンを取ります。

最初の画面は以下のようになります

ゲームの流れ

各ラウンドは以下の流れで実施されます。

1. 離陸フェイズ
2. 移動フェイズ(指揮官プレイヤーのみ)
3. 着陸フェイズ

宇宙飛行士全員がロケットから降りるか、ロケットが墜落すると終了します。
宇宙遠征が終了したら、ロケットボードを左隣のプレイヤーに渡して次の宇宙遠征を開始します。

1. 離陸フェイズ

スタートプレイヤーから順番に宇宙飛行士を1人選択して、ロケットボードのマスに前から順番に配置していきます。(※宇宙飛行士によって、効果が異なります)

ロケットマーカーを宇宙マットの0の位置に配置します。
(人工衛星の宇宙飛行士がロケットに配置されている場合は3の位置から開始します)

宇宙飛行士の効果一覧

宇宙飛行士効果
人工衛星
この宇宙飛行士をロケットボードに乗せると、ロケットマーカーは人工衛星が描かれたマス(3番目のマス)から宇宙遠征を開始する。
+1/-1
この宇宙飛行士は降り立つ際、ロケットマーカーの現在位置から1マス先か後ろへ降り立つことができる。
パラシュート
ロケットが墜落する際、その場に惑星や衛星があれば着陸できる。
衛星x2
この宇宙飛行士が衛星に降り立つと得点を2倍にする。
惑星x2
この宇宙飛行士がいる惑星で獲得する得点を2倍にする。
彗星・銀河x2
この宇宙飛行士が宇宙の果てに降り立つと得点を2倍にする(14点か10点を獲得する)。
ダイス×
この宇宙飛行士がロケットから降りる時に、現在の指揮官はダイスを1個取り除かなければならない(移動フェイズで使用したかのように)。最後のダイス1個は常に指揮官が使用できることに注意すること。
ダイス1
この宇宙飛行士がロケットに乗っている限り、指揮官は移動フェイズ中、振ったダイスに加えてこの宇宙飛行士を1の目のダイスとして一度だけ使用できる。この宇宙飛行士がロケットに複数いる場合、指揮官は誰を使用するか選択できる(一度の移動フェイズで複数使用可)。能力を使用したら宇宙飛行士トークンを裏返す。

2. 移動フェイズ(指揮官プレイヤーのみ)

ロケットの1番前に宇宙飛行士を配置しているプレイヤーが『指揮官』となります。
移動フェイズでは、指揮官のプレイヤーが以下の流れで処理を行います。

1. ダイスを振る
2. ダイスの出目を選択し、ロケットを移動させる
3. 使用したダイスを取り除く

その後、ロケットが墜落していなければ、着陸フェイズに移ります。

1. ダイスを振る

指揮官のプレイヤーは、利用可能なダイスを全部振ります。

ダイスは、同じ出目が出たダイスごとにグループ化されます。(※BGAでは、グループ化は行われません)

ダイスの個数は最初は6個ですが、ターンを繰り返す中で少なくなっていきます。

2. ダイスの出目を選択し、ロケットを移動させる

ロケットマーカーの位置に記されている出目のグループを1つ選択し、ダイスの出目の合計数分、ロケットマーカーを移動させます。

燃料シンボルを選択する場合、ロケットマーカーの位置の燃料シンボルのドット数(1~3)がダイスの出目として扱われます。

3. 使用したダイスを取り除く

ロケットマーカーを動かした後、使用済みのダイスは取り除かれます。
取り除かれたダイスは、このラウンド中は使用できなくなります。

ただし、燃料シンボルの出目を使用した場合は、取り除かれません。

ダイスを取り除くことで、全てのダイスが無くなった場合、取り除いたダイスを1個だけ戻して使用可能となります。

3. 着陸フェイズ

ロケットボードの上にいるプレイヤー順で、ロケットに留まるか着陸するかを選択します。
(0~5マス目には衛星や惑星が無いので、着陸フェイズをスキップされます)

衛星への着陸

衛星に着陸する場合、ロケットから遠い空マスに宇宙飛行士を配置し、書かれている得点を獲得します。

衛星が空いていない場合は衛星に着陸することはできません。

惑星への着陸

惑星に着陸する場合、惑星に宇宙飛行士を配置します。

惑星の点数はゲーム終了時に獲得します。

惑星に人数制限はありません。また、同じ色の宇宙飛行士が既にいる場合は、横に並べていきます。

宇宙の果てへの着陸

ロケットが宇宙の果て(終点)にまで到達した場合、全ての宇宙飛行士が着陸を行います。

指揮官の宇宙飛行士は彗星に配置され、7点を即座に獲得します。
その他の宇宙飛行士は銀河に配置され、5点を即座に獲得します。

前のプレイヤーが着陸を行った場合、残りの宇宙飛行士は上に繰り上げられます。(※一番前のプレイヤーが変更された場合は指揮官が変わります)

ロケット内に宇宙飛行士が残っている場合は、残っているダイスを使用して再度移動フェイズを行います。

全プレイヤーが着陸した場合、ダイスを戻し、スタートプレイヤーを変更してから次のラウンドを実施します。

ゲームの終了条件

以下のいずれかを満たした場合、ゲーム終了となります。

・11回墜落して失敗トークンが最後のマスに到達する。
・いずれかのプレイヤーが8人の宇宙飛行士全員を配置する。

得点計算を行い、最も得点を獲得したプレイヤーが勝利です。
同点の場合は、勝利を分かち合います。

得点計算方法

以下の得点項目で得点計算が行われます。
(惑星以外は、即時で得点が反映されています)

得点項目得点
衛星宇宙飛行士を配置している衛星の数字が得点。
惑星惑星ごとに宇宙飛行士の多い順で金/銀/銅の得点を獲得。
・最も多いプレイヤー:金★の点数
・2番目に多いプレイヤー:銀★の点数
・3番目に多いプレイヤー:銅★の点数

同数の場合は、先に惑星に降り立った宇宙飛行士のプレイヤーが上位です。
宇宙の果て宇宙飛行士を配置している彗星・銀河の数字が得点。
目標達成した目標トークンにつき、5点。

変更可能ルール

探査ヴァリアント(デフォルト:OFF)

探査ヴァリアントをONにすることで、『探査トークン』が追加されます。

準備

1. 全ての探査トークンをシャッフルし、裏向きの山を作成します。
2. 探査トークンを5枚公開し、宇宙マットの対応するマスに配置します。

変更点

ロケットが探査トークンのあるマスで移動フェイズを終了した場合、探査トークンの効果を適用されます。

その後、探査トークンを取り除き、新しい探査トークンを山札から追加します。(山札がなくなった場合はそれ以上は追加されません)

探査トークンの種類

探査トークンは下側に配置されるマスの数字、上に効果が書かれています。

探査トークン効果
1,2,3点
指揮官はゲーム終了時にそれぞれの得点を獲得します。
ダイスの再利用
指揮官は取り除いているダイスを1個使用可能にします。
指揮官が6個のダイスをすべて持っている場合は何も起こらずにこの探査トークンを取り除きます。
時空トンネル
指揮官は即座にロケットマーカーを4マス進めて、その後移動フェイズをすぐに終了します。
移動先に探査トークンがある場合は、その効果も適用します。

極秘任務ヴァリアント(デフォルト:OFF)

極秘任務ヴァリアントをONにすることで、極秘任務トークンが追加されます。
(※BGAでは、縦並びで配置されています)

準備

1. 極秘任務トークンをシャッフルして、各プレイヤーに4つずつ配ります。
2. 各プレイヤーは取り除く1枚を選択して取り除きます。
3. 残った極秘任務トークンを3枚は手元に裏向きに保持しておきます。

変更点

極秘任務トークンに指定されている数字の位置の衛星・惑星に宇宙飛行士を配置した場合、極秘任務達成となります。

ゲーム終了時、達成した極秘任務が1/2/3枚の場合、2/5/10点が加算されます。

UFOヴァリアント(デフォルト:OFF)

UFOヴァリアントをONにすることで、飛来トークン、UFOトークン、UFOマーカーが追加されます。

準備

1. 全ての飛来トークンをシャッフルし、裏向きの山を作成します。
2. 宇宙マット上の最後のマス(「+」記号のあるマス)にUFOマーカーを置きます。
3. UFOトークンを5から1まで順にして山にします(一番上のUFOトークンが5)。

飛来トークンの説明

❶UFOの移動
ラウンド開始時にUFOが移動する数(0~3)
❷ダイスの数

ラウンド開始時にに使用できるダイスの数(4~6)
❸追加能力

ラウンド中1度だけ使用できる能力

変更点

【ラウンド開始時】飛来トークンを公開と準備

各ラウンド開始時に、山札から飛来トークンがロケットボードの隣に公開されます。

飛来トークンの指示に従い、UFOマーカーを移動、ダイス数の調整を行います。

【移動フェイズ中】飛来トークンの能力の使用

指揮官のプレイヤーは、飛来トークンに書かれている効果を1度だけ使用することができます。

能力を使用したら、飛来トークンを取り除きます。
指揮官が変更されて飛来トークンがまだ使用されていない場合、新しい指揮官は飛来トークンを使用できます。

飛来トークンの効果は以下のようなものがあります。

トークン効果
追加のダイス
ダイス目に関係なく、飛来トークンに描かれている追加のダイス目を使用できます。
指揮官がこの能力を使用する場合、飛来トークンに表示されているダイスの出目を使用する必要があります。

振ったダイス目がロケットマーカーの現在位置の横にあるシンボルと一致しなくても、指揮官が飛来トークンにある追加のダイス目を使用して移動した場合、ロケットは墜落しません。
ダイスの保持
この移動フェイズ中に使用したダイスを取り除きません。
リロール
指揮官は利用可能な全ダイスを1回振り直すことができます。指揮官は新しい結果を使用しなければなりません。

【移動フェイズ中】UFOマーカーと遭遇

ロケットマーカーがUFOマーカーと同じマスで移動フェイズを終了すると、指揮官はUFOトークンの山から一番上のトークンを獲得します。(残っている場合)

UFOトークンは、ゲーム終了時に書かれている得点が追加点となります。

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くり坊
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