遊び方

『内侍(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

『内侍(Naishi)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

ボードゲームの基本情報
タイトル内侍(Naishi)
特徴A two-player hand optimisation and tableau-building game. In Naishi, you will seek to improve your Japanese state as efficiently as possible. However, you will not be free to change the positioning of your cards at will. You must replace the cards in your hand and in your tableau with cards from the central river while respecting their positioning. You will also have the possibility to send your emissaries to reorganise states, create new opportunities or force your opponent into a trade.
プレイ人数 2 人プレイ時間 15 分
ゲームデザイナーAlex Fortineau, Mathieu Bieri複雑さ2
アートワークMarine Losekoot戦略4
エディターMerle éditions2
発売日2024やり取り1

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

内侍(Naishi)とは?

『Naishi』では、可能な限り効率的に日本の領地を改善することを目指します。しかし、カードの配置を自由に変更することはできません。

手札やラインのカードを中央の川から引いて交換しますが、配置を尊重しなければなりません。また、使者を派遣して領地を再編成したり、新たな機会を創出したり、相手に交換を強制することも可能です。

内侍(Naishi)の遊び方

ゲームの準備

内容物

山カード(16枚)
発展カード(34枚:キャラクター19枚、場所15枚)
宮廷ボード(1枚)
使者トークン(4個)
ファーストプレイヤーカード(1枚)
プレイヤーエイド(4枚)
得点シート(1枚)

準備

スタートプレイヤーをランダムで決定し、ファーストプレイヤーカードを渡します。
スタートプレイヤーは黒の使者、もう一方のプレイヤーは白の使者を2個ずつ受け取ります。
宮廷ボードを2人のプレイヤーの間に垂直に配置します。
発展カードをシャッフルし、6枚ずつの5個の山札を作成し、プレイヤーの間に並べます。
その後、各山札の一番上のカードをそれぞれ公開します。
(この山札の並びは『川』と呼ばれます)

残りの4枚の発展カードは各プレイヤーに2枚ずつ渡します。
各プレイヤーは山カードを5枚ずつ受け取り、川の各山札の手前に表向きで並べます。
(この並びを各プレイヤーの『ライン』と呼ばれます)
❹で受け取った2枚のカードを内、1枚を選び、もう1枚を相手に渡します。
❻で手元に残った2枚のカードに山カード3枚を加えてシャッフルし、手札を作成します。
(手札は自由に並びを移動させることはできません)
※BGAでは、ラインの手前に手札は配置されています。
川の隣に捨て札のスペースを確保します。
※カードは表向きで捨てられますが、ゲーム中に捨て札の山を確認することはできません。

最初の画面は以下のようになります

ゲームの流れ

各プレイヤーは順番に以下のいずれかのアクションを実施します。

・発展 (Develop)
・強制 (Impose)
・回収 (Recall)
・宣言 (Declare)

発展 (Develop)

『手札』もしくは『ライン』のカード1枚を捨て札にします。

その後、川にある同じ列のカードを取り、捨てたカードの位置に配置します。
(※川にあるカードは補充(下のカードが公開)されます)

強制 (Impose)

宮廷ボードの強制スペースに使者トークンを配置して、自分の手札もしくはラインのカードを同じ列にある相手のカードと交換することができます。

この宮廷ボードのスペースは1つのスペースしかなく、片方のプレイヤーしか実施できません。(※このスペースに置いた使者は回収でも手元に戻せません)

回収 (Recall)

宮廷ボードに既に配置している使者トークンを手元に戻します。
強制スペースにある使者トークンは回収できません。

宣言 (Declare)

川の山札の1ヵ所が無くなった後、宣言を行なえるようになります。
この宣言を行った後、相手が最後の手番を行ったらゲーム終了となります。

ゲームの終了条件

以下のいずれかの終了条件を満たした場合、ゲーム終了となります。

宣言アクションを行なった場合

宣言アクションを行なった後、相手プレイヤーが手番を行なったらゲーム終了となります。

川の山札の2ヶ所が無くなった場合

川の山札の2ヶ所が無くなった場合、そのラウンドでゲーム終了となります。
(2番手のプレイヤーが手番を行って終了です)

両プレイヤーの手札は、各列の前に公開されます。
忍者(黒)のカードがある場合は、このタイミングで効果を適応します。

その後、カードによる得点を獲得し、最も得点の高いプレイヤーが勝利となります。
同点の場合は、多くの色のカードを持っているプレイヤーが勝利です。

得点計算方法

各プレイヤーは自分の手札、ラインにあるカードによる得点を獲得します。

カード得点

1枚だけ持っていれば5点を獲得する。
2枚以上持っていれば-5点となる。
内侍ピンク
中央の列にある場合のみ得点を獲得します。
ラインにあれば12点、手札にあれば8点を獲得する。
アドバイザー
配置している位置に対応する得点を獲得する。
(端の場合2点、中央の場合3点、橋と中央の間の場合4点)

内侍(ピンク)の隣接する位置に配置している場合、1枚ごとに追加で4点獲得する。
砦(
端の位置に配置していれば、6点を獲得する。
哨兵
他の哨兵(緑)に隣接していない場合3点を獲得する。
隣接する砦(茶)ごとに4点を獲得する。
鳥居
1枚だけの場合-5点となる。
2枚あれば0点、3枚あれば30点を獲得する。
僧侶オレンジ
手札にある場合5点を獲得する。
隣接する鳥居ごとに2点を獲得する。
田んぼ(黄)
2枚隣接している場合10点を獲得する。
3枚隣接であれば20点、4枚隣接であれば30点を獲得する。
水色
ラインにあれば、3点を獲得する。
2枚配置していれば、8点を獲得する。
騎士
手札にあれば、3点を獲得する。
ラインの同じ位置に旗(水色)がある場合は、10点を獲得する。
浪人ターコイズ
自分の場にあるカードの種類数が以下の場合、得点を獲得します。
(8種類なら8点、9種類なら15点、10種類なら45点)
忍者(黒)
他のキャラクター(角に四角いアイコン)の効果をコピーします。
(場所カードの効果をコピーすることはできません)
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くり坊
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