『世界の七不思議(7 Wonders)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | 世界の七不思議(7 Wonders) | ||
特徴 | 最も受賞した戦略ボードゲーム:30以上のゲーム賞。 世界の七不思議は、古代文明を描写した3組のカードを使用してプレイされるカードドラフトゲームです。 古代世界の7大都市の一つのリーダーとして、慎重に資源を集め、商業ルートを開発し、軍事的優位性を維持しなければなりません。 カードを複数のラウンドでドラフトし、長期的な目標に向けて慎重に構築します。 あなたの街を築き、未来を超越した建築の奇跡を起こしましょう! | ||
プレイ人数 | 3 - 7 人 | プレイ時間 | 7 分 |
ゲームデザイナー | Antoine Bauza | 複雑さ | 3 |
アートワーク | Miguel Coimbra | 戦略 | 3 |
エディター | Repos Production | 運 | 2 |
発売日 | 2010 | やり取り | 2 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
世界の七不思議(7 Wonders)とは?
最も受賞した戦略ボードゲーム:30以上のゲーム賞。 世界の七不思議は、古代文明を描写した3組のカードを使用してプレイされるカードドラフトゲームです。
古代世界の7大都市の一つのリーダーとして、慎重に資源を集め、商業ルートを開発し、軍事的優位性を維持しなければなりません。
カードを複数のラウンドでドラフトし、長期的な目標に向けて慎重に構築します。
あなたの街を築き、未来を超越した建築の奇跡を起こしましょう!
世界の七不思議(7 Wonders)の遊び方
ゲームの準備
■ 七不思議ボードの決定
各プレイヤーはランダムで七不思議ボードを1枚引いてA面/B面どちらかを選びます。
(ルールによっては自動選択)
七不思議ボードには、開始時から利用可能な資源アイコンが記載されています。
■ 3コインを受け取る
全プレイヤーは銀行から3コインを獲得し、プレイを開始します。
■ 世代カードの準備
『世代カード』は1~3までのカードがあります。
(全3ラウンドで、各ラウンドごとに使用カードとなります)
それぞれの世代ごとに分けて山札を作っておきます。
準備完了時の画面は以下のようになります
ゲームの流れ
基本的な流れは、「全3ラウンド(世代)×6ターン」となります。
各ラウンドは以下の流れで実施していきます。
1. 世代カードを配る
2. 建造物の建設(※以下を6回、繰り返す)
a. カードを選択する
b. アクションを実行する
c. 残りの手札を隣へ渡す
3. 軍事交戦(軍事力比較)
1. 世代カードを配る
各プレイヤーにそのラウンドの世代カードを7枚ずつ配ります。
2. 建造物の建設
各プレイヤーは手札からカードを1枚選び、同時に公開します。
a. カードを選択する
受け取った手札のカードを1枚選択して使用します。
使用できる方法は以下の3つの方法があります。
・建設をする
・七不思議を建設する
・捨て札にしてコインを獲得する
自分だけでコストの条件を満たしている場合、『チェックマーク』、
隣のプレイヤーが資源を持っている場合は『黄色のチェックマーク』、
建設出来ない場合は『バツマーク』が表示されています。
b. アクションを実行する
選択したカードのアクションを実行していきます。
■ コストを支払い、建設を行う
カードに書かれたコストを支払って『建設』を行います。
コストに書かれている『資源』を持っていない時、隣接するプレイヤーが該当する資源を持っている場合、資源1個につき2コイン支払うことであてがうことで建設することができます。
該当する資源を自分も両隣のプレイヤーも持っていない場合は、そのカードで建設は行えません。
コストに『連鎖シンボル』が描かれている場合、その連鎖シンボルと同じカード(右上のシンボル)を持っている場合、コストを支払わず建設することができます。(※七不思議の能力によって建設できる場合もあります)
■ 建設したカードを自分の七不思議ボードに並べる
建設したカードを自分の七不思議ボードに並べます。
種類ごとに分けられて、シンボルが見えるように配置されます。
・原材料(茶色カード)
原材料(木材、石材、粘土、鉱石の4種)が得られます。
コストを支払う時に使用できます。
・製造物(灰色カード)
製造物(パピルス、織物、ガラスの3種)が得られます。
コストを支払う時に使用できます。
・市民建造物(青色カード)
市民建造物(勝利点)が得られる。
・科学建造物(緑色カード)
科学建造物(コンパス、石版、歯車の3種)が得られる。
個数やセット数で勝利点が計算される。
・商業建造物(黄色カード)
商業建造物(コインなど)が得られる。
・軍事建造物(赤色カード)
軍事建造物(軍事力)が得られる。
・ギルド(紫色カード)
ギルド(様々)が得られる。
七不思議ボードの下に書かれたコストを支払い、七不思議の建設ができます。(※コストの支払い方は『建設』と同じ)
七不思議は左側から1段階、2段階、3段階…と順番に建設します。
建設した場合、選択したカードを裏側にしてスペースに差し込ます。
また、そのカードのコストや効果は無視されます。
建設を行った場合、ボードに書かれた効果を獲得します。
世代と段階には直接関係がないため、第Ⅰ世代で3段階まで建造してしまっても問題はありません。
カードを伏せたまま捨て札に送ります。
カードの効果は得られませんが、銀行から3コイン獲得します。
c. 残りの手札を隣へ渡す
残った手札を左隣のプレイヤーに渡して、右隣のプレイヤーから残った手札を受け取ります。(世代が進むごとに受け渡し方向は反転します)
受け取ったカードで再度ターンを行います。
1枚選んで残りを隣に渡すことを繰り返すので、最後のターンには残り2枚の手札から選ぶ形になります。最後のターンに残った1枚のカードは捨て札になります。
3. 軍事交戦(軍事力比較)
ラウンド終了時に軍事交戦(軍事力比較)を行います。
世代の最後には軍事力(盾マーク)の比較を行います。
左右のプレイヤーとそれぞれ軍事力の総数を比較し、勝利したプレイヤーは勝利トークンを獲得します。
第Ⅰ世代(1ラウンド目):1点
第Ⅱ世代(2ラウンド目):3点
第Ⅲ世代(3ラウンド目):5点
敗北したプレイヤーは、世代に関わらず敗戦トークン(-1点)を獲得します。
軍事力が同数の場合は何も起こりません。
ゲームの終了条件
第Ⅲ世代(3ラウンド目)の軍事比較後、最終的な得点計算を行います。
軍事交戦 | 軍事交戦による勝利トークン – 敗戦トークンの点数 | |
コイン | 手持ちのコインにおいて、3コインにつき1点。端数は点数になりません。 | |
七不思議 | 建設が完了した七不思議に書かれている点数 | |
市民建造物(青) | 市民建造物に書かれている点数 | |
科学建造物(緑) | 科学建造物のセット/個数による点数(「コンパス」「石版」「歯車」の3種類があり、AとBの合計値) A:3種類1セットごとに7点 B:各種類においてn枚の時、nの2乗の点数。 (1枚:1点、2枚:4点、3枚:9点…) | |
商業建造物(黄) | 商業建造物に書かれている点数 | |
ギルド建造物(紫) | ギルド建造物の条件により発生する点数。 |
最多得点者の勝利となります。
タイブレーク時は、コイン量の最も多いプレイヤーの勝利となります。