『ストーンスパイン・アーキテクト(Stonespine Architects)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | ストーンスパイン・アーキテクト(Stonespine Architects) | ||
特徴 | ストーンスパイン・アーキテクトは、1~5人でプレイできるカードドラフト型ゲームで、最も危険な迷宮を建設することを競います。 プレイヤーは同時にカードをドラフトし、1部屋ずつダンジョンを拡張していきます。独自の設計図や多彩な得点チャレンジに従ってプレイします。 地下の通路をつなぐ道を計画したり、部屋に重要な要素を配置したり、追加の財宝を探したりと、さまざまな選択を行いながらゲームを進めていきます。 | ||
プレイ人数 | 1 - 5 人 | プレイ時間 | 45 分 |
ゲームデザイナー | Jordy Adan | 複雑さ | 0 |
アートワーク | Damien Mammoliti, Lucas Ribeiro, Diego Sá | 戦略 | 0 |
エディター | Thunderworks Games | 運 | 0 |
発売日 | 2024 | やり取り | 0 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
ストーンスパイン・アーキテクト(Stonespine Architects)とは?
ストーンスパイン・アーキテクトは、1~5人でプレイできるカードドラフト型ゲームで、最も危険な迷宮を建設することを競います。
プレイヤーは同時にカードをドラフトし、1部屋ずつダンジョンを拡張していきます。独自の設計図や多彩な得点チャレンジに従ってプレイします。
地下の通路をつなぐ道を計画したり、部屋に重要な要素を配置したり、追加の財宝を探したりと、さまざまな選択を行いながらゲームを進めていきます。
ストーンスパイン・アーキテクト(Stonespine Architects)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・ | 部屋カード(100枚) |
・ | 設計図カード(8枚) |
・ | 市場カード(18枚) |
・ | トラックボード(1枚) |
・ | チャレンジカード(30枚) |
・ | 目標カード(8枚) |
・ | 市場トークン(56個:丸型25個、楕円型16個、四角型15個) |
・ | ダンジョンフレーム(5セット:2つのパーツを組み立てて完成) |
・ | 扉コマ(10個:各プレイヤー2個ずつ) |
・ | トラッキングマーカー(10個:各プレイヤー2個ずつ) |
・ | スコアパッド(1冊) |
・ | リファレンスカード(10枚:各プレイヤー2枚ずつ) |
・ | ジャエルカード(9枚:ソロプレイ用) |
準備
❶ | トラックボードをテーブルの中央に配置し、2-5人用の面を上向きにします。 |
❷ | 各プレイヤーは自分の色を1色選び、対応するトラッキングマーカーを2つ受け取ります。 |
❸ | 各プレイヤーのトラッキングマーカー1つを優先順位トラックにランダムに左から右に配置します。 |
❹ | 各プレイヤーのもう1つのマーカーを金トラックに、以下の優先順位に従って配置します。 (優先順位トラックが1/2/3/4/5の場合、0/1/1/2/2の位置に配置する) |
❺ | 目標カードをシャッフルし、1枚を公開してトラッキングボードに配置する。 |
❻ | チャレンジカードをシャッフルし、プレイヤー数に応じた枚数を公開します。 (1/2/3/4/5人の場合、7/7/3/4/5枚) |
❼ | 市場カードをシャッフルし、プレイヤー数に応じた枚数を公開します。 (1/2/3/4/5人の場合、2/3/4枚) |
❽ | 市場トークンを裏向きで形(●丸、⬭楕円、■四角)ごとに分け、それぞれの山を個別にシャッフルし、3つの山をトラックボードの隣に配置します。 |
❾ | 各市場カードのスペースに対応する市場トークンを公開し、対応するスペースに表向きで配置します。 |
❿ | 各プレイヤーは、ダンジョンフレームを組み立て、各プレイヤーの前に1つずつ配置します。 |
⓫ | 設計図カードをシャッフルし、各プレイヤーに1枚ずつ表向きで配ります。 |
⓬ | 各プレイヤーに、自分の色に対応する扉コマを2つ渡します。1つの扉コマを、設計図カードの上部に指定されたダンジョン入口に配置します。2つ目のコマは最終スコア計算時に使用します。 ※BGAでは、出口の位置に既に配置されます。 |
⓭ | 各プレイヤーにリファレンスカードを2枚(各タイプ1枚ずつ)渡します。 |
⓮ | 部屋カードをシャッフルし、各プレイヤーに5枚の手札を配ります。 |
最初の画面は以下のようになります
ゲームの補足
部屋カードの説明
各カードには、以下の内容が描かれています。
❶カードの種類
❷経路&ドア
❸要素
❹獲得できる金数
❺ソロ用アイコン
カードの種類
カードの種類は以下の2種類があります。
洞窟 | 石 |
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要素
要素には以下の種類があります。
モンスター
スライム | ウーズ | ゴブリン | ノール | コボルト |
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トラップ
トラバサミ | 回転刃 | トゲ | 炎 | 落とし穴 |
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評判・宝箱
評判(+) | 評判(-) | 宝箱 |
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ゲームの流れ
このゲームは全4ラウンドで行われ、各ラウンドは以下の流れで実施されます。
1. 建設フェーズ
2. 改良フェーズ
3. 片付けフェーズ
1. 建設フェーズ
建築フェイズは以下の流れを4回繰り返して、自分のダンジョンに4枚のカードを配置します。
1. カードを1枚選択して、ダンジョンに配置する
手札から1枚のカードを選び、同時に自分のダンジョンに表向きで配置します。
・ | 隣接するカードとドア(道)を一致させる必要はありません。 |
・ | 最初のラウンドは一番上の段の空スペースに配置します。 (※4枚配置することで、一番上の段を全て埋めます) その後のラウンドは、ラウンドごとに1つ下の段の空スペースに配置します。 (1つ前のラウンドのカードのコインを隠すように配置します) |
・ | 一度配置した部屋カードは移動できません。 |
2. 残りの手札を隣のプレイヤーに渡す
残りの手札を隣のプレイヤーに回します。
ラウンド数 | 1ラウンド | 2ラウンド | 3ラウンド | 4ラウンド |
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回す方向 | 左隣り | 右隣り | 左隣り | 右隣り |
全プレイヤーがダンジョンに4枚ずつカードを配置したら、各プレイヤーは残りの1枚を捨て札にして、次のフェイズを実施します。
配置する際に、カードに書かれている通路や各カードに描かれている要素(種類、モンスター、トラップ、宝箱、評判)などがゲーム終了時の得点に影響していきます。
通路
ゲーム終了時、各カードの通路がダンジョンの入口または出口と繋がっている場合、そのカード1枚につき1点を獲得できます。
入口、出口の両方と繋がっている場合、そのカード1枚につき2点を獲得します。(※入口・出口の両方で計算するため)
カードの要素(種類、モンスター、トラップ、宝箱、評判)
ダンジョンにカードを配置した際、カードに描かれている要素(種類、モンスター、トラップ、宝箱、評判)が、ゲーム終了時に得点に影響してきます。
設計図カード
ゲーム開始時、各プレイヤーに設計図カードが配られます。
示されている位置に正しい要素を持ったカードを配置出来ている場合、その数に応じた得点を獲得できます。
チャレンジカード
1~3ラウンド目の終了時、チャレンジカードを獲得できます。
各プレイヤーは自分が獲得したチャレンジカードの得点の条件を満たすことで、得点を獲得できます。
目標カード
ゴールカードに描かれている条件を比較し、自分の順位に該当する得点を獲得する。
2. 改良フェーズ
4枚のカードをダンジョンに配置したら、以下の流れで改良フェイズを実施します。
1. 金を獲得する
2. 市場を訪問する
各プレイヤーは以下に該当する金を獲得します。
・ | このラウンドで配置したカードに書かれている金の合計値を獲得。 |
・ | ダンジョン内の全てにある宝箱アイコン1つにつき、1金を追加で獲得。 |
各プレイヤーは金トラックのマーカーを獲得数だけ移動させます。(上限30個)
その後、各プレイヤーの優先順位トラックのマーカーを下に移動させます。
優先順位トラックは、各プレイヤーの比較する場面で同数だった場合(金の最多や、目標カードの条件など)、優先順位トラックが左側のプレイヤーが上位になります。
金を最も多く所持しているプレイヤーから順番に以下のいずれかを実施します。
・トークンを購入する
・パスする
トークンを購入する
市場カードにある1組(上部または下部)を選択して金を支払い、市場カード上に乗っているマーカーを受け取り、自分のダンジョン内の好きなカードに配置します。
各カードには4つまで要素を配置することができ、既に要素が書かれている場所には置くことが出来ません。
トークン配置後、再度最も金を多く所持しているプレイヤーがターンを行います。
(※同じプレイヤーが連続する可能性もあります)
トークンをカードに配置することで、カードにトークンに描かれた要素が追加されます。
モンスター
モンスターを配置することで、配置したカードにモンスターを追加することができます。
スライム | ウーズ | ノール | ゴブリン | コボルト |
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トラップ
トラップを配置することで、配置したカードにトラップを追加することができます。
トラバサミ | 回転刃 | 炎 | 落とし穴 | トゲ |
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その他
その他にも以下のような要素があります。
評判 | 宝箱 | 隠し通路 |
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隠し通路を配置する場合、カードの中央に配置するのではなく、カードの端(上下左右のいずれか)に配置します。
置かれた位置は経路が無くても経路が繋がっているとして扱います。
パスする
トークンをこれ以上購入しない(もしくはできない)場合、パスを選択します。
以下の処理を実施した後、これ以上トークンの購入はできなくなります。
❶ | 金トラックのマーカーを『0』の位置に戻す ※金は次のラウンドへの持ち越しはできません。 |
❷ | 公開されているチャレンジカードを1枚選択して、自分のダンジョンの近くに配置します。 |
❸ | 優先順位トラックのマーカーを最も左の空いているスペースに移動する。 |
全プレイヤーがパスを行なったらこのフェイズは終了となります。
4ラウンド目は、パスしてもチャレンジカードを選択しません。
3. 片付けフェーズ
片付けフェイズでは、以下の流れで次のラウンドの準備を行います。
(4ラウンド目の場合、このフェイズはスキップされ、得点計算に移ります)
❶ | 残っている市場トークンを全て捨て札にします。 |
❷ | 使用済みの市場カードを捨て、新しい市場カードを公開します。 |
❸ | 市場カードの各スペースに合う形の市場トークンをランダムで配置します。 |
❹ | 未使用のチャレンジカードを捨て札にし、プレイヤー数+1のチャレンジカードを新しく公開する。 (※4ラウンド目はスキップされるため、3ラウンド目終了時、新しいチャレンジカードは公開されません) |
❺ | 各プレイヤーに新しい部屋カードを5枚ずる配ります。 |
ゲームの終了条件
以下の条件を満たした場合、ゲーム終了となります。
4ラウンド目が終了した場合
得点計算を行い、最も得点を獲得したプレイヤーが勝利です。
同点の場合、優先順位トラックで順位が高いプレイヤーが勝者となります。
得点計算方法
各プレイヤーは、以下の6つの項目で得点を計算していきます。
1. 最終優先度
4ラウンド目終了時、優先度が高い順番で得点を獲得します。
順位 | 1位 | 2位 | 3位 |
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得点 | 9点 | 6点 | 3点 |
2人プレイの場合、3位の得点はありません。
2. 目標カード
ゴールカードの得点条件に基づき、以下の通り順位を決定します。
順位 | 1位 | 2位 | 3位 |
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得点 | 15点 | 9点 | 5点 |
・ | 目標カードが「最も多い」ものを比較する場合、指定された要素を少なくとも1つ持っていなければ得点を獲得できません。 |
・ | 目標カードが「最も少ない」ものを比較する場合、指定された要素を持っていなくても得点を獲得できます。 |
・ | 同点の場合、優先順位トラックで順位が高いプレイヤーが勝ちます。 |
・ | 2人プレイの場合、3位の得点はありません。 |
3. チャレンジカード
各プレイヤーは自分の所持しているチャレンジカードから得られる得点をそれぞれ獲得します。
4. ダンジョンの評判
ダンジョン内のカードに描かれている評判の点を合計します。
(マイナスが付いている場合は減点となります)
5. 設計図カード
各プレイヤーは、設計図カードに示された種類・要素を該当する位置に配置出来ている場合、その数に応じて設計図カードに書かれた得点を獲得します。
6. ダンジョンの経路
ダンジョンの経路を確認し、該当するカードは得点を獲得します。
経路 | 得点 |
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入口と繋がっているカード | 該当するカード1枚につき1点獲得 |
出口と繋がっているカード | 該当するカード1枚につき1点獲得 |
入口・出口と繋がっているカード | 該当するカード1枚につき2点獲得 (入口と出口の両方で得点します) |
分岐や枝分かれした経路もすべて得点に含まれます。
ソロプレイの場合
ソロプレイの場合はジュエル(NPC)と競い合います。
ゲームの準備の変更点
以下の点が変更になります。
❶ | トラックボードを「1人プレイ用面 」を使用します。 |
❷ | ソロモードでは優先度トラックを使用しません。 ※使用しないラッキングマーカーはゲームボックスに戻します。 |
❸ | ソロプレイ用のジュエルカード9枚を用意します。 アイコンが右上にある3枚の伝説的ジュエルカードをゲームボックスに戻します。 |
❹ | 残りの6枚の基本ジュエルカードをシャッフルし、ジュエルデッキを作成して裏向きでテーブルに置きます。 |
より高い難易度を楽しみたい場合、3枚の基本カードを伝説的ジャエルカード(アイコン付き)に置き換えます。
ゲームの流れの変更
1. 建設フェーズ
建築フェイズは以下のように実施します。
❶ | ジュエルデッキの一番上のカードを公開し、トラッキングボードの指定された場所または以前に公開されたカードの上に置きます。 |
❷ | 手札から1枚の部屋カードを選び、ダンジョンに配置します。 |
❸ | 次のターンに残す1枚のカードを選びます。 |
❹ | 手札の残りの部屋カードの中で、現在公開されているジャエルカードの右下のアイコンに一致するアイコンを持つカードをスコア用の山札に置きます。 これらのカードはゲーム終了時にジャエルが得点します。 それ以外のカードは捨て札にします。 |
❺ | ダンジョンの現在の列にある空き位置ごとに1枚の部屋カードを引きます。 |
上記の手順2~5を繰り返し、ダンジョンに4枚のカードを配置します。
2. 改善フェーズ
改善フェイズは以下のように実施します。
❶ | 金を獲得する 通常ゲーム同様、金を獲得します。 |
❷ | 金を比較する 現在の金の量と公開されたジュエルカードの金の値を比較します。 (パスを選択した場合、次のステップに移動します) ・自分の金が多い場合 市場でトークンを購入、もしくはパスを行います。 その後、再度金を比較を行います。 ・金が同じまたは少ない場合 ジュエルカードに対応する市場カード上のトークンを全て集めて、ジュエルの得点エリアに配置し、最も低い値のチャレンジカードを1枚捨て札にします。 その後、プレイヤーは市場でトークンを購入、もしくはパスを行います。 |
❸ | ラウンド1~3の場合 トラッキングマーカーをゴールドトラックの「0」に移動します。チャレンジカードを1枚選びます。ジャエルは市場カード上の残りのトークンをすべて集めます。その後、片付けフェーズに進みます。 ラウンド4の場合 トラッキングマーカーを「0」に移動しません。代わりにマーカーを裏返して「パス」を示します。チャレンジカードを選びません。ジャエルは市場カード上の残りのトークンをすべて集めます。その後、最終得点計算に進みます。 |
3. 片付けフェーズ
通常ゲーム同様実施します。
ゲーム終了時の変更
ゲーム終了時の得点は通常と同様ですが、最終優先度の代わりに金の数で計算を行います。
その後、ジュエルは以下の内容で得点を獲得します。
❶ | 最終金 4ラウンド終了後の金の値を比較します。 ・ジュエルの金が自分と同じか多い場合 ジュエルは9点を獲得し、自分は6点を獲得する。 ・自分の金の方が多い場合 自分は9点を獲得し、ジュエルは6点を獲得する。 |
❷ | 目標カード 自分のダンジョンをジュエルの部屋カードや市場トークンと比較し、1位と2位を決定します。1位は15点、2位は9点を獲得します。同点の場合、ジュエルが1位となります。 |
❸ | ジャエルカード ジュエルは各カードの基本名声と条件に基づく名声を獲得します。 |
❹ | 部屋の名声 ジュエルの部屋カードや市場トークンの名声値を合計します。 その値だけジュエルが得点を獲得する(または失います)。 |
ジュエルよりも得点を獲得している場合は勝利、ジュエルの方が得点を獲得している場合は敗北となります。