『ストリート・スクエア(Streets)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | ストリート・スクエア(Streets) | ||
特徴 | ストリート・スクエア(Streets)は、プレイヤーが一緒に都市を建設するタイル配置ゲームです。 各建物にはシンプルな評価方法があり、ストリートが売却されるとオーナーにお金が入ります。評価はストリートにある他の建物の影響を受けるため、利益を最大化するにはスマートな配置が不可欠です。 巧妙に配置された物件は、訪問する建物の価値をさらに高める人々の増加から恩恵を受けることができます。 | ||
プレイ人数 | 1 - 5 人 | プレイ時間 | 23 分 |
ゲームデザイナー | Haakon Gaarder | 複雑さ | 1 |
アートワーク | Haakon Gaarder | 戦略 | 3 |
エディター | Sinister Fish Games, Arrakis Games | 運 | 3 |
発売日 | 2021 | やり取り | 1 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
ストリート・スクエア(Streets)とは?
かつては小さな静かな町だったこの都市ですが、手頃な物件がアーティストやスタートアップ企業、家族を引き寄せています。
セレブリティやインフルエンサーも引っ越してきており、最近の考古学的発見により観光業が急成長しています。 プレイヤーは投資家となり、成長する都市で魅力的な新しい通りを作り出し、新しいビジネスや住宅に投資します。
一部の通りはヒップスターのたまり場になり、他の通りは観光客や子供連れの家族に支配されるでしょう。また、指定されたショッピングエリアになる通りもあります。 各通りが完成すると、人々は興味を引く新しい建物に移動します。
うまくいけば、あなたの建物が新進気鋭の通りにあることでしょう。最も多くのお金を稼ぎ、ゲームに勝つためには、投資資金を巧みに管理し、先を見越しながら新しい機会にも柔軟に対応する必要があります。
ストリート・スクエア(Streets)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・セントラルステーションタイル(1枚)
・シティパークタイル(1枚)
・建物タイル(40枚)
・5人用の建物タイル(5枚)
・ミープル(各色12個ずつ)
・資産トークン
・看板トークン
準備
1. 場の準備
セントラルステーションタイルを場の真ん中に置き、各プレイヤーの人コマを配置します。その後、シティパークタイルを90度回転してセントラルステーションタイルの隣に配置します。
2. 建物タイルの準備
40枚の建物タイルをから、プレイヤー数に応じて調整します。
人数 | 調整枚数 |
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2人プレイ | 各タイプのランダムな建物タイルを2つ取り除く(合計10枚) |
3人プレイ | ワイルドを除く各タイプのランダムな建物タイルを1つ取り除く(合計4枚) |
4人プレイ | – |
5人プレイ | 5人用の建物タイルを追加します(合計5) |
3. プレイヤーの準備
各プレイヤーは自分色の看板トークンを5つ取ります。
建物タイルの山札から建物タイルを3枚取り、手札を作ります。
最初の画面は以下のようになります
ゲームの流れ
ゲームはターンプレイヤーが以下の3ステップを順番に行い進行します。
1. 建物を建てる
2. ストリートからお金を稼ぐ
3. 時計回りで手番を次のプレイヤーに
1. 建物を建てる
既存のタイルと辺で繋がるように、手札から1枚を新たに場に配置する。
その後、道路下にマークに準じたミープルをタイルの上に配置します。但し、ワイルドのシンボルにはミープルを置けません。
そして、タイル上に自分の看板トークンを1つ置く。手持ちの看板が無い場合、場の他のタイル上の自分の看板を移動させて置く。
・回転して配置可能。
・建物は下部の道路が他のいずれかの道路が他のいずれかの道路と繋がっている(一直線か垂直)かぎり、道路の無い辺同士に接するように置いてもかまいません。逆に二車線や平行になり他の道路と繋がらない配置はNG。
また、道路が一直線にしろ垂直にしろ繋げられられるなら必ず繋げるように配置しなければならない(わざと完成を阻むように道路を離すような配置はNG)。
但し、直線の道路の長さは5枚までが限界でそれ以上は曲げて垂直に繋げないといけません。
2. ストリートからお金を稼ぐ
条件を満たしてストリートが完成した場合、ストリート内に看板トークンを置いているプレイヤーはお金を獲得します。(手番プレイヤーでなくても実施)
【ストリートの完成条件】
ストリートは道路の両端の道が垂直に曲がって埋められた場合、ストリートが完成したことになります。
また、端の部分が直角に曲がってなくても、道が繋がらない方向で他の建物タイルで埋まっていた場合も端が埋められたとみなします。
・カードに示された条件の額(該当アイコンごとに$2など)
・カード上の人1人につき$1
※ストリートの端で直角に曲がった建物のシンボルも得点時に該当ストリートの対象アイコンとしてカウントする。
看板所有者は、上記の2つの合計額を受け取り、その立て看板を自分の手元に戻す。
・完成したストリート上のピープルの移動
その後、完成したストリート上の人々の移動が発生します。
各ピープルは一致する色シンボルのあるカードに移動する義務があります。
移動先はターンプレイヤーが決定しますが、完成したストリートへは移動できません。
(※BGAでは、選択肢が1つしかない場合自動的にそこへ移動します)
できない場合は出遅れとなり、立たせて配置しておきます。
このピープルは誰かが該当の色のシンボルの建物を置いたらそこに即座に移動します。
(初期タイルからも含めて)放棄された建物にも移動します。
3. 時計回りで手番を次のプレイヤーに
建物カードの山札が残っている場合、手番終了時に1枚引きます。
その後、次のプレイヤーに手番を移します。
ゲームの終了条件
建物タイルの山札が空になり、全プレイヤーの手札が空になった時、ゲーム終了です。
建物は売却しなくても、ゲーム終了時に立て看板のある建物は得点が入ります。
ただし、価値は通常の半分になります(端数切り上げ)。
得点計算を行い、最も勝利点お金を持っているプレイヤーの勝利です。
タイブレークはありません。
変更ルール
コンサルタント拡張
ゲーム開始時に各プレイヤー固有能力のあるコンサルタントカードを1枚引いて獲得し、ゲームを開始する。
ビジネス拡張
この拡張ではタイル左上のビジネスアイコンを参照する。
『レストラン』『住居』『レジャー』『商業施設』『ワイルド』の5種類がある。
・ビジネストークンの獲得
ストリートを得点するシークエンスの最初に追加のステップが追加されます。
建物が得点される前に、各プレイヤーはストリートにある自分の建物を1つ選び、その建物に描かれているアイコンと一致するビジネストークンを獲得します。
例えば、得点対象のストリートに『居住』と『商業施設』が付いた建物がある場合、プレイヤーは『居住』トークンか『商業施設』トークンのどちらかを獲得できます。
各プレイヤーの建物は、1つのストリートにつき1つしか選択できないので、複数のストリートに建物を分散して配置するのがおすすめです。
・プレイヤーの順番
複数のプレイヤーにビジネス・トークンの選択肢がある場合、現在のプレイヤーの次のプレイヤーから時計回りの順番でトークンを選ぶ必要があります。これにより、現在のプレイヤー(ストリートを封鎖したプレイヤー)が最後に選ぶことができ、有利になります。
・ワイルドアイコン
ワイルドビジネスアイコンを持つビルがある場合、プレイヤーは好きな種類のビジネストークンを取ることができます。
・ダブルアイコン
アイコンが2つ描かれている建物があります。このような建物では、プレイヤーは描かれた2つのビジネストークンを1つだけでなく、2つ取ることができます。
・建物を放棄する
建物を放棄する場合、プレイヤーはそのビルが得点源であるかのように、その建物からビジネストークンを1つ取らなければなりません。その建物がダブルアイコンの場合、プレイヤーは両方のトークンを取ります。
・ゲーム終了時に得点された建物
ゲーム終了時に得点された建物からビジネストークンを獲得することはできません。
・トークンの枯渇
ビジネストークンタイプが枯渇した場合、プレイヤーはそのタイプのトー クンを獲得することができなくなります。建物のアイコンと一致するトークンがなくなった場合、そのアイコンはワイルドアイコンとして扱われます。ダブルアイコンの場合、プレイヤーは任意の2つのトークンを選択することができ、異なるタイプのトークンを選択することができます。
●ビジネストークンでの得点
ゲーム終了時、各プレイヤーはビジネストークンに対して追加で$を得ることができます。
・最多ボーナス
各ビジネスタイプについて、最も多くのトークンを持っているプレイヤーに10$が与えられます。2人以上のプレイヤーが同点で最も多く獲得した場合、該当プレイヤー全員に5$が与えられます。
・セットボーナス
4種類のビジネストークン1セットごとにプレイヤーは10$を獲得します。