『ティワナク(Tiwanaku)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
---|---|---|---|
タイトル | ティワナク(Tiwanaku) | ||
特徴 | 人々を未知の領域に導き、新たな農地を探しましょう。 あなたはこれらの地域を探索し、その輪郭をたどり、パチャママの慣習と伝統に従いそこで農業を発展させようとしています。 多様性と分離という彼女の核となる原則を尊重することで彼女を称えれば、自然はあなたに報いてくれることでしょう。そうでなければ、あなたは彼女の怒りに苦しむでしょう。推理と"タイミング"の良識は、成功に役立つはずです... | ||
プレイ人数 | 1 - 4 人 | プレイ時間 | 19 分 |
ゲームデザイナー | Olivier GRÉGOIRE | 複雑さ | 3 |
アートワーク | Raphaël SAMAKH | 戦略 | 3 |
エディター | Sit Down ! Games | 運 | 3 |
発売日 | 2022 | やり取り | 3 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
ティワナク(Tiwanaku)とは?
ゲームボード上でパズルのように、ロジカルな推論と排除によって特定の地形がどこにあるのか、特定の作物がどこに生育するのかを突き止めます。
ここでは個人戦を主に解説しています。
ティワナク(Tiwanaku)の遊び方
ゲームの準備
・ミープルを受け取る
プレイ人数に合わせたミープルを各プレイヤーは受け取ります。
プレイ人数 | ミープル数 |
---|---|
2人プレイ | 5つのミープル |
3人プレイ | 4つのミープル |
4人プレイ | 3つのミープル |
・シナリオの準備する
ショートまたはロングのシナリオ(25または45スペース)を選択し、シナリオに合ったゲームボードを中央に配置します。(※BGAでは、設定でシナリオを決めることができます。)
シナリオごとに用意されている初期配置の『地形タイル』と『作物』をボードに配置し、使用される『地形タイル』を横に並べておきます。
ボード上で何も置かれていないマスであっても、シナリオごとに各マスがどの種類の『地形タイル』と『作物』なのかが決められています。
各プレイヤーはミープルを動かしつつ、それらのマスが何の『地形タイル』と『作物』なのかを推理しながらゲームを行っていきます。
本来であれば、パチャママホイールを使用して、各位置の地形タイルを確認するのですが、BGAでは自動で処理されます。
地形タイルは全部で4種類あり、同じ地形タイルの繋がりを地形エリアと言います。
地域エリアは1~5個の同じ地形タイルが全て縦か横に隣接しています。
同じ種類の地形エリアが複数存在することもあります。
但し、同じ種類で別の地形エリアが縦,横,ナナメに接触することはありません。
地域タイルが5枚で構成された地域エリアを見つけた場合、その周りに同じ地域タイルは存在しない。
同じ種類2つの地形タイルが斜めに接触している場合、隣接するための同じ地形タイルがそれらの間にあることを意味します。
作物は全部で5種類あり、小さい大きさから順に『ポテト(茶)』『コカ(緑)』『チリ(赤)』『コーン(黄)』『キヌア(紫)』となります。
各地域エリア内には、同じ種類の作物は存在せず、必ず『ポテト(茶)』は存在します。
また、エリアに関係なく同じ種類の作物は縦・横・斜めに隣接することはありません。
ゲームの流れ
自分のターンでは以下のいずれかのアクションを実行します。
・移動と発見
・占い
その後、追加点を獲得するために作物トークンのセットを『奉納』できます。
移動と発見
自分のミープルを1つ選択し、ボード上に『ミープルを配置』、または『ミープルを移動』を行います。
また、ボード上のミープルを手元に戻すことも出来ます。
・手元からミープルを配置する場合
ボード上の外周もマスにミープルを配置できます。
・場のミープルを移動する場合
ボード上のミープルを縦・横に1マス移動することができます。
配置先・移動先に『作物トークン』か『自分のミープル』がある場合は、留まることができるマスまで繰り返し移動をすることができます。
ただし、他のプレイヤーのミープルのいるマスには入ったり、止まったりすることはできません。
シナリオで設定されている地域タイルがそのマスに配置され、発見された地形タイルのマーカーを進めます。
その時点で同じ長さにある地形マーカーの数に基づいて多様性による点数を獲得します。
例:発見したタイル数が以下の場合
砂漠:■■■□□(3枚発見)
草原:■■□□□(2枚発見)
山岳:■□□□□(1枚発見)
沼地:■■□□□(2枚発見)
新たに『山岳』を発見した場合、2枚が発見されているタイルは4種類となるので、4点を獲得できます。
新たに『砂漠』を発見した場合、4枚が発見されているタイルは砂漠の1種類だけなので、点数は1点を獲得します。
占い
場の作物のない地形タイルにいるミープルを使用して占いを実行できます。
そのミープルがいる場所にどの種類の作物があるか推測します。
場の作物と同じ種類の作物トークンを獲得します。
(※既に同じ作物トークンを持っている場合は獲得できません)
また、他のミープルで占いを継続して行うことが出来ます。
作物を公開し、その作物のレベルに等しい点数を失います。
それ以降の占いを行わず、この後の”奉納”もスキップされます。
奉納
ターン終了時、作物トークンを奉納して得点を獲得することができます。
作物トークン何種類により、0/1/3/6/10点の得点を獲得します。
ゲームの終了条件
最後の地形タイルが配置された後、全てのプレイヤーがターン順で占いを実行してゲーム終了となります。その後、全員が得点のために作物トークンを奉納します。
最終的に得点を最も獲得しているプレイヤーが勝利となります。