『パッチワーク(Patchwork)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | パッチワーク(Patchwork) | ||
特徴 | 穴が開かないようにキルトを縫い上げて、ボタンマスターを目指しましょう。 | ||
プレイ人数 | 2 人 | プレイ時間 | 15 分 |
ゲームデザイナー | Uwe Rosenberg | 複雑さ | 3 |
アートワーク | Klemens Franz, Rex Lee, Gru Tsow | 戦略 | 3 |
エディター | Lookout Games | 運 | 3 |
発売日 | 2014 | やり取り | 3 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
『パッチワーク』の魅力
初心者でも、上級者でも簡単にプレイできる
難易度は3に設定されていますが、基本的に手順で行うことは2種類だけでルールもシンプルな方なので、初心者でも比較的遊びやすいゲームです。
さらにこのゲームは可愛い見た目に反してなかなか奥が深く、運要素は最初のパッチワークの並びぐらいなので、毎回様々な戦略を試されるゲームで上級者でも楽しめます。
デザインもおしゃれなので、女性でも気にいる方も多いゲームなので、是非遊んでみてください!
相手との駆け引きがあるパズルゲーム
このゲームは9×9のキルトボードの中に上手くパッチタイルを埋めていき、相手よりも良いパッチキルトを作成することを目的としたボードゲームになります。
そのためにも場に置かれているパッチタイルを上手く獲得するように、相手との駆け引きが重要になってきます。
上手く9×9を全て埋めることに成功した時の達成感もすごい良いので、是非遊んでみてください。
ウヴェ・ローゼンベルグの傑作2人専用ボードゲーム
このゲームは『アグリコラ』『ボーナンザ』など、ボードゲームで有名なウヴェ・ローゼンベルグ氏による傑作2人用ゲームです。
『パッチワーク』という可愛らしいコンポーネントで作られているボードゲームですが、中身はかなりしっかり作られたガチのボードゲームになりますので、是非プレイしてみてください!
『パッチワーク』の遊び方
ゲームの目的
相手よりも高得点のパッチワークキルトを完成させること
『パッチワーク』は自分の手番の時、場のパッチタイルを取っていき、自身のキルトボードに配置して、パッチワークキルトを作成していきます。
パッチタイルは様々な形のものがあり、パズルの様に組み合わせていき、相手よりも高得点のパッチワークキルトを完成させていきましょう!
ゲームの準備(BGAでは自動)
『パッチワーク』の準備物
ゲームの準備
1. 全体の準備
時間ボードを場の中央に置き、時間ボード上のスタート位置に各プレイヤーの時間コマ、スペシャルパッチマス(5箇所)にスペシャルパッチを配置していきます。
時間ボードの周りに33枚のパッチタイルを円形に並べ、並べたタイルの内、一番小さいパッチタイル(2マス)と次のパッチタイルの間にポーンコマを配置します。
特別タイルは誰でも取れる位置に置いておきましょう。
2. プレイヤーごとの準備
各プレイヤーは個人ボードを自分の場に配置し、ボタンを5つ受け取って準備完了です。
『ボードゲームアリーナ』のゲーム画面は下記にようになっております
ゲームの流れ
このゲームでは、時間コマが後ろのプレイヤーが手番を行います。
各手番では、以下のどちらかのアクションを実施します。
・時間コマを進めてボタンタイルを得る
・パッチタイルを取ってキルトボードに配置する
時間ボード上の時間コマが後ろのプレイヤーが手番を行います。
そのため、片方のプレイヤーが連続して手番を行うことがあります。
同じマスに時間コマが複数存在する場合、上に乗っているコマのプレイヤーが手番を行います。(※同じマスに時間コマを置く場合は、上に時間コマを重ねます)
時間コマを進めてボタンタイルを得る
自分の時間コマを相手の時間コマの1つ先のマスまで進めます。
進めたマスの数分、ボタンタイルを獲得する。
パッチタイルを取ってキルトボードに配置する
パッチタイルを取ってキルトボードに配置します。
以下の❶〜❹の順番でアクションを行います。
ポーンコマから3枚目までのパッチタイルの中から1枚を選びます。
(コストを支払い可能のタイルしか選べません。)
選んだパッチタイルをキルトボード上の好きな場所に配置します。
・パッチタイルは回転させたり裏返してもOK。
・配置済みの他のパッチタイルに重ねて配置はできません。
・キルトボードからはみ出すようには配置できません。
特別ボーナスタイル
先にキルトボードに7×7マス分の正方形にパッチタイルを配置したプレイヤーは特別ボーナスタイルを獲得することができます。(既に獲得されている場合は獲得できません)
特別ボーナスタイルは得点計算時に7点加算されます。
選んだパッチタイルの場所までポーンコマを移動させます。
パッチタイルに示された数字の分だけ、自分の時間コマを進めます。
同じマスにもう1つの時間コマがある場合は元あったコマの上に重ねて置きます。
時間ボード上の特殊マークを超えた場合
時間ボード上のスペシャルパッチマス、ボタンマークなどを跨いで時間コマを進めた場合、それぞれの効果を実施します。
スペシャルパッチタイルが置かれたマスを跨いで時間コマが進んだ時、スペシャルパッチタイル(1×1のタイル)を手元に取り、自分のキルトボードに配置します。
既にスペシャルパッチタイルが取られた後のマスは跨いでも何もおきません。
ボタンマークを跨いで時間コマが進んだ時、自分のキルトボードに配置されているパッチタイルに書かれているボタンマークの数分、ボタンを獲得します。
(その手番中に置いたパッチタイルも数に含まれます)
ゲームの終了・勝利条件
お互いの時間コマが時間ボードの最後のマスに到達すればゲーム終了!
最後のマスに行く際、残りマスを超えるようなパッチタイルでも獲得することは可能!
ゲーム終了時、得点計算を行って得点の高いプレイヤーが勝利となります。
もし同点だった場合は先に最後のマスに到達していたプレイヤーがゲームに勝利します。
得点計算方法
『手元のボタン』『特別ボーナスタイル』『空きマス』により、得点計算が行われます。
ボタン | 手元にあるボタンの数、1点加点 |
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特別ボーナスタイル | 特別ボーナスタイルを獲得している場合、7点加点 |
空きマス | キルトボード上の空きマス1マスにつき、2点減点 |
※水色:プラスポイント、赤色:マイナスポイント
ゲーム終了時の例
『パッチワーク』の変更可能ルール
ルールは部屋を立てた時の左側にある『ゲーム構成』から、ルールを変更して遊ぶことが出来ます!(2021年8月16日時点)
『パッチワーク』ではボード面の変更が可能です。
ボード面
ボード面では『アメリカーナ』『オリジナル』の2種類を選ぶことができます。
ルールは同じですが、デザインを変更することができるので、好みのボードで遊んでみてください。
最後に
今回は『パッチワーク』というボードゲームのご紹介をさせていただきました。
魅力の項目でもお伝えしましたが、可愛らしい見た目で、相手との駆け引き要素がしっかり取り入れられているパズル系のボードゲームで、かなり奥が深いゲームとなっています。
2人用ボードゲームの中では、比較的評価の高く、人気のあるボードゲームかと思いますので、是非遊んでみてください。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。