最初に
『夢をかなえるゾウ3』まで読んで頂いた方は
次の記事は『夢をかなえるゾウ4』だろうなって思っていたかと思います。
その通りです!(´_ゝ`)ドヤッ
というよりやっと4作目について語れるって感じで嬉しいです!笑
思い入れという意味では『夢をかなえるゾウ1』の方が高いですが、
この『夢をかなえるゾウ4』はシリーズ読んだ中で一番面白かったです!
レビューなどを見ても4作目が一番良いっていう方も多そうでした!
是非、読んで頂きたいのですが、今回の作品はハンカチが必須な感じの作品になってます。
野外で読まれる場合は本当に注意してください!笑
では早速本題に入っていきましょう!
『夢をかなえるゾウ4』概要
タイトル | 夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神 |
---|---|
著者 | 水野 啓也 |
出版社 |
文教社
|
発売日 | 2020/7/9 |
ガネーシャの教え (※) |
【ガネーシャの教え】
【死神の教え】
|
※目次が無いので代わりに『ガネーシャの教え・死神の教え』を書いています。
著書の概要
シリーズ通しての特徴は『夢をかなえるゾウ1』の時に書いていますので、
そちらをご覧ください(*’▽’)ノ
https://www.lecu1012.com/book_elephants_dream_come_true_1/
5年ぶりに出たシリーズ最新作『夢をかなえるゾウ4』は『死』がテーマです!
シリーズで一番泣ける作品なので、読む場所にはお気を付けください!笑
今回の主人公は家族を愛する会社員が主人公。
彼は『家族との日常が続いていくこと』を夢見ていたのだが、再検査で病院に向かったところ余命3ヵ月と宣告されてしまいます。
そんな主人公の前にシリーズおなじみインドの神様『ガネーシャ』と
寿命のろうそくを持った『死神』が現れます。
急に現れた余命3ヶ月という『死』を目前に愛する家族のために何を残せるのか?
『死ぬまでにやりたいことリスト』を作り、3ヶ月という短い間でガネーシャと共に『やりたいこと』を叶えていきます。
主人公が『大事なことは何か?』『やり残したことは何か?』に気づいていく姿から、
今回は様々な学びを得ることができます。
そしてその先には衝撃の展開が…。
こちらは実際に読んで頂きたいので、伏せておきたいと思います。
(何度も涙が止まらなくなりました…。)
また、今作の『夢をかなえるゾウ』では『夢をかなえる方法』だけでなく『夢を手放す方法』を学ぶことができます。
『夢をかなえるゾウ』なのに『夢を手放す方法』です!
(大事なことなので2回言いました!)
「ある夢にこだわって、実現しようと努力し続けるんは素敵なことやけど、その夢に縛られて不幸になってもうてるなら、手放さなあかんときもあるんかもな」
夢をかなえるゾウ4 P299
夢を持つことは大事ですが、それに囚われすぎてしまうことも注意が必要です。
夢を持ったときに『夢をかなえるために努力する』または、『夢に縛られる苦しみから解放する』のかを選択して、本当の意味での自由を手に入れるということを学べるのもこの作品の良いところ!
自分自身や身の回りの方を見て、思い当たる方もいるんじゃないでしょうか?
是非、思い当たる節がある方には読んで頂きたいですね(*’▽’)ノ
他にも『家族がいる方』『完璧主義の方』『哲学好きな方』にもお勧めの作品です!
気になる方は是非読んでみて下さい!
では、今回も『夢をかなえるゾウ4』から学んだことを書いていきます(*’▽’)ノ
『夢をかなえるゾウ4』で学んだこと
今回も『夢をかなえるゾウ4』で学んだことを3つ挙げました!
- 死ぬ時に『後悔』しないように行動しよう
- 『今』できることを探して、実行に移す
- 『夢を手放す』という選択肢があることを知る
死ぬ時に『後悔』しないように行動しよう
今回は死神が『人間が死に際に後悔する十のこと』を主人公に向けて放ちます。
人間が死に際に後悔する十のこと
①本当にやりたいことをやらなかったこと
②健康を大切にしなかったこと
③仕事ばかりしていたこと
④会いたい人に会いに行かなかったこと
⑤学ぶべきことを学ばなかったこと
⑥人を許さなかったこと
⑦人の意見に耳を貸さなかったこと
⑧人に感謝の言葉を伝えられなかったこと
⑨死の準備をしておかなかったこと
⑩生きた証を残さなかったこと夢をかなえるゾウ4 P63
死を間近にしていなくても『ドキッ』とする内容もあったんじゃないですかね?
私自身も『仕事』ばかりやってしまっていたので、少し反省しました。(._.)
ほとんどの方が『やりたいこと』や『健康』よりも目の前の『仕事』を優先してしまって、その結果『後悔』という形で残ってしまうのかと思います。
もちろん仕事も大切ですが、『仕事だけが人生ではない』ってことを肝に銘じて自分をコントロールしていくことで、結果『後悔』しない生き方に繋がるんじゃないかと改めて感じました。
課題の中でも『健康に良いことを始める』や『自分の体に感謝する』にもあるように自分の体を労わりつつ、仕事だけではなく『本当に自分がやりたいこと』に目を向けて生活していきたいと思います!
『本当に自分がやりたいこと』ってパッと思いつかなかったり、その時その時で変わることもあるので、『死ぬまでにやりたいことリスト』を作って実行していくのは良い方法なんでしょうね。
私も実践してみようかと思います!
皆さんも是非やってみてください(*’▽’)ノ
『今』できることを探して、実行に移す
よく色んな啓発本を読んでいると『今すぐに始めよう』って感じの本って良く見ませんか?
本当は『今すぐにやった方が良い』とは思いつつ、
『明日からやろう!』って感じで思っちゃいますよね…。(._.)
どんどん後回しになってしまって、結局全然出来ていない…。
そして、出来ない自分を責めてしまうことに…。
トラウマですな…。(*_*;
ってことにならないように、今から取り組めることは今やった方が『後回し癖』が無くなるので夢に近づくためにも大事ですね!
ただ、注意したいのが今からあれもこれも取り組むのではなく、『今から30分で取り組んでみるなら何ができるかな?』といったように、『今できることを探して実行する』ということです!
「『やる』て決めたその瞬間から、やれることはなんぽでも生まれてくんねん。自分のやりたい仕事が分かれへんのやったら、色んな仕事について調べたり、人に相談のメール送ったりするんは今すぐできるやろ。なんなら、今日、自分が考えたことを日記にまとめとくだけでも、何か発見があるかも分からんで」
夢をかなえるゾウ4 P110
これぐらいなら、今からでも少しやってみても良いかな?って感じになりませんか?
明日に後回しをしてしまう方は、今日始めたらきりの良いところまでやらないと…って感じでハードルを高く持っている方も多いんじゃないかなって思います。
牛歩でも、中途半端に終わっても大丈夫ってことを思うと『今からやる』のハードルが凄い下がるので、是非皆さんもやってみて下さい!
『夢を手放す』という選択肢があることを知る
概要の中でもお伝えしましたが、今作では『夢を叶える』だけでなく『夢を手放す』ということを学べるのが今作の特徴になっています。
皆さんが『夢を叶えたい』って思って、この本を取る方が多いと思うのに『夢を手放すこと』を伝えるってなかなか思い切ったことするなぁと感じましたが、話を聞いてみると凄い深い内容で良かったです。
「今、世の中の人が感じている苦しみの多くは『夢』が生み出している」
夢をかなえるゾウ4 P307
夢に囚われすぎて不幸になっている方が、
もしかしたら皆さんの回りにもいるんじゃないでしょうか?
夢は努力をする指針になる一方、そこにたどり着くことが出来ないと気づいた時は辛いものですし、諦めるのも勇気がいることだと思います。
「人間ちゅうのは、一度手に入れたもんを取り上げられると、めちゃめちゃ不幸に感じるもんやねん」
…
「『夢をかなえたい』ちゅう気持ちの根っこにも、その感情がある場合が多いんやで。『自分には何かすごいことができる。そんな素晴らしい人間にもなれる』ー人生の早い段階で頭に焼き付いた理想像が何らかの形で奪われてもうたから、タバコや避けが切れてもうたように、理想の自分をい追い求め続けるんやな」
夢をかなえるゾウ4 P311-312
『夢に向かってこれまで築き上げてきた努力が無駄になってしまうのではないか。』
夢への想いが強いほど、手放すのは怖いことだと思います。
手放した後にぽっかり空いた心の穴を埋めるのは『時間が解決してくれること』かもしれないですが、『手放した自分を受け入れてあげること』が大切だと感じました。
哲学的な話もあり色々と考えさせられる内容になりますので、
是非皆さんも読んでみて下さい!
『夢をかなえるゾウ4』の好きな課題
今回も多くの課題がガネーシャから出題されてきました。
どの課題も本当に良いものなのですが、その中でも好きな課題はこちらです!
- 健康に良いことを始める
- 他者の欠点を受け入れる姿勢を持つ
- 喜怒哀楽を表に出す
健康に良いことを始める
今回の作品の一番最初の課題です!
余命3ヶ月と宣告された主人公にいきなり『健康に良いことを始めろ』って言われても『今更何を言ってるんだ!?』って感じになりますが、ガネーシャの言うことについ納得してしまいました。
「健康に気を遣うんは、長生きするためだけちゃうで。これまでは面倒くさがってた健康を大事にする習慣を身につけられれば、自分の行動を管理して目標を達成できるようになる。つまり――夢をかなえられるようになるっちゅうことや」
夢をかなえるゾウ4 P68
確かに今は健康に気を遣うようになりましたが、健康に気を遣わずに過ごしていた時期は、ゲームばかりやっていて自身をコントロール出来てたとは言えない状態でした。
自身の経験からも普段から健康に気を遣う習慣を付けることで、自分のコントロールができるのは自身の経験からも感じたので好きな課題に選んでみました(*’▽’)ノ
他者の欠点を受け入れる姿勢を持つ
こちらも私の経験から好きな課題として挙げてみました。
この課題はこれまでとは少し異なっており、
この課題をこなすために3つの方法が説明されています。
『他者の欠点を受け入れる姿勢を持つ』を達成する方法として
- 見る場所を変える
- 相手の背景を想像する
- 他人に完璧さを求めている自分に気づく
私自身の経験もあり、本当に大事なことだなと感じたのでこの課題を挙げてみました。
学生の頃に相手に求めすぎた結果、勝手に裏切られた思いをして凄いショックを受けたことがありました。相手に求めすぎないようになって、少し自分自身を受け入れれるようになった気がしてます。
ガネーシャもこんな風に言っています!
「職場の同僚や町ですれ違う人…自分が関わるすべての人には、必ずどこかしらに人として至らへん部分があるやろうけど、受け入れる姿勢を持ってみるんや。」
…
「他人は自分の鏡ていうけども、他人に完璧さを求めるちゅうことは、それ以外のことに対しても――とりわけ、自分自身に対して――完璧さを求めてまうねんな。そういう人は、自分の欠点が気になって頭から離れんし、普段の生活でも嫌なことばっか目についてまうから、いつもイライラして苦しむことになってまう」
夢をかなえるゾウ4 P326
ただ、相手に求めすぎてはダメと意識はしていても、精神的に疲れている時には相手に求めすぎてイライラしてしまうことがあります。
だからこそ体を休めたり健康に気を付けることによって、精神的にも安定させておくことが大切なんだろうなって思います。
皆さんもイライラすることが多い方は是非こちらの課題、気を付けてみて下さい!
喜怒哀楽を表に出す
今回最後の課題『喜怒哀楽を表に出す』です。
この課題のシーンは少なかったですが、大事なことですし私自身が苦手なことだと感じたので、好きな課題として挙げました!
「喜怒哀楽を、おさえることなく表に出してみい。泣いたり、笑ったり、悲しんだり、喜んだり…自分が経験するすべてのことは、全宇宙の望みなんやからな」
夢をかなえるゾウ4 P367
『全宇宙の望み』って言われると規模がでかすぎる!?って思いますが、人生を楽しむ腕で、感情を出すことは大切だと思います。
私自身、考えすぎてしまって感情をどうしても抑えてしまうようになってしまうことが多いので、『おさえることなく表に出す』というのを少しずつできるように努力していこうと思います!
最後に
今回も『夢をかなえるゾウ』シリーズをお伝えして、今出ている作品は最後になります!
このシリーズは本当に好きなので、一気にご紹介してきました!
関西弁で自分勝手な『ガネーシャ』だけでなく、主人公や他の神様たちなどのキャラクタ―も凄い特徴的でそこがまた楽しめるところだと思います!
この記事をきっかけに見たいって思って下さると嬉しいです!
このシリーズの記事は一記事一記事結構ボリュームがあったんじゃないかなって思いますが、ここまで見て頂き本当にありがたいです!
他にもこんな本を読んでほしいなどがあれば、コメントなり頂けるとありがたいです!
是非なんでもご連絡いただければと思います!
ここまで見て頂きありがとうございました。
『夢をかなえるゾウ5』でも会いましょう(*’▽’)ノ