『エタニチウム(Eternitium)（BGA）』の遊び方・魅力をご紹介！
| ボードゲームの基本情報 | |||
|---|---|---|---|
| タイトル | エタニチウム(Eternitium) | ||
| 特徴 | 時を超え、不老不死を克服する旅に出ましょう!このスリリングなデッキ構築ゲームでは、タイムトラベラーとなり、遠い時代に隠された、永遠の命を与えるという、貴重で謎めいた宝石｢エタニチウム｣を探します。創意工夫を凝らした賢い戦術で、この魅力的なタイムレースに打ち勝ちましょう。 永遠へのクエストが始まります! 様々なポータルを製作し、それらを使って宝石を探します。異なるタイムトラベラー達の間で狂気のレースが始まります。テクノロジーを利用し、宝石をより早く見つけたり、情報を収集したり、他のプレイヤーの邪魔をしたりできます!制限はありません。重要なのはたった 1 つだけ。それは、エタニチウムの宝石を誰よりも早く手に入れること! 順番に、プレイヤーはテクノロジーカードをプレイし、できるだけ多くの時代カードを捨てます。 プレイヤーは市場からより強力なテクノロジーを入手できるようになります。これらを構築すると、時代カードが追加され、時間をロスすることになるので、注意してください。これらのテクノロジーを使い、より多くのターンを行ったり、対戦相手の行く先に障害物を置いたりすることができます。 すべての時代カードを捨てて宝石を見つけた、最初のプレイヤーがゲームに勝利します。 | ||
| プレイ人数 | 2 - 5 人 | プレイ時間 | 20 分 |
| ゲームデザイナー | Thomas Carlier | 複雑さ | 2 |
| アートワーク | Baptiste Perez | 戦略 | 3 |
| エディター | Haumea Games | 運 | 2 |
| 発売日 | 2024 | やり取り | 3 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
エタニチウム(Eternitium)とは？
自分の時代デッキにあるすべてのカードを最初に取り除くことを目指しましょう。ただし、ゲーム中にカードが追加されることもあるので注意してください。
エタニチウム(Eternitium)の遊び方
ゲームの準備
内容物
| ・ | プレイヤーボード（5枚） |
| ・ | 時代カード（60枚） |
| ・ | アクションカード（105枚） |
| ・ポータルカード（60枚） ・基本技術カード（29枚） ・高度な技術カード（16枚） |
準備
| ❶ | 各プレイヤーにプレイヤーボードを1枚受け取り、自分の前に配置します。 |
| ❷ | 各プレイヤーに、以下の初期のアクションカード5枚を受け取り、シャッフルしてプレイヤーボードの山札エリアに配置します。 |
| ❸ | ポータルカードを種類ごとに分けてプレイヤーの人数×2の枚数を取り、一番上の列に4つの表向きの山札を作ります。 |
| ❹ | 基本技術カードをシャッフルして裏向きの山札を作り、ポータルカードの下に置き、3枚のカードを公開します。同じカードが2枚以上ある場合は、1枚以外を山札の下に戻し、新しいカードに置き換えます。 |
| ❺ | 高度な技術カードをシャッフルして裏向きの山札を作り、基本技術カードの下に置き、最初の3枚のカードを公開します。同じカードが2枚以上ある場合は、1枚以外を山札の下に戻し、新しいカードに置き換えます。 |
| ❻ | 各プレイヤーはプレイ人数に対応した時代カードをランダムで受け取り、裏向きでプレイヤーボードに配置し、一番上のカードのみを公開します。 ・プレイ人数1～3人：時代カード10枚 ・プレイ人数4人：時代カード9枚 ・プレイ人数5人：時代カード8枚 |
| ❼ | 残りの時代カードをシャッフルして裏向きのデッキを作り、高度な技術カードのデッキの下に置きます。 その後、2枚のカードを公開します。 |
ゲーム開始前の準備
スタートプレイヤーから順番に基本の技術カードを1枚ずつ取って山札の一番上に配置します。（山札の一番上、もしくは公開されているカードを取ることが出来ます）
その後、基本技術カードを補充し、自分の山札から5枚カードを引きます。
最初の画面は以下のようになります
ゲームの補足
初期デッキ
各プレイヤーの初期のデッキは以下のようになっています。
| 菱形のポータル （1枚） | 四角のポータル （1枚） | 丸のポータル （1枚） | 三角のポータル （1枚） | ドロイド （1枚） |
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ゲームの流れ
各プレイヤーは順番に以下の流れで手番を行います。
1. ポータルカードを取る
2. 手札からカードをプレイする
3. 捨て札にする
4. 新しい技術カードを獲得する
5. 手札を補充する
1. ポータルカードを取る
ポータルカード（場の最上段のカード）を1枚選択して、手札に加えます。
ポータルカードが全て無くなっている場合、カードを加えず次のステップに進みます。
2. 手札からカードをプレイする
手札のカード（ポータル・技術）を好きなだけ使用し、効果を実施します。
使用したカードはプレイヤーボードの右側の捨て札エリアに配置されます。
手札が無くなる、もしくはそれ以上プレイしたくない場合は、次のステップに移ります。
時代カードが公開されている場合
自分の時代カードの山札の一番上のカードと、形が一致するカードを使用し、時代カードを取り除くことができます。（※形の一致していないカードは使用できません）
※取り除いた後、下のカードは公開されず裏向きのままになっています。
時代カードが裏向きの場合
自分の時代カードの山札の一番上が裏向きの場合、そのカードを公開して形を確認します。
ポータルカードと形が一致する場合、時代カードを取り除き、手番を続けて実施します。
ポータルカードと形が異なる場合、時代カードを裏向きに戻し、他の時代カードを公開せずに山がシャッフルされ、即座にこのステップが終了します。
またこの手番の手札補充時、5枚ではなく4枚のカードしか引けなくなります。
最後の時代カードの場合、プレイヤーは共通山札の一番上のエラーカードを見ずに取り、新しい時代カードを残りの時代カードがシャッフルされます。
基本の技術カード
| 技術 | 効果 |
|---|---|
 | 二重ポータル 2つの内、1つの形と一致している時代カードを捨て札にする。 |
 | ドロイド 次の非公開の時代カードを公開します。 既に3枚の時代カードが公開されている場合、何も起こりません。 |
 | 時間ブラスター 自分の山札の一番上の時代カードを、相手の山札の一番上の時代カードと交換します。 公開されているかどうかは関係ありません。 |
 | 未来的なスマートフォン すぐに山札からアクションカードを2枚引きます。 1ターンにつき3枚以上の「未来的なスマートフォン」カードは使用できません。 |
 | デジタルウォレット この手番のステップ4で、技術カードを取得する際に必要な時代カードが1枚少なくなります。 基本の技術カードを取得するには時代カードを取る必要はなく、高度の技術カードを取得するには時代カード1枚で済みます。 |
 | トランスポーター 手札からカードを2枚捨て、次の時代カードを捨て札にします。 |
 | データアナライザー 手札から好きなだけカードを捨てるか破壊するかを選びます。 破壊したカードはゲームから取り除かれます。 その後、捨てたまたは破壊した枚数分だけ、山札からアクションカードを引きます。 |
高度の技術カード
| 技術 | 効果 |
|---|---|
 | 究極ポータル 次の時代カードを公開関わらず、捨て札にします。 |
 | ギガドロイド 自分の山札の上から3枚の時代カードを公開し、他のプレイヤーは次の非公開の時代カードを公開します。すでに山札の上3枚のカードが公開されている場合、何も起こりません。 |
 | 盗賊ロボット すぐに相手の捨て札から任意の1枚を取り、自分の手札に加えます。その後、「盗賊ロボット」をその相手の捨て札に置きます。このカードを使う前に、相手の捨て札を確認することはできません。 |
 | リサイクルロボット すぐに自分の捨て札から任意の1枚を選び、手札に戻します。 |
 | 時限爆弾 すべての相手プレイヤーは、山札の上3枚の時代カードを裏返します。その後、その時代カードをシャッフルします。すでに上3枚の時代カードが裏向きの場合、何も行いません。これにより、公開されている時代カードが非公開の時代カードと混ざる可能性があります。 |
 | 量子時計 すべての相手プレイヤーは、共通の山札の最初の時代カードを、公開せずに自分の時代カードの一番上に加えます。 |
 | 研究室 すぐに基本技術カードまたは高度な技術カードを手札に加えます。左隣のプレイヤーから時計回りに、他の全てのプレイヤーも基本技術カードを手札に加えます。プレイヤーはこの新しい技術を取得するために時代カードを取る必要はありません。 |
 | サイバーグラス 5枚のカードを引き、そのうちの1枚を手札に加えます。残りのカードを捨てるか、山札に好きな順序で戻します。ドローと捨てる行動を混在させることもできます。1ターンに1回しか使用できません。 |
3. 手札を捨て札にする
プレイヤーは残りの手札をすべて自分の捨て札に表向きで捨てます。
捨て札はプレイヤーがいつでも確認できますが、対戦相手は確認できません。
ステップ2でカードを使用しなかった場合、手札から好きな枚数のカードを破壊（ゲームから取り除く）ことができ、この手番の最後の補充で6枚まで手札を補充できます。
ただし、手札/山札/捨て札のカードの合計が6枚未満にはすることはできません。
4. 新しい技術カードを獲得する（任意）
場にある技術カードを1枚を獲得し、自分の山札の一番上に配置します。
| ・ | 基本技術カード | ：場の時代カードを1枚選択して、自分の時代の山に加える |
| ・ | 高度な技術カード | ：場の時代カードの2枚両方を自分の時代の山に加える |
技術カードは場の公開されているカード、もしくは山札の一番上のカードを選択できます。
獲得した技術カードの種類（基本・高度）により、時代カードを1～2枚を受け取り、自分の時代の山の一番上に表向きで加えなければいけません。
その後、公開されている技術カードを取った場合は技術カードを補充します。
5. 手札を補充する
自分の手札が5枚になるように、自分の山札からカードを引きます。
前述した通り、ポータルカードの使用を失敗した場合は4枚、
手番中手札を1枚も使用しなかった場合は6枚になるように手札が引かれます。
山札が無くなった場合は、自分の捨て札をシャッフルして山札にします。
ゲームの終了条件
以下の条件を満たした場合、そのラウンド終了時にゲーム終了となります。
誰かの時代カードの山が全て取り除かれた場合
時代カードを全て取り除いたプレイヤーが勝利となります。
複数のプレイヤーが同じラウンドで取り除いた場合は、所持している技術カードごとに勝利点（基本1VP、高度2VP）で計算し、得点が高いプレイヤーの方が勝利です。
それも同点の場合は、多くの高度の技術カードを持っているプレイヤーの方が勝利します。
