『ペルソナ・ノン・グラータ(Persona Non Grata)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | ペルソナ・ノン・グラータ(Persona Non Grata) | ||
特徴 | 人類が存在しなかった世界を想像してみてください。そのかわり、他の数種の動物たちが進化し、食物連鎖の頂点に君臨する機会を得ました。この世界では、未来は現在であり、権力闘争は激化の一途を辿っています。特定の種が大企業を支配する一方、他の種は裏社会で忘れ去られて暮らしています。ペルソナ•ノン•グラータの世界へようこそ。 その中であなたはハッカーとなり、この専制的な社会モデルを打ち壊そうと奮闘します。そのために、大企業の腐敗した従業員に関する情報を収集、共有したり、敵から盗む必要があります。 ラウンドは同時プレイです。情報カードを1枚選んでアクションカード(ダウンロード、送信、または暗号化)に紐づけ、手札に残った情報カードを次のプレイヤーに渡さなくてはいけません。 すべての情報カードがプレイされた後、プレーヤーは各企業の情報との関連性を比較します。第2位までが得点にすることができ、他のプレイヤーから情報カードを盗めます。 3ラウンド終了後、ポイントを計算します。ただし、各企業のポイントを獲得するには、労働者カードもしくは本社を使い、その企業が有効化されていなければなりません。 | ||
プレイ人数 | 2 - 4 人 | プレイ時間 | 20 分 |
ゲームデザイナー | Sérgio Halaban | 複雑さ | 2 |
アートワーク | Diego de Moraes | 戦略 | 4 |
エディター | Dijon Jogos | 運 | 2 |
発売日 | 2024 | やり取り | 3 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
ペルソナ・ノン・グラータ(Persona Non Grata)とは?
その中であなたはハッカーとなり、この専制的な社会モデルを打ち壊そうと奮闘します。そのために、大企業の腐敗した従業員に関する情報を収集、共有したり、敵から盗む必要があります。
ラウンドは同時プレイです。情報カードを1枚選んでアクションカード(ダウンロード、送信、または暗号化)に紐づけ、手札に残った情報カードを次のプレイヤーに渡さなくてはいけません。
すべての情報カードがプレイされた後、プレーヤーは各企業の情報との関連性を比較します。第2位までが得点にすることができ、他のプレイヤーから情報カードを盗めます。
3ラウンド終了後、ポイントを計算します。ただし、各企業のポイントを獲得するには、労働者カードもしくは企業を使い、その会社が有効化されていなければなりません。
ペルソナ・ノン・グラータ(Persona Non Grata)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・ | アクションカード(20枚) |
・ | キャラクターカード(4枚) |
・ | 企業カード(18枚) |
・ | 鍵カード(6枚) |
・ | 情報カード(72枚) |
準備
❶ | 各プレイヤーにキャラクターカードと、それぞれのアクションカードを配ります。 |
❷ | 情報カードをシャッフルし、山札を作成します。 |
❸ | 鍵カードをテーブルの中央に並べて置きます。 |
❹ | 各会社の企業カードをを次の順序で山札を準備します 価値0のカードを一番下に、価値2のカードを中央に、価値4のカードを一番上に置きます。 |
❺ | 各プレイヤーは山札から情報カードを6枚ずつカードを引きます。 |
ゲームで使用するカードの色が1つ少なくなります。
対応する会社カード・鍵カード・情報カードのセットが取り除かれます。
最初の画面は以下のようになります
ゲームの補足
会社について
会社は全部で6色あり、それぞれ以下の名称で記載されます。
2~3人プレイの場合は1色がなくなり、5色の会社でプレイを行います。
Biolife (青) | Cosmoco (紫) | Jihui (緑) | Delacruz (黄) | SJT (赤) | Lumni (茶) |
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各会社の情報カードの内訳
各会社ごとに以下の内訳でカードが存在します。
大統領 | ディレクター | マネージャー | 助手 | 労働者 |
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1枚 | 2枚 | 2枚 | 4枚 | 3枚 |
ゲームの流れ
各ラウンド(週)は以下の流れで実施されます。
1. プレイフェイズ
2. アーカイブフェイズ
1. プレイフェイズ
アクションカードを全て使用するまで、以下の流れを繰り返し実施します。
1. アクションカードと情報カードを1枚ずつ選択する
プレイヤーは情報カード1枚とアクションカード1枚を選び、裏向きに配置します。
※全員が選択するまで裏返しになります。
2. 公開してアクションを実施する
全員がカードを選択したらアクションカードを公開し、一斉に公開してそれぞれのアクションを実施します。
アクションカード | 効果 |
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ダウンロード 情報カードを公開して、自分のプレイエリアに置きます。 | |
暗号化 情報カードを裏向きのまま、自分のプレイエリアに置きます。 | |
送信(左または右) 情報カードを公開し、左隣または右隣のプレイヤーのプレイエリアに置きます。 |
3. 残りの情報カードを隣のプレイヤーに渡す
残った情報カードは、次のプレイヤーに渡します。
(第1週目は時計回り、第2週目は反時計回り、第3週目は再び時計回り)
アクションカードと情報カードを選択後、手札から情報カード1枚を裏向きにして捨て札にします。
その後、残った情報カードを相手プレイヤーに送った後、各プレイヤーは山札から新しい情報カードを1枚引き、それを手札に加えます。
全てのアクションカードが使用されたら、このラウンド(週)は終了です。
手札に残った最後の情報カードは捨て札となります。
2. アーカイブフェイズ
週が終わったら、暗号化で出されたカードを全て公開します。
その後、各会社ごとに以下の流れで処理を行います。
1. 会社ごとに企業カード・鍵カードを獲得する
プレイエリアにある会社の色のカードの合計値を比較し1位と2位のプレイヤーは以下の対象のカードを受け取ります。
# | 対応カード |
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1位のプレイヤー ラウンドに対応する企業カードを中央から獲得する。 (1/2/3ラウンドでは、4点/2点/0点の企業カード) | |
2位のプレイヤー 鍵カードを獲得する。 鍵カードは1枚のみで、他のプレイヤーが持っている場合は他のプレイヤーから受け取ります。 |
情報カードの合計値が1位が同点の場合、その企業の鍵カードを持っているプレイヤーが、勝者を選びます。
誰も鍵カードを持っていない場合、その企業カードと鍵は次の週に繰り越され、次の週に1位を獲得したプレイヤーが繰り越された企業カードとその週のカードの両方を受け取ります。
2位の同点が発生した場合には、1位になったプレイヤーが勝者を選びます。
2. 企業・鍵を獲得したプレイヤーは情報カードをアーカイブする
企業カードを獲得したプレイヤーは、他のプレイヤーのプレイエリアからその会社の情報カードを1枚取り、自分のキャラクターカードの下に配置してアーカイブします。
その後、鍵カードを獲得したプレイヤーも同様に実施します。
(※アーカイブした情報カードは自分のみが確認できます)
その企業のカードがプレイエリアにあるのが1人のプレイヤーだけの場合、そのプレイヤーはそのラウンドの企業カードと鍵カードだけを受け取り情報カードをアーカイブすることはできません。
その後、各プレイヤーのキャラクターカードを裏返しにします。
(キャラクターには手札の渡す方向を示しており、裏返すことで渡す方向が逆になります)
その後、全てのアクションカードを手札に戻し、山札から新しい情報カードを6枚ずつ引き、次のラウンド(週)を実施します。(※3週目の場合はゲーム終了となります)
プレイヤーのプレイエリアに残っている情報カードは次の週に持ち越されます。
ゲームの終了条件
以下の条件を満たされた場合、ゲーム終了となります。
3ラウンド(週)が終了した場合
最後にプレイエリアに残った情報カードは自分のアーカイブに追加されます。
その後、得点計算を行い、最も得点を獲得したプレイヤーが勝利となります。
同点の場合は、企業カードの数を比較して多い方、
それも同点の場合は、鍵カードの数を比較して多い方が勝利となります。
それも同点の場合は勝利を分かち合います。
得点計算方法
各プレイヤーは会社ごとに以下の方法で、企業カード、情報カードを得点化します。
1. 労働者(”2″のカード)もしくは企業カードを1枚捨て札にする
労働者カードもしくは企業カードを1枚捨て札にします。
BGAでは、一番得点が少ないカードが自動で捨て札になります。
2. アーカイブしたカードの合計を獲得する(1を実施できた場合)
労働者、企業カードを捨て札に出来た場合、アーカイブに残っている情報カード、企業カードの数字分が得点となります。
1で捨て札に出来なかった場合はその会社からの得点を獲得できません。
3. 鍵カードの得点(1点)を獲得する
最後に鍵カードを持っている場合、労働者/企業の捨て札に関係なく、1点を獲得できます。