『オーラム(Aurum)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | オーラム(Aurum) | ||
特徴 | 競争力のあるトリックテイキングゲーム、オーラムでは金属を金に溶かす錬金術師としてプレイします。金を集めるか、トリックの数を正しく入札することで勝利点を獲得できます。 ゲーム終了時に最も高い得点を獲得すると勝利となります。 | ||
プレイ人数 | 3 - 4 人 | プレイ時間 | 25 分 |
ゲームデザイナー | Shreesh Bhat | 複雑さ | 2 |
アートワーク | Stevo Torres | 戦略 | 3 |
エディター | Pandasaurus Games | 運 | 3 |
発売日 | 2023 | やり取り | 3 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
オーラム(Aurum)とは?
『オーラム』は、ノットマストフォローのトリックテイキングゲームで、プレイヤーは錬金術師となり、金属を金へと変えることを目指します。
ラウンド開始時に入札を行い、トリックの数を正しく入札するか金を集めることで、勝利点を獲得できます。
ゲーム終了時に最も高い得点を獲得すると勝利となります。
オーラム(Aurum)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・金属カード(全50枚:5つのスート、各スートに1から10のランク)
・プレイヤー参照カード(4枚)
・金カード(全15枚:0が4枚、1-3が各2枚、4-8が各1枚)
・金塊トークン(3個)
・スタートプレイヤーマーカー(1個)
準備
❶ | 金のサプライの準備 すべての金カードをプレイエリアの中央に表向きで配置し、全員が手を伸ばせる位置に置きます。 ・3人プレイの場合、1~7の金カードが使用されます。 ・4人プレイの場合、1~8の金カードが使用されます。 |
❷ | 金属カードの準備 使用する金属カードを用意して、シャッフルして山札を作成します。 ・3人プレイの場合、4スート1~9のカードが使用されます。 ・4人プレイの場合、5スート1~10カードが使用されます。 |
❸ | スタートプレイヤーを決める ランダムに最初のプレイヤーを決定し、このプレイヤーに「スタートプレイヤーマーカー」を渡します。 |
❹ | 各プレイヤーは使用するエリアを確保する 各プレイヤーは、次のアクション用に自分の前に専用スペースを確保してください。 ・金カードコレクション:獲得した金カードを配置するエリア ・入札:入札カードを配置するエリア ・プレイ:カードをプレイするエリア ・取得したトリック:獲得したトリックのカードを配置するエリア |
3人プレイの場合は個人戦となり、4人プレイでは2対2のチーム戦となって相手と味方が交互に座ります。
チーム戦の場合は、トリック数はチーム共通のものとしてプレイされます。
最初の画面は以下のようになります
ゲームの流れ
各ラウンドは以下の流れで実施します。
1. カードを配る
2. 入札
3. トリックテイキング
4. 得点計算
5. スタートプレイヤーの変更
1. カードを配る
各プレイヤーは金カード(0)を1枚ずつ受け取り、公開して前に配置します。
その後、各プレイヤーに12枚ずつ金属カードを配り、手札を作成します。
(※4人プレイの場合は、残った2枚のカードは公開して配置されます)
2. 入札
各プレイヤーは手札のカードを1枚選択して、このラウンドで獲得するトリック数を宣言します。
3人プレイの場合
プレイヤーは同時に入札を行い、その後同時に入札するカードを公開します。
4人プレイの場合
スタートプレイヤーから順番に入札します。チーム戦では2人の合計でのトリック数を予想し、より高いランクのカードがチームの入札となります。
選んだカードのランクが入札する値になります。ラウンド終了時に入札した値以上のトリックを獲得したら得点を獲得できます。(一致する場合は×2)
3. トリックテイキング
手札のカードを使用し、トリックテイキング(ノットマストフォロー)を実施します。
ラウンド終了条件を満たすまで、以下の流れでトリックを繰り返し実施します。
❶ | スタートプレイヤーは手札のカードを1枚出します。 |
❷ | 他のプレイヤーは順番に場に出されているカードと異なるスートを出します。 |
❸ | 全プレイヤーがカードを出したら、該当するプレイヤーは以下を実施します。 |
・最も高いランクを出したプレイヤーはトリックを獲得する。 ・最も低いランクを出したプレイヤーは同じランクの金カードを獲得する。 | |
※同じランクの場合は、両方とも後に出したプレイヤーが優先されます。 ※該当する金カードが残っていない場合は獲得できません。 | |
❹ | 最も低いランクを出したプレイヤーがスタートプレイヤーとなり、次のトリックを開始します。 |
入札額の変更(各トリックの前に実施可)
各トリックの前に、プレイヤーは金カードを使用して、入札に使ったカードを手札の別のカードと交換することができます。
使用された金カードはサプライに戻されます。
チーム戦の場合、金カードを使用してチーム間でカードを交換することができます。
金カードを出した場合
手札のカードを出す代わりに金カードを出すことが出来ます。
(※金カードはスートの条件は無視して出すことが出来ます)
金カードは切り札カードで他のカードよりも強いカードとして扱われます。
金カードを複数のプレイヤーが出している場合は、その中で最も高いカードを出しているプレイヤーがトリックの勝者となります。
使用された金カードはサプライに戻されます。
4. 得点計算
自分の手番時に出せるカードが無い場合、パスを行い即座にラウンド終了となります。
(※そのトリックは無効となり、誰も金カード獲得、勝者はありません)
得点計算を行い、最も得点が高かったプレイヤーは金塊トークンを獲得します。
以下の2つの項目の合計数が得点となります。
1. 入札の達成点
ラウンド開始時に入札した数分のトリック数を獲得したかを確認します。
(チーム戦の場合、トリック数はチームの合計で確認します)
入札より少なかった場合 | トリックの達成点は0点。 |
入札と一致した場合 | 獲得したトリック数の2倍が得点。 |
入札より多かった場合 | 獲得したトリック数が得点。 |
2. 金カードの得点
使用しなかった金カードの得点(アイコンの数)を合計します。
金カード | ランク0 | ランク1~3 | ランク4~6 | ランク7~8 |
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得点 | 0点 | 1点 | 2点 | 3点 |
ラウンドの得点が同点の場合、以下の順で引き分けを処理します。
❶ | 入札と正確に一致したプレイヤー(またはチーム)が1人のみいる場合、そのプレイヤーが金の延べ棒を獲得します。 |
❷ | まだ引き分けが続く場合、最も高いランクの金カードを獲得したプレイヤー(またはチーム)が勝利します。 |
❸ | それでも引き分けの場合、すべての引き分けたプレイヤー(またはチーム)が金の延べ棒を獲得します。 |
5. スタートプレイヤーの変更
スタートプレイヤーを次のプレイヤーに変更され、次のラウンドを実施します。
ゲームの終了条件
以下の条件が満たされた場合、ゲーム終了となります。
いずれかのプレイヤー(チーム)が金塊を2個獲得した場合
金塊を2個獲得したプレイヤー(チーム)が勝利となります。
変更可能ルール
上級ルール(デフォルト:OFF)
上級ルールをONにした場合、ラウンド開始時に配られる金カード(0)は配られません。