『節気(15 days)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | 節気(15 days) | ||
特徴 | 最近、気候が季節と合わなくなったり、動物が間違った方向へ移動したり、自然現象がおかしくなってきています。 東アジアの伝統的な二十四節気がずれているのです。太陽が再び道を見つけ、すべての生き物に正しい順序を示すために、節気を整えましょう 節気(15 Days)は、2~4人のプレイヤーが、季節の動物の力を借りながら節気を季節ごとに正しく並べることを競う、セットコレクションゲームです。二十四節気の区切りの1節気が約15日間ということからこのタイトルになっています。 | ||
プレイ人数 | 2 - 4 人 | プレイ時間 | 24 分 |
ゲームデザイナー | Francesco Testini | 複雑さ | 2 |
アートワーク | Cinyee Chiu | 戦略 | 3 |
エディター | ThunderGryph Games | 運 | 3 |
発売日 | 2021 | やり取り | 2 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
節気(15 days)とは?
15日間とは節気と節気の間の日数のこと。
手番ごとに4つのアクションから2つを選択し、動物コマで特殊能力を発揮したり、シーズンカードのセットを完成して、ゲーム終了時に高得点となるよう目指します。
節気(15 days)の遊び方
ゲームの準備
準備
① 季節カード(全90枚)をシャッフルし、山札を作成します。
※2人プレイの場合、夏、秋、冬のカードをランダムに5枚ずつ取り除きます(合計15枚)。
② 各プレイヤーは、山札から季節カードを2枚を受け取ります。
③ 山札から季節カードを9枚引き、3列に3枚ずつ表向きに並べ、市場を作成します。
④ 山札から季節カードを1枚引き、市場(中央列)の上に表向きで置いて、捨て札を作成します。
⑤ 残りの山札を2つに均等に分けて山札を2つ作成し、捨て札の左右に配置します。
⑥ ⑤の上に4枚の動物カードを並べて対応する動物コマを上に置きます。
⑦ ワイルドカードをプレイヤー人数x2枚分、サプライへ置きます。
⑧ 各プレイヤーはプレイヤーカードを1枚取り、自分の前に置きます。
⑨ 羽トークンをプレイヤーに1個ずつ配り、サプライに1枚置きます。
⑩ スタートプレイヤーをランダムに決定します。
最初の画面は以下のようになります

ゲームの流れ
以下の4種類のアクションの中から2つを実行します(同一可)。
・季節カードの山札から2枚引く
・表向きの季節カードを1枚取る
・カードを配置する
・ワイルドカードを1枚取る
手番終了時に手札が6枚以上ある場合は5枚になるまで捨てます。
(※カワウソがあれば8枚まで)
ゲーム終了条件が満たされるまで、順番に手番を行います(ゲーム終了を参照)。
季節カードの山札から2枚引く
シーズンカードの山札から2枚引いて手札にします。山札は1枚ずつ選択できます。
裏面の色でほとんどの場合(8割)その色のシーズンカードが引けます。
ただし、2割の確率でspring(オレンジ)を引きます。春のカードは対応する裏面がありません。
(裏面は、summer(緑),autumn(茶),winter(紫)がそれぞれ30枚、その中の6枚(1セット)ずつがspringのカードです。)
表向きの季節カードを1枚取る
次の2つのうち、どちらかを選びます。
– 3つの市場(列)のうち、いずれかの一番上のカードを取る。
列の一番上のカードを手札に加えます。一列が0枚になる度に、任意の山札から1枚ずつ、計3枚のカードを引いてその列を補充します。
– 捨て山の一番上にあるカードを取る。
カードを配置する
手札を表向きにして、プレイヤーカードの横に置きます。
プレイヤーカードには、カードを置き始める場所が4ヶ所書かれています。
それぞれのシーズンカードは、以下のルールに従いカードの4つのコーナー(角)から置き始めます。
– 1:同じシーズンのカードを昇順(1→6)に並べます。
– 2:同じシーズンのカードを降順(6→1)に並べます。
最初に角に置かれたカードが、その季節のカードの位置を決定します。
シーズンがすでに割り当てられている場合を除き、どこに置くかは自分で決めることができます。
各コーナーには、1~6の数字カードを1枚だけ置くことができます(同じ数字を並べることはできません)。
以下のコストが支払える限り、1アクションで何枚でもプレイできます。
コスト1枚:
空のコーナーに最初に置いたカード
昇順/降順の条件を満たして置いたカード
ワイルドカードの置き換え(後述)
コスト2枚:
すでに置かれている2枚のカード(シーズンカードかプレイヤーカード)の間に挿入したカード
コストとして使用したカードは、好きな順番で捨て山に置きます。
1種類のシーズンカード3枚を最初に置いたプレイヤーは、対応する動物コマを取ります。持っている間はその特殊能力が発揮されます。
対応する動物コマを持つプレイヤー以上のシーズンカードをプレイした場合、その動物コマを奪います。
奪われたプレイヤーは羽トークンをサプライから受け取ります。
ワイルドカードを1枚取る
ワイルドカードが残っていれば、自分のプレイしているカードと同じシーズンカードを2枚手札から捨てて、ワイルドカードを1枚取ることができます。
数字が欠けている好きな位置に置くことができ、その数字の代わりになります。
ワイルドカードは1シーズンに対して1枚までしか置けません。
注:すでに置いているワイルドカードは、【カードを置く】の際に対応するカードを置けば、別のカードとして移動させることができます。その際のコストは1枚です。
(ワイルドカードを最初の1枚として置いた場合、次にどのカードを置いても移動ができます。)
動物コマは、各アクションにちょっとした恩恵をもたらします。
動物コマは、そのアクションを行う前にすでに所有している場合にのみ、能力を使用することができます。
カワウソ(オレンジの動物コマ)を入手した場合については、その能力はすぐに適用されます。
– カエル(緑):【カードを置く】で支払うコストが1枚少なくなります。
– リス(茶):【カードを2枚引く】アクションで、2枚ではなく3枚引きます。
– ウサギ(紫):【表向きのカードを1枚取る】アクションで、1枚ではなく2枚取ります。
– カワウソ(オレンジ):手札の上限が5枚から8枚になります。
自分の手番で羽トークンをサプライに戻すことで特殊能力を使用します。
BGAでは上の方にある効果のカード(動物コマの初期位置)をクリックして、好きな動物コマを1つ選び、恩恵を得ることができます。
自分の1手番のみ(カワウソは次の手番まで)有効です。
他のプレイヤーに動物コマを奪われたとき、あなたはサプライから羽トークン1個を受け取ります(サプライにあれば)。
ゲームの終了条件
誰かが4季節x6枚のセットを完成させるか、2つのシーズンカードの山札のうち1つが無くなると終了します。
後者の場合、最後の山札を引いたプレイヤーは残りのアクションと、(サプライにあれば)ワイルドカードの取得を行います。
その後に残りのプレイヤーが全員手番を行います。
得点計算
ゲーム終了時に、自分の得点を集計します。得点は以下の通りです。
– カード1枚につき1点
各シーズンで最も長く連続した数字だけを数えます。
– 所有している動物コマ1匹につき2点
– プレイヤーカードの1枚もカードを置いていないコーナーごとに-2点
最高得点のプレイヤーが勝利です。
同点の場合は手札が多い方、それも同点の場合はワイルドカードを1番多くプレイした人が勝利となります。