『アナクロニー(Anachrony)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | アナクロニー(Anachrony) | ||
特徴 | 時は26世紀後半。地球は、何世紀も前に人口の大部分を絶滅させ、地球のほとんどを異常な気象条件のために住めないものにした壊滅的な爆発から回復しています。生き残った人間は、『パス』と呼ばれる根本的に異なる4つのイデオロギーに沿って組織され、調和、支配、進歩、救済という世界を適切に再構築しました。4つの『パス』の信奉者は、壊れやすい平和の中で暮らしていますが、互いに隣り合ってほぼ完全に孤立しています。彼らが唯一顔を合わせる場所は、現在首都として知られている地球上の最後の主要都市です。 大変動の後に開いた謎のタイムリフトをパワーアップすることで、各パスは過去の特定の瞬間に戻ることができます。そうすることで、進歩を大幅にスピードアップすることができますが、干渉しすぎると時空間の連続性が危険にさらされる可能性があります。しかし、進歩はこれまで以上に重要です。時間の裂け目から届く謎のメッセージを信じるなら、さらに恐ろしい大変動が地平線に迫っています。ニュートロンと呼ばれる謎の物質を運ぶ小惑星が地球に向かっています。さらに奇妙なことに、科学者たちは、小惑星のエネルギーに見られる現象が何世紀も前の爆発と一致するこというのです... アナクロニー(Anachrony)ではユニークな2層式のワーカープレイスメントシステムが使われています。首都への移動や資源を求めて荒れ果てた地域へ出かける際には、機械屋、科学者、隊長、天才といった様々なスペシャリストだけでなく、人を保護し強化するエグゾスーツも必要ですが、どれも不足しています。 | ||
プレイ人数 | 1 - 4 人 | プレイ時間 | 66 分 |
ゲームデザイナー | Dávid Turczi, Richard Amann, Viktor Peter | 複雑さ | 4 |
アートワーク | Villő Farkas, László Fejes, Laslo Forgach, Márton Gyula Kiss | 戦略 | 4 |
エディター | Mindclash Games | 運 | 1 |
発売日 | 2017 | やり取り | 2 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
アナクロニー(Anachrony)とは?
時は26世紀後半。地球は、何世紀も前に人口の大部分を絶滅させ、地球のほとんどを異常な気象条件のために住めないものにした壊滅的な爆発から回復しています。生き残った人間は、『パス』と呼ばれる根本的に異なる4つのイデオロギーに沿って組織され、調和、支配、進歩、救済という世界を適切に再構築しました。4つの『パス』の信奉者は、壊れやすい平和の中で暮らしていますが、互いに隣り合ってほぼ完全に孤立しています。彼らが唯一顔を合わせる場所は、現在首都として知られている地球上の最後の主要都市です。
大変動の後に開いた謎のタイムリフトをパワーアップすることで、各パスは過去の特定の瞬間に戻ることができます。そうすることで、進歩を大幅にスピードアップすることができますが、干渉しすぎると時空間の連続性が危険にさらされる可能性があります。しかし、進歩はこれまで以上に重要です。時間の裂け目から届く謎のメッセージを信じるなら、さらに恐ろしい大変動が地平線に迫っています。ニュートロンと呼ばれる謎の物質を運ぶ小惑星が地球に向かっています。さらに奇妙なことに、科学者たちは、小惑星のエネルギーに見られる現象が何世紀も前の爆発と一致するこというのです…
アナクロニー(Anachrony)ではユニークな2層式のワーカープレイスメントシステムが使われています。首都への移動や資源を求めて荒れ果てた地域へ出かける際には、機械屋、科学者、隊長、天才といった様々なスペシャリストだけでなく、人を保護し強化するエグゾスーツも必要ですが、どれも不足しています。
アナクロニー(Anachrony)の遊び方
ゲームの準備
内容物(全体)
内容物(プレイヤー別)
準備(全体)
❶メインボードを配置し、タワータイルを所定の場所に置きます。(※2~3人の場合、中央のアクションマスが各2個の面を使用)
❷年代タイル・衝突タイル・先進施設をメインボードの下に配置する。
❸課題カードを5枚ランダムで公開する。
❹設備タイルを種類別に分けて山札を作り、表向きで配置する。
・年代タイル:アイコンなし面を表にして、左から右に7個並べる。
・4番目と5番目の年代タイルの間に、衝突タイルを置く。
・各年代タイル(衝突タイル以外)の上に先進施設を1枚ずつ裏向きに、計7枚置く。
・一番左の先進施設1枚を表に返す。残りの先進施設は箱に戻す。
・課題カードから、『実験完了数(拡張用)』1枚を除く。
残りを裏向きに混ぜ、5枚を選ぶ。
・選んだ5枚を表向きに、ボード外上方に列にして並べ、残りは箱に戻す。
・人材カード・資材カード
それぞれ裏向きに混ぜる。ボード脇に裏向きの山にして置く。
・時空歪みタイル
表向きの山としてボード脇に置く。危険サイコロ・危険チップを近くに置く。
・資材(紫/黄/緑/灰)・水
それぞれボードの右上・左上エリアにまとめて置く。
・調査サイコロ2個
所定マスに置く。
・ワーカー・コアチップ・革新チップ・VPチップ
それぞれまとめ、ボード脇に置く。
・崩落タイル
種類別に分け、それぞれ以下の枚数を取り、裏向きの山をボード脇に置く。
人数:2/3/4人用=タイル2/2/3個をランダムに選び、残りは箱に戻す。
準備(プレイヤー)
❶プレイヤーは色を選び、その色の個人マット1個を受け取る。
個人マットは、全員が同じ面(A面またはB面)を使用します。
(A面:全員同じ、B面:色により違う)
❷自色の理念マットを受け取り、ランダムに表か裏を選択します。
❸理念マットに記載されている初期資源・ワーカーを受け取ります。
❹自色の各備品を受け取り、各箇所に配置していきます。
❺スタートプレイヤーをランダムで決める。
❻スタートプレイヤーはスタンドを所定マス(議会マスの左横)に置く。
❼時計まわりにプレイ順を決定し、各プレイヤーは以下を受け取る。
(1/2/3/4番目=水コマ0/1/2/2個を取る。)
・資源
左から以下の順番になります。
・資材:紫/黄/緑/灰(ニュートロン/金/ウラン/チタン)
・水:水色
・コアチップ
・革新チップ(記載がある場合、ランダムに受け取る)
・ワーカー
プレイヤーマットにワーカーを配置されます。
(左の枠が疲弊中、右の枠が待機中のワーカー)
・機械屋(黄)
・科学者(緑)
・隊長(青)
・天才(赤)
・自色Eスーツ(6個)
個人マットの所定マスに重ねて置く。
・自色転送チップ(9個)
個人マットの所定マスに重ねて置く。
・自色マーク(8個)
個人マットの所定マスに重ねて置く。
・自色士気マーカー(1個)
個人マットの士気トラックの、理念マットの指示マスに置く。
・自色実績マーカー(1個)
個人マットの実績トラックの、理念マットの指示マスに置く。
・使用不能タイル(2枚:個人マットB面でHarmonyを使う人は3枚)
手元に置く。
・自色リーダー(2枚)
1枚を選び、理念マットの所定枠に置く。残りは箱に戻す。
ゲームの流れ
最大全7ラウンド。各ラウンドは以下の6フェイズを順番に行う。
1. 準備フェイズ
2. パラドックスフェイズ
3. 充電フェイズ
4. 転送フェイズ
5. アクションフェイズ
6. 管理フェイズ
1.準備フェイズ
準備フェイズでは、ラウンドの準備を行います。
1. 先進施設を公開する
現ラウンドの年代タイルの右の年代タイルについて、先進施設を表に返す。
2. 設備カードを公開する
設備カードの各山の一番上1枚を、表のまま公開山に配置する。
既にある場合、上に重ねて配置する。
3. ワーカー/資材を新しく公開する
ボード横に配置している人材/資材カードをそれぞれ1枚公開する。
人材/採掘アクションマス横のワーカー/資材を取り除き、カードに記載されているワーカー/資材を所定の置場に置く。
2.パラドックスフェイズ
パラドックスフェイズは、ラウンド2以降から実施します。
各年代タイルごとに転送チップが一番多い人(同点なら対象の全員)を確認し、対象者は危険サイコロを振ります。(複数個所で一番多い場合、その回数分サイコロを振る)
危険サイコロで出た目(0~2個)だけ、危険チップを受け取ります。
全ての手持ち危険チップを戻し、時空歪みタイルを個人マットの建造物枠の左端列の空マスを選択して配置する。
その後、自色転送チップ1個をいずれかの年代タイルから無料で手元に戻すことができる。
3.充電フェイズ
スタートプレイヤーから順番にEスーツを最大6個まで、個人マットの充電マスに配置する。(1マスに1個ずつ)
この時、マスにコストの記載があれば支払います。
(※故障タイル(衝突後に配置)には置けません)
その後. 充電マスの空マス1個につき、マットに記載されている数の水を獲得する。(故障タイルは受け取れません)
4.転送フェイズ
各自、転送チップ(0~2個)を選択します。
全員が選択を終えたら一斉に公開し、現ラウンドの年代タイルに配置し、転送チップの効果を実施します。
資源・水
書かれている数字分の資源・水を受け取ります。
ワーカー
水1個を払うことで該当のワーカーを獲得し、待機枠に配置します。
水がないときは、この転送チップは使用できません。
ただし、今回転送チップで得た水を、即座にワーカーに使用することはできます。
Eスーツ
充電マスにEスーツを配置することができます。
故障タイルがあるマスにも置けます。
5.アクションフェイズ
全員がパスを行うまで、スタートプレイヤーから順番に手番を行っていきます。
メインボード、または個人ボードの各アクションマスに待機中のワーカーを配置することで、アクションを実施する。
アクションマスにワーカーを配置して実行する
アクションマス(六角形の枠・ワーカー型の枠)にワーカーを配置して、アクションを実行します。
アクションマスによって、使用可能なワーカー(科学者/機械屋/隊長)が決まっていたり、コストが必要な場合があり、条件を満たさない場合は配置することができません。
ワーカー(天才)は他のワーカーとして配置できます。
メインボードのアクションマスに配置する場合は、充電マスにあるEスーツにワーカーを乗せて、Eスーツと一緒にアクションマスに配置する必要があります。
充電マスにEスーツがない場合は、メインボードのアクションマスに配置することができません。
メインボード
・六角マス
・ワーカー(Eスーツ)を1マスにつき1つ配置可能。
(他のプレイヤーに配置されると利用できません)
・マス内に下に黒い楕円が書かれているアイコンはコスト。
・裏向き崩落タイルには配置できません。
・禁止マークが書かれていないワーカーが使用可能。
・ワーカー(天才)は他のワーカーの代わりとして使用可能。
・六角プール
・ワーカー(Eスーツ)を何個でも配置可能。
・禁止マークが書かれていないワーカーが使用可能。
・ワーカー(天才)は他のワーカーの代わりとして使用可能。
個人マット
建設アクションを行なうことで個人マットに配置した『設備タイル』『先進施設タイル』は実行可能になります。
・設備タイル
・上の枠にワーカーを1個だけ配置可能。
・枠内の上部が使用可能なワーカー。
・枠内の下に黒い楕円が書かれているアイコンはコスト。
・下の四角の枠がアクションの効果。
・先進施設タイル
・左下の枠にワーカーを1個だけ配置可能。
・枠内の上部が使用可能なワーカー。
・枠内の下に黒い楕円が書かれているアイコンはコスト。
・中央の四角の枠がアクションの効果。
随時効果(フリーアクション)
アクション手番の前に、フリーアクションマス(円型の枠)に自色のマーカーを配置することで、フリーアクションを実施することができます。
フリーアクションはアクションとして計算されないため、1手番で何回でも実施可能で、フリーアクションだけして通常アクションを行わずパスも可能。
既に自色マーカーが置かれているフリーアクションは実施できません。
また、手持ちのマーカーが尽きた場合も実施できません。
パスをした人は、このラウンドでは、以降の手番は来ない(ハードパス)。
・パスを宣言する前に、その手番で随時効果を発動してもよい。パス後は不可。
・時計まわりに、何周も繰り返す。パスをした人の手番は飛ばす。
・全員がパスをしたら、次フェイズに進む。
6.管理フェイズ
管理フェイズでは、以下の流れを行い、次のラウンドの準備を行います。
1. ワーカーを手元に戻す
アクションマスのワーカーを、全て手元に戻していきます。
覚醒アイコン(開き目玉)があるマスに置かれたワーカーは、待機枠(右)に戻し、そうでなければ、疲弊枠(左)に戻します。
2. Eスーツを全て手元に戻す
自色Eスーツを、すべて手元に戻す(充電済マスのものも、マスから外す)。
衝突後:共通ボードの崩落タイルからEスーツを戻すときは、そのタイルを裏返す。
3. 自色マーカーを手元に戻す
個人マットのフリーアクションマスから、自色マークをすべて取り除して手元に戻す。
4. 年代タイルの自色マークを移動する
年代タイルの自色マークを、次ラウンドの年代タイルの下に移動する。
現ラウンドの年代タイルが、隕石衝突タイルの左の場合、以下を実施する。
(4ラウンド目の管理フェイズ時に発生)
1. ボードのタワータイルをB面に返し、避難アクションが有効になる。
2. マイナス3VPチップ1個を、タイルの人数に応じたマスに置く。
3. 崩落タイルを山から取り、対応するアクションマスに、表向きに置く。
4. 個人マットの充電エリアの指定マス(2~3箇所)に、崩壊タイルを置く。
ゲームの終了条件
以下いずれかの条件を満たせば、ゲーム終了に進む。
・ボード上の崩落タイルがすべて裏面になっている場合
・7ラウンドが終了した場合
得点計算を行い、最も得点の高いプレイヤーの勝利。
同点の場合、①水の数、それも同じなら②資材合計数、の多い該当プレイヤーの勝利。
得点計算
ゲームが終了したら、以下の処理を行い得点計算を行う。
1. 各自、各年代タイルに残った自色転送チップのについて、返却可能なら必ず返す。ワーカーは待機枠から、Eスーツは充電マスから返すこと。
2. 物品を返した転送チップは除く。返せなかったぶんは、そのまま残す。
❶設備:タイル記載のVPを合計する。終了時効果も加える。
❷先進施設:タイルのVPを合計する。終了時効果も加える。
❸時空歪み:タイルのVP(マイナス点)を合計する。
❹実績トラック:トラック記載の点数。
❺士気トラック:トラック記載の点数。
❻革新チップ:1個1点。さらに、形状3種類(文字不問)セット1組につき2点。
❼VPチップ:額面合計。
❽年代タイル:転送チップ1個につきマイナス2点。
❾課題カード:5枚それぞれについて、達成が1位の人は3VP。同点は全員満額得る。
共通ボードのアクション
・建設アクション:設備・先進施設を建設する
・人材アクション:ワーカーを獲得する
・調査アクション:革新チップを獲得する
・議会アクション:建設/人材/調査アクションを実施する
・採掘アクション:資材を獲得する
・浄水アクション:水を獲得する
・取引アクション:アイテムを交換する
・避難アクション:退避を行い、勝利点を獲得する
このアクションは”隊長”では実行できません。
1. 建物を建設する
「設備の建設」または「先進施設の建設」の方法で建物を建設する。
1. 設備カードを選択
設備の山(動力装置/工場/生命維持/研究所)を1個選び、一番上の1枚を取る。
2. コストを支払い、個人ボードに配置
個人ボードの種類に応じた行の一番左の空マスにコストを支払って配置します。コストは配置するマスに書かれています。
・ワーカーが機械屋のときは、チタンの支払いを1個減らせる。
・個人マットに空マスがないときは、買えない。
1. 先進施設を選択する
自色マークがある位置の先進施設を選択する。
2. コストを支払い、個人ボードに配置
先進施設タイルに記載されているコストを払い、個人ボードの、空マスが横に2マス連続する箇所のうち、いちばん左となる位置に置く(先進施設は2マス分必要)。
・個人マットの記載コストは無視する。
・ワーカーが機械屋のときは、チタンの支払いを1個減らせる。
・コストがワーカーのときは、個人マット(疲弊枠か待機枠)から払う。
・配置できる箇所が複数の行にあるときは、どれでも選べる。
2. 衝突後、崩落タイルに配置した場合
記載されているボーナスを追加で獲得します。
3. 即時効果を実施する
建設したタイルに即時効果があれば、受け取る。
永続効果の場合、以降有効になる。
このアクションは”科学者”では実行できません。
1. ワーカーを選択して獲得する
アクション横のワーカー置場から1つ選択し、ワーカーと横のアイテムを獲得します。獲得したワーカーは個人マットの待機枠に配置します。
天才を取るには隊長を使ってのアクションが必要です。
その場合、どれかのワーカー横のアイテムを選択できます。
2. 衝突後、崩落タイルに配置した場合
記載されているボーナスを追加で獲得します。
このアクションは”科学者”のみ実施できます。
1. 調査サイコロ2個(形・印)を取り、どちらか1つは出目を決める
出目を決める場合、印の?を選択することはできません。
サイコロ | 出目 |
---|---|
形(3種類) | 丸/三角/四角 |
印(6種類) | タイムトラベル/武力/遺伝子/技術/社会/? |
2. もう1つの調査サイコロを振り、革新チップを獲得する
サイコロ2つの組み合わせの革新チップを獲得します。
該当する革新チップの在庫がなければ、いずれか1個のサイコロを振り直します。
?が出た場合は、好きな出目に変更することができます。
3. 衝突後、崩落タイルに配置した場合
記載されているボーナスを追加で獲得します。
1. 建設/人材/調査アクションのいずれかを実施する
実施する場合、各アクションと同じワーカー制約を受けます。
・アクションのマスが全て埋まっているアクションから選択できます。
・左マスはアクション実行できなくても配置できます。右マスは不可。
・各アクションマスのコスト・ボーナス(崩落タイル含む)は無視します。
2. 左の議会マスに配置した場合、自色スタンドをマス横の枠に置く
既存スタンドは持主に返します。
次のラウンドはスタートプレイヤーになります。
採掘アクションの左側にある資材置場から1個を選択して獲得します。さらに、ワーカーを配置したマスの右側の資材も獲得します。
ワーカーが機械屋のときは、管理フェイズで疲弊枠でなく待機枠に戻る。
水を3個を獲得できます。
ワーカーが科学者の場合、さらに水1個を追加で獲得します。
1. 物品を交換する
隣接して記載された物品を、どちら向きにも交換できる。1セットだけ実行できる。
・水(3つ) ⇔ コアチップ(1つ)
・コアチップ(1つ) ⇔ ニュートロン(1つ)
・ニュートロン(1つ) ⇔ チタン/ウラン/金(2つ)
・チタン/ウラン/金(2つ) ⇔ 水(3つ)
2. ワーカーが”隊長”の場合
再度、取引を実行する。
避難アクションは、衝突後かつ理念マットの達成条件(上段)を満たしたときだけ実施可能です。
1. 自色マークを、退避マスの左のマスに上詰めで配置する
自色マークを、退避マスの左のマスに上詰めで配置する。
すでに自色マークがあるプレイヤー(1度使った人)は、アクション実行できない。
2. 自色マークを置いた位置にマイナスVPチップがあれば受け取る
マスにマイナスVPチップがあれば取る。
3. 理念マットの記載に応じ、VPを獲得する
(最大点数は30VPまで。最小は0点)
・上段:記載の得点。
・下段:記載の条件に応じて、VPを得る。(物品は消費しない。)
個人ボードのアクション・随時効果
補給
個人マットにあるアクション(マットB面では、色により随時効果の場合もある)。
1. 疲弊枠のワーカーすべてを待機枠に移動する。次手番から使える。
2. 士気トラックのコマを1歩右に動かす。すでに右端ならコマは動かさず、右横のVPを得る。
強制
個人マットにあるフリーアクション。
1. 疲弊ワーカーすべてを待機に移動する。次手番から使える。
2. 士気トラックのコマを左に1歩動かす。
すでに左端ならコマは動かさず、個人マット上のワーカー1個を山に戻す。
全般
建造物により、即時効果/アクション/随時効果/永続効果/終了時効果がある。
建造物のアクション・随時効果には以下がある。
・年代設定:年代タイルの自色マークを移動する。過去に物品を返せる。
・歪み修復:時空歪みタイルを除去する。
・物品:物品を獲得・交換・廃棄する。
・その他:その他、特殊な効果を発動する。
コストがワーカーのときは、個人マット上のワーカー(疲弊枠か待機枠)を払う。
入手したワーカーは待機枠に、Eスーツは充電済マスに置く。
年代設定
設備「動力装置」にあるアクション。
1. 現在よりも左の年代タイルを選ぶ。使う設備の強度の数字までの範囲で選べる。
・例)強度2なら、左に2個まで。隕石タイルは数えない。
・自色マーク位置でなく、現在の年代タイルを基準とする。現在の年代タイルは選べない。
2. 選んだ年代タイルの下に、自色マークを移動する。
・上の条件を満たせば、すでに自色マークがある年代タイルでもよい。
・このマーク移動は、先進施設の選択も兼ねる。
3. その年代タイルに自色転送チップがあれば、1個まで手元に取り戻せる。
・取り戻すときは、チップの物品を払う。ワーカーは待機枠、Eスーツは充電マスから払う。
・ワーカーを返すときは、天才を別ワーカーとして扱うことはできない。
4. 取り戻したときは、個人マットの実績トラックを1歩右に進める。
・転送チップを取らなかったときは、実績トラックを進められない。
・年代設定アクション以外で取り戻した場合は、実績トラックは動かさない。
歪み修正
時空歪みタイルにあるアクション。
1. タイルに示されたコストを払い時空歪みタイルを山に戻す。使ったワーカーは失う(山に戻す)。
タイルを除いた後の空マスは、以降使える(空マスより右に配置済のタイルは詰めない)。
タイル下にあった建造物は、以降使えるようになる。
課題カード
課題 | 課題 | ||
---|---|---|---|
所有ワーカー数 | 士気トラックの進度 | ||
所有する水の数 | もっとも強い時間移動の強度(強度を増す効果の適用可) | ||
所有する革新チップ数 | 所有する先進施設数 | ||
埋めた建造物マスの数(設備、先進施設、時空歪み) | 実績トラックの進度 |
プレイヤーの個別能力
共通
◎リーダー
随時効果または永続効果を与える。ゲーム開始時から有効。
◎理念マット
避難アクションについて、上段と下段がある。
・上段=条件
避難アクションの実行のために必要な条件。避難アクション時、記載VPを得点。
・下段=加点
避難アクション時、記載の所持品1組につき、記載VPを加点。
ワーカーは、疲弊枠・待機枠・アクションマスのすべてを数える。
◎個人マットB面
パスにより、以下の違いがある。
・Eスーツ:各マスの配置コスト、空マスからの水の取得数が違う。
・補給:補給マスの種別(アクション/随時効果)、覚醒マーク、配置コストが異なる。
・士気・実績:トラックの初期位置、各マスのVP、上限超え時のVPが違う。
・建設:各マスのコストが異なる。
Harmony
リーダー
・族長
随時。個人マットにワーカー1個を置きアクション実行。
・族長
永続。管理時、水2個を払えば、ボードの置場のワーカー1個取れる。
選んだワーカー横マスの物品は入手不可。
理念マット
幸福と繁栄
条件:生命維持3個以上
加点:天才+金の組
自然の復活
条件:建造物マス6個以上埋め
加点:設備+隊長の組
個人マットB面
・衝突時:Eスーツの充電マスが、もう1マス壊れる(マスに記載)。
・時空歪みタイルを取る代わりに、建造物1個を捨ててもよい。山の下に戻す。
・捨てた建造物のワーカーは、いったん脇に置く。管理フェーズで疲弊枠に戻す。
Dominance
リーダー
・長官
永続。充電時、水2個をコアチップ1個と交換可(双方向)。何回でも。
・冒険者
永続。管理時、採掘場に残ったニュートロン以外の資源1個取れる。
さらに水2個を払えば、もう1個取れる。
理念マット
産業革命
条件:工場3個
加点:機械屋+チタンの組
結束の力
条件:士気トラックが右端到達
加点:ワーカー
個人マットB面
・先進施設の配置先のマスを自由に選べる。
Progress
リーダー
・貴族
全ての科学者は、すべての配置および取得時で天才としてカウントされる。
・司書
管理フェイズ中、水3つを払って研究アクションを行うことができる。
理念マット
技術力の卓越
条件:研究所3個
加点:科学者+革新チップの組
人間性の頂点
条件:水8個
加点:所有の大型設備
個人マットB面
・動力装置・工場・研究所で使った科学者は、待機枠に戻る。
・時空歪みタイルを取るまでの危険チップ許容数を+1個。
Salvation
リーダー
・指導者
随時。危険1個と水2個を得る/水2個を払い危険1個を返す。
・探検者
永続。衝突時、Eスーツ充電マスに故障タイルを置かない。
理念マット
圧倒的な出力
条件:動力装置3個
加点:ニュートロン
時間の支配者
条件:時空歪みタイル各2(歩)個
加点:転送実績トラックの進み+ウランの組
個人マットB面
時空歪みタイルをどこにでも置ける。
建造物の詳細(抜粋)
設備:動力装置
設備 | 効果 |
---|---|
111 即時。年代タイル上の自色転送チップ1個を手元に戻せる。 | |
112 水を1個以上消費によって、今回の強度をその個数と同じ値にできる。 | |
113 資源を1個以上消費によって、今回の強度をその個数と同じ値にできる。個数分のVP得る。 | |
114 もう1度時間移動ができる。 |
設備:生命維持
設備 | 効果 |
---|---|
311 永続。供給アクションの水消費を半減する。端数切り上げ。 | |
315 即時:水8個を得る。 |
設備:研究室
設備 | 効果 |
---|---|
401 永続。時間移動設備の強度を記載数増やす。 | |
404 即時。手持ちの危険チップ1個を山に戻す。 | |
405 永続。時空歪みタイルを受け取るまでの危険チップ許容枚数を、1個増やす。 | |
406 終了時。時空歪みタイル1個につき、2点を得る(通常のマイナス点を受けたあとで)。 | |
407 年代タイルにある、自色転送チップ1個を手元に戻す。 | |
408 補給アクション。士気トラックの移動なし。 | |
411 永続。調査アクションで、水1個消費。もう1個のサイコロの出目を自由に選べる。 | |
415 水2個とVP2点を得る。使用したワーカーは失う(山に戻す)。 |
先進施設
先進施設 | 効果 |
---|---|
クローンカプセル 疲弊枠にいるワーカーと同種ワーカー1個を得る。 | |
屋外順応機 人材・研究・建設いずれか1アクション。ワーカーによる制約・特典は適用。 | |
量子コピー いずれかのプレイヤーの個人マットのアクションを行える。コストは払う。覚醒は適用。 | |
幸福な社会 記載コストを払い、士気トラック1歩進む。 | |
暗黒物質変換器 ワーカー1人失う。記載物品を受け取る。 | |
自走Eスーツ 充電済Eスーツと待機枠ワーカー1人を使い、ボードでアクションできる。 | |
粒子衝突装置 記載内容で資材を1セット交換(両方向可)。 | |
暫定転送 強度3で年代タイルの自色マークを移動。転送チップ回収不可。 | |
ウラン・コアチップ 充電済Eスーツ1個を得る。 | |
反重力フィールド 永続。建設アクションのコストを記載だけ削減。 | |
大型貯水槽 永続。アクション(取引以外)の水コスト1個減る。アクション外では無効。 | |
救命ポッド 永続。避難条件は満たされていると扱い、そのVPも得られる。 | |
採掘ドリル 永続。採掘のとき、記載資源を追加で得る。 | |
合成エンドルフィン 永続。士気トラック最低で強制をしても、ワーカー失わない。終了時:士気トラックのマイナスVPを得ない。 | |
最終プラン 終了時。すべての自分の先進施設(これを含む)は終了時+3VP。 | |
時代の記録 終了時。実績トラックの1歩につき1VPを得る。 | |
時空安定化装置 即時。年代タイル上の自色転送チップを3個まで無料で取り戻す。 | |
ニュートロン研究所 即時。研究アクション2回実行。 |