『シティ・オブ・ザ・ビッグショルダーズ(City of the Big Shoulders)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | シティ・オブ・ザ・ビッグショルダーズ(City of the Big Shoulders) | ||
特徴 | シティ・オブ・ザ・ビッグショルダーズでは、プレイヤーたちはシカゴを世界の舞台にふさわしい都市に再建しようとする起業家や投資家になります。 18xxスタイルの株式操作メカニズムとユーロスタイルのプレイを掛け合わせたこのユニークなゲームでは、プレイヤーは会社を立ち上げ、株を売買し、従業員を雇い、 工場を装備し、商品を生産して販売し、中西部の住宅に配送します。 50年間でシカゴの再建が体験できます。 各10年は、5つの固有のフェイズで構成されています。まず株式フェイズでは、株式を売買します。 次にボードに新しいアクションスペースを配置する建設フェイズ。 あなたの会社に代わって取引をするために都市にパートナーを派遣するアクションフェイズ。 さらに会社が資源を購入し、商品を生産し、シカゴから出荷する経営フェイズ。 そして最後に、ボードが次の10年に向けてセットアップされるクリーンアップフェイズです。 50年目の終わり (5ラウンド終了時) にゲームは終了します。 次に、ゲームの過程で購入した株を現金に換算し、達成した公共の目標に対する報酬を受け取り、その金額を集計してシカゴに最も貢献した居住者であるゲームの勝者を決定します。 | ||
プレイ人数 | 2 - 4 人 | プレイ時間 | 91 分 |
ゲームデザイナー | Raymond Chandler III | 複雑さ | 5 |
アートワーク | Emily R. Dearring, Andreas Resch | 戦略 | 5 |
エディター | Parallel Games | 運 | 0 |
発売日 | 2019 | やり取り | 3 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
ゲームの準備
各プレイヤーは175ドル受け取る。
優先取引マーカー順に会社を1社選び起業。
起業
憲章マーカーを株式トラックの35・40・50・60のいずれかに置く。
これが会社の初期株価となる。
初期株価の3倍の値段を支払い取締役株券(30%)を購入。
そのお金は会社に入る。
アピールトラックの示された位置にトークンを置く。
すでにトラックのスペースにトークンがあったら上に置く。
株式フェイズ
優先取引マーカー順。
ソフトパス方式。
●売却
任意の枚数の株を売却し、株式トラックの値を掛けた金額を獲得。
株1枚ごとに株式トラック1歩後退。
優先株券で3歩、取締役株券で3歩(基本ルールでは売却不可)。
全員がパスしたら購入に移る。
●購入・起業
任意の会社から1枚(10%)購入。
会社から購入した場合はそのお金は会社に入る。
優先株券(20%)も購入可能。
同じ会社の取締役株券と優先株券は同時に所持できない。
1つの会社で60%を超えて購入不可。
または2社目の起業。ルールは最初の手順と同じ。
優先取引マーカーを最後に実行したプレイヤーの隣に置く。
株式フェイズ終了時あなたの株が100%保持されていたら株式トラック1歩前進。
建設フェイズ
建物タイル3枚から1枚選びボードの指定スペースに置き一斉公開。
もう1枚は廃棄し、残り1枚は次ラウンドへ持ち越し。
次ラウンドでは2枚引き同様に処理する。
建物タイル右下に示されている労働者数の合計を労働者スペースに設置。
アクションフェイズ
ターンーオーダー順に。
パートナーコマを配置することでアクションを実行します。
最初は2人しか持っていないが以下の方法で増える
1:最初に起業した会社の全ての工場を運営
2:3ラウンド目に自動獲得
3:アピールトラックボーナス
アクションを実行するために、どこからどこにお金を支払うかはアイコンによって示されている。
個人資金からお金を支払うことはありません。
2つの会社を経営している場合どちらの会社に適用するか選択。
また、会社が所有する固定資産をラウンド中1回フリーアクションとして使うことができます。
全員がパートナーコマを配置したら、アクションフェイズが終了。
◎労働者の雇用(会社→銀行・∞《配置パートナーコマ数に制限なし》)
任意の数の労働者を雇用し、それぞれエリアに示されたお金を払う。
◎広告とスタートプレイヤー(会社→銀行・∞)
20ドル払う。
手番順トラックを1番上に移動(ブルゴーニュ方式で手番順は直ちに有効)。
アピール値を1歩前進。ボーナスがあれば獲得。
アピールビーナスのかわりに25ドルを会社が獲得することも可能。
◎募金(銀行→会社)
1ラウンド目会社が40ドル獲得。(∞)
2・3ラウンド目は60ドルで(1《パートナー1人制限》)。4・5ラウンド目は80ドルで(1)。
◎臨時配当(会社→株主・∞)
100ドルないと実行できない。
株券10%枚あたり10ドル、該当株の持ち主は受け取る。
その後株式トラックを現在の位置を参照し以下の条件で前進。
・50ドル以下:2歩
・100ドル以下:1歩
・120ドル以上:変化なし
◎マネージャーの雇用(会社→銀行・1)
60ドル払いマネージャー1人雇用し工場に配置。
工場で商品を生産するとマネージャーの能力発揮。
◎販売員の雇用(会社→銀行・1)
70ドル払いマネージャー1人雇用し会社憲章に上詰めで配置。
販売員は商品の売却価格を上げる。
◎設備投資(会社→銀行・∞)
固定資産タイルをトラックに示された価格を支払い1枚購入。
既に会社に配置されていた場合破棄可能。
その後右側にシフト(ストーンエイジ方式)。
固定資産はラウンド中1回使用可能。
また、獲得時右下の報酬を獲得。
労働者の雇用・アピール値・労働者の自動化(自動化トークンを同じ工場の左側から交換。交換された労働者は同じ会社の他スペースに移すか戻す。まず労働者がいないと自動化できない。)
◎建物タイル(会社→建物所有プレイヤー個人資金・1)
様々な効果がある。
(銀行→建物所有プレイヤー個人資金・1)の臨時配当建物もある。
経営フェイズ
アピール値順。(同じスペースの場合はより上の方)
1、資源の購入
○Haymart Squareで取引
アクション・経営フェイズ中フリーアクションとして任意の同じ2つの資源をHaymart Square上の別の資源1個と交換できる。
サプライチェーンから資源を任意の数購入可能。
10か20か30ドルスペースの上方に示されたお金を会社から払いその会社に入れる。
会社に任意の数資源を次のラウンドへ持ち越し可能。
2、生産
工場の左から1度ずつ生産。
労働者・自動化、資源が揃っている。また、その工場の左側の工場全てが生産している。
上記の条件の時生産可能。
自動化ボーナスを加えた合計の商品トークンを受け取る。
マネージャーの能力が発揮する。
3、流通
需要タイルの1枚以上に商品を配置。
会社の種類に一致する行で、1つ配置するごとに憲章に示された額(販売員がいれば増加)を記録。
『1/2∞』タイル上には商品を無制限に半額で販売可能。
最後のスペースを埋めた場合右列なら50ドル・真ん中列なら20ドル追加で記録。
会社に任意の数商品を次のラウンドへ持ち越し可能。
4、配当
分配か保留かをする。
●分配
記録した収益を10で割る。その額を株主に配当。
株主は個人の資産として受け取る。
●保留
商品を生産できなかった場合自動的に保留。
記録した100%を会社が保持する。
4、株価調整
株式トラックの変動。
保留した場合1歩後退。
分配した場合、その元の収益額が現在の株価の何倍かで進める歩数が変わってくる。
現在の株価未満:変化なし
現在の株価以上:1歩
現在の株価の2倍以上:2歩
現在の株価の3倍以上:3歩
ただし、現在の株価が60ドル未満の場合、このアクションではその3倍以上の収益額でも2歩しか進めない。
5、会社ターンの終了
サプライチェーンで空きスペースが出来ていたら右側へシフトと補充。
クリーンナップフェイズ
満杯になっている需要タイルを取り除き左から右へシフト。
固定差さんの40ドルの固定資産を取り除いて右にシフトし、80ドルスペースに補充。
10ドルのサプライチェーンの資源をHayamarket Squareに移動し右へシフトし補充。
需要デッキの補充。
得点計算
全5ラウウンドでゲーム終了。
以下の3つを合計し最も所持金の多いプレイヤーの勝利。
1、各目標タイルをチェックし該当者は全員報酬を獲得
2、株式トラックに示された値に従い全株券を売却し獲得した額
3、個人資産
タイブレークは目標達成数。