『大富豪(President)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
---|---|---|---|
タイトル | 大富豪(President) | ||
特徴 | 大富豪のゲーム目標は、あなたの手札のすべてのカードを出しきることです。 大富豪は、通常の52枚のカードデッキと2枚のジョーカーでプレイされます。 カードの強さは (強いものから) : ジョーカー、2、A、K、Q、J、10、9、8、7、6、5、4、3の順になります。 プレイヤーは1枚のカードまたは同じ数字のカードのセットをプレイできます。 - ダブル – 同じ数字のカードを2枚出す(例: Kを2枚)。 - トリプル – 同じ数字のカードを3枚出す(例: 4を3枚)。 - クアドラプル – 同じ数字のカードを4枚出す(例: 7を4枚)。 | ||
プレイ人数 | 4 - 8 人 | プレイ時間 | 24 分 |
ゲームデザイナー | Logo's created by Gan Khoon Lay and Blaise Sewell from the Noun Project | 複雑さ | 1 |
アートワーク | Unknown | 戦略 | 2 |
エディター | Public Domain | 運 | 3 |
発売日 | Unknown | やり取り | 2 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
大富豪(President)とは?
大富豪のゲーム目標は、あなたの手札のすべてのカードを出しきることです。
大富豪は、通常の52枚のカードデッキと2枚のジョーカーでプレイされます。
大富豪(President)の遊び方
ゲームの準備
このゲームはトランプ(ジョーカー含んだ54枚)を使用して行われます。
ゲームの流れ
各ラウンドは以下の流れで実施されます。
1. 各プレイヤーに手札を配る
2. カードを交換する
3. カードをプレイ
4. 順位を決める
1. 各プレイヤーに手札を配る
各プレイヤーに均等に手札を配ります。
均等に割り切れない分は、複数名が1枚手札が多くなります。
2. カードを交換する(最初のラウンドはスキップ)
前のラウンドの1位(大富豪)、2位(富豪)のプレイヤーは、ワースト1位(大貧民)とワースト2位(貧民)のプレイヤーと手札の交換を行います。
交換プレイヤー | 交換するカード | 交換プレイヤー | 交換するカード | |
---|---|---|---|---|
1位(大富豪) | 好きなカード2枚 | ⇔ | ワースト1位(大貧民) | 最も強いカード2枚 |
2位(富豪) | 好きなカード1枚 | ⇔ | ワースト2位(貧民) | 最も強いカード1枚 |
3. カードをプレイ
親プレイヤーから順番に手札のカードをプレイして、場にカードを出していきます。
手札が無くなれば上がりとなり、1人を残して他のプレイヤー全員が上がるまで、これを繰り返し実施していきます。
1. 親がカードを出す
親のプレイヤーがカードの組み合わせを場に出します。
カード | 出せる組み合わせ |
---|---|
・カードを1枚出す | |
・同じランクのカードを2枚出す | |
・同じランクのカードを3枚出す | |
・同じランクのカードを4枚出す ※革命を設定している場合は、カードの強さが反転する。 | |
・同じスートでの連続する数字を出す ※階段を設定している場合に出せます ※革命を設定している場合は、4枚以上出した場合にカードの強さが反転する。 |
2. 他のプレイヤーは順番にカードを出す/パスを行う
親のプレイヤーから時計周りで、他のプレイヤーは親が出したカードの組み合わせで、より強いカードを出します。
カードを出せない(出したくない)場合、パスを行います。
3. カードを出したプレイヤー以外がパスしたらカードを流す
2を繰り返し、カードを出した1人のプレイヤー以外、全員パスした場合、場のカードを流します。
その後、カードを出したプレイヤーが親となって次のカードをプレイします。
弱】3<4<5<6<7<8<9<10<J<Q<K<A<2【強
ジョーカーは最も強いカードとなります。
(革命時でも最強)
ジョーカーは他のカードと組み合わせることで、他のカードの代わりとして使用することもできます。
効果カードがプレイされた場合
効果を持っている数字のカードを場に出した場合、そのカードの効果が実施されます。
(設定でONにしている場合)
カード | 効果 |
---|---|
スキップ | 前のプレイヤーのカードと同じランクのカードを出した場合、次のプレイヤーをスキップします。 |
スート縛り | 場のカードと同じスートを出した場合、場のカードが流れるまで同じスートしか出せなくなります。 |
8切り | 場のカードを流します。 その後、親として次のカードを出します。 |
9リバース | カードを出す順番が逆になります。 |
11バック | 場のカードが流れるまで、カードの強さが逆になります。 |
手札が全て無くなった場合
手札が全て無くなったら『上がり』となります。
1人のプレイヤーを残して、他のプレイヤーが上がった(または脱落した)場合、ラウンド終了となります。
ルール違反のあがり
ルール違反のあがりが設定されている場合、ジョーカー、通常の場合は”2″、革命中の場合は”3″で上がった場合は反則となり脱落となります。
都落ち
都落ちが設定されている場合、大富豪以外のプレイヤーが1位で上がったら、大富豪だったプレイヤーは脱落となります。
最初のラウンドは♦3を持っているプレイヤーが親となります。
それ以降のラウンドでは、前のラウンドで大貧民となったプレイヤーが親となってプレイします。
4. 順位を決める
上がった順番により、順位が決まります。
(1位:大富豪、2位:富豪、ワースト2位:貧民、ワースト1位:大貧民)
1位は[プレイ人数-1]点を獲得し、そこから順番に2位は[プレイ人数-2]、3位は[プレイ人数-3]と得点を獲得していきます。(※最下位のプレイヤーは0点となります)
ゲームの終了条件
設定している勝利点をいずれかのプレイヤーが達成した場合、ゲーム終了となります。
最も勝利点が高いプレイヤーが勝利となります。
変更可能ルール
ゲームの長さ(デフォルト:ミディアムゲーム)
ゲームの長さは、『ショートゲーム』『ミディアムゲーム』『ロングゲーム』の3種類から選択することができます。
ショートゲーム
加点方式ではプレイヤー数x2点の獲得で勝利、減点方式では10点で開始
ミディアムゲーム
加点方式ではプレイヤー数x3点の獲得で勝利、減点方式では15点で開始
ロングゲーム
加点方式ではプレイヤー数x4点の獲得で勝利、減点方式では20点で開始
スコアルール(デフォルト:加点方式)
スコアルールは、ラウンド終了時の得点計算の方法を変更できます。
『加点方式』『減点方式』の2種類から選択できます。
加点方式
各プレイヤーはラウンドで自分より遅くあがったプレイヤー数と同じポイントを獲得します。誰かが目標のポイントに達したらゲームは終了します。
減点方式
大富豪は1点のボーナスを獲得し、富豪は1点、貧民は2点、大貧民は3点をそれぞれ失います。誰かが0点以下になったら、ゲームは終了します。
ルールセット(デフォルト:ローカルルールをほどほどに適用)
ルール | ほどほど | 全て | 適用しない |
---|---|---|---|
革命 4枚以上のカードをプレイすると、そのラウンドでカードのランクが反転するか、ランクの反転がキャンセルされます。 | ✅ | ✅ | – |
ジョーカー 最強のシングルまたはワイルドとして使用できるジョーカーを追加します。 | ✅ | ✅ | – |
最初の番のプレイヤー 1. 大富豪のプレイヤーの番から開始する 2. 大貧民のプレイヤーの番から開始する | 2 | 2 | 1 |
スキップ 前のプレイと同ランクの同じ組み合わせをプレイするプレイヤーは、次にプレイするはずだった人をスキップします。 | ✅ | ✅ | – |
2(または革命時の3)は同ランクスキップできない | – | – | – |
階段 | – | ✅ | – |
スート縛り | – | ✅ | – |
8切り | – | ✅ | – |
9リバース | – | ✅ | – |
11バック | – | ✅ | – |
ルール違反のあがり 通常のカードランクの場合は2、カードランクが反転している場合は3、またはジョーカー(ワイルドカードとしても)をプレイしてアウトするプレイヤーは、失格となり最も低いランクとなります。同じラウンドでこのルールによって複数のプレイヤーが失格する場合、後にアウトしたプレイヤーがより高いランクになります。 | ✅ | ✅ | – |
都落ち 大富豪が1位を獲得できない場合、そのプレイヤーは即座に失格となり、誰か他のプレイヤーが不正な終了によって失格していない限り、最も低いランクとなります。 | ✅ | ✅ | – |
永久パス | – | – | – |
自動でターンをスキップ(デフォルト:ON)
『自動でターンをスキップ』を設定することで、出せるカードがない場合、自動でパスになります。