『ザ・ボス(The Boss)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | ザ・ボス(The Boss) | ||
特徴 | ザ・ボス(The Boss)はAlain Ollierによってデザインされ、Blackrock Editionsによって発行されたゲームです。 | ||
プレイ人数 | 2 - 5 人 | プレイ時間 | 33 分 |
ゲームデザイナー | Alain Ollier | 複雑さ | 2 |
アートワーク | Tony Rochon | 戦略 | 3 |
エディター | Blackrock Editions | 運 | 2 |
発売日 | 2010 | やり取り | 2 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
ザ・ボス(The Boss)とは?
各ラウンドの最後に、街の上に最も多くギャングを置いたプレーヤーがその街を勝ち取り報酬を得ます。
ゲーム終了時に、もっとも多くのお金を稼いだプレーヤーが勝利です!
ザ・ボス(The Boss)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・シティカード(27枚)
・キャラクターカード(8枚)
・ポリスカード(5枚)
・ギャングキューブ(構成員・準構成員)
・得点キューブ
・入札禁止コマ
・マーカーカウンター
準備
・場に各街に該当するキャラクターカードを以下の配置順の順番で並べます。
配置順:ニューヨーク/シカゴ/ボストン/デトロイト/カンサスシティ/シンシナティ/メンフィス/フィラデルフィア/セントルイス(拡張)
2人プレイ:4枚のキャラクターカードを使用(拡張設定時5枚)
3人プレイ:6枚のキャラクターカードを使用
4人プレイ:8枚のキャラクターカードを使用
5人プレイ:8枚のキャラクターカードを使用
ラウンド開始時の準備
・各キャラクターカードの下にそれぞれのシティカードを伏せて置きます。(シカゴ以外)
・残ったシティカードをシャッフルし、各プレイヤーに配ります。
ゲームの流れ
スタートプレイヤーから順番に、以下のアクション(1~2)を行なっていきます。
1. 都市にギャングを配置する(任意)
2. 手札からシティカードを1枚場に出す(必須)
手番を行っていき、以下の状態になった時は、以下の内容に従ってプレイします。
手札が2枚になった時
・ポリスカードを1枚公開する
手札が1枚になった時
・順番がギャングキューブを一番多い順から手番を行う
手札を全て使用した場合
・伏せられたシティカードの処理を行い、次のラウンドへ
1. 都市にギャングを配置する(任意)
それぞれの都市のキャラクターカードに、『大きなギャング(構成員)』または『小さなギャング(準構成員)』を配置します。
『大きなギャング(構成員)』を配置している箇所にしか、『小さなギャング(準構成員)』を配置することはできません。
『大きなギャング(構成員)』は、各ラウンド終了時に手元に戻りますが、『小さなギャング(準構成員)』は戻ってこないので注意です。
既に相手のギャングが配置されている箇所に自分のギャングを配置する場合、それよりも上回る数のギャングを配置しなければいけません。
また、シカゴには他の都市にギャングを配置したプレイヤーしかギャングを配置できません。
2. 手札からシティカードを1枚場に出す(必須)
手札からシティカードを1枚公開し、該当する街の箇所に配置します。
伏せられているシティカードが徐々に明らかになっていくので、その情報を元に各プレイヤーはギャングを賭けて行きます。
【手札が2枚になった時】ポリスカードを1枚公開する
『全員の手札が残り2枚』になったとき、ポリスカードが1枚公開されます。
同じ色のポリスカードが3枚公開された時、そのラウンドが最終ラウンドとなります。
(ポリスカードの内訳:金色2枚・銀色2枚・両方1枚)
【手札が1枚になった時】ギャングが多い順から手番を行う
残り手札が1枚になった時、手番を行う順番は「残りギャングの多い順」となります。
(※ギャングの大小は無視する)
ギャングが同数の場合はスタートプレイヤー寄りの人が先に手番を行います。
【手札を全て使用した場合】シティカードの処理を行い、次のラウンドへ
全員の手札が無くなったらキャラクターカードの下に伏せられたカードを街ごとに公開していきます。
各街に1番ギャングを配置したプレイヤーは、公開された『シティカード』の効果を得ます。
シティカードの効果
カード | カード名 | 効果 |
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お金 | 金額がそのまま勝利点になります。 | |
銃 | 大きなギャング1つが殺され、ゲームから除外されます。 | |
格子 | 大きなギャング1つが刑務所に行き、次から2ラウンドの間使えなくなります。 | |
赤十字 | 大きなギャング1つが病院送りにされ、次の1ラウンドの間使えなくなります。 | |
X印つきの男 | この報酬を獲得したプレーヤーは、ゲームの残りの間、この街(シンシナティ)にギャングを置くことができなくなります。 |
シカゴ
シカゴには伏せたシティカードがありません。
その代わり、シカゴより左に位置する街の「最後にプレイされた報酬カードの数値の合計」の半分(切捨て)を報酬として得ます。
最後にプレイされたカードがお金以外の場合は0金とみなします。
シカゴの街カードは、1ラウンドごとに右に移動します。
セントルイス(拡張)
拡張版で追加されるセントルイスでは、以下のカードが追加されます。
カード | カード名 | 効果 |
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お金と銃 | この報酬を受け取ったプレイヤーはお金を得ます。 セントルイスにギャングを置き「報酬を受け取れなかった全プレイヤー」の大きなギャング1個をゲームから除外します。 | |
お金(マイナス) | この報酬を受け取ったプレイヤーはお金を失います。これにより勝利点がマイナスとなることがあります。 |
各街の処理が終われば、『大きなギャング(構成員)』は回収し、『小さなギャング(準構成員)』を取り除いて、次のラウンドを行います。
ゲームの終了条件
ゲーム終了時に、最もお金を稼いだ人が勝利します
金額が同数の場合、最終ラウンドで稼いだお金が多い人が勝利します
それも同数の場合、最終ラウンド終了時にギャングが多い人が勝利します(死んでいない構成員と、最終ラウンド時に使われたか最後まで使われなかった準構成員)