遊び方

『凶星のデストラップ(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

『凶星のデストラップ(Not Alone)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

ボードゲームの基本情報
タイトル凶星のデストラップ(Not Alone)
特徴凶星のデストラップ(Not Alone)はGhislain Massonによってデザインされ、Geek Attitude Gamesによって発行されたゲームです。
プレイ人数 2 - 7 人プレイ時間 28 分
ゲームデザイナーGhislain Masson複雑さ3
アートワークSébastien Caiveau戦略3
エディターGeek Attitude Games3
発売日2016やり取り3

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

凶星のデストラップ(Not Alone)とは?

「凶星のデストラップ」は、エイリアンと探索者の2つの役割に分かれた非対称型対戦ゲームです。探索者は、地形カードやサバイバルカードを駆使して、惑星アルテミアを探索し、救援が到着するまで生き残ることを目指します。一方、エイリアンは襲撃カードを使用して探索者たちの意志を削り、惑星アルテミアに同化することを目指します。

探索者同士で相談する場合、エイリアンにも聞こえるようにしなければならないため、情報を伝える際には注意が必要です。

探索者は、地形カードを使ってマップを構築し、サバイバルカードを使用して、食料や水などの資源を確保することができます。探索者たちは協力して生き残ることを目指しますが、エイリアンの攻撃によって一人ずつ脱落していきます。

一方、エイリアンは襲撃カードを使用して探索者たちを攻撃し、その意志力を削ります。また、エイリアンは同化カードを使用して、惑星アルテミアに溶け込むことができます。同化に成功すると、エイリアンは探索者たちを見つけやすくなり、襲撃の際の攻撃力が上昇します。

「凶星のデストラップ」は、緊張感のある非対称型対戦ゲームであり、探索者たちは協力して生き残るために戦略を練り、エイリアンは同化や攻撃を駆使して勝利を目指します。

凶星のデストラップ(Not Alone)の遊び方

ゲームの準備

内容物

・ボード
・地形カード
・襲撃カード
・サバイバルカード

・マーカー
 ・救援マーカー
  ボードの左側にある青いマーカー。
 ・同化マーカー
  ボードの右側にある紫のマーカー。

☆探索者
・意志力カウンター
ゲーム開始時に探索者に3個ずつ配られる赤いキューブ。

★エイリアン
・エイリアンマーカー
・アルテミアマーカー(Aと書かれたマーカー)
・ターゲットマーカー(照準絵柄のマーカー)

準備

1. エイリアンを決める

エイリアンのプレイヤーを1人決める
(BGAでは、設定で『ランダム』『テーブル管理者』『テーブル管理者以外からランダム』を選択できます)

2. 地形カードの準備

10枚の地形カードが5枚ずつ2列に置かれる。これは惑星アルテミアを表します。
(縦もしくは横に隣接する地形カードは互いに隣接しています)

下の表に応じて6~10番の地形カードが山札として用意される。残ったカードは使用しません。

3. サバイバル・襲撃カードの準備

サバイバルカードと襲撃カードがそれぞれシャッフルされ、裏向きの山が作られる。

4. エイリアンの準備

エイリアンとしてプレイするプレイヤーは、ボードのどちらの面を使用するのかを選択する。ボードには救援マーカーと同化マーカーが置かれる。マーカーが置かれるマスはプレイ人数によって異なります。

襲撃カードの山から3枚のカードを引き、3つの襲撃マーカーを受け取る。

5. 探索者の準備

探索者としてプレイするプレイヤーは3個の意志力カウンターと、1~5番の地形カードを各1枚ずつ計5枚を受け取る。残ったカードは使用しません。その後、探索者プレイヤーは1枚のサバイバルカードをランダムに受け取ります。

最初の画面は以下のようになります

ゲームの流れ

各ラウンドは以下の流れで行われます。

フェイズ1:探索フェイズ
フェイズ2:狩猟フェイズ
フェイズ3:偵察フェイズ
フェイズ4:終了フェイズ

フェイズ1:探索フェイズ

探索フェイズでは、

『探索者』の行動

■ 地形カードを使用(必須)

探索する地形カードを選択する。

■ 抵抗(任意)

(※意志力カウンターが残っていれば複数回使用する事も可能)

意志力カウンターを1つ失う代わりに、カード捨て場から好きな地形カードを2枚回収する。

■ ギブアップ(任意)

意志力カウンターが3つに回復し、カード捨て場の地形カードを全て回収する。同化マーカーが1つ進む。

■ サバイバルカードを使用(任意)

フェイズ1で使用できるサバイバルカードを使ってもよい。

『エイリアン』の行動

■ 襲撃カードを使用(任意)

フェイズ1で使用できる”襲撃カード”を使ってもよい。
※基本的に、フェイズ1~4の間で使用できる”襲撃カード”は1枚です。

フェイズ2:狩猟フェイズ

『探索者』の行動

■ サバイバルカードを使用(任意)

フェイズ2で使用できるサバイバルカードを使ってもよい。

『エイリアン』の行動

■ エイリアンマーカーを置く(必須)

任意の地形に『エイリアンマーカー』を配置する。

■ アルテミアマーカーを置く(可能な場合)

可能な場合、任意の地形に『アルテミアマーカー』を配置します。
※襲撃カードの効果で置ける場合があります。
※救援マーカーが『A』の位置に居る場合にも置けます。

■ ターゲットマーカーを置く(可能な場合)

可能な場合、任意の地形に『ターゲットマーカー』を配置します。
※襲撃カードの効果で置ける場合があります。

■ 襲撃カードを使用する(任意)

フェイズ2で使用できる”襲撃カード”を使用することができる。

フェイズ3:偵察フェイズ

『探索者』の行動

■ フェイズ1で選択した地形カードを公開する(自動)

探索者が選択した地形が公開します。
その地形にマーカーが配置されたかどうかを確認します。

■ エイリアン側のマーカーが配置されなかった場合

a)この地形の効果を使う
b)捨て札から好きな地形カード1枚を回収する
のどちらかを選択する。

■ エイリアンマーカーが配置された場合

地形効果は発動せず、捨て札から地形カードを回収することもできません。

同化マーカーが1つ進み、選択した探索者の意志力カウンターが1つ減ります。
※何人探索者が居ても、同化マーカーは1つしか進みません。

探索者が『意志力カウンター』を全て失った場合、以下の処理を行います。

①その探索者の意志力カウンターが3つに回復し、カード捨て場の地形カードを全て回収する。

②同化マーカーが1つ進む。
(このとき2人以上の探索者が意志力カウンターを全て失っても、同化マーカーは1つしか進みません)

■ アルテミアマーカーが配置された場合

探索者が選んだ地形にアルテミアマーカーが置かれた場合は、
地形効果は発動しません。捨て札から地形カードの回収もできません。

その探索者は任意の地形カードを1枚捨てなければいけません。

■ ターゲットマーカーが配置された場合

探索者が選んだ地形にターゲットマーカーが置かれた場合は、襲撃カードの効果を受けます。

襲撃カードの内容によっては、下記のうち、どちらかを出来る場合もあります。

a)この地形の効果を使う
b)捨て札から好きな地形カード1枚を回収する

■ サバイバルカードを使用する(任意)

フェイズ3で使用できるサバイバルカードを使ってもよい。

『エイリアン』の行動

■ 襲撃カードを使用(任意)

フェイズ3で使用できる”襲撃カード”を使ってもよい。
※基本的に、フェイズ1~4の間で使用できる”襲撃カード”は1枚です。

フェイズ4:終了フェイズ

『探索者』の行動

■ サバイバルカードを使用する(任意)

フェイズ4で使用できるサバイバルカードを使ってもよい。

『エイリアン』の行動

■ 襲撃カードを使用(任意)

フェイズ4で使用できる”襲撃カード”を使ってもよい。
※基本的に、フェイズ1~4の間で使用できる”襲撃カード”は1枚です。

その後、以下の処理が実施されます。

・探索者が出した地形カードが捨て札になります。
・エイリアンは、3枚になるまで襲撃カードを補充します。
・救援マーカー(ボードの青いマーカー)を1つ進めます。
※襲撃カードの効果で進めないときがあります。

・フェイズ1に戻ります。

ゲームの終了条件

☆探索者
 救援マーカーを進めて行き、先に☆マークまで到達する。

★エイリアン
 同化マーカーを進めて行き、先に☆マークまで到達する。

マーカーを進める方法

☆探索者
・フェイズ4(終了フェイズ)の最後に1つ進む。
※襲撃カードの効果により、マーカーが進まない場合があります。

・地形カードの “4(海岸)” か “8(探査船の残骸)” の効果を使う。

・サバイバルカードの効果を使う。

★エイリアン
・探索者が選んだ地形と、エイリアンマーカーを置いた地形が同じ。(フェイズ3で判明する)
※その地形に何人探索者が居ても、マーカーは1つしか進みません。

・探索者が意志力カウンターを全て失う。

・探索者の「ギブアップ」

地形効果の補足

1:エイリアンの巣窟
「捨て札の地形カードを全て戻す」効果は、このカードには適用されません。
(1のカードの効果を発動したときには、1のカードはまだ捨て札では無い為。)
捨て札の地形カードを全て回収したあと、フェイズ4で1のカードは捨て札となります。

4:海岸、8:探査船の残骸
複数の探索者が同じ地形を選択したとき、地形効果を使用できるのはそのうち1人だけです。
他の探索者は、捨て札から地形カードを回収する効果を使用する事になります。
(4と8の効果を、同じターンで両方使用する事は可能です。)

3:河川
フェイズ1で地形カードを2枚選択します。
フェイズ3で、エイリアン側のマーカー設置結果を見てから、どちらか1枚を有効にし、残りの1枚は手札に戻ります。

5:探査車
6~10から、自分がまだ所持していない地形カードを1枚入手します。
(捨て札にあるカードも所持カードとして扱います。)
選択肢が1~5の5択から、6択、7択・・・と広がる為にエイリアンの襲撃成功率が下がります。
また、6~10の地形カードは効果も強めの為、”5:探査車”は、探索者・エイリアン両陣営にとって、序盤~中盤の重要カードです。

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くり坊
Web系フリーランスエンジニア