『レジダイス(Regidice)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
---|---|---|---|
タイトル | レジダイス(Regidice) | ||
特徴 | レジダイスは、Luke Badgerが誤ってRegicideではなくRegidiceと入力したことから生まれました。24時間後、Paul Abrahamsはダイスを使った獣を誕生させたのです。レジダイスは2021年4月1日に発表されました... そう、エイプリルフールのジョークが発端です。 レジダイスは、1~4人のプレイヤーが協力して3人の強敵を倒す協力型ゲームです。 プレイヤーは順番にダイスを振って行動を選択し、黒ダイスで表された3人の敵を攻撃します。十分なダメージを与えるとその敵は倒されます。最後の敵を倒すと勝利となります。 でも、気をつけてください。毎ターン敵の反撃があります。プレイヤーはそのダメージに見合うようにダイスを振っていきますが、出目により攻撃を受けきれなければ全員負けです! | ||
プレイ人数 | 1 - 4 人 | プレイ時間 | 32 分 |
ゲームデザイナー | Paul Abrahams, Luke Badger, Andy Richdale | 複雑さ | 2 |
アートワーク | Sketchgoblin | 戦略 | 3 |
エディター | Badgers from Mars | 運 | 3 |
発売日 | 2021 | やり取り | 4 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
レジダイス(Regidice)とは?
レジダイスは協力ゲームになります。
ダイス3つ、4つ、5つで構成される敵を3回を倒すのが目的となります。
レジダイス(Regidice)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・黒サイコロ(12個)
・赤サイコロ(9個)
・青サイコロ(9個)
・黄サイコロ(9個)
準備
・テーブルの中央に黒のサイコロを3個、1の目を上にして置きます。
(この黒ダイスが最初の敵となります)
・赤サイコロ、青サイコロ、黄サイコロを、プレイヤーの人数に合わせた個数を配ります。
プレイヤー数 | ||
---|---|---|
4人 | 全プレイヤー | ・赤サイコロ:2個 ・青サイコロ:2個 ・黄サイコロ:2個 |
3人 | プレイヤーA | ・赤サイコロ:3個 ・青サイコロ:2個 ・黄サイコロ:2個 |
プレイヤーB | ・赤サイコロ:2個 ・青サイコロ:3個 ・黄サイコロ:2個 | |
プレイヤーC | ・赤サイコロ:2個 ・青サイコロ:2個 ・黄サイコロ:3個 | |
2人 | 全プレイヤー | ・赤サイコロ:3個 ・青サイコロ:3個 ・黄サイコロ:3個 |
ゲームの流れ
このゲームでは、下記のフェーズを繰り返すことで進んでいきます。
1. アクションフェーズ
2. サーファーフェーズ
3. 準備フェーズ
1. アクションフェーズ
アクションフェーズでは下記の流れでアクションを実行していきます。
1. 各プレイヤーは、自分の場にある全てのダイスを振る
2. 各プレイヤーから順番にアクションと集める数字を宣言する
3. 全プレイヤーが宣言を終えたら、アクションを実行する
1. 自分の場にある全てのダイスを振る
全プレイヤーは自分の場にある全てのダイスを振ります。
(出目は非公開、色は公開)
2. 各プレイヤーから順番にアクションと集める数字を宣言する
『攻撃』『ブロック』『回復』『呪文』『動物の仲間』の中から、アクションと集めるダイスを宣言します。(アクションだけの宣言をすることもできます。)
アクション | 集めることができるダイス |
---|---|
攻撃 | 1~6のダイス |
ブロック | 1~6のダイス |
回復 | 1~6のダイス |
呪文 | 赤の奇数 or 偶数 青の奇数 or 偶数 黄の奇数 or 偶数 黒の奇数 or 偶数 |
動物の仲間 | 集めるダイスを宣言することができません |
・他のプレイヤーと同じ行動をとることはできますが、集めるダイスは同じにはできません。
【例1】
自分が攻撃を選択し「3」を宣言した場合、他のプレイヤーは攻撃、ブロック、回復のいずれでも「3」を宣言できません。
【例2】
自分が呪文を選択し「赤の奇数」を宣言していたとしても、他のプレイヤーは攻撃、ブロック、回復のいずれでも「3」を宣言することができます。(呪文の奇数とそのほかの数字は同じ数字の宣言とみなされない)
・宣言したダイスがかぶった場合(自分が呪文を選択し「赤の奇数」を宣言、他のプレイヤーが攻撃を選択し「1」を宣言した場合)、どちらの宣言にも赤の1を回収する権利があるように見えますが、どちらが優先されるかは未検証です。
2. ダイスを選択してアクションを実行する
自分のダイスを選択し、宣言したアクションを行なっていきます。
それぞれのアクションの効果は下記のようになっています。
アクション | アクションの効果 |
---|---|
攻撃 | 敵の出目の合計に等しいダイスの組み合わせ1つにつき、1ダメージを与える。 同じラウンド中であれば、ダメージを受けて変化した後でもラウンド開始時点の防御力を対象とする。 |
ブロック | ダイス3つ以上のセットを使ることで、敵からの攻撃を防ぐことができます。 防ぐことのできるダメージは、3つで1、4つで2、5つで3…です。 |
回復 | ダイス3つのラン(シーケンス)で失われたダイスを1回復する。 例:4 5 6のセットはダイスを1個回復し、1 2 3 4 5のセットは1+2で3個回復する。 |
呪文 | 1色を選び、敵のダイスと同じ目のダイスを使って、その色に応じた呪文を唱えます。 ex) 敵ダイスが 1 1 1の時、3つの1, 敵ダイスが3 3 4の時、2つの3と1つの4が必要。 赤の呪文 – ダイスごとに1ダメージを与える 黄の呪文 – ダイスごとに1回復する 青の呪文 – ダイスごとに1ブロックする (Guaranteed complete block) 黒の呪文 – 敵を即死させる (Only physically possible on final enemy, as only then would you have 7 dice of 5 required) |
動物の仲間 | 1を使って他プレイヤーのダイスを+1する, 1を複数持っている時、これを複数回できる。 ex) 1を2つ持っている時 +2 1回 or +1 2回 |
全てのプレイヤーがアクションを行なった時に、サファーフェイズに移りますが、敵を撃破した場合、サファーフェイズはスキップされます。
倒した敵の黒サイコロは負傷したダイスプールに、オーバーキルした敵はプレイヤーのダイスプールに移動します。
2. サーファーフェーズ
サーファーフェーズでは、敵の攻撃が行われます。
攻撃のターゲットは各プレイヤーがアクションを行なった順にターゲットとなります
(ブロック→攻撃→呪文→回復→動物の仲間)
ブロックしている場合はダメージは受けないですが、ブロックしていない場合、あるいはブロックが十分でない場合はその差に相当する数字分のダイスを失います。
対象のプレイヤーが必要なだけのダイスを失うことができなかった場合、チームは敗北します。
3. 準備フェーズ
アクションに使わなかったダイスを左隣のプレイヤーに渡すことができる。
渡されたダイスはそのままの出目で使う。
敵の見方
敵 | HP | 攻撃力 | 防御力 |
---|---|---|---|
敵1 | 18 | 3 | 3~18 |
敵2 | 24 | 4 | 4~24 |
敵3 | 30 | 5 | 5~30 |
それぞれのパラメーターの計算方法
HP:敵の数×6-現在の敵の目の合計
攻撃力:敵の数
防御力:現在の敵の目の合計
敵のダメージ方法
敵はダメージが与えられる度に、サイコロの目を上げていきます。
全てのダイスが6になった時、敵を倒すことができます。
攻撃できる数字について
最初は敵の出目の合計数が一番低い3(1×3個)なので、3の組み合わせを作ることでダメージを与えることができますが、ダメージが食らう度に合計数が高くなっていきます。
徐々に難易度が高くなっていくので注意です。