遊び方

『カリビアンオールフォー(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

『カリビアンオールフォー(Caribbean All Fours)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

ボードゲームの基本情報
タイトルカリビアンオールフォー(Caribbean All Fours)
特徴
プレイ人数 4 人プレイ時間 26 分
ゲームデザイナー複雑さ2
アートワーク戦略3
エディター3
発売日0やり取り2

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

カリビアンオールフォー(Caribbean All Fours)とは?

カリビアンオールフォーは、トランプを使ったトリックテイキングゲームです。
切り札カードを決める際の駆け引きがあったり、得点項目が複数あるゲームになります。

カリビアンオールフォー(Caribbean All Fours)の遊び方

ゲームの準備

内容物

通常の52枚のトランプを使用し、ジョーカーは使用しません。

カードの強さは以下の通りです。
A>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2
(Aが一番強く、2が一番弱い)

準備

・パートナー・ディーラーを決める

このゲームはチーム戦となり、向かい合いになる2人同士がパートナーとなります。

ランダムで1人がディーラーとなります。
ディーラーはプレイごとに反時計回りに移動します。

・各プレイヤーに手札を配る

各プレイヤーに6枚の手札を配る。

・ターンアップカードを決める

手札を配った後、残りのカードから1枚を表に向けて出す。
(※このカードをターンアップカードと呼ぶ)

ターンアップカードが以下の場合、ディーラーのチームは得点を獲得する。

A : 1点、6 : 2点、J : 3点
(テーブルオプションでtobago方式にした場合、6ではなく2で2点獲得)

ゲームの流れ

各ラウンドは以下の流れで行われます。

1. 切り札カードを決める
2. トリックテイキング
3. 得点計算を行う

1. 切り札カードを決める

ディーラーの右隣のプレイヤーが、『ターンアップカード』のスートを『切り札スート』とする場合は『スタンド(I stand)』、しない場合は『ベッグ(I beg)』を宣言する。

『スタンド(I stand)』した場合

『ターンアップカード』のカードを切り札カードとしてトリックテイキングを始めます。

『ベッグ(I beg)』した場合

『切り札スート』にするかどうかの決定権が『ディーラー』に移ります。

■ 切り札スートに決定した場合(テイクワン(Take One))

ディーラーチームでないチームが1点を得て、トリックテイキングを始めます。

■ 切り札スートを拒否した場合

各プレイヤーに手札を3枚ずつを配られ、残りのカードから1枚を表に向けて出し、新たな『ターンアップカード』とします。

新しい『ターンアップカード』が最初と同じスートだった場合、異なるスートが出るまで、各プレイヤーに手札3枚ずつを配り、残りの1枚を新たなターンアップカードとすることを繰り返します。

新たなスートが出てきた場合、そのスートが切り札スートになります。新たなスートが出る前にカードが尽きた場合、ディールを初めからやり直す。

2. トリックテイキング

最初のトリックはディーラーの右隣がリードする。あとは通常のトリックテイキングゲームとほぼ同様に進行する。反時計回りに順に1枚ずつカードを出していき、切り札が出た場合は切り札スートの最強のカードを出した人が勝つ。

そうでない場合はリードスートの最強のカードを出した人が勝つ。
勝った人はそのトリックで出たすべてのカードを獲得し、次のトリックをリードする。

ただし、通常のトリックテイキングゲームと異なり、カリビアンオールフォーでは、切り札をいつ出しても構わない。リードと同じスートのカードがあっても、そのカードを出さずに切り札を出すことができる。

3. 得点計算を行う

プレイによる得点は、ハイ・ロー・ジャック・ゲームの4つのカテゴリに分かれる。

得点項目条件
ハイ 一番強い切り札が手札にあったプレイヤーのチームが1点を得る。
ロー一番弱い切り札が手札にあったプレイヤーのチームが1点を得る。
ジャックトリックテイキング開始時に切り札のJが手札にあったプレイヤー、もしくはそのパートナーがトリック中に切り札のJを取れば、切り札のJが手札にあったプレイヤーの所属チームは1点を獲得。トリック中に敵チームに切り札のJを取られた場合は、敵チームが3点を獲得。
ゲームトリックテイキング開始時に切り札のJが手札にあったプレイヤー、もしくはそのパートナーがトリック中に切り札のJを取れば、切り札のJが手札にあったプレイヤーの所属チームは1点を獲得。トリック中に敵チームに切り札のJを取られた場合は、敵チームが3点を獲得。

上の4つのカテゴリは重複可能である。すなわち、切り札が1枚しか出なかった場合、その1枚でハイとローの2点が得られる。さらにそれがジャックだったら3点が得られる。

ゲームの終了条件

プレイを繰り返し、14点を先に取ったチームが勝ちになる。

ただし、得点の獲得には優位性があり、どちらかのチームが先に14点に達した時点でゲームは終了する。

得点の獲得順はハイ>ロー>ジャック>ゲームの順。ハイが最初に処理され、ゲームは最後に処理される。

終了時の例

どちらのチームの得点も13点ずつだったとする。

ディールが開始され、1枚目のターンアップカードでディーラーチームが得点を獲得せず、さらに、ディーラーの右隣のプレイヤーがスタンドを宣言した。(ディール時点ではどちらのチームも点数を獲得していない)

トリックテイキングの結果、Aチームが最も強いトランプカードを持っており、ハイによって1点を獲得した。これによってAチームの点数は14点になった。

Bチームはロー、ジャック、ゲームによって点数を獲得した。これによってBチームの点数は16点になった。

しかし、最初にAチームが14点に達していたため、 Aチームが勝利チーム となる。

なお、ディール時点でどちらかのチームが14点に達した場合、そのチームの勝利となる。

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くり坊
Web系フリーランスエンジニア