『スパーツ(Sparts)（BGA）』の遊び方・魅力をご紹介！

ボードゲームの基本情報
タイトル	スパーツ(Sparts)
特徴	スパーツはスペードとハーツが組み合わさったゲームで、ダイヤの7を配られたプレーヤーが、その手札でプレイするゲームを選択します。
プレイ人数	4 人	プレイ時間	31 分
ゲームデザイナー	Cosmo Schroeder	複雑さ	3
アートワーク	Cosmo Schroeder	戦略	3
エディター	Public Domain	運	3
発売日	1986	やり取り	3

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

スパーツ(Sparts)とは？

Sparts は、有名なカード ゲームである Spades と Hearts を組み合わせたものです。どちらのゲームも、スーツをたどり、トリックを取り、ポイントを獲得する必要があります。ゲームが終了すると（所定のポイント数で）、ポイントが最も多いプレイヤーが勝ちます！

スパーツ(Sparts)の遊び方

ゲームの目的

このゲームはトランプを使用します。

トリックテイキングゲームとなっており、ラウンドを繰り返して、得点を稼いで行くゲームとなっています。

ラウンドの準備

各プレイヤーに13枚の手札を配ります。

手札に♦7を持っているプレイヤーが、『スペード♠』または『ハート♥』、どちらでプレイするのかを指定します。（※ここの指定により、準備方法、得点計算方法が異なります）

ラウンドの流れ

プレイ方法を決めたらゲームを開始していきます。
下記の流れでゲームを行っていきましょう。

カードをプレイ（トリック）

スタートプレイヤーから順にカードを１枚場に出していきます。

【スタートプレイヤー】

スタートプレイヤーは、手札のカードを１枚出します。

ただし、ラウンド初めに指定したマークは誰かがプレイするまで、スタートプレイヤーの出すことはできません。（※手札に指定マークしかない場合は除く）

【他のプレイヤー】

スタートプレイヤーと同じ記号が手札にある場合、同じ記号のカードをプレイする。
同じ記号のカードがない場合、他の記号のカードから自由にカードをプレイする。

プレイしたカードの勝者がカード（１トリック）を獲得する

全員がカードをプレイしたら、一番強いカードを持っているプレイヤーがカード（１トリック）を獲得します。

カードの強さは下記になります。

【カードの強さ】

【例（ラウンド初めに指定したマーク：スペード♥の場合）】

プレイヤーA（スタートプレイヤー）	♦10
プレイヤーB	♥K
プレイヤーC	♦A（勝利）
プレイヤーD	♦3

今回はラウンド初めに指定したマーク（ハート♥）がなので、スタートプレイヤーのマーク（♦）で比較し、Aが最も強いカードなので、プレイヤーCの勝利

【例（ラウンド初めに指定したマーク：スペード♠の場合）】

プレイヤーA（スタートプレイヤー）	♦K
プレイヤーB	♠3（勝利）
プレイヤーC	♦2
プレイヤーD	♦10

スタートプレイヤーのマークは♦だが、ラウンド初めに指定したマークが♠なので、♠を出しているプレイヤーBの勝利

手札が全て無くなるまで❶～❷を繰り返す

１トリックを獲得したプレイヤーがスタートプレイヤーとなり、再度❶～❷を行う。

ラウンド終了

手札が全て無くなった時、ラウンド終了となり、得点計算を行います。

得点計算

ラウンドの最初に選択した『スペード♠』『ハート♥』によって、得点計算方法が異なります。

スペード♠を選んだ場合

事前に宣言した数値よりも多くのトリック数を獲得していた場合、『宣言数×10点』を獲得することができ、それを上回った数字は1点とバッグを１個受け取ります。

更に上回った数字分、バッグを受け取ります。

事前に宣言した数値よりもトリック数が下回っていた場合、宣言した数字×10点のマイナスしてしまいます。

事前に0を宣言していた場合、成功した場合は50点ですが、失敗した場合はマイナス50点になります。（この時バッグの受け取りは行いません）

ハート♥を選んだ場合

すべてのプレイヤーに40点が与えられ、獲得した♥ごとにマイナス2点していきます。
更に♠Qを獲得したプレイヤーはマイナス26点となります。

トリックを１度も取らなかった場合、通常の40点の代わりに50点を獲得します。

ゲーム終了

ゲームの設定で指定した点数にプレイヤーの誰かが到達すると、そのプレイヤーが勝利となり、ゲームが終了します。