『ドッグパーク(Dog Park)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
---|---|---|---|
タイトル | ドッグパーク(Dog Park) | ||
特徴 | この美しいカードドライブゲームで、お気に入りの犬を集めて一緒に散歩しましょう。 プレイヤーは犬の散歩者となり、4ラウンドに渡って8匹の犬を自分の犬小屋に迎え入れます。各ラウンドでプレイヤーは、最大3匹までの犬を仲間のプレイヤーと一緒にドッグパーク内を散歩できます。パークでは、プレイヤーはリソースを収集して評判を獲得します。各ラウンド終了時、プレイヤーは散歩した犬の評判を獲得し、犬小屋内で散歩していない犬の評判を失います。目標はゲーム終了までに最も多くの評判を得ていることです。プレイヤーは犬の散歩をして、ブリードエキスパート賞で得点して、目標を達成することで評判を積み上げることができます。 | ||
プレイ人数 | 1 - 4 人 | プレイ時間 | 27 分 |
ゲームデザイナー | Lottie Hazell, Jack Hazell | 複雑さ | 2 |
アートワーク | Kate Avery, Holly Exley, Dann May | 戦略 | 4 |
エディター | Birdwood Games | 運 | 2 |
発売日 | 2022 | やり取り | 3 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
ドッグパーク(Dog Park)とは?
プレイヤーは犬の散歩者となり、4ラウンドにわたって8匹の犬を自分の犬小屋に迎え入れます。
各ラウンドでプレイヤーは、最大3匹までの犬を仲間のプレイヤーと一緒にドッグパーク内を散歩できます。
パークでは、プレイヤーはリソースを収集して評判を獲得します。
各ラウンド終了時、プレイヤーは散歩した犬の評判を獲得し、犬小屋内で散歩していない犬の評判を失います。
目標はゲーム終了までに最も多くの評判を得ていることです。
プレイヤーは犬の散歩をして、ブリードエキスパート賞で得点して、目標を達成することで評判を積み上げることができます。
ドッグパーク(Dog Park)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・オファーダイアル(4個:各プレイヤー1個ずつ)
・プレイヤーコマ(4個:各プレイヤー1個ずつ)
・評判マーカー(4個:各プレイヤー1個ずつ)
・公園ボード(1枚)
・自動散歩ダイス(1個)
・スタートプレイヤートークン(1個)
・散歩トークン(50個)
・リードボード(4枚:各プレイヤー1枚ずつ)
・評判トークン(2個)
・スカウトトークン(1個)
・交換トークン(1個)
・ブロックトークン(1個)
・トークン(各25個ずつ:ボール、木、おやつ、おもちゃ)
・位置ボーナスカード(16枚:プレンティフルパーク8枚、リルーテッドパーク8枚)
・目的カード(10枚:標準が5枚、上級が5枚)
・ソロ目的カード(4枚)
・犬カード(163枚)
・説明カード(8枚:得点/リソースの説明4枚、ラウンドの説明4枚)
・ラウンドマーカー(1個)
・品種の専門家カード(7枚)
・予測カード(11枚)
準備
1. 公園ボードを中央に配置します。
2. 予報カードをシャッフルし、公園ボードの上部にある予報スペースの各スペースに1枚のカードを表向きに配置します。
設定により、予報カードを使用しないことを選択することができます。
初心者がいる場合などに設定してみてください。
3. 品種の専門家カードをシャッフルし、上から1枚ずつ表向きに品種の専門家賞のスペースに配置します。
4. 犬カードをシャッフルし、山札の半分程度を公園ボードの横に配置します。
5. プレイヤー人数に応じた数の犬カードを場に配置します。
(※1~3人プレイ:3枚、4人プレイ:4枚)
6. 公園ボードのそばに全てのトークンをプレイヤーが手の届く範囲に配置します。
7. プレイヤー人数に基づいて、位置ボーナスカード山札を選択し、公園ボードの横に配置します。(1~3人プレイ:リルーテッドパーク、4人プレイ:プレンティフルパーク)
8. 一番上の位置ボーナスカードを公開します。カードに示されているようにトークンを公園ボードに配置します。
9. ラウンドトラック(ボード上部)の最初の位置にラウンドマーカーを配置します。
プレイヤーの準備
1. 各プレイヤーに色を選んで、以下のコンポーネントを渡します:
A. リードボード
B. オファーダイアル
C. プレイヤーコマ
D. 評判マーカー(公園ボードの評判スペース5に配置)
E. 木2本、ボール2個、おやつ1つ、おもちゃ1つのトークン
2. 標準の目的カードと上級の目的カードを別々にシャッフルします。その後、各プレイヤーに対して標準のカード1枚と上級のカード1枚を配ります。
3. 各プレイヤーは1つの目的カードを選ばなければなりません。
4. 各プレイヤーに説明カードを1枚ずつ渡します。
5. スタートプレイヤーをランダムに決定し、スタートプレイヤートークンを渡します。
最初の画面は以下のようになります
ゲームの補足説明
ラウンドトラックについて
ラウンドトラックは、現在のラウンドとフェイズがラウンドマーカーによって示されています。
また、トラックの下にある予測カードは、そのラウンド中に適応される効果になります。
(設定により、予測カードを使用しないことも可能)
犬カードについて
❶犬の種類
❷犬の名前
❸散歩に出る際のコスト
❹犬の能力
それぞれの犬は、以下のタイミングで能力を発揮する効果を持っています。
効果のタイミング | 効果 |
---|---|
選択時 (SELECTION) | 『2. 選択フェイズ』で、犬を選択した時に効果が実施されます。 |
散歩時 (WALKING) | 『3. 散歩フェイズ』で、散歩している際に効果が実施されます。 |
最終得点 (FINAL SCORE) | ゲーム終了後、得点計算に関わる効果を持っています。 |
ゲームの流れ
各ラウンドには4つのフェイズがあります。
1. 募集フェイズ
2. 選択フェイズ
3. 散歩フェイズ
4. 帰宅フェイズ
1. 募集フェイズ
以下の流れを2回繰り返し、2匹の犬を獲得します。
上記を2回繰り返すため、最終的に全プレイヤーが犬を2匹取得します。
(前半は評判を上げて通常通り入札し、後半は評判を0にして残りを取得できることに注意してください)。
1. オファーダイヤルで入札額を設定する
2. 欲しい犬を1つ選択して、自分のコマを配置する
3. 一斉に入札額を開示して、最高額の入札者が犬を獲得する
4. 獲得できなかったプレイヤーは残った犬を獲得する
5. 場に犬カードを補充する
1. オファーダイヤルで入札額を設定する
各プレイヤーは、自分のオファーダイヤルで犬を入札する評判価格を選択する。
(選択できる数字は1~5を選択することができます)
2. 欲しい犬を1つ選択して、自分のコマを配置する
スタートプレイヤーから順番に設定した評判価格で入札したい犬を選択して、自分のプレイヤー駒を前に配置します。
3. 一斉に入札額を開示して、最高額の入札者が犬を獲得する
全プレイヤーがプレイヤーコマを配置し終えたら、各プレイヤーが設定したオファーダイヤルを公開します。
最も高い額を設定したプレイヤーは評判点を支払って、選択した犬カードを獲得して自分の犬小屋に配置する。
同額を設定されている場合、先に入札したプレイヤーが犬カードを獲得できます。
4. 獲得できなかったプレイヤーは残った犬を獲得する
犬を獲得できなかったプレイヤーは残った犬を評判点1で獲得します。
また、評判点が0で入札に参加できなかったプレイヤーは、最後に残った犬から獲得することができます。
5. 場に犬カードを補充する
全プレイヤーが犬カードを1枚ずつ獲得し終えた後、場に犬カードを山札から補充します。
2. 選択フェイズ
各プレイヤーは犬小屋にいる犬から1~3匹まで選択し、犬の左側に書かれているコスト(ボール/木/おやつ/おもちゃ)を支払って、犬カードをリードボードに移動して散歩に連れていきます。
該当のリソースを支払えない場合、他のリソースを2つ支払うことで該当リソースとして扱うこともできます。(※支払える場合は必ず該当リソースで支払わないといけません)
散歩費用を支払ったら、犬に散歩トークンを置きます。
プレイヤーは少なくとも1匹は散歩させる必要があり、どうしても1匹も散歩できない場合、補償として木1個とボール1個が与えられます。
3. 散歩フェイズ
散歩フェイズが始まったら、各プレイヤーのプレイヤーコマは公園ボードの最初の位置に配置されます。
各プレイヤーは順番に以下のアクションを実施します。
1. プレイヤーは順番に選択した犬と1~4マス散歩します
スタートプレイヤーから順番に自分のプレイヤーコマを1~4マス進めます。
後ろ向きに進むことはできません。
また、分かれ道は好きな方向を選択して移動します。
ブロックトークンが配置されているマスには止まることが出来ません。また、そのマスは1~4マスの数にも含まれません。
2. 止まったマスのボーナスを獲得する
止まったマスが自分のコマのみの場合、下に示されているボーナスを獲得します。
他のプレイヤーが既に配置されているマスに止まった場合、1評判を支払えばボーナスを獲得できます。
アイコン | 効果 |
---|---|
資源トークン 該当する資源トークンを獲得する。 | |
評判点 評判点を+1点する。 | |
スカウト 犬の山札から2枚のカードを引いて公開します。 プレイヤーは、場に配置している犬と、引いた犬カードの1枚を置き換えることができます。破棄された犬カードは、捨て札に配置されます。 | |
交換 自分の犬小屋内の1匹を場にある犬と交換できます。 交換する犬小屋内の犬に散歩トークンが乗っていた場合、散歩トークンは破棄されます。 |
3. 犬の能力を実施する
散歩中の能力を持っている犬を散歩している際に、その犬の能力の条件を満たした場合、その能力を実施します。
公園を出た順番で、ゴールボーナスを獲得します。
公園内に最後に残ったプレイヤーは、評判点を-1点となって散歩フェイズ終了となります。(公園に1人残ったタイミングで強制的に-1点になります)
ゴールボーナス | |
---|---|
評判点を+3する。 (4人プレイの場合にのみ獲得できる) | |
評判点を+2する。 | |
以下のいずれかを実施する。 ・評判点を+1する。 ・犬の交換を実施し、新しい犬に散歩トークンを配置する。 | |
評判点を-1する。 (最後まで公園に残ったプレイヤーが受け取る) |
4. 帰宅フェイズ
帰宅フェイズでは、以下の流れで評判点を受け取り、次のラウンドの準備を行います。
1. 評判点を計算し、犬を犬小屋に戻す
各プレイヤーは以下の内容で評判点を加算/減算し、リード上の犬を全て犬小屋に戻す。
・リード上の犬1匹に付き、評判点2点獲得。
・散歩トークンを持たない犬1匹に付き、評判点-1点。
2. 予測カードを裏返す
ラウンドボードに配置している現ラウンド上の予測カードを裏返します。
3. 新しい位置ボーナスを公開し、プレイヤーコマを戻す
新しい位置ボーナスカードを公開し、公園ボード上の該当する位置に各トークンを配置します。
各プレイヤーのプレイヤーコマを手元に戻します。
4. スタートプレイヤートークンを次の人に渡す
次のプレイヤーにスタートプレイヤートークンを渡して、次のラウンドを開始します。
ゲーム終了条件
全部で4ラウンド行なったらゲーム終了となります。
得点計算を行い、最も多くの評判点を獲得しているプレイヤーが勝利となります。
同点の場合は最も価値の高い品種の専門家賞を獲得したプレイヤーの勝利。
それも同点なら勝利を分かち合います。
得点計算方法
以下の得点項目の合計数を計算し、得点を計算する。
得点項目 | 得点 |
---|---|
ゲーム中の得点 | ゲーム中に獲得した得点。 |
犬の得点 | ゲーム終了時の能力を持っている犬の得点を計算する。 |
品種の専門家賞 | 各プレイヤーは犬小屋にいる犬の種類をそれぞれ数えて、最も多く獲得しているプレイヤーはその種類の品種の専門家カードを獲得し、そのスロットの評判点を獲得する。 同数の場合は、両プレイヤーが獲得します。 |
目的カード | 各プレイヤーは目的カードを公開し、その目的カードの評判点を獲得する。 |
リソース | 持っているリソース5個につき、評判点1を獲得する |