『エンシェントナレッジ(Ancient Knowledge)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | エンシェントナレッジ(Ancient Knowledge) | ||
特徴 | 時代を生き抜いてきた卓越した知識の継承者であるあなた方の文明を守れるかは、あなた方次第である。 エンシェントナレッジは、知識を伝えるためにモニュメントを建てたり、アーティファクトを作ったりする戦略的なカードゲームです。時間が経てばあなたの建造物も儚いものとなってしまうので、正しい判断を下し、自由に使える多くのカードを組み合わせましょう。 あなたが建設した象徴的なモニュメントが衰退する前に知識を伝えることができるよう、最高の相乗効果を見出すのはあなた次第だ。メキシコのピラミッドからギザのスフィンクスまで、ティワナクやバビロンの有名な都市を経て、最も賢い建設者だけが時代を超えて輝き、勝利をつかむことができる。このゲームにおいて、あなたの敵は時間だけである。 あなたがレガシーを守るにふさわしい代表者であることを、対戦相手に証明しましょう!あなたのモニュメントは時の試練に耐えられるでしょうか? | ||
プレイ人数 | 2 - 4 人 | プレイ時間 | 63 分 |
ゲームデザイナー | Rémi Mathieu | 複雑さ | 3 |
アートワーク | Pierre Ples, Adrien Rives, Emilien Rotival | 戦略 | 3 |
エディター | 運 | 3 | |
発売日 | 2023 | やり取り | 3 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
エンシェントナレッジ(Ancient Knowledge)とは?
時代を生き抜いてきた卓越した知識の継承者であるあなた方の文明を守れるかは、あなた方次第である。
エンシェントナレッジは、知識を伝えるためにモニュメントを建てたり、アーティファクトを作ったりする戦略的なカードゲームです。時間が経てばあなたの建造物も儚いものとなってしまうので、正しい判断を下し、自由に使える多くのカードを組み合わせましょう。
あなたが建設した象徴的なモニュメントが衰退する前に知識を伝えることができるよう、最高の相乗効果を見出すのはあなた次第だ。メキシコのピラミッドからギザのスフィンクスまで、ティワナクやバビロンの有名な都市を経て、最も賢い建設者だけが時代を超えて輝き、勝利をつかむことができる。このゲームにおいて、あなたの敵は時間だけである。
あなたがレガシーを守るにふさわしい代表者であることを、対戦相手に証明しましょう!あなたのモニュメントは時の試練に耐えられるでしょうか?
エンシェントナレッジ(Ancient Knowledge)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・建設カード
・記念碑カード(都市:36枚、巨石:36枚、ピラミッド:36枚)
・アーティファクトカード(36枚)
・技術カード(レベルⅠ:27枚、レベルⅡ:18枚)
・建設ボード(各プレイヤー1枚ずつ)
・技術タイル(3枚)
・ファーストプレイヤートークン(1個)
・得点ボード(1枚)
・ナレッジトークン(灰:40個、金:10個)
・説明カード(各プレイヤー1枚ずつ)
準備
1. 各プレイヤーは、建設ボードを受け取って配置します。
2. 最初のプレイヤーをランダムに選び、ファーストプレイヤートークンを受け取る。
3. すべての建設カードをシャッフルし、以下の手順で準備を行います。
A. 各プレイヤーにランダムで10枚のカードを裏向きで配ります。
自分のカードを見た後、4枚のカードを捨て、残り6枚を手元に置きます。
B. 3番目と4番目のプレイヤーはそれぞれ1枚追加でカードを引きます。
(2人プレイの場合はこのルールを無視します)
C. テーブルの中央に、全プレイヤーが届く範囲に山札を作ります。
捨て札のために近くにスペースを空けておきます。
4. 技術タイルをテーブルの中央に3つ配置します。
(レベルIが2つ、レベルIIが1つ)
A. 技術カード(レベルI)をシャッフルし、ランダムに技術タイル(レベルI)に3枚ずつ表向きに置きます。
B. 技術カード(レベルII)をシャッフルし、ランダムに技術タイル(レベルII)に3枚表向きに置きます。
C. 残りのカードで2つの別々の山札(I/II)を作り、全プレイヤーが届く範囲に置きます。捨て札のためのスペースも近くに確保します。
5. トークンをテーブルの中央に配置し、全プレイヤーが届く範囲にします。
最初の画面は以下のようになります
ゲームの流れ
自分のターンでは 3 つのステップを順番に実行します。
1. アクションフェイズ
2. タイムラインフェイズ
3. 衰退フェイズ
1. アクションフェイズ
2つの同じまたは異なるアクションを実行できます。
・建設:記念碑・アーティファクトカードの使用する
・研究:技術カードを獲得する
・記録:知識トークンを取り除く
・発掘:過去のカードをタップして、カードを引く
・探索:カードを1枚引く
手札の記念碑カードまたはアーティファクトカードのいずれかをプレイします。
記念碑カードを使用する場合
記念碑カードを使用する場合、以下の流れでタイムライン(ボードの上のスペース)に配置されます。
1. コストを支払う
コストが書かれている記念碑カードを使用する場合、書かれている数字分の手札を捨て札にします。
2. タイムラインの開始位置に記念碑カードを配置する
選択したカードを、その始まりのスペースに配置します(「○」のシンボルで示されています)。
3. 知識トークンを配置する
カードに示されている知識トークンのアイコンの数だけ、タイムラインに配置した記念碑カードの上に配置します。
4. 即時効果を実施する(⚡シンボルがある場合)
⚡シンボルが書かれている場合、効果を即座に適用します。
効果を完全に適用できない場合は、可能な限り適用します。
既に数字の位置に記念碑が出されている場合
記念碑カードを配置する数字の位置に既にカードが配置されている場合、そのカードの上に記念碑カードを配置します。
既に2枚のカードが配置されている場合は、3枚目を配置することはできません。
別の開始位置に配置したい場合
開始位置との差分の数だけ手札を捨てることで、記念碑カードに書かれている開始位置からは異なる位置に配置することができます。
ただし、左上に鍵マークが書かれている記念碑カードはこの方法で別の開始位置に出すことはできません。
隣接について
一部は隣接する記念碑カードに対する効果を持っているカードがあります。隣接はタイムラインに縦横に位置にある記念碑が対象となっています。(斜めは不可)
同じ数字の位置に配置された記念碑の位置を自発的に変更することはできないので注意してください。
手札の上限について
ゲーム中の手札上限は10枚で、これを超えるドロー効果は上限を超えるものは無視されます。
アーティファクトカードを使用する場合
アーティファクトを使用する場合、個人ボード上のアーティファクトスペース(5ヵ所)のいずれかに配置します。
アーティファクトスペースが全て埋まっている場合、他のカードの効果などに取り除かれるまで、アーティファクトカードを使用することはできません。
研究アクションでは、以下の流れでアクションが実施されます。
1. 技術カードを取る
場に出されている技術カードを1枚取り、個人ボードの右側の該当スペースに配置します。
技術カードの中に使用条件が書かれている場合、使用条件を満たしてから、カードを獲得できます。
2. 即時効果を実施する(⚡シンボルがある場合)
⚡シンボルが書かれている場合、効果を即座に適用します。
効果を完全に適用できない場合は、可能な限り適用します。
3. カードを補充する
技術を取得後、すぐに補充するのではなく、3枠の列のうち1つだけ残った場合にその技術を捨てて新たにその列が示す技術を補充します。
最初はⅠの列が2つ、Ⅱの列が1つありますが、ゲームが進行していくとⅠ1つ・Ⅱ2つに変わります。Ⅰは即時効果やゲーム中の効果になり、Ⅱはゲーム終了時の得点になります。
記録アクションは、以下の流れで実施されます。
1. 任意枚数、手札を捨てる
手札から任意の枚数、手札を捨てます。
(知識トークン以上の枚数を捨てることはできません)
2. 手札を捨てた枚数、知識トークンを取り除く
手札を捨てた枚数、タイムライン上に配置されている記念碑カード上の知識トークンを取り除きます。
発掘アクションは、以下の流れで実施されます。
1. 過去の記念碑カードをタップ(横向き)にする
任意の枚数、過去の記念碑カードをタップ(横向き)します。
記念碑カードは基本的にアンタップ(縦向き)になることはありません。(カードの効果によるアンタップはあります)
2. タップした枚数×2枚、カードを引く
タップした記念碑カードの枚数1枚につき2枚のカードを山札から引き、手札に加えます。
カードを1枚引いて、手札に加えます。
前述の通り手札上限は10枚です。
2. タイムラインフェイズ
タイムラインフェイズでは、場に出ているカードで発動タイミングがタイムラインフェイズのカードの効果を実施します。
該当のカードはタイムライン上に配置されている記念碑カード、アーティファクトスペースに配置されたアーティファクトカードとなります。(過去のカードは実施できません)
3. 衰退フェイズ
衰退フェイズは以下の流れで実施されます。
1. 1の位置にあるカードを過去に移動する
ゾーン1の記念碑カードを過去に移動します。
記念碑カードが2つあった場合、両方とも過去へ置きます。
2. 過去に移動したカード上の知識トークンを失われた知識ゾーンに配置する
衰退した(過去に移動した)記念碑カード上の知識トークンは全て失われた知識ゾーンに移動します。
3. 他の位置のカードを全て左にスライドする
他の位置の記念碑カードを全て左のスペースにスライドさせます。
いずれかのプレイヤーの過去に7つの記念碑カードが配置された場合、レベルI技術列の1つをレベルII面に裏返します。
ゲームの終了条件
以下の条件が満たされた場合、全プレイヤーが同じターン数を実施したらゲーム終了となります。
・いずれかのプレイヤーが過去に14枚の記念碑カードが配置された場合
(過去に15枚以上の記念碑カードを持つことも可能です)
得点計算を行い、最も多くの得点を獲得したプレイヤーが勝利となります。
同点の場合は、失われた知識トークンが最も少ない該当プレイヤーの勝利です。
得点計算方法
各プレイヤーは、以下の項目で得点計算を行います。
項目 | 得点 |
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過去の記念碑 | 過去の記念碑の中央に書かれている勝利点を獲得。 |
タイムラインの記念碑 | タイムライン上の記念碑、1枚につき1点を獲得。 |
ボーナス点 | 過去の記念碑の効果によるボーナス点を獲得。 |
技術(レベルⅡ) | 技術(レベルII)の追加ボーナス点を獲得。 |
失われた知識 | 失われた知識ゾーンの知識トークン1つごとに-1点。 |