遊び方

『アルハンブラ(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

『アルハンブラ(Alhambra)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

ボードゲームの基本情報
タイトルアルハンブラ(Alhambra)
特徴ネバダ山脈の麓のグラナダで、スペイン中世の最もエキサイティングで興味深いプロジェクトの一つ、アルハンブラの建設が始まります。 プレイヤーは棟梁として宮殿のための建物を建てるためにヨーロッパ中から専門家を雇おうとしますが、彼らはみな自国の通貨を主張しています。 最終的に最も印象的な宮殿を作るために、プレイヤーは賢く買い物をしなければなりません。 アルハンブラは名誉あるドイツ年間ゲーム大賞の2003年大賞に輝いたゲームです。
プレイ人数 2 - 6 人プレイ時間 32 分
ゲームデザイナーDirk Henn複雑さ3
アートワークJörg Asselborn, Christof Tisch戦略3
エディターQueen Games3
発売日2003やり取り1

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

アルハンブラ(Alhambra)とは?

ネバダ山脈の麓のグラナダで、スペイン中世の最もエキサイティングで興味深いプロジェクトの一つ、アルハンブラの建設が始まります。

プレイヤーは棟梁として宮殿のための建物を建てるためにヨーロッパ中から専門家を雇おうとしますが、彼らはみな自国の通貨を主張しています。

最終的に最も印象的な宮殿を作るために、プレイヤーは賢く買い物をしなければなりません。

建物タイルをルールに従って配置し、色毎のマジョリティ/壁の長さによる得点を競うゲームです。アルハンブラは名誉あるドイツ年間ゲーム大賞の2003年大賞に輝いたゲームです。

アルハンブラ(Alhambra)の遊び方

ゲームの準備

内容物

資金カード資金カードは下記の4種類あります。
・クローネ(黄)
・ドゥカート(橙)
・ディルハム(緑)
・ディナール(青)
建物タイル建物タイルは下記の6種類あります。
・別棟(水色)
・後宮(赤)
・拱廊(茶)
・会館(白)
・庭園(緑)
・塔(紫)
得点計算カード資金カードと同じサイズ。引かれた際に得点計算が行われる。2枚

準備

・山札から「(色を問わず)合計値が20以上」になるまで資金カードが引かれ、各プレイヤーの初期手札となる。

・手札枚数が最も少ないプレイヤーがスタートプレイヤーになる。(枚数が同じ場合は、より合計金額の少ないプレイヤー)

・資金カードと建物タイルを山札から4枚引いて場(広場)に置く。

・得点計算カードが、資金カードの山札の「2/5と4/5」付近に配置されるように以下の手順を行う。

・資金カードの山札をなるべく均等に5つの山に分け、得点計算カードをその内2つに混ぜる

・それぞれの山をシャッフルし、「得点計算カードを含む山」が2番目と4番目に来るように積み直す

最初の画面は以下のようになります

ゲームの流れ

各プレイヤーは自分の手番で以下のアクションを行ないます。

アクション

手番プレイヤーは、以下の3つのアクションからいずれかを行う。

1. 広場から資金を取る
2. 広場から建物タイルを購入する
3. 自分のアルハンブラ(場)を改装する

アクション後、建物タイルを購入していた場合

・アルハンブラに配置するか、予備エリアに置く。

手番終了前

・広場の建物タイルと資金カードを4枚ずつになるよう補充する。
(それぞれ、左側から補充される)

1.広場から資金を取る

広場から資金カードを「1枚」獲得するか、金額の合計が5以下になるように「複数枚」獲得する。(合計する際、色は考慮しない)

2.広場から建物タイルを購入する

広場の建物タイルを、手札の資金カードを支払って購入する。

購入には、広場で指定された色と同じ色でコスト以上の資金カードが必要になる。
同じ色であれば複数枚の資金カードを組み合わせて使用可能だが、お釣りは出ない。

コストぴったりの額で購入した場合、追加の1手番(3つのアクションのいずれか)を行う。再度同額で購入した場合、更に追加手番が発生する。

3.自分のアルハンブラ(場)を改装する

以下の3つのうちいずれかを行う。

■ 回収

アルハンブラにある建物タイル1枚を、自分の予備エリアに移す

■ 設置

アルハンブラに、予備エリアから1枚建物タイルを設置する

■ 交換

アルハンブラにある建物タイル1枚と、自分の予備エリアの建物タイル1枚を置き換える(配置場所を変えることは出来ない)

※改装を行う際も、後述の配置ルールに従う必要がある

アルハンブラに配置するか、予備エリアに配置する

アクション後に建物タイルを購入していた場合、アルハンブラに配置するか、予備エリアに置く。

建物タイルを複数回購入した場合、好きな順番で配置できる。

手番終了前に、広場の建物タイルと資金カードを4枚ずつになるよう補充する。(それぞれ、左側から補充される)

タイルの配置ルール

・タイルの向きを変更することはできない。
・既に配置されているタイルに1辺以上を隣接させる。
・タイルを隣接させる際、『城壁』がある辺とない辺を隣接できない。
・スタートタイルから配置タイルまで、城壁を越えずに移動が可能でなければならない。
※縦横への移動で、城壁に妨げられずに到達できること
・タイル未配置となる『穴』が出来るような配置を行ってはならない。
※穴とは、上下左右の4辺がタイルで囲まれたスペースを指す

ゲーム終了と得点計算

資金カードの山札から得点計算カードがめくられた場合、即座に中間得点計算が行われる。
ゲーム中に2回、ゲーム終了時も最終得点計算を行うので、合計3回行う。
最も得点の高いプレイヤーが勝利する。(タイブレークなし)

建物タイルが補充できなくなった場合、ゲーム終了となります。

ゲーム終了時にタイルが広場に残っていた場合、手札にある「該当色の資金カードの合計値」が最も高いプレイヤーがそのタイルを獲得し配置する。
同額だった場合は、そのタイルは誰も獲得しない。

得点計算方法

■ 建物タイルによる得点

・アルハンブラに配置された各色の建物タイル数を比較する。
(予備エリアのタイルは含めない)

1回目の得点計算では上位1人、2回目は上位2人、3回目は上位3人が得点する。
配置数が同数の場合は、各順位の合計得点を該当人数で割る。(端数は切り捨て)

タイル1位2位3位
青タイル16点8点1点
橙タイル17点9点2点
茶タイル18点10点3点
白タイル19点11点4点
緑タイル20点12点5点
紫タイル21点13点6点

1回目では右のラインのみを使う。(1位:右)
2回目では中央と右のラインを使う。(1位:中央、2位:右)
3回目ではすべてのラインを使う。(1位:左、2位:中央、3位:右)

例:最終得点計算において紫の建物が「1位2人・3位1人」となった場合、1位の2人は「(21+13)/2 = 17点」を得て、3位のプレイヤーは6点を得る。

■ 城壁の長さによる得点

・アルハンブラに作成した「外側に面する最長の城壁」について、長さ1マスにつき1点獲得する。
内側になっている城壁は対象外。

ABOUT ME
くり坊
Web系フリーランスエンジニア