『アーク・ノヴァ -新たなる方舟-(Ark Nova)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | アーク・ノヴァ -新たなる方舟-(Ark Nova) | ||
特徴 | アークノヴァでは、科学的に管理された近代的な動物園を計画・設計します。最も成功した動物園のオーナーになることを最終目標に、囲いを作り、動物を収容し、世界中の保全計画を支援することになります。スペシャリストやユニークな建物が、この目標を達成するためにあなたを支援します。 各プレイヤーはゲームプレイを管理するための 5 枚のアクションカードのセットを持っており、アクションの強さはカードが現在配置されているスロットによって決まります。 動物、専門家、特別な囲い地、保全計画をフィーチャーした 255 枚のカードがあり、それぞれに特別な能力が備わっており、アークノヴァの中心となっています。それらを使用して動物園の訴求と科学的評判を高め、保全点を獲得してください。 | ||
プレイ人数 | 1 - 4 人 | プレイ時間 | 58 分 |
ゲームデザイナー | Mathias Wigge | 複雑さ | 4 |
アートワーク | Steffen Bieker, Loïc Billiau, Dennis Lohausen, Christof Tisch | 戦略 | 5 |
エディター | Feuerland Spiele | 運 | 1 |
発売日 | 2021 | やり取り | 2 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
アーク・ノヴァ -新たなる方舟-(Ark Nova)とは?
アークノヴァでは、科学的に管理された近代的な動物園を計画・設計します。最も成功した動物園のオーナーになることを最終目標に、囲いを作り、動物を収容し、世界中の保全計画を支援することになります。スペシャリストやユニークな建物が、この目標を達成するためにあなたを支援します。
各プレイヤーはゲームプレイを管理するための 5 枚のアクションカードのセットを持っており、アクションの強さはカードが現在配置されているスロットによって決まります。
動物、専門家、特別な囲い地、保全計画をフィーチャーした 255 枚のカードがあり、それぞれに特別な能力が備わっており、アークノヴァの中心となっています。それらを使用して動物園の訴求と科学的評判を高め、保全点を獲得してください。
アーク・ノヴァ -新たなる方舟-(Ark Nova)の遊び方
ゲームの準備
以下の方法で『全体』及び『プレイヤー』ごとに準備を行います。
・ゲームボード上(訴求点と保全点トラック)のボーナススペースにボーナスタイル9枚をランダムで4枚配置します。
・動物園カードを山札にし、カードを6枚引いてディスプレイを作ります。
(裏向きで出し、準備の終了時に表向きにします)
・基本保全計画カードを山札を作成し、協会ボードの下にプレイ人数に合わせた枚数置きます。(4人プレイ:4枚、2/3人プレイ:3枚)
・スタートプレイヤーをランダムに決めます。手番順は時計回りです。
・【操作必要】動物園マップを1枚選択します。
(設定によっては、指定されています)
・各プレイヤーはアクションカードのセットを1組取り、『Ⅰ面』を表向きにして、カードスロットの下側に1枚ずつ置きます。動物カードはスロット(1)の下側に置き、残りのカードはランダムに配置します。
・各プレイヤー1色を選び、その色のすべての内容物を取り、訴求点・保全点・評判点トラックの最初のスペースにカウンターを1個ずつ置きます。(※訴求点トラックでは、1/2/3/4番手のプレイヤーはそれぞれスペース0/1/2/3にカウンターを置きます)
・協会職員4個を取り、活動中の職員として動物園マップのメモパッド上に1個置きます。残りの3個はメモパッドの下側にあるスペースに横倒しにして置きます。
・サプライから25金を取り、動物園マップのメモパッド上に置きます。
・山札から最終得点計算カードを2枚引き、動物園マップの横に置きます。プレイヤーはこれらをいつでも見ることができますが、他プレイヤーには見せないようにします。
・【操作必要】山札から動物園カードを8枚引きます。そのうち4枚を選んで手札とし、残りの4枚をゲームボード上の捨て札置き場に表向きで置きます。手札は他プレイヤーには見せないようにします。
準備完了後の画面は以下のようになります
画面の説明
このゲームは左の要素で分けられています。
基本的には、左下のアクションカードを選択し、それぞれのアクションを行なうといった動作となります。
動物園マップ
プレイヤーの動物園は、動物園マップの中央にある大きなエリア内で作られます。ここは建物( 通常囲い地、特別囲い地、売店、展示館、ユニーク建物など)を置く場所です。囲い地の概要には囲い地の大きさと形が示されています。
プレイヤーは岩(R)や水域(W)スペース上で建設することはできませんが、一部の動物は岩/水域スペースに隣接している囲い地を必要とします。他のすべてのスペースは建物スペースで、プレイヤーはこれらのスペース上に建物を置くことができます。何かが建設されているスペースは、このゲームの用語で“ 覆われている”と呼ばれます。
建設アクションカードを改良するまで、プレイヤーは『Ⅱ面』アイコンがあるスペース上で建設することはできません。
一部のスペースには黄色の五角形で配置ボーナスが示されています。このボーナスを覆ったとき、プレイヤーはそのアイコンに示されているボーナスを即座に得ます。
動物園マップの左端には、さまざまな保全計画を支援することで発動するボーナススペースがあります。ゲーム開始時、これらのスペースには7個のプレイヤートークンが置かれています。保全計画を支援するたびに、プレイヤーはこれらのプレイヤートークンのうち1個を取り、その保全計画カード上に置きます。これは常に即時ボーナスをもたらし、各休憩中に再びボーナスをもたらすものもあります。
動物園マップの下段には、アクションカードを置くためのカードスロットがあります。各スロットの上側にある数字は、そのスロットにあるアクションカードの“ 強さ”を示しています。
上級者向けの動物園マップには、各動物園を他の動物園とは異なるものにする特殊能力があります。
最初のゲームで推奨されるマップAには、全プレイヤーが使える同じ特殊能力があります(ゲーム開始時に3スペース囲い地を1枚取り、数字の3が書かれている面である空き地面を表向きにして示されているスペースに置きます)。
動物園マップの右側には、提携動物園と大学のためのスペースがあります。提携動物園は5種類、大学は3種類あります。提携動物園は5大陸すべてにありますが、最大でもそのうち4つとしか提携できないことに注意してください。動物園や大学との新たな提携を確立するたびに、プレイヤーはそのタイルを対応する列の一番下にある空きスペースに置きます。
3つ目の提携動物園を得るためには、プレイヤーは先に協会アクションカードを改良していなければなりません。異なる地の色と『Ⅱ面』アイコンは、このルールを忘れないようにするためのものです。
提携動物園/大学を置いたスペースにボーナスが示されている場合、プレイヤーはそのボーナスを即座に得ます。
・ 提携動物園は、その大陸にいる動物を自分の動物園に収容するのをより簡単にします(そのためのコストを、その動物カード上にある大陸アイコンごとに3金ずつ減らします)。
・大学は示されているアイコンとボーナスをもたらします。右側には、ゲーム開始時に置いた追加の協会職員のサプライスペースがあります。
提携動物園や大学と同様に、プレイヤーは協会職員を下から上の順で使いますが、タイルを置くのではなく、職員駒を取り除きます。協会職員を雇用できるときには常に、その駒をここから取り、すぐ上のメモパッド上に置いて活動中の職員とします。特定の動物園マップは、最後の職員を雇用したときに保全点をもたらします。
利用可能なすべての協会職員、資金、X-トークンは、右上にあるメモパッド上で保管します。
●訴求点と保全点
ゲーム中、プレイヤーは動物園の訴求力を高め、保全点を集めます。これは勝利のために必要で、ゲーム中にも役に立ちます。
獲得した訴求点によって、各休憩中に得られる資金の額が決まります。
さらに、保全点トラック上には、プレイヤーが到達(または通過)したときに1回限りの即時効果をもたらすスペースがあります。これらのスペースは以下の4つです。
・2保全点
アクションカードのうち1枚を改良する( 裏返す)か、または追加の協会職員を1個利用可能にします(メモパッドの下側にある一番下のスペースから横倒しの職員を1個取り、メモパッド上に置きます)。
スペース2に到達した各プレイヤーごとに、いずれかの選択肢を選ぶことができます。
・5/8保全点
5金を得るか、または保全点トラック上のこのスペースの横にあるボーナスタイルのうち1枚を発動させます。
プレイヤーはこの効果( 資金の獲得かボーナスタイルの発動)を即座に実行します。ボーナスタイルを発動させた場合、そのあとでそのタイルをゲームから除外します。ボーナスタイルが両方ともなくなったあとも、5金を得る選択肢は残ります。
・10保全点
誰かが最初に到達(または通過)したとき、全プレイヤーは自分の最終得点計算カードのうち1枚を選んで裏向きで捨て札にし、残りの最終得点計算カードの山の底に戻します。
ゲームが終了するまでに誰も10保全点に到達しなかった場合、ゲーム終了時の得点計算を行う前に、全プレイヤーは最終得点計算カードを1枚選んで捨て札にしなければなりません。
●休憩トラック
ゲームボード上には、次の休憩までの残り時間を計るためのトラックがあります。
ゲーム開始時、および各休憩のあとで、プレイ人数に対応しているスタートスペースに休憩トークンを置きます。
休憩トークンを進めるときには常に、休憩トラックの終端に向かって必要なスペース数だけ進めます。
トラックの最終スペースに到達したとき、プレイヤーは全員に休憩を宣言します。
このプレイヤーの手番が終了したあと、休憩が発生します。
このプレイヤーは休憩トラックの最終スペースに到達したことからX-トークンを1枚得ます。
休憩トークンを最終スペースより先に進めることはありません。
休憩のあと、休憩トークンをトラックのスタートスペースに戻します。
ゲームの流れ
各プレイヤーはゲームの終了条件が満たされるまで、順番に以下のアクションを実施します。
1. アクションカードを1枚選択して、アクション実施する
2. 使用したアクションカードをスロット”1″に移動する
3. 休憩トークンが最終スペースに到達した場合、休憩フェイズを行う
1. アクションカードを1枚選択して、アクション実施する
各プレイヤーは順番にアクションカードを1枚選択し、アクションを実行します。
・カードアクション:休憩トークンを進めて、カードを引く/噛みつく
・建設アクション:動物園に囲い地/建物を建設する
・動物アクション:動物カードを使用する
・協会アクション:協会の仕事を実行する
・後援者アクション:後援者カードを使用する
カードスロット
各アクションカードは、1~5のカードスロットに割り当てられています。
カードスロット上の数字は強さを表しており、大きい数字の位置にあるアクションカードほど、より強力なアクションを実施できるようになります。
X-トークン
アクション実行する前に、X-トークンを使用することでアクションの強さを上げることができます。(※X-トークンを1枚ごと+1)
1アクション中にX-トークンを何枚でも使うことができますが、アクションによっては5を超えたら効果がないこともあります。
各プレイヤーはX-トークンを5枚までしか持つことができません。
Ⅰ面/Ⅱ面
ゲーム開始時、全てのアクションカードは『Ⅰ面』を表向きにしていますが、カードの改良効果を行った時、『Ⅱ面』へと裏返すことができます。
Ⅱ面にすることで、より強力なアクションを実施できるようになります。
X-トークンアクション
5アクションのいずれも実行することができない(またはしたくない)場合、代替アクションをとして、アクションカードを1枚をスロット”1″に移動し、X-トークンを1枚得ることができます。(通常アクション同様に他のカードもずらします)
既にX-トークンを5枚持っている場合、このアクションを実行することはできません。
各アクションの効果は以下のようになります。
カードアクションによって、プレイヤーは山札かディスプレイから新たな動物園カード(動物、後援者、保全計画カード)を獲得することができます。
このアクションのあと、プレイヤーは手札を何枚持っていてもかまいませんが、休憩中に手札を上限の3枚( 特定の大学と提携していれば5枚)まで減らさなければならなくなるかもしれません(「休憩」参照)。
Ⅰ面:休憩を2進め、山札からカードを引くか、噛みつく
スロット | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
---|---|---|---|---|---|
カードを引く | 1枚 | 1枚 | 2枚 | 2枚 | 3枚 |
カードを捨てる | 1枚 | – | 1枚 | – | 1枚 |
噛みつく | – | – | – | – | 〇 |
・山札からカードを獲得する(Ⅰ面)
スロットのレベルで指定されている枚数のカードを山札から引きます。
その後、捨て札が指定されている場合、手札からカードを1枚捨て札にします。(※今引いたカードでもOKです)
・山札/評判の範囲内からカードを獲得する(Ⅱ面)
カードのアクションカードが改良済みの場合、手札もしくは、評判の範囲内のディスプレイからカードを獲得することができます。
ディスプレイから1枚以上のカードを得た場合、手番全体を完了するまでディスプレイにカードを補充しません。
手番終了時、空いているフォルダーより番号の大きなフォルダー内のカードを番号の小さなフォルダーへと、順番を変えずに移動させます。そのあと、山からカードを1枚ずつ引いて各空きスペースに補充します。
ディスプレイの横には捨て札置き場がありますが、プレイヤーは捨て札置き場の中にあるカードを見ることはできません。
ゲームボードにはカード6枚のディスプレイがあり、これらのカードの下には評判点トラックがあります。
評判の範囲内とは、評判点トラックにある自分のカウンターと同じフォルダー上のカードと、それより番号の小さなフォルダー上の全カードのことです。
つまり、動物園の評判が高まるほど、より多くのカードが評判の範囲内となり、獲得できるカードが増えます。
・評判点の獲得について
評判点を得たときには常に、このトラック上で自分のカウンターを1スペース進めます。評判点を10以上に上げるためには、プレイヤーはカードアクションカードを『Ⅱ面』 に改良していなければなりません。
ボーナスがあるスペースへと評判カウンターを進めた場合、プレイヤーはそのボーナスを即座に(そして1回だけ)得ます。
カウンターが評判点トラックのスペース15に到達しているときに、さらに評判点を得た場合、カウンターはスペース15に留まり、代わりに1評判点ごとに1訴求点を獲得します。
カードのアクションカードがⅠ面の場合はスロットレベル(5)、Ⅱ面の場合はスロットレベル(3)以上で、カードを引く代わりに『噛みつく』を実行することができます。
噛みつくは、プレイヤーは自分の動物園の評判に関係なく、ディスプレイからカードを1枚取って手札に加えることができます。
手番終了時に、ディスプレイにカードを補充します。
Ⅱ面:休憩を2進め、山札/評判範囲内からカードを引くか、噛みつく
スロット | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
---|---|---|---|---|---|
カードを引く | 1枚 | 2枚 | 2枚 | 3枚 | 4枚 |
カードを捨てる | – | 1枚 | – | 1枚 | 1枚 |
噛みつく | – | – | 〇 | 〇 | 〇 |
さらに、カードアクションを改良したあと、プレイヤーは評判点トラック上で9評判点以降への前進を続けられるようになります。
自分の動物園に通常囲い地、特別囲い地、建物を1スペースあたり2金を支払って建設することができます。
Ⅰ面:大きさが”X”までの建物を1つ建設する
・売店(大きさ1)
・展示館(大きさ1)
・通常囲い地(大きさ1~5)
・ふれあい動物園
(大きさ3の特別囲い地)
動物園マップ上で、大きさが最大で”X(スロットの数)”までの任意の建物を1つ建設します。
スペースごとに2金を支払います。
自分の動物園マップ上に建物タイルを配置します。
建設する際には、建設コスト『大きさ×2金』を支払う必要があります。
建設する際は、以下のルールに従って配置する必要があります。
・既存の建物の1辺に接するように配置しなければいけません。
・最初の建物は、動物園の外周スペースを最低1つは覆うように配置します。
(※マップAは囲い地(3)と売店があるので、これらに隣接させて配置します)
・建物は動物園の外周からはみ出すこと、他の建物上に重なること、水域/岩スペースを覆うことはできません。
・動物園の『Ⅱ面』アイコンのスペースは、建設のアクションカードの改良をしてからでなければ、建設することはできません。
■ 売店の場合
・売店は常に、動物園マップ上にある他のすべての売店から最低3スペースは離れていなければなりません。(2つの売店のあいだに最低2スペースはなければなりません。
■ 特別囲い地(ふれあい動物園、爬虫類館、大型鳥類館)の場合
・ふれあい動物園、爬虫類館、大型鳥類館は1つしか配置できません。
・大型鳥類館か爬虫類館を建設したとき、プレイヤーは即座に、通常囲い地からこの新たな特別囲い地へと動物を移動させることができます。
その場合、移動させる各動物ごとに、囲い地の条件(岩/水域条件を含む)を満たしている、最も小さな占有されている通常囲い地を裏返して空き地面を表向きにします。
その後、適切な数のプレイヤートークンを特別囲い地に置きます。複数の動物が移動可能の場合、1つずつ移動するかどうかを決めれます。
ただし、既に配置されている動物の移動は途中で行うことはできません。
・黄色の五角形アイコン
黄色の五角形アイコンがあるスペースを1つ以上覆った場合、プレイヤーは即座に対応する配置ボーナスを1回得ます。
・動物園マップの全スペースを覆ったとき
動物園マップの全スペースを覆ったとき、プレイヤーは即座に7訴求点を得ます。
これは建設アクションを通して起こり得ますが、他の効果によって動物園内で何かを建設したときに起こることもあります。このボーナスを得るためには、プレイヤーは水域スペースと岩スペースを除いて、動物園マップ上の全スペースを覆わなければなりません。
Ⅱ面:大きさが”X”までの異なる建物を好きなだけ建設する
・売店(大きさ1)
・展示館(大きさ1)
・通常囲い地(大きさ1~5)
・ふれあい動物園
(大きさ3の特別囲い地)
・大型鳥類館(大きさ5)
・爬虫類館(大きさ5)
動物園マップ上で、大きさの合計が最大で”X(スロットの数)”までの異なる建物を好きなだけ建設することができます。
建設は1つずつ行い、建設する前に、各建物のコストを支払います。
また、『Ⅱ面』アイコンの位置に建物を配置できるようになります。
プレイヤーは空いている囲い地に動物を収容することができます。そうする場合、プレイヤーは特定の条件を満たさなければならず、その動物を獲得するためのコストを支払わなければなりません。見返りに、動物はプレイヤーに特殊能力をもたらし、動物園にアイコンを追加します。アイコンは保全計画を支援するために必要になることがあります。
Ⅰ面:手札から動物カードをプレイする
スロット | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
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動物カードのプレイ枚数 | 0枚 | 1枚 | 1枚 | 1枚 | 2枚 |
・手札から動物カードをプレイする
手札からスロットのレベルに該当する枚数分の動物カードをプレイすることができます。
動物カードを手札(Ⅱ面の場合、手札/評判の範囲内)からプレイします。
各動物ごとに以下のステップに従います。
1アクションで動物カードを複数枚プレイする場合、1枚ずつプレイを完了(上記の全ステップを完了)してから、次のカードをプレイします。(※”完了後”効果は例外)
また、プレイヤーは2枚目の動物カードをプレイしないこともできます。
1. 条件の確認
動物カードをプレイするための条件が全て満たされているか確認します。(※カードの左側に示されています)
2. コストの支払い
動物カードの左上隅に示されているコストを支払います。
その動物の起源がある大陸上の動物園と提携している場合、大陸アイコン1つごとにこのコストを3金減らします。
3. 空いている囲い地への収容
動物の収容条件を満たす、空いている囲い地を選択します。
選択した囲い地は、裏返して占有面を表向きにします。
・最低でもその動物カードの左上隅に示されている大きさ以上の囲い地でなければなりません。
・その他の条件は、カードの左上にある囲い地の大きさ条件の横に示されています。(囲い地が1つ、岩スペースに隣接していることなど)
・ふれあい動物は通常囲い地に収容することはできず、特別囲い地であるふれあい動物園にのみ収容することができます。
・全ての爬虫類と一部の鳥類は、通常囲い地か、特別囲い地である爬虫類館/大型鳥類館に収容することができます。
この場合、カードに2つの異なる囲い地条件が示されており、プレイヤーはその動物を通常囲い地と特別囲い地のどちらに配置するかを選ぶことができます。
4. 動物カードの配置
その動物カードを動物園マップの横に置きます。(※BGAでは、動物アイコンが書かれているスペースに配置されます)
5. 効果の実行
動物カードをプレイする度に、右下の数値分、動物園の訴求点トラック上のカウンターを進めます。
一部の動物は保全点をもたらしたり、動物園の評判を高めたりもします。その場合、対応するトラック上のカウンターも進めます。
多くの動物はプレイ時に発動する追加効果を持っており、その効果を即座に( 他の動物カードをプレイする前でさえ)実行します。
ただし、効果テキストに”完了後”と書かれている場合、動物アクション全体を完了するまではその効果を実行しません。
動物カードの効果によって発動する他のカードも同様のルールが適用されます。
同時に発動する効果が複数ある場合、任意の順番で実行することができます。
特別囲い地(ふれあい動物園、爬虫類館、大型鳥類館)には、対象となる動物を複数収容することができます。
建物タイル | スペース | 収容できる動物 |
---|---|---|
ふれあい動物園 | 3 | ふれあい動物 |
爬虫類館 | 5 | すべての爬虫類 |
大型鳥類館 | 5 | 一部の鳥類 |
対象の動物を収容した際、建物タイルを裏返す代わりに囲い地アイコン内に示されている数分、スペースの上にプレイヤートークンを配置します。
充分な空きスペースが残っていない場合、その動物をそこに収容することはできません。また、動物の収容条件に横に岩/水域スペースなどの条件がある場合、特別囲い地もその条件を満たさないと収容することはできません。
Ⅱ面:手札または評判の範囲内から動物カードをプレイする
スロット | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
---|---|---|---|---|---|
動物カードのプレイ枚数 | 1枚 | 1枚 | 2枚 | 2枚 | 2枚+ 1評判点 |
・評判の範囲内のディスプレイから動物カードを直接プレイできる
手札からではなく、評判の範囲内にあるディスプレイから動物カードを直接プレイすることができます。
その場合、動物のコストに加えて、そのカードが配置されているフォルダーの番号分の資金を支払わなければなりません。
動物カードを2枚以上プレイする場合、手札/ディスプレイの両方からどちらでプレイするか選択できます。ディスプレイからプレイした場合、手番を完了するまで、ディスプレイにはカードを補充しません。
・『Ⅱ面』アイコンを持つ動物カードをプレイできる
最後に、動物アクションを改良したあと、プレイヤーは条件として『Ⅱ面』アイコンを持つ動物もプレイできるようになります。
プレイヤーは動物学協会に職員を派遣して仕事を行うことができます。
職員の働きによって評判が上がり、プレイヤーは他の大陸の大学や動物園と提携したり、保全計画を支援したり、動物の保護のために寄付したりすることができます。
Ⅰ面:協会の仕事を1つ実行します
動物園マップのメモパッド上(※BGAでは協会ボードの左側)にある協会職員を協会ボード上にある実行したい仕事に配置します。
各仕事はさまざまなアクションの強さXを必要とします。
アクションの強さが仕事の値以上の場合、その仕事を実行できます。
プレイヤーはこの仕事を実行するために、代わりに協会職員を2個置かなければなりません。既に3個の協会職員が置かれている場合、その仕事を実施することはできません。
休憩中、プレイヤーは自分のすべての協会職員を動物園マップに戻し、再び利用可能な状態にします。この結果、再びすべての仕事が協会職員1個で実行できるようになります。
評判の上昇(スロット”2″)
2評判点を獲得し、評判点トラック上で評判カウンターを前進させます。
動物園の評判によって、プレイヤーがディスプレイ内で利用可能なカードの枚数(評判の範囲)が決まります。さらに、特定の後援者カードをプレイするためには、特定の値以上の評判点を得ていなければなりません。
提携動物園の獲得(スロット”3″)
協会ボードから提携動物園を1枚取り、動物園マップ上で空いている一番下の提携動物園スペースに置きます。
スペースにボーナスが書かれている場合、即座に獲得します。(※1回だけ)
プレイヤーは既に持っている提携動物園を得ることはできず、自分の提携動物園はすべて異なる大陸のものでなければなりません。プレイヤーは合計で最大4枚の提携動物園を持つことができます(5枚目を置くスペースはありません)。
3枚目(または4枚目)の提携動物園を得るためには、プレイヤーは協会アクションを『Ⅱ面』に改良していなければなりません。
すでにこのアクションの時点で協会ボード上にある提携動物園をすべて持っているか、動物園マップ上に提携動物園を置くことができない場合、プレイヤーはこの仕事を実行することはできません。
休憩中、サプライにある提携動物園を協会ボード上に補充します。
各提携動物園は、その大陸のすべての動物カードのコストを、その動物カード上にある大陸アイコン1つごとに3金減らします。
また、提携動物園は対応する大陸アイコンを1つもたらします。これは他のカード効果を発動させるために使ったり、保全計画において数に含めたりすることができます。特定の動物カードは同じ大陸の提携動物園を必要とします。
提携大学の獲得(スロット”4″)
協会ボードから大学を1枚取り、動物園マップ上で空いている一番下の大学スペースに置きます。
スペースにボーナスが書かれている場合、即座に獲得します。(※1回だけ)大学上に評判点が示されている場合は評判カウンターも進めます。
プレイヤーは既に持っている大学を得ることはできません。
協会ボード上にある大学を全て持っている場合、この仕事を実施できません。
休憩中、サプライにある大学を協会ボード上に補充します。
大学は動物園の評判を高めたり、研究アイコンをもたらしたりします。
また、手札上限を5枚にする唯一の手段でもあります。
保全計画の支援(スロット”5″)
公開されている保全計画を1つ支援する、または手札から保全計画カードを1枚プレイして即座に支援します。
保全計画を支援するためには、プレイヤーはプレイヤートークンが置かれていない条件を1つ満たさなければなりません。
各プレイヤーは各保全計画を1回だけ支援することができます。既に自分のプレイヤートークンが置かれている保全計画を支援することはできません。
手札から保全計画カードを出した場合、協会ボードの上側にある左端のスペースに置きます。
既に保全計画がある場合、ボードの上側にあるすべての保全計画カードを右に1スペースずらしてから配置します。
プレイ人数に応じて、協会ボードの上側には2/3/4枚までしかカードを置くことができません。
新たな保全計画を置いたあとで、プレイ人数に対応している枚数より多くのカードが協会ボードの上側に置かれている場合、右端のカードを捨て札置き場に置きます。
そのカード上にあったすべてのプレイヤートークンは、対応するプレイヤーの( 動物園マップ上ではなく)サプライに戻します。
【ボーナスを獲得】
動物園マップの左端にある任意のプレイヤートークンを1個取り、保全計画上の満たした条件上に置きます。
報酬でカード上に示されている分だけ保全カウンターと評判カウンターを進めます。
複数の条件を満たすことができる場合、そのうち1つを選びます。
動物園マップからプレイヤートークンを取ったとき、プレイヤーは対応するボーナスを発動させます。プレイヤーは常に、そのボーナスを即座に得ます。ボーナスのうち一部は、各休憩中に再び得ることができます。
ボーナスを保全計画の利益の前に得るか、あとで得るかを選ぶことができます。
Ⅱ面:異なる協会の仕事を1つ以上実行し、1回寄付をできます
・複数、協会の仕事を実施
プレイヤーは1アクションで複数の異なる仕事を実行することができます。
(※各仕事ごとに、協会職員(1~2個)が必要です)
全ての仕事の合計価値が、アクションの強さXを超えてはいけません。
(※合計価値がアクションの強さ未満でもかまいません)
・提携動物園を3~4個目のスペースを開放する
3枚目(または4枚目)の提携動物園を得るためのスペースを利用できるようになります。
・保全計画の支援を実行時、ディスプレイから直接プレイ
保全計画の支援(スロット”5″)を実行した場合、手札または評判の範囲内にあるディスプレイから保全計画カードをプレイできます。
ただし、追加コストでカードが配置されているフォルダーの番号分の資金を支払わなければなりません。手番を完了するまで、ディスプレイにはカードを補充しません。
・協会の仕事に加えて、動物保護計画に1回だけ寄付できる
協会の仕事に加えて、動物保護計画に1回だけ寄付することができます。
寄付エリア(0)に見えている最も少額の資金を全体サプライに支払い、プレイヤートークンをそのスペースに配置し、1保全点を獲得します。
寄付するためには、同じアクション中に協会の仕事を最低1つは実行が必要です。プレイヤーは協会アクション1回ごとに最大1回の寄付ができます。
それ以降の寄付コストは12金になります。それ以降はそのスペースにプレイヤートークンを置く必要はありません。
動物園にプレイすることで後援者の支援を得ることができます。
後援者は直接支援することもあれば、ユニーク建物などの計画に資金を提供することもあります。
後援者は、プレイヤーに持続効果な収入や追加の訴求点か保全点を獲得できます。
Ⅰ面:後援者カードを1枚プレイ、または休憩を進めて資金を獲得
・後援者カードを1枚プレイする
“X”(スロットレベル)で実施でき、使用条件を満たされている後援者カードを1枚プレイできます。
プレイヤーはその即時効果(もしあれば)と反復効果(もしあれば。そしてその後援者カード上のアイコンで発動すれば)を実行し、そのあとそのカードを動物園マップの横に置きます。
・休憩トークンをXスペース前進させ、資金をXだけ獲得する
プレイヤーはこのアクションを使って休憩トークンをXスペース前進させ、資金をXだけ得ることができます。
休憩トークンを最終スペースに到達させるためにXスペースの前進分の一部しか必要がない場合でさえ、プレイヤーは資金をXだけ得ます。
Ⅱ面:後援者カードを1枚以上プレイ、または休憩を進めて資金を獲得
・複数の後援者カードを実施
1アクションで複数の後援者カードをプレイすることができます。
全てのカードの合計レベルが、アクションの強さX+1を超えることはできません。(※X-トークンを使ってXを5より大きくすることができます)
プレイヤーは各カードを1枚ずつプレイし、次のカードをプレイする前に、今プレイしたカードのすべての即時効果(”完了後”効果を除きます)を実行します。
・ディスプレイから後援者カードを直接プレイできる
プレイヤーは手札からではなく、ディスプレイから後援者カードを直接プレイすることもできます。そのカードは評判の範囲内になければなりません。
加コストとして、プレイヤーはそのカードが置かれているフォルダーの番号に等しい資金を支払わなければなりません。手番を完了するまで、ディスプレイにはカードを補充しません。
・休憩トークンを進める場合、Xの2倍の資金を獲得できる
後援者アクションを使って休憩トークンを進めることにした場合、プレイヤーはXの2倍の資金を得ます。
・『Ⅱ面』アイコンの後援者カードを実施可能
プレイヤーは条件として『Ⅱ面』アイコンが示されている後援者カードをプレイすることもできます。
2. 使用したアクションカードをスロット”1″に移動する
アクションカードを実施した後、選んだアクションカードをスロットから取り、他のカードを右にずらしていきます。
その後、取ったアクションカードをスロット『1』に配置します。
3. 休憩トークンが最終スペースに到達した場合、休憩フェイズを行う
休憩トークンが休憩トラックの最終スペースに到達した場合、現在の手番を完了させた後、休憩フェイズを行います。
休憩トークンの前進はアクションカード/後援者カード/動物カードの効果によって起こり得ます。
1. 手札上限の適用
手札の上限数より多くのカードを持っている場合、プレイヤーは上限になるまで選んで捨て札に置きます。
通常、手札の上限枚数は3枚ですが、特定の大学によって5枚にすることができます。
2. アクションカード上のトークンの除去
アクションカード上に乗数/毒/締めつけトークンがある場合、そのすべてを全体サプライに戻します。これらはもう効果を発揮しません。
3. 協会ボードの整理
各プレイヤーは協会ボードから自分の全ての協会職員を取り、動物園マップのメモパッド上に戻します。
提携動物園と大学をディスプレイに補充し、各動物園と大学が再び利用可能になるようにします。全プレイヤーが既に持っている提携動物園と大学を補充する必要はありません。
4. ディスプレイの整理
ディスプレイの左端(フォルダー1・2)の2枚のカードを捨て札にし、残りのカードを左にずらし、山札からカードを補充します。
5. 収入の獲得
全プレイヤーは同時に収入を得ることができます。
ディスプレイからカードを1枚得る効果を複数のプレイヤーが持っている場合など、一部の効果は手番順に解決する必要があります。
その場合、休憩を発生させたプレイヤーから時計回り順に実行して、各プレイヤーが実行した後、ディスプレイにカードを補充します。
a. 訴求点に応じた資金を獲得する
自分の訴求点に応じて、訴求点トラック上にある自分のカウンターの横に示されている額の資金を得ます。
b. 売店から収入を獲得する
動物園マップ上にある各『売店』を確認し、隣接しているユニーク建物・特別囲い地・占有されている通常囲い地・展示館ごとに1金を獲得します。
隣接していると見なすためには、少なくともその建物の1スペースの1辺が売店に接していなければなりません。空いている通常囲い地は収入をもたらしません(※空いている特別囲い地は収入をもたらします)。
c. 紫背景に手アイコンの収入を獲得する
一部の後援者カード上と、動物園マップの左側にある一部のボーナス上にある、紫背景に手アイコンで示されている全ての収入を得ます。
動物園マップ上のボーナスは、既にそれを発動させている(その上にあったプレイヤートークンを保全計画上に置いている)場合にのみ獲得できます。
6. 休憩トラック
休憩トラック上でプレイ人数に対応しているスタートスペースに休憩トークンを戻します。
その後、休憩を終了して時計回り順で次のプレイヤーから手番を行います。
ゲームの終了条件
1. ゲームの終了
誰かの保全点カウンターと訴求点カウンターが交差する、または誰かがスコア100に到達すると、他のプレイヤーが1手番ずつした後、ゲーム終了となります。
休憩中にゲームの終了が発生した場合、全プレイヤーがあと1手番ずつプレイします。
2. 得点計算カード
ゲーム終了時、プレイヤーは自分の最終得点計算カードと、ゲーム終了時アイコンがある自分の全てのカードから追加の保全点と訴求点を得ます。
誰も10保全点に到達していない場合、最終得点計算を行う前に、全プレイヤーは自分の得点計算カードの内、1枚を捨て札にしなければいけません。
各最終得点計算カードは、ゲーム終了時にプレイヤーが追加の保全点(1~4点)をどれだけ得られるかを決めるために、表( 左下)かテキスト( 右下)のいずれかを使います。
得点計算において、プレイヤーは自分の大学と手元にあるカード、そしてそのアイコンに注目します。プレイヤーは1枚の最終得点計算カードから5保全点以上得ることはできません。
3. 勝利点の確定
訴求点カウンターの数字と保全点カウンターの右上の数字を加算した合計値が得点となります。
ゲームの終了条件及び、得点計算方法が新しい計算方法に変更されており、BGAでは新しい得点計算方法が採用されているようです。計算方法が誤りがある場合、ご指摘頂けるとありがたいです。
勝利点が最も高いプレイヤーが勝者となります。
同点の場合、その中で最も多くの保全計画を支援したプレイヤー(つまり、動物園マップの左側から最も多くのプレイヤートークンを取り除いたプレイヤー)が勝利し、これも同数の場合、その全員が勝利を分かち合います。
上級者向け動物園マップ
●マップ1(展望塔)
展望塔に隣接する囲い地に動物を入れた場合追加で2訴求点を得る。動物を野生復帰させ再び動物を入れた場合も同様に2訴求点を得る。展望塔に隣接する岩スペースに隣接しているだけでは対象にならない。
●マップ2(野外地区)
野外地区に隣接して配置された囲い地(1/2/3の大きさ)はそれより2大きいサイズとして扱うことができる。野外地区に隣接する水スペースに隣接しているだけでは対象にならない。
●マップ3(塩湖)
塩湖の周りに五角形の2金ボーナスアイコンがある。
●マップ4(商業港)
商業港に隣接して建物を置いたら(1回目の配置ですぐに隣接も可能)、以降ゲーム中以下の効果が常に発動する。ターン中に1回、手札を1枚捨てて、3金を得ることができる。
●マップ5(園内レストラン)
休憩中園内レストランに隣接している建物1スペースごとに1金を得る。囲い地が占有されているかどうかや、同じ建物に属しているスペースかは問わない。
●マップ6(研究機関)
研究機関に隣接して建物を置いたら(1回目の配置ですぐに隣接も可能)、以降ゲーム中以下の効果が常に発動する。動物カードをプレイする場合、カード左側の条件を1つ無視できる。ただし水域・岩条件には適用できない。
●マップ7(アイスクリーム屋)
すべての五角形の売店ボーナスアイコンを覆っている場合、休憩の収入フェイズ中、あなたの動物園の各売店から追加の1金を得る。
●マップ8(ハリウッド・ヒルズ)
『H』スペースを覆う度に後援者カードが出るまでドローし、その後援者カード1枚を獲得し、ドローした他のカードを捨てる。3つすべての『H』スペースを覆った場合、プレイする各後援者カードのレベルは1少なくなる。
※また、前提条件としてこれらの要素のアイコンは(売店などの対象による)建物として扱わない。
ソロゲーム
■ゲームの準備
・基本保全計画カードを3枚置きます。別の1色のトークンをそれらのカード上に(2人プレイ時のように)置いたりはしません。
・休憩トークンは使いません。その代わりに、使わない色のプレイヤートークン7個をソロタイルの左列内のスペースに置きます。
・あなたは20訴求点を持ってゲームを始めます。
■手番/カード
相互作用効果を持つカードには、その下段に協会人物アイコンがある青い帯があります。この青い帯内の記述は、そのカードの相互作用効果の代わりとなるソロゲーム用効果です。この要素は最終得点計算カード1枚と、多くの動物カード上にあります。
協会ボードの上側には保全計画カードを2枚まで置くことができます。休憩トークンを進めるはずのアクションを実行した場合、単に休憩トークンを進めません。
その前進によって資金を得られる場合、あなたは依然として資金を得ます。
あなたは休憩を発生させてX-トークンを得ることはできません。
■ゲームの進行/休憩
手番を終了するたびに、ソロタイルの左列にある一番上のプレイヤートークンを(右列にある)右のスペースに移動させます。最後のトークンを左列から右列に移動させ、そのスペースにある休憩アイコンを公開したとき、あなたは即座に休憩を解決します。
休憩開始時、一番上のプレイヤートークンを取り、協会ボード上で空いている最も金額の小さな寄付スペースに置きます。
スペース12以外の全スペースがすでに埋まっている場合、スペース12の横に置きますが、これは寄付に何の影響も与えません。
そのあと、残りのトークンをソロタイルの左列に戻します(前ラウンドより1つ多くの段が空いたままになります)。
そのあと、ステップ6を除いて「休憩」の全ステップを実行します。6ラウンド目のあと(ソロタイル上にトークンが2個しか残っておらず、その下側のトークンを右に移動させたとき)、ゲームは終了します。もう休憩は解決せず、代わりに最終得点計算を行います。
■難易度/ソロチャレンジ
初心者は20訴求点を持ってソロゲームを始めることを推奨します。経験に応じて、あなたは代わりに10訴求点から、さらには0訴求点から始めることもできます。0訴求点でソロゲームを始めることは相当の難題です!
0勝利点以上であればゲームに勝利します。