『アッシリア(Assyria)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | アッシリア(Assyria) | ||
特徴 | アッシリア(Assyria)はEmanuele Ornellaによってデザインされ、Ystari Gamesによって発行されたゲームです。 | ||
プレイ人数 | 2 - 4 人 | プレイ時間 | 37 分 |
ゲームデザイナー | Emanuele Ornella | 複雑さ | 3 |
アートワーク | Arnaud Demaegd | 戦略 | 3 |
エディター | Ystari Games | 運 | 2 |
発売日 | 2009 | やり取り | 4 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
アッシリア(Assyria)とは?
アッシリア(Assyria)はEmanuele Ornellaによってデザインされ、Ystari Gamesによって発行されたゲームです。
アッシリア(Assyria)の遊び方
ゲームの準備
ゲーム開始時に各プレイヤーは鋤(すき)カードを1枚受け取り、更に食糧カードを1枚ターン順に選び受け取ります。
ジッグラトの屋根・中央・土台のセットを4組と小屋10戸も受け取ります。そのうちジッグラトの土台部分を定められた開始位置から順番に選んで置きます。
ゲームの流れ
ゲームは全部で8ターン。
第1・2ターンが第1治世、第3・4・5ターンが第2治世、第6・7・8ターンが第3治世。
1. 農業フェイズ
2. 拡張フェイズ
3. アクションフェイズ
4. 終了フェイズ
1. 農業フェイズ
ファーストプレイヤーはカードをプレイ人数+1枚(例:4人プレイなら5枚)引き、ラクダ価値の高いものを右から順に並べる。これを2列作る。
各プレイヤーは、順番にいずれかの縦列に自分のトークンを配置し、2枚のカードを獲得する。
次のフェイズ以降は左側の列をとったプレイヤーから順番に行動していきます。
2. 拡張フェイズ
拡大カード(2・3・4いずれかの値が示されています)を1枚引いて場に置きます。
(※第1治世の第1ターンは必ず拡大カードの数字は4です)
各プレイヤーは、ターン順に、以下のすべてのアクションを実行します。
各プレイヤーは、現在のターンの拡大カードの値に対応する数だけ小屋を配置していきます。
小屋が置けるのは自分のジッグラトもしくは小屋に隣接しているプレイヤーの小屋・ジッグラトが置かれていないマスです。
手持ちの小屋が切れたらそれ以上置けません。
その後、自分のカードを使用して、小屋に対応した資源を補給していきます。鋤は任意の1つの小屋に補給できます。手持ちのカードで補給できるかぎり補給をしつづけなければいけません。
補給されなかった小屋をボードから取り除きます。
3つの小屋のヘクスが三角形を形成していた場合、その中心の交差点に井戸を設置します。井戸は川と川の間には設置できません。またストックが尽きた場合も同様に設置できません。
収入と威信:小屋・井戸・ジッグラトから、以下のポイントとラクダを得ます。
●ラクダの獲得:川の上の小屋につき、各川最初の小屋は3ラクダ・2戸目以降は1戸につき2ラクダ(つまり同じ2つ川の上に置いた状態でも、1つの川に2つ置いていれば5ラクダ、各川に1つずつならば6ラクダ)。獲得したラクダ分だけラクダトラックを進めます。ただし11を超えても10までしかディスクをすすめることができません。
●小屋とジッグラトによるポイントの獲得:川と川の間の小屋につき2ポイント・川の外側の小屋につき1ポイント。またジッグラトの土台部分・中央部分・屋根部分それぞれにつき1ポイント。
●新しく建設した井戸によるポイントの獲得:第1治世1基につき6ポイント・第2治世1基につき5ポイント・第3治世1基につき4ポイント
3. アクションフェイズ
獲得したラクダを使用して、ターン順にアクションを可能なかぎり行うことができます。
全てのラクダを使いきらなくてもかまいません。
・ジッグラトの拡張
・アッシュールでの陰謀
・神様への供物
・鋤カード
■ ジッグラトの拡張
ジッグラトの拡張・建設:新たなジッグラト(土台部分)は自分の小屋があるヘクス上に、小屋を取り除くことによって行います(川の上・井戸に隣接するヘクスには建設出来ない)。
・ジッグラトの建設(土台部分):コスト6ラクダ。
・中央部分の拡張:コスト3ラクダ。
・屋根部分の拡張:コスト2ラクダ。
土台部分→中央部分→屋根部分と順に積み上げて建築します。ジッグラトは開始時置いたものも含めて4組までしか建設できません。また同じジッグラトを拡張できるのは1ターン1度までです。異なる複数のジッグラトをそれぞれ拡張するのは可能です。
■ アッシュールでの陰謀
・高位神官に1戸小屋を置く:コスト4ラクダ(プレイヤー全体最大で3)。
・中位神官に1戸小屋を置く:コスト3ラクダ(プレイヤー全体最大で4)。
・低位神官に1戸小屋を置く:コスト2ラクダ(プレイヤー全体最大で6)。
■ 神様への供物
コストを支払い供物トラックを進めます。1つ先に進めるのにコスト1ラクダ。各ターン3つ先まで進めることしかできません。
■ 鋤カード
・食糧カードの購入:鋤カード:コスト2ラクダ。食糧カード:収穫ターンで残ったカードに対応したラクダ(2枚とも購入はできません)。(鋤カードは1つしか持てません!)
4. 終了フェイズ
終了フェイズでは、以下のアクションを行なっていきます。
治世の終わりだった場合(第2・5・8ターン)洪水が起こります。
■ 洪水
川の上にある小屋はすべて撤去されます。
■ アッシュールの影響
アッシュールの陰謀で神官に置いた小屋の合計影響力(高位:3・中位:2・低位:1)によりポイントを得ます。影響力1位のプレイヤーは拡大カード全部の合計ポイントを得ます。2位は最大の拡大カードを取り除いたポイントを得ます。3位は最大と2番目の拡大カードを取り除いたポイントを得ます(つまり第1治世は2位までになります)。同じ影響力の場合、より置いた小屋の数が多い方が上位になります。
■ 神官ボーナス
アッシュールの陰謀で各神官に置いたボーナスを受け取ります。
・高位:置いた小屋1戸で1ポイント・2戸で4ポイント・3戸で8ポイント。
・中位:鋤カード1枚。(複数置いていても)
・低位:置いた小屋1戸で1ラクダ。
■ 供物報酬
『供物トラックの倍率×ジッグラトの土台部分の数』のポイントを得ます。
■次の治世へ
供物トラックを0に戻し、神官に置いた小屋も、出された拡大カードすべて取り除き次の治世へ移ります。
4人プレイゲームでは、治世2・3で場に置かれた3枚の拡大カードに加え、場にもう1枚『4』の拡大カードがあるとして計算されます。つまり影響力4位のプレイヤーも0影響力でなければ最低の拡大ポイントは与えられるわけです。
ゲームの終了条件
第3治世終了後以下のボーナスを加えて得点計算。最も点数が高かったプレイヤーの勝利。
ジッグラトの土台部分・中央部分・屋根部分それぞれにつき1ポイント。残った鋤カード1枚で1ポイント。残った食糧カード2枚で1ポイント。残った2ラクダにつき1ポイント。