『鋤大D(Big Two)（BGA）』の遊び方・魅力をご紹介！

ボードゲームの基本情報
タイトル	鋤大D(Big Two)
特徴	鋤大D(Big Twoなど様々な別名あり)は、広東語起源のクライミングカードゲームです。ゲームの目的は、自分の手持ちのカードを最初に全部出し切ることです。カードは1枚で出すこともあれば、ポーカーの手札のように2枚、3枚、5枚のコンビネーションで出すことも可能です。トリックのリードカードは、プレイする枚数を指定し、トリックのすべてのカードには同じ枚数のカードが含まれていなければなりません。最高位のカードはAではなく2です。
プレイ人数	2 - 4 人	プレイ時間	15 分
ゲームデザイナー		複雑さ	2
アートワーク	Adrian Kennard, Nicu Buculei	戦略	2
エディター		運	4
発売日	1980	やり取り	2

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

鋤大D(Big Two)とは？
鋤大D(Big Two)の遊び方
- ゲームの準備
- ゲームの流れ

鋤大D(Big Two)とは？

このゲームはおそらく1980年代に中国沿岸地域で生まれ、上海、香港、台湾、フィリピン、シンガポールなどで非常に人気があり、一部の西洋諸国にも広がっています。

鋤大D（チューダーディー）は大老二（ダーラォーァー）などとも呼び、中華圏（中でも広東省・マレーシア・シンガポール・香港・マカオ・台湾）で流行しているトランプゲームです。

日本の大富豪に似ているが、カードの組み合わせ方はポーカーに由来します。

鋤大D(Big Two)の遊び方

ゲームの準備

このゲームは4人のプレイヤーがお互いに競う形で行われます。ただし、後述する必要な修正を施せば3人または2人でもプレイ可能です。

標準の52枚のトランプを使用します。トランプのランクは2-A-K-Q-J-10-9-8-7-6-5-4-3の順になります。また、スートの順位もあり、スペード、ハート、クラブ、ダイヤの順に高い順から低い順になります（ただし、バリエーションによって異なる場合があります）。

ゲームの流れ

プレイ可能な組み合わせこのゲームでプレイ可能な組み合わせは、単体のカード、ペア、トリプル、そして5枚のカードグループの4種類があります。

単体のカードこれらは2が最も強く、3が最も弱く、同じランクのカードの場合は、より高いスートのカードが低いスートのカードに勝ちます。

ペア同じランクの2枚のカード – 2が最も強く、3が最も弱いです。よりランクの高いペアがより低いランクのペアに勝ちます。同じランクのペアの場合は、最も高いスートを持つ方が優れています。例えば、スペード9-ダイヤ9はハート9-クラブ9よりも強く、スペードJ-ハートJはクラブQ-ダイヤQよりも弱いことになります。

トリプル同じランクの3枚のカード – 3つの2が最も強く、その後はA、Kなど、最も弱いのは3つの3です。

5つのカードのグループがあります。昇順に並べると、ストレート、フラッシュ、フルハウス、フォーカード、ストレートフラッシュです。

ストレートは、異なるスートの5枚の連続したランクのカードから成ります。スートの関係なく、高いランクのストレートが低いランクのストレートを打ち負かします。ランクが同じ場合、トップのカードのスートが高いものになります。例えば、ダイヤK-クラブQ-クラブJ-ハート10-ハート9がスペードQ-ダイヤJ-ダイヤ10-ダイヤ9-ダイヤ8よりも強く、ダイヤQ-スペードJ-スペード10-スペード9-スペード8に勝ちます。2はストレートの中で高いランクにはなりませんが、3よりも下にランクがあります。したがって、最高のストレートはスペードのエースを含むA-K-Q-J-10です。Aは、最も低いストレートである5-4-3-2-Aを作るために低いランクとしてカウントすることができます。これは6-5-4-3-2および7-6-5-4-3に打ち負かされます。エースはストレートのどちらの端にも使用できますが、中間には使用できません。したがって、3-2-A-K-Qや2-A-K-Q-Jなどのコレクションは有効なストレートではありません（ただし、このルールには変種があります）。

フラッシュは、同じスートの5枚のカードから成ります。カードのランクに関係なく、高いスートのフラッシュが低いスートのフラッシュを打ち負かします。同じスートの2つのフラッシュの間では、トップのカードのランクが高いものが勝ちます。例えば、ハート9-ハート7-ハート6-ハート5-ハート3がクラブ2-クラブJ-クラブ9-クラブ6-クラブ4に勝ち、クラブA-クラブK-クラブQ-クラブ10-クラブ7に勝ちます。

フルハウスは、同じランクの3枚のカードと別のランクの2枚のカードから成ります。2つのフルハウスの間では、トリプルのランクが高いものが勝ちます。例えば、9-9-9-4-4が8-8-8-K-Kに勝ちます。

フォーカード（またはクワッズ）は、同じランクの4枚のカードと任意の5枚目のカードで構成されます。5枚目のカードは含まれる必要があります。4枚の同じカードだけではプレイ可能な組み合わせではありません。同じフォーカード同士の場合、4枚のカードのランクが高い方が勝ちです。

ストレートフラッシュは、同じスートの5枚の連続したカードで構成されます。2は3よりも下で、エースはストレートと同じように高いか低いかでランクが決まります。最高のカードのランクが高い方が勝ちです。同じランクのストレートフラッシュの場合、スートが高い方が勝ちます。つまり、スペードのロイヤルフラッシュ（スペードA、スペードK、スペードQ、スペードJ、スペード10）が最高のストレートフラッシュであり、最高の5枚のカードの組み合わせですが、このルールには変化があります。

組み合わせは、同じ枚数のカードを持つよりも優れた組み合わせによってのみ打ち負かすことができます。つまり、1枚のカードは1枚のカードでしか打ち負かせず、ペアはより優れたペアで、トリプルはより優れたトリプルで打ち負かされます。例えば、トリプルをペアで打ち負かすことはできず、ストレートでトリプルを打ち負かすこともできません。ただし、より強力なタイプの5枚組み合わせであれば、5枚のグループを打ち負かすことができます。つまり、どのフラッシュもどのストレートよりも強く、どのフルハウスもどのストレートまたはフラッシュよりも強く、4枚の同じ数字に奇数のカードが加わった組み合わせはどのストレート、フラッシュ、フルハウスよりも強く、どのストレートフラッシュも他の種類の5枚組み合わせを打ち負かします。

プレイ可能な組み合わせはポーカーの手と似ていますが、重要な違いがあります。例えば、「2ペア」の組み合わせはありません。また、4つの同じ数字のカードは5枚目のカードが必要ですが、トリプルは余分なカードを伴うことはできません（もちろん、これらがクワッズまたはフルハウスになる場合は除く）。

「ディール」
ディールとプレイは通常反時計回りで行われます。最初のディーラーはどのプレイヤーでもよく、以降は各ハンドの勝者が次のディーラーとなります。ディーラーがシャッフルし、右側のプレイヤーがカットをします。

カットを完了した後、ディーラーは1枚目のカードを誰に配るかを決定するために1枚カードを公開します。これは、パックの上部を持ち上げ、持ち上げた部分の下のカードを表示し、持ち上げたセクションをパックの上に置いて、2回目の「カット」がパック内のカードの順序を乱さず、公開されたカードが中央に残るように行われます。最初のカードを誰に配るかを決定するには、ディーラーからプレイの方向に向かってプレイヤーを数え、公開されたカードのランクが到達するまで続けます。つまり、エース、5、9、またはキングであれば、ディーラーが最初のカードを受け取ります。2、6、または10の場合は、ディーラーの右側のプレイヤー、3、7、またはジャックの場合は、ディーラーの正反対にいるプレイヤー、4、8、またはクイーンの場合は、ディーラーの左側のプレイヤーが最初のカードを受け取ります。

ディーラーは、上記のプロセスによって指定されたプレイヤーから始めて、反時計回りにすべてのカードが配られるまで、1枚ずつカードを配ります。つまり、誰もが13枚のカードを手に入れ、それを見てソートすることができます。

プレイ
ダイヤの3を持っているプレイヤーが最初に出し、このカードを1枚だけ出すか、合法的な組み合わせの一部として出さなければならない。次にこのプレイヤーの右にいる人が出し、それ以降は時計回りに出していく。あなたの番には、前のプレイを上回る同じ数のカードの組み合わせを出すか、パス（カードを出さない）する必要があります。全てのプレイは、カードを表向きにテーブルの中央に置くことによって行われます。これによって山が形成されます。必要に応じて、何巡かにわたって続けられ、全員がパスを連続して行い、誰も前のプレイを上回ることができない場合に終了します。これが起こると、出されたカードの山は裏向きに置かれます（または、多くの場所では、プレイヤーは単にテーブルに表向きに出されたカードの山をそのままにします）。最も高いカードを出した人（全員がパスした場合）が、任意のカードまたは合法的なカードの組み合わせを出して再度始めます。

あなたは、あなたができるからといって、カードやカードの組み合わせを必ずしも上回る必要はありません。より良い機会のために高いカードを保持してパスを選択することができます。パスしても、次にあなたの番が回ってきたときに出すことができます。
例：ゲームの後半で、南が4を出し、東がジャックで上回り、あなた（北）がパスし、西がエースを出し、南と東がパスしました。あなたは、パスした場合に西が残りのカードをまとめて出して勝つことができると疑っているので、以前に抑えておいたクラブ2を出します。

誰でもいつでも他のプレイヤーが手札に何枚のカードを持っているかを知ることができます – 聞かれた場合は正直に答えなければなりません。

最初に手札の全てのカードをプレイするプレイヤーが勝ちです。これが起こると、プレイは終了し、手はスコアリングされます。（他のプレイヤーは、勝者がプレイした最後のカードを打ち負かしてカードを捨てる機会を得ることはできません。）

得点計算
勝者以外のプレイヤーは、手札に残っているカードの数に応じてペナルティポイントを得ます。手札が9枚以下の場合は1枚につき1ポイント、手札が10枚、11枚、12枚の場合は1枚につき2ポイント、手札がすべて13枚残っている場合は3ポイント(つまり39ポイント)になります。勝者はカードを持っていないため、この手でペナルティポイントはありません。

このゲームは、しばしばお金を賭けて遊ばれます。この場合、プレイヤーはセッションごとにステーク(例えば1ポイントにつき1ドル)を合意し、セッションの最後に各プレイヤーは、スコアの差に応じて決済を行います。お金を賭けて遊ぶ場合、あなたの後にプレイする人が1枚しかカードを持っていない場合は、以下のような注意を払って彼らが勝つのを妨げる必要があります:

シングルカードがプレイされている場合は、あなたの最高のカードをプレイする必要があります。
あなたが先頭を切る番である場合、可能であれば1つ以上のカードの組み合わせをプレイするべきです。そうでない場合は、あなたの最高のカードをプレイする必要があります。
これらの注意を無視し、その結果、あなたの後の人がシングルカードをプレイして勝利した場合、あなたはすべての3人の損失を支払う必要があります。

多種多様なビッグツーのバリエーションが存在します。実際に、ルールに関する複数の独立した説明が完全に一致することはありません。

一つの中国のウェブサイト（現在は存在しないGameSky）では、ここで説明したものとは少し異なるゲームを「Choi Dai Dee」と呼び、Da Lao ErとBu Bu Gao Shengという名前を使用していました。Dao Lao ErまたはBu Bu Gao Shengでは、フラッシュがなく、フルハウスはストレートを上回ることができません。フォーカードまたはストレートフラッシュは、どの組み合わせよりも早くプレイすることができます。誰かが勝ったとき、他のプレイヤーは、手元に10枚以下のカードがある場合は1点、11枚以上の場合は2点を獲得します。

方向の決定方法

何人かは時計回りにプレイしますが、アメリカをはじめとする多くの国ではほとんどのカードゲームがこの方向で行われているため、時計回りが一般的です。Harold Hutabaratさんによると、インドネシアでは時計回りのプレイが一般的だそうです。また、一部の人々は、反時計回りと時計回りの交互の手でプレイし、特定の相手の直後にプレイする利点または不利を中和します。（弱いプレイヤーの直後にプレイする人が有利です。）

配牌とプレイの開始
多くのグループでは、誰が最初のカードを受け取るかを決める手順を省略します。配牌はディーラーの右側のプレイヤー（反時計回りの場合）から始まり、ディーラーで終わります。

多くのグループでは、最初の配牌後、最も低いカードの持ち主（通常はダイヤの3）が最初のカードを出す代わりに、そのグループの最初の1回だけが当てはまります。その後、各ハンドの勝者が次のハンドの最初のカードを出します。

最低カードの持ち主が最初に出す場合、最も低いカードを最初のプレイに含める必要がないというプレイもあります。

他のプレイでは、各ハンドの「負けた人」が次に最初に出します。負けた人は、プレイの最後に最も多くのカードを持っていたプレイヤーです。最も多くのカードを持っている場合、引き分けの場合、関係するプレイヤーは自分のカードを公開し、カードからプレイ可能な最大の組み合わせを作成する必要があります。次のディーラーとスターターは、カードの枚数が最も少ないプレイヤー、または同数の場合は最も弱い組み合わせを持つプレイヤーになります。

インドネシアでは、10回の配牌で1ラウンドを構成します。ラウンドの最初の配牌のみ、ダイヤの3が始めます。次の9回の配牌は、前回のハンドの勝者が始め、このプレイヤーは任意の合法的なカードまたは組み合わせで始めることができます。各ラウンド（10回の配牌）が終了すると、すべてのカードが裏向きに置かれ、各プレイヤーが1枚のカードを引きます。最も高いプレイヤーがカードをシャッフルして配牌し、ダイヤの3の持ち主が新しいラウンドの最初の配牌をプレイの開始します。

スートの順序

フィリピンでプレイされるPusoy Dosでは、スートの順序は高い順からダイヤ、ハート、スペード、クラブです。この場合、開始するのはダイヤの3ではなくクラブの3を持つプレイヤーです。

台湾の一部のプレイヤーや香港の一部のプレイヤーは、クラブとダイヤを入れ替えて、スペード（高）、ハート、ダイヤ、クラブ（低）の順序にします。この場合、クラブの3が開始します。

ストレートやストレートフラッシュにおける2とAの使用
A-2-3-4-5がストレートまたはストレートフラッシュの最も低い種類ではなく、最も高い種類であるとするルールもあります。2-3-4-5-6が最も高く、A-2-3-4-5を上回り、さらにA-K-Q-J-10を上回るとするルールもあります。また、2-3-4-5-6が最も高いが、A-2-3-4-5が最も低いとするルールもあります。

A-2-3-4-5をストレートまたはストレートフラッシュの有効な役としないルールもあります。これらの組み合わせにおいて2を高いランクにするルールもあり、この場合、2-A-K-Q-Jが有効であり、最高のストレートまたはストレートフラッシュであり、6-5-4-3-2が最も低い役となります。

2-A-K-Q-JとA-K-Q-J-10の間に、6-5-4-3-2を2番目に高いと数えるルールもあります。このランキングの背後にあるロジックは、通常のランクの降順でカードを比較することです。つまり、2AKQJは6を上回るため、26543を打ち負かし、26543はエースを上回る2によってAKQJTを上回るということになります。

ストレートとストレートフラッシュに対して、カードは2が最高で3が最低とし、2と3は連続していないルールもあります。この場合、最高のストレートは2-A-K-Q-Jであり、最も低いのは7-6-5-4-3です。Karl Boehnker氏によると、これは香港で最も一般的なルールです。

インドネシアでは、2を含むストレート（A-2-3-4-5と2-3-4-5-6）が他のストレートを打ち負かし、お互いには2のスートに従ってランク付けされます（ダイヤのA-スペード2-ダイヤ3-ハート4-クラブ5は、ハート2-スペード3-ダイヤ4-スペード5-ハート6を上回り、スペードのA-クラブ2-ハート3-スペード4-ダイヤ5はそれを上回ります）。

フラッシュのランキング
フラッシュのランクは、最高のカードのランクで決まり、最高のカードが等しい場合にのみスートが関係する。たとえば、ハート2ハートJハート7ハート5ハート3は、スペードAスペードJスペード10スペード7スペード6よりも強く、クラブAクラブKクラブJクラブ9クラブ8よりも強い。これは、香港で一般的にプレイされるバージョンです。

一部の人々は、まず最高のカードから順にすべてのランクを比較します。5つのランクがすべて等しい場合にのみ、最高のカードのスートがより高いフラッシュを決定します。この方法を使用すると、キングがジャックよりも高いため、クラブAクラブKクラブJクラブ9クラブ8はスペードAスペードJスペード10スペード7スペード6よりも強くなります。

ロイヤルフラッシュ、フォーカード、ストレートフラッシュの順序
ロイヤルフラッシュ（A-K-Q-J-10）だけがフォーカードを打ち負かすことができるというルールがある場合がある。フォーカードは他のどんなストレートフラッシュにも勝つことができる。つまり、ダイヤのA-K-Q-J-10がスペード2-ハート2-クラブ2-ダイヤ2-ハート6を打ち負かし、それがスペード3-ハート3-クラブ3-ダイヤ3-ハート8を打ち負かし、それがスペードK-スペードQ-スペードJ-スペード10-スペード9を打ち負かす。

トリプルとフラッシュなしでのプレイ
シンガポール（ゲーリー・チャン）と台湾（トッド・ラッタ）からの報告により、トリプルとフラッシュなしでプレイする人もいます。つまり、単一のカード、ペア、および5枚のカードの組み合わせのみがプレイ可能で、5枚のカードの組み合わせはストレート、フルハウス、フォーカード、ストレートフラッシュのみです。

オッドカードのないクワッズのプレイ
オッドカードなしでクワッズをプレイすることができる場合もあります。この場合、4枚組は別の種類の組み合わせを形成し、より低い4枚組を打ち負かし、より高い4枚組に負けることができます。

役満は全ての役を上回る
役満は、4枚の同じ数字のカードに加え、別の1枚のカードまたはストレートフラッシュからなる役です。役満は、下位の5枚のカードからなる役だけでなく、シングル、ペア、トリプルを上回るためにプレイすることもできます。ルカン（台湾中部）で、このバリエーションが一般的であることをJonathan Dushoffが報告しています。

ストレートフラッシュに2枚の余分なカードを加える
Todd Lattaのバージョンでは、ストレートフラッシュは2枚の余分なカードと一緒にプレイされ、7枚のカードの組み合わせとなります。4枚の同じ数字のカードに加え、別の1枚のカードまたはストレートフラッシュからなる役に2枚の余分なカードを加えたものも、シングルカードや他の組み合わせを上回るためにプレイすることができます。4枚の同じ数字のカードに1枚のカードを加えたものは、より高い4枚の同じ数字のカードに1枚のカードまたは2枚の余分なカードを加えたもの、またはストレートフラッシュに2枚の余分なカードを加えたものにしか上回られず、ストレートフラッシュに2枚の余分なカードを加えたものは、より高いストレートフラッシュに2枚の余分なカードを加えたものにしか上回られません。

ドラゴン勝利
香港では、A-2-3-4-5-6-7-8-9-10-J-Q-Kの各ランクのカードが1枚ずつある「ドラゴン」が配られたプレイヤーは、即座にゲームに勝利します。他のプレイヤーは、カードをプレイせずに負けたとして点数を計算します（39ペナルティポイント）。

パスした後はプレイ不可
インドネシアでは、パスしたプレイヤーは同じトリックの後続のターンでカードをプレイすることはできません。パスした後は、すべてのプレイヤーによってカードまたは組み合わせがパスされ、プレイが再開されるまで、再度プレイすることはできません。カードまたは組み合わせをプレイして、誰もそれを打ち負かさない場合、自分自身のカードを打ち負かすことができます。この場合、最初にプレイしたカードがパスされたため、誰もあなたの2回目のプレイを打ち負かすことはできません。例：あなたは3-3-8-8-10-10を持っています。3-3をリードし、2番目のプレイヤーが2-2しかなく、これらの高いカードを無駄にしないことを決めた場合、他の2人のプレイヤーもパスします。この時点で、8-8をプレイすることができ、2-2を持つプレイヤーはパスしたためプレイすることはできません。そのため、10-10で勝利します。

最後のカード
最後に1枚しか手札がない場合は、そのことを発表する必要があるとするルールもある。

最後の1枚の手札しか持っていないプレーヤーの直前でプレーする場合は、最高の単体カードまたは複数のカードの組み合わせをプレーする必要があるとするルールもある。（これはあなたの利益に反することがあるかもしれません- あなたは他のプレイヤーに勝たせることで、カードを多く持つプレイヤーを捕まえたいと思うかもしれません。）

インドネシアでは、手札が2枚または1枚しかない場合は、プレーヤーはそれを発表する必要がありますが、次のプレーヤーには何の制限も課されません。

スペードの2を最後のカードにして勝つことはできないというルールもある。

最後の一人がカードを持たなくなるまでプレイを続ける
他のプレイヤーがカードを使い切っても、誰か1人がカードを持っている場合、プレイを終了させない人もいます。代わりに、カードを使い切るたびにプレイヤーが脱落し、1人だけが残るまで続けます。プレイヤーの最後のカード（または組み合わせ）が他のプレイヤーに負けない場合、次に手番が回ってくるプレイヤーに合法的なプレイの機会が回ります。

得点のバリエーション
勝者だけが、残りの3人からカードの数に応じた金額を受け取るようにする人もいる。負けた人たちの間では、お金のやりとりはない。

終局時に手札が10枚以上の場合、倍の得点が与えられるが、最初にカードを出したプレイヤーにのみ適用される場合もある。

ペナルティが大幅に増えるバリエーションもある。手札が8または9枚の場合は倍のペナルティ、10〜12枚の場合は3倍、13枚の場合は4倍になる。

誰かがゲームを終えた時点で手札が8枚以上ある場合、倍のペナルティが課せられる場合がある。さらに、手札が10枚以上の場合は、さらに倍のペナルティが課せられることもある（つまり、10枚の場合は40ポイント、11枚の場合は44ポイントなど）。また、プレイヤーの手札の中に残っている2枚ごとに、ペナルティを2倍にする場合もある。たとえば、2つの2を含む9枚の手札を持っている場合、9 x 2 x 2 x 2 = 72ポイントを失うことになる。

得点のバリエーション
中には、勝者だけが他の3人からカードの枚数に応じた金額を集めるルールもある。負けた人同士の間ではお金のやりとりはない。

終了時にカードが10枚以上あると倍の得点になるルールは、最初にカードを出した人にだけ適用されるというプレイもある。

ペナルティが大きくなるプレイヤーもいて、カードが8枚または9枚残っていた場合は2倍、10枚から12枚の場合は3倍、13枚残っていた場合は4倍の得点となる。

終了時に8枚以上のカードを持っている場合は2倍のペナルティポイントを課す場合もある。10枚以上の場合はさらに2倍になり、プレイヤーのカードに残っている2の数に応じて、ペナルティが2倍になることもある。つまり、例えば9枚のカードのうち2枚が2の場合、9 x 2 x 2 x 2 = 72ポイントのペナルティが課せられる。

まれに、カードを持っているペアの枚数の差がそのペアの間の支払いを2倍にするかどうかを決定する変種もある。例えば、9〜11枚のカードで2倍の支払いを行う場合、10枚のカードを持っているプレイヤーは勝者に20ステークを支払いますが、2枚のカードを持っているプレイヤーには8ステークしか支払いません（10-2は9よりも小さいため）。

得点を単純化するために、単にカード1枚につき1ポイントを支払うプレイもある。残念ながら、これにより、プレイヤーがリスクを冒してカードの枚数が多い相手を捕まえるインセンティブが低下します。

勝者の最後のプレイが2だけの場合（1枚の2、2枚の2、または3枚の2で構成される）、他のプレイヤーのペナルティは2倍になるというプレイもある。

一部の人は、残っているカードの点数を合計して罰点数を数えます。点数の基準はさまざまで、例えば2から10の数字のカードは1点、ジャック、クイーン、キングは2点、エースは3点、そして2は4点になります。また、一部の人は3に1点、4に2点、5に3点など、キングに11点、エースに12点、2に13点まで、点数をつけます。この罰点数は、10枚以上のカードを持っているプレイヤーに対しては倍になります。

Jonathan Dushoffは、台湾でプレイされているバージョンについて報告しています。このバージョンでは、勝者は敗者から固定された金額を受け取ります。敗者は、勝者以外のプレイヤーの残りのカードを見て決定されます。

誰かが名誉の組み合わせ（ストレートプラスまたはクワッドプラスカード）を持っている場合、最も高い名誉の組み合わせを持つ人が敗者になります。
名誉の組み合わせがない場合、最高の2つのカードまたはエースを持つ人が敗者になります。
名誉の組み合わせや2つのカード、エースがない場合、最も多くのカードを持つ人が敗者になります。
名誉の組み合わせも2つのカードもエースもなく、最も多くのカードを持つ人が複数いる場合、最も高いカードを持つ人が敗者になります（エースよりも低くても構いません）。
フィリピンのゲームPusoy Dosは、通常ペナルティポイントではなくポジティブポイントでプレイされます。勝者（最初にカードをすべて使い切ったプレイヤー）は通常1ポイントを獲得し、他のプレイヤーは何も得点しません。ただし、最後のプレイに2が含まれている場合、勝者は2ポイントを獲得します。2が2枚含まれている場合は4ポイント、3が含まれている場合は8ポイント、すべての2を使って勝利した場合は16ポイントを獲得します。

カードを持っているプレーヤーが一人になるまで行うバージョンでは、最初にカードを使い切った人が5ポイント、2番目に使い切った人が3ポイント、3番目に使い切った人が1ポイントを獲得し、最後の1人はポイントを獲得しません。

Harold Hutabaratによると、インドネシアでは以下のスコアリングが使用されています。

特別なカード：以下の組み合わせは、手の中でプレイされ、打ち負かされなかった場合にはマイナスポイントが与えられます。プレーヤーがそれらをプレイしなかった場合や、プレイされて打ち負かされた場合は何の価値もありません。同じ数字の4枚（4つの2を除く）：-20ポイントストレートフラッシュ：-40ポイント 4枚の2：-80ポイントこれらの組み合わせのいずれかを手札の最後のカードとしてプレイしてプレイを終了する場合、そのスコアは倍になります。通常のカード（3からAまで）または通常のカードの組み合わせでゲームを終了したプレーヤーは、-5ポイントを獲得します。ゲームを終了する組み合わせに使われた2は、それぞれ-10として評価されます。たとえば、2のペアでゲームを終了した場合、-20を獲得します。勝者以外のプレイヤーのスコアは次のように計算されます。手に残っている3からエースの各カードに1ポイントが与えられます。手に残っている2の各カードに5ポイントが与えられます。プレイが終了するときに11枚または12枚のカードを持っているプレイヤーは、ダブルポイントを獲得します。すべての13枚のカードを持っている場合、その手のスコアは3倍になります。

香港大老二

Ivan Ipは、香港で標準的な（他にもいくつかのバリアントが存在する）大老二のバージョンを説明しています。フラッシュは、最高カードのランクによって比較されます。JQKA2はストレートやストレートフラッシュとして有効ではありません。最高のストレートまたはストレートフラッシュはA2345、次に23456、TJQKA、9TJQKなど、34567（最低）まで下がります。ドラゴンは手を勝ち取ります。最後のカードとしてスペードの2を出して勝利することはできません。2回目以降の配牌は、前の勝者が始めます。

三人用ゲーム
各プレイヤーには17枚のカードが配られ、最後のカードはテーブルの中央に表向きに置かれます（1つのレポートでは最後のカードが裏向きで配られると言われています）。ダイヤの3を持っている人は、この余分なカードを手札に加えます。最後の伏せカードがダイヤの3だった場合、クラブの3を持っている人がそれを取らなければなりません。それ以外は4人用と同じルールでプレイされます。

2回目のディール以降、前回のゲームで負けた人は、即座にディール後、自分の手札から最高のカードを勝者と交換するというルールがある場合があります。このルールは3人用ゲームにのみ適用されます。

13枚のカードしか配られない場合もあるようです。この場合、最も低いカードを持っている人が始めます。パスした場合、未配布のカードから1枚引いて手札に加えなければなりません。ストックがなくなった場合、ドローなしでプレイを続けることもできますが、一部のグループでは、置かれたカードをシャッフルして新しいストックとして使用することもあります。カードの組み合わせが必要な場合にパスした場合、プレイヤーは1枚ではなく、プレイしなければならなかったカードの数だけ引くというルールもあります。

通常、13枚以上のカードを持っているプレイヤーの場合、カードごとの支払いは13枚のカードを持っているプレイヤーと同じで、通常は1枚あたり3ポイントです。

二人用のゲーム
配られるカードの枚数についてはプレイヤーによって異なります。17枚のカードがそれぞれのプレイヤーに配られ、残りの18枚のカードが使用されないように取り分けられるというルールもあれば、21枚ずつ配られ、10枚が使用されないように取り分けられるというルールや、13枚ずつ配られ、26枚が使用されないように取り分けられるというルールもあります。プレイは4人用と同様で、最も低いカードを持っているプレイヤーが始めます。

パスしたプレイヤーは、3人用のバージョンと同様に、カードを引く必要があるというルールもあります。