『ブレイズ(Blaze)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | ブレイズ(Blaze) | ||
特徴 | ブレイズでは、プレイヤーは自分のカードを処分しようとしますが、非常に巧妙で珍しい方法でこれを達成しなければなりません。順番が回ってきたプレイヤーは、次のプレイヤーと一緒にプレイすることで、常に同盟関係が変化していきます。最終的には、最も多くの羽を集めたプレイヤーが勝ちます。 ブレイズは、3人以上のプレーヤー向けのゲームであり、古典的なロシアのパブリックドメインゲームであるドゥラークを基にしています。 | ||
プレイ人数 | 3 - 5 人 | プレイ時間 | 75 分 |
ゲームデザイナー | HeidelBÄR Games Team | 複雑さ | 3 |
アートワーク | Nadezhda Mikryukova | 戦略 | 3 |
エディター | HeidelBÄR Games | 運 | 3 |
発売日 | 2021 | やり取り | 3 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
ブレイズ(Blaze)とは?
ブレイズでは、プレイヤーは自分のカードを処分しようとしますが、非常に巧妙で珍しい方法でこれを達成しなければなりません。
順番が回ってきたプレイヤーは、次のプレイヤーと一緒にプレイすることで、常に同盟関係が変化していきます。
最終的には、最も多くの羽を集めたプレイヤーが勝ちます。 ブレイズは、3人以上のプレーヤー向けのゲームであり、古典的なロシアのパブリックドメインゲームであるドゥラークを基にしています。
ブレイズ(Blaze)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・ | プレイカード(60枚:3色(赤/黄/青)で1~9,フェニックスが2枚ずつ) |
・ | 投票カード(15枚:プレイヤー色ごとに0、1、1の3枚ずつ) |
・ | フェザーカード(8枚:1ラウンド用4枚、2ラウンド用4枚) |
準備
❶ | 投票カードを受け取る 各プレイヤーは自分の色を1色選び、その色の投票カードを3枚受け取ります。 |
❷ | フェザーカードを準備する プレイヤー人数に応じて、必要なフェザーカードを準備してラウンドごとに分けて降順に並べます。 (※BGAでは画面左上に表示されています) |
・3人プレイ:1ラウンド目[2] [1]・2ラウンド目[3] [2] ・4人プレイ:1ラウンド目[3] [2] [1]・2ラウンド目[4] [3] [2] ・5人プレイ:1ラウンド目[4] [3] [2] [1]・2ラウンド目[5] [4] [3] [2] | |
❸ | 手札を受け取る プレイカードを全てシャッフルし、各プレイヤーに5枚ずつ配ります。 |
※ 3人プレイの場合、手札を配る前に全てのカードの中から値が1のカードを取り除きます。 | |
❹ | 山札を作成する 残りのカードを均等に2つの山に分けて山札を2つ作成します。 その内1つを中央に配置し、もう1つは横に置いておきます。(※2ラウンド目に使用します) |
❺ | 切り札スートを決定する 中央の山札の一番上を公開し、スートと数字が見えるように90度回転させて山札の一番下に配置します。 そのスートが1ラウンド目の切り札スートになります。 |
❻ | スタートプレイヤーを決定する ランダムでスタートプレイヤーを決定して、ゲームを開始します。 |
最初の画面は以下のようになります
ゲームの流れ
このゲームは全2ラウンドで実施され、各ラウンドは第1~2フェイズの流れで実施します。
第1フェイズ
各プレイヤーは順番に攻撃者・防御者になり、以下の流れを実施します。
❶ | 決着が着くまで攻撃/防御を繰り返し実施する。 |
❷ | 攻撃側が勝利した場合、防御側がカードを全て受け取る。 防御側が勝利した場合、使用されたカードは全て捨て札にする。 |
❸ | 手札が5枚になるまで手札を補充する。 |
山札が全て無くなるまで、上記の流れを繰り返し実施します。
第2フェイズ
手札はそのままで、以下の流れを実施します。
❶ | 最後まで残りそうなプレイヤーに投票する |
❷ | 第1フェイズ同様、攻撃/防御を行う。(※手札の補充なし) |
❸ | 最後のプレイヤーが決定したら、投票結果を確認して得点を獲得する。 |
第1フェイズ
各プレイヤーは順番に攻撃者となり、以下の流れで左隣のプレイヤーに攻撃を行います。
(※手番プレイヤーは攻撃者、左隣のプレイヤーは防御者となります)
攻撃/防御は以下の流れで実施されます。
1. 攻撃
手番プレイヤーは手札から好きなカードを選択して表側で前に出し、左プレイヤーに対して攻撃を行います。
同じ数字の場合は、複数枚を一度に出すことが出来ます。
2. 防御
防御者は、攻撃に対して防御のカードを場に出します。複数枚出された場合、各カードそれぞれに対して防御カードを出していきます。
カードを出せない場合は『パス』を選択します。
3. 追加攻撃
防御者が行動を行った後、攻撃者またはサポート者(防御者の左隣のプレイヤー)は、追加の攻撃を行うことができます。
追加の攻撃は既に出されているカード(攻撃カードもしくは防御カード)と同じ数字のカードを追加で出すことが出来ます。
攻撃カードとして出せるカードは最大5枚までになります。
4. 攻撃側の追加が無くなるまで、2~3を繰り返す
攻撃側の追加が無くなるまで、2~3を繰り返し実施します。
カードの強弱について
防御者は攻撃側の攻撃に対して、以下のカードで防御することができます。
攻撃カードが切り札スート以外の場合
・同じスートのより高い数字のカード
・切り札スートのカード
攻撃カードが切り札スートの場合
・切り札スートのより高い数字のカード
フェニックスカードの場合、攻撃カードとして出す場合は『10』、防御カードとして出す場合は『0』として出します。
決着後の処理
防御者が全ての攻撃に対して、防御できるかどうかによって、対応する処理を実施します。
防御者が全ての攻撃を防ぐことが出きなかった場合、場に出されたカードは全て防御者の手札に加えられます。
防御者が全ての攻撃を防ぐことが出来た場合、場に出されたカードは全て捨て札になります。
その後、手札が4枚以下のプレイヤーは、5枚になるまで山札から手札を補充します。
第2フェイズ
山札が全て無くなったら、第2フェイズに移ります。
第1フェイズ同様に勝負を行っていきますが、勝負の前に最後まで残りそうなプレイヤーの投票を行います。
投票
各プレイヤーは勝負の前に、最後まで残ってしまうプレイヤーを選択し、投票カードをプレイヤーの前に配置します。
自身に投票できませんが、自分が負けると予想している場合、相手に対して『0』の投票カードを配置してください。
勝負について
第1フェイズ同様に勝負を行っていきますが、手札はそのまま開始され、手札が5枚以下になっても手札の補充は行われません。
また、防御者のカードの枚数が4枚以下の場合、攻撃の上限は防御者の手札の枚数までとなります。
切り札カードは第1フェイズと同じカード(スート)で実施します。
手札を全て出し終えた場合
手札がなくなったプレイヤーは、場にあるフェザーカードの一番上のカードを獲得します。
その後、手札を出し切ったプレイヤーの手番はスキップされます。
投票結果
1人を残して、全員がカードを出し終えると終了となります。
最後まで残ったプレイヤーの前に置かれた投票カードを公開し、予想が当たったプレイヤーはそのカードを自分の得点として受け取ります。
予想が外れた場合(他のプレイヤーに配置している場合)は、そのプレイヤーの得点として、投票カードは没収されます。
第1ラウンドが終わったら、以下の流れで準備を行い、第2ラウンドに移ります。
(※第2ラウンドが終了したらゲーム終了します)
❶ | 1ラウンドで使ったカードを集めてシャッフルし、各プレイヤーに5枚ずつ配ります。 (※それ以外のカードは箱に戻します) |
❷ | 2ラウンド用の山札をシャッフルして中央に配置して山札を作成します。 |
❸ | 一番上を公開して山札の下に表向きで90度にしてズラして山札の一番下に配置します。 (※2ラウンド目の切り札スート) |
ゲームの終了条件
以下の条件が満たされた場合、ゲーム終了となります。
2ラウンド目が終了した場合
各プレイヤーは受け取ったフェザーカードと投票カードの得点を合計します。
最も得点を獲得したプレイヤーが勝利となります。
同点の場合: 第2ラウンドで最も高いフェザーカードを獲得したプレイヤーが勝利します。