『キャット・イン・ザ・ボックス(Cat in the Box: Deluxe Edition)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | キャット・イン・ザ・ボックス(Cat in the Box: Deluxe Edition) | ||
特徴 | キャット・イン・ザ・ボックス:デラックスエディションは、2~5人用のクールな猫の典型的な量子トリックテイキング カードゲームです。カードの色はプレイするまでわかりません。何トリック獲得できるかを推測し、入札を記録します。手札をプレイしながら研究ボードにトークンを配置します。トークンの大きなグループをつなげて、さらに多くのポイントを獲得します。トリックは慎重に計画してください。すでに宣言されている同じ番号のカードの色を主張することはできません。そうすると、パラドックスが生まれ、非常に悲惨な結果になります。 | ||
プレイ人数 | 2 - 5 人 | プレイ時間 | 22 分 |
ゲームデザイナー | Muneyuki Yokouchi (Ayatsurare Ningyoukan) | 複雑さ | 2 |
アートワーク | Osamu Inoue | 戦略 | 0 |
エディター | Hobby Japan | 運 | 0 |
発売日 | 2022 | やり取り | 0 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
キャット・イン・ザ・ボックスとは?
キャット・イン・ザ・ボックス:デラックスエディションは、2~5人用のクールな猫の典型的な量子トリックテイキング カードゲームです。
カードの色はプレイするまでわかりません。何トリック獲得できるかを推測し、入札を記録します。手札をプレイしながら研究ボードにトークンを配置します。トークンの大きなグループをつなげて、さらに多くのポイントを獲得します。
トリックは慎重に計画してください。すでに宣言されている同じ番号のカードの色を主張することはできません。そうすると、パラドックスが生まれ、非常に悲惨な結果になります。
キャット・イン・ザ・ボックスの遊び方
ゲームの準備
内容物
・猫カード(45枚:1~9x5枚ずつ)
・プレイヤーボード(5枚)
・スタートプレイヤーカード(1枚)
・プレイヤートークン(60個:5色×12個)
・研究ボード(1枚)
・研究カード(4枚:白の面/紫の面)
・調査済トークン(4個)
準備
1. 各プレイヤーは任意のプレイヤートークン1種類(12個)とプレイヤーボード1枚を受け取ります。
2. プレイヤーボードの各辺の×の上にプレイヤートークンを1個ずつ置きます。
3. 研究ボードに研究カード(白/紫)を差し込み、テーブルの中央に配置します。
(プレイ人数によっては、調査済トークンを配置します)
プレイ人数 | 2人 | 3人 | 4人 | 5人 |
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使用カード | 25枚(1~5) | 30枚(1~6) | 40枚(1~8) | 45枚(1~9) |
研究カード | 紫面 | 白面/紫面 | 白面/紫面 | 白面 |
調査済み | 6の位置に置く | – | 9の位置に置く | – |
4. スタートプレイヤーをランダムに決定してゲームを開始します。
最初の画面は以下のようになります
(手札が配られた後)
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ゲームの流れ
このゲームはプレイヤー人数の数だけラウンドが行われます。
各ラウンドは以下の1~5の流れで実施します。
1. カードを配る
2. 手札を1枚捨てる
3. 勝利数を予想する
4. トリックテイキングを行う
5. 得点計算を行う
1. カードを配る
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各プレイヤーは、猫カードを10枚ずつ受け取ります。
猫カードを配った後、残った5枚の内3枚をめくり未使用のプレイヤートークンを緑列に置きます。(同じ数字が出た場合は緑→黄→青の順に配置)
また勝利数の予想は行わず、トリックの勝利数が4回以下なら予想を当てたとします。
2. 手札を1枚捨てる
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各プレイヤーは、手札の1枚を選択して捨て札にします。
3. 勝利数を予想する
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スタートプレイヤーから順に勝利数(トリックを取る回数)を予想します。
(4~5人プレイ時:1,2,3トリック 3人プレイ時:1,3,4トリック)
4. トリックテイキングを行う
トリックテイキングの説明の前に、このゲームでは通常のトリテとは異なり、カードの出し方が特殊なので、先にカードの出し方についてを記載しておきます。
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手札にあるカードは、まだ色が決まっていません。
以下の流れでカードの色を決めながらカードを場に出します。
❶ | 【数字を決める】 | 手札のカードを1枚選択する。 |
❷ | 【色を決める】 | 研究ボードの該当数字の空マスにプレイヤートークンを配置する。 |
❸ | 【カードを出す】 | 選択した色の数字カードとしてカードを出す。 |
ただし、色を決める時、以下に該当する色は選択することができません。
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・ | 既にプレイヤートークンが配置されている場合 |
・ | プレイヤーボードの該当する色が”×”になっている場合 |
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細かい点ですが、プレイヤーボードの上下左右のどこに配置するかで色を判別できるようになっています。
BGAでは、色が付いてくれていますが、こういった細かい点もきちんと表現されていて良いですよねー。
カードの出し方が分かったら、スタートプレイヤーが最初のリードプレイヤーとなり、全員の手札が残り1枚になるまで、もしくはパラドックスが起こるまでトリックテイキングを行います。
トリックテイキングは以下の流れ(1~3)を繰り返し実施します。
1. リードプレイヤーがリードカードを出す
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リードプレイヤーが最初のカード(リードカード)を場に出します。(リードカードの色=リードカラー)
赤色がブレイクされていない場合は、赤色でリードカードを出すことはできません。
2. 順番にリードカラーのカードを出す
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他のプレイヤーは順番にリードカラーのカードを出します。
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リードカラーのカードがない場合 / 出したくない場合は、別の色でカードを出すことが出来ます。
その場合は『この色を一枚も持っていない』という扱いとなり、プレイヤーボードのリードカラーのトークンを取り除いて”×”の状態にします。
このラウンド中、その色は使用できなくなります。
出せるカード1枚もない場合は『パラドックス(後述)』となります。
3. 勝者を決定して、トリックを獲得する
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全プレイヤーが1枚ずつカードを出したら、トリックの勝者を決定します。
その後、勝者が次のリードプレイヤーとして次のトリックを行います。
切り札(赤色)が出されている場合
切り札を出した中で、一番数字の高いプレイヤーが勝利。
切り札(赤色)が出されていない場合
リードカードの色を出した中で、一番数字の高いプレイヤーが勝利。
赤のブレイク
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赤にトークンが1個も無い場合、リードカラーに赤を選択できません。
誰かが赤に置いたら、それ以降はリードカラーに赤を選ぶことができます。
(これをブレイクと呼びます)
ただし、赤以外に選択できる場所が無い場合は赤をリードカラーに選択できます。
(ex.手札が『2,2,3,3』で青、黄、緑の2と3がすべて埋まっている場合)
パラドックス
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出せるカードが1枚もないプレイヤーはパラドックスを引き起こし、すぐに得点計算を行いラウンド終了となります。(※パラドックスが起こったトリックは無効)
4. 得点計算を行う
全員の手札が残り1枚になるか、パラドックスが起こったら得点計算を行います。
獲得したトリックごとに1点を獲得します。
勝利数の予測を当てた場合
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予想を当てたプレイヤーは、研究ボードに置いている自分のトークンが縦横(ナナメ不可)に隣接する最大エリアの1個につき1点を追加で獲得します。
獲得したトリックごとに-1点を減点します。
パラドックスを引き起こした場合は、予想ボーナスはありません。
その後、スタートプレイヤーを左の人に渡して、次のラウンドを開始します。
ゲームの終了条件
プレイヤー人数の数だけ、ラウンドを実施したら、ゲーム終了となります。
最も得点を獲得したプレイヤーが勝利します。
同点の場合は、勝利を分かち合います。
変更可能ルール
研究ボード側(デフォルト:白い面)
プレイ人数が3~4人プレイの場合は研究ボードを以下の2種類から選ぶことが出来ます。
・白い面(初級)
・紫の面(上級)
上級にしたら、研究ボードの数字がずれており、ボーナスを獲得するのが難しくなります。
好きな方で実施してみて下さい。
初級 | 上級 |
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