『デウス(Deus)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ボードゲームの基本情報 | |||
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タイトル | デウス(Deus) | ||
特徴 | 古代文明のリーダーとして、あなたの帝国を発展させるために未知の土地を探検していきます。天然資源を活用し、交易路を確立し、新しい都市を見つけ、建物を建設します。蛮族の集落を征服したり、科学的知識を増やすことで勝利を目指します。 神々と良い関係を維持していきましょう! 供物を作り、素晴らしい寺院を建てることによって、彼らに敬意を表しましょう。 | ||
プレイ人数 | 2 - 4 人 | プレイ時間 | 30 分 |
ゲームデザイナー | Sébastien Dujardin | 複雑さ | 3 |
アートワーク | Maëva da Silva, Christine Deschamps, Paul Laffond, Ian Parovel | 戦略 | 3 |
エディター | Pearl Games | 運 | 3 |
発売日 | 2014 | やり取り | 1 |
※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより
デウス(Deus)とは?
古代文明のリーダーとして、あなたの帝国を発展させるために未知の土地を探検していきます。天然資源を活用し、交易路を確立し、新しい都市を見つけ、建物を建設します。蛮族の集落を征服したり、科学的知識を増やすことで勝利を目指します。
神々と良い関係を維持していきましょう!
供物を作り、素晴らしい神殿を建てることによって、彼らに敬意を表しましょう。
デウス(Deus)の遊び方
ゲームの準備
内容物
・ | 小型プレイヤーボード(4枚) |
・ | 建物カード(96枚) |
・市民建物(16枚) ・科学建物(16枚) ・海洋建物(16枚) ・軍事ユニット(16枚) ・生産建物(16枚) ・神殿(16枚) | |
・ | 木製の建物(100個:プレイヤー1人あたり25個) |
・市民建物(5個) ・科学建物(5個) ・海洋建物(5個) ・軍事ユニット(5個) ・生産建物(5個) | |
・ | 中立色の木製神殿(7個) |
・ | 両面仕様の大陸タイル(7枚) |
・ | 金貨(63枚:1金貨、12枚:5金貨、9枚:10金貨) |
・ | 勝利ポイントトークン(24枚:1点、9枚:3点、9枚:5点、17枚:10点) |
・ | 資源(80個) |
・木材(20個) ・石(20個) ・粘土(20個) ・小麦(20個) | |
・ | 初回プレイヤーカード(1枚) |
準備
❶ | 大陸タイルを使用してゲームボードを形成します タイルの数と配置は、プレイヤーの人数に応じて異なります。 |
・2人プレイ:タイル4枚 ・3人プレイ:タイル6枚 ・4人プレイ:タイル7枚 | |
タイルの向きは自由に決めて構いませんが、蛮族の集落が隣り合わないように注意してください。 | |
❷ | 各蛮族の集落に勝利ポイント(VP)の配置 蛮族の集落に隣接する領域の数と同じ数のVPを配置します。 例:この蛮族の村が5つの領域に隣接している場合、5VPを配置します。 |
❸ | 共通のストックエリアの形成 以下を含めてストックエリアを準備してください。 |
・神殿のコマ:大陸タイルの枚数と同じ数(2/3/4人プレイで4/6/7個) ・資源:各資源(小麦、石、粘土、木材)をプレイヤー1につき5個(2/3/4人プレイで10/15/20個) ・勝利ポイントトークン(VP) ・金貨 | |
注意:使用しない神殿コマや資源トークンは箱に戻してください。ゲーム中、資源がなくなった場合はそれ以上獲得できません。一方、VPと金貨は無制限です。プレイヤーのVPは非公開です。 | |
❹ | 各プレイヤーの準備 プレイヤーボードを1枚と、自分の色の建物コマを取ります。 各種類の建物コマを2個ずつ、プレイヤーボードの対応する列に配置します。残りのコマはプレイヤーボードの横に置き、個人供給を形成します。 |
❺ | 各プレイヤーは初期資源を受け取る 資源は共通のストックエリアから取ります。 |
・金貨5枚 ・資源4つ(石1個、粘土1個、小麦1個、木材1個) ・5VP | |
❻ | 建物カードの山札を形成 96枚の建物カードをよく混ぜ、各プレイヤーに5枚ずつ配ります。残りのカードは山札として準備します。 |
❼ | 開始プレイヤーを決める 開始プレイヤーを選び、そのプレイヤーに「開始プレイヤーカード」を渡します。 |
最初の画面は以下のようになります
ゲームの流れ
ゲームの終了条件を満たすまで、各プレイヤーは順番に以下のいずれかを実施します。
・建築を行う
・神への供え物をする
建築を行う
手札のカードを使用して、該当する建物を共通ボードに建築を行います。
建築には『一般建築(青・緑・黄・茶・ピンク)』と『神殿(紫)』の2種類の建築があります。
個人ボードから一般建築物(公共施設、科学施設、船&海事施設、軍隊、生産施設)を建設します。
1. 手札の建物カードを個人ボードに配置する
手札から建物カードを1枚選択し、コストを支払って個人ボードの該当する色の位置に配置します。
既にカードが配置されている場合は、カードの効果が見えるようにズラして重ねて配置します。
各リソースは以下の5種類あり、これらをコストとして支払って建物を建築します。カードの効果や神への供え物を行うことで獲得できます。
木材 | 粘土 | 石 | 小麦 | 金 |
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・ | 建物カードのタイプ(カード左上の駒)と同じ種類の駒を所持していなければ、そのカードは使用できません。 |
・ | コスト(建物の左上)の金・リソースが足りなければ、建設できません。 |
・ | 各リソースは金4枚で代用できます。 |
2. ゲームボードの該当地域に建物駒を配置する
共有のゲームボード上の地域に建築物駒を置いてください。
この駒はあなたの個人ボードから置きます。駒の配置は以下の配置規則に従う必要があります。
・ | 最初に建物を配置する場合、ボードの端にある地域に配置します。 |
最初に配置する駒は可能なら、他プレイヤーの駒からは2マス以上離して配置します。 | |
・ | 2個目以降、自分の駒を置いた地域か隣接する地域に建設できます。 |
他プレイヤーが既に駒を置いている地域に駒を配置することはできません。 | |
・ | 各地域は異なるタイプの建物は同じ地域に配置できます。(※同じ建物は不可) |
・ | 蛮族の集落には、建物を建設できません。 |
・ | 船&海事施設は海にのみ置くことができ、他の建物は海に配置できません。 |
3VPをコストにゲームボードの端にある空の地域に建物を配置することができます。
自分が配置している地域が全て他プレイヤーの地域で囲まれてしまった場合などに役立ちます。
3. 建物カードの効果を実施する
建物カードを個人ボードに配置した後、その色の位置に配置している全てのカードの効果を実施できます。
順番は下に置かれたカードの効果から順番に適応させていきます。各建築駒は5個をあるので一度に最大5枚のカードをプレイできます。
各カードは色によって、以下のような効果の傾向があります。
# | 効果 |
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船&海事施設(青) 資源を得点・お金に変換する。 ※海にのみ配置可能。 | |
生産施設(緑) 資源を生産する。 | |
科学施設(黄) 手札・建築駒を補充する。 他のカードの再利用。 | |
公共施設(茶) 条件により得点やお金を獲得する。 | |
軍隊(ピンク) 蛮族の集落への攻撃に関する効果を実施する。 ※移動可能。 |
神殿を建築するためには、以下の流れで建築を行います。
1. 手札の神殿カードを個人ボードに配置する
手札から神殿カード(紫色)を1枚選択し、コストを支払って個人ボードの一番右の位置に配置します。
最初のカードは無条件で出せますが、2枚目以降は神殿カードを出す場合は、他の色の全て1セット揃える必要があります。(※3枚目以降を出す場合、その度セットを揃える必要があります)
各リソースは以下の5種類あり、これらをコストとして支払って建物を建築します。カードの効果や神への供え物を行うことで獲得できます。
木材 | 粘土 | 石 | 小麦 | 金 |
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・ | コスト(建物の左上)の金・リソースが足りなければ、建設できません。 |
・ | 各リソースは金4枚で代用できます。 |
2. ゲームボードの該当地域に神殿駒を配置する
ストックから神殿駒を自分の建物がある位置に配置します。
他のタイプの建物のように、1地域中に複数の神殿を建てることはできません。
神殿は、地域の建物の数に依存して効果が発生するカード結果判定の際には、一般建築物と同じ扱いになります。
# | 効果 |
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神殿(紫) 条件を達成することでゲーム終了時最大12VPを獲得します。最初は無条件で出せるが、次からは上記の5個のセットが必要。ゲーム終了トリガー。 |
他の建物と異なり、神殿駒が尽きた場合でも、神殿カードをプレイすることはまだ可能である。この場合、単にゲームボードに神殿駒を置かないことになる。
軍隊の移動
以下の移動ルールに沿って、自分の軍隊を自分の駒があるマスもしくは空マスに移動させることができます。
・ | 軍隊の移動は、蛮族の集落・自分または他プレイヤーの駒の上を通過するような動きが可能です。 |
※最終着地地点は自分の駒があるマスか空のマスにしないといけません。 | |
・ | 他プレイヤーの駒がある海は通過できません。 |
・ | 自分の船のない海を通過・停止はできません。 |
・ | 軍隊がいる地域に神殿を建造すれば、その地域に別の建物を建築するまで、軍隊を移動させることができません。 |
蛮族の集落への攻撃
以下の2つの条件が両方満たされた場合、即座に蛮族の集落への攻撃を行い、該当するプレイヤーは蛮族の集落に置かれたVPを獲得します。
・蛮族の集落に隣接している地方を全て占領されている場合
・隣接地域に少なくとも1つの軍隊がある場合
蛮族の集落に隣接している地域に最も多くの軍隊を配置しているプレイヤーは蛮族の集落に置かれているVPを獲得します。(※その後、この集落は未開の集落を条件とする効果の対象ではなくなります)
軍隊の数が同数の場合、隣接する地域の建物数が多いプレイヤーが獲得し、それも同数の場合は各プレイヤーはVPを人数で割った数(切り捨て)を獲得します。
自動手札補充
アクションを実施した後、手札が無くなっていた場合は、山札から新たに5枚のカードを引き、手札を補充します。
神への供え物をする
神に救いを求めるために手札を捨て札にして、新たにカードを山札から5枚まで補充します。
このアクションによって、プレイヤーはカードの補充の他に利益を得ます
以下のステップに従う必要があります。
1. 手札を好きなだけ捨て札にする
手札から好きな枚数だけ、カードを捨て札にします。
捨て札は公開されます。捨て札は、他のプレイヤーには一番上のカードだけ公開されます。
2. 捨て札にしたカードに対応する効果を実施する
捨て札にしたカードの色の内、1枚の色(神)を選択して、捨てたカードの枚数に対応する効果を実施します。
神 | 効果 |
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ネプチューン(海運/青カード) 捨てたカード1枚につき、2金を得る。また、海運施設駒を1つ得る。 | |
セレス(生産/緑カード) 捨てたカード1枚につき、選択した1リソースを得る(あなたが生産していないリソースも選択可能)。また、生産施設駒を1つ得る。 | |
ミネルヴァ(科学/黄カード) 捨てたカード1枚につき、1枚カードを引くことができる。また、科学施設駒を1つを得る。 | |
ヴェスタ(公共/茶カード) カードを1枚捨てた場合、1VPを得る。カードを2枚以上捨てた場合、2VPを得る。また、公共施設駒を1つ得る。 | |
マルス(軍事/赤カード) 捨てたカード1枚につき、選択した生産施設駒を1つ得る。軍隊駒を選択しなくてもよい。 | |
ジュピター(神殿/紫カード) ジュピターはワイルドとして機能します。他の5種類の神から任意の能力を1つ選択してください。別々の能力を選択することはできません。 |
3. 手札を補充する
その後、手札が5枚になるように、手札を補充します。
手札の最大数は10枚です。10枚以上の手札を引くことが可能な場合でも、上限を越えてカードを補充することはできません。
5枚を越えるカードを持っていても、5枚にまで減らす必要はありません。5枚以上のカードを持ち続けることが出来ます。
ゲームの終了条件
以下のいずれかを満たした場合、ラストプレイヤーまでプレイを実施し、その後追加の最終ラウンドを1ラウンド行ってゲーム終了となります。
・共有のサプライから神殿駒がなくなった場合
・全ての蛮族の集落からVPチップがなくなった場合
得点計算を行い、最も得点を獲得したプレイヤーが勝利となります。
同点の場合、勝利を分かち合います。
得点計算方法
各プレイヤーは、以下の得点項目の内容を合計して得点を計算します。
得点項目 | 得点 |
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ゲーム中のVP | ゲーム中に獲得したVP。 |
建築した神殿のVP | 建築した神殿の条件を満たした場合、対応するVP(各神殿最大12VP)を獲得 |
各リソースの最大所持ボーナス | 各リソース(小麦、木、石、粘土、金)ごとに最も所持しているプレイヤーを確認します。 そのプレイヤーは2VPを獲得。 同点の場合は、それぞれが2VPを獲得する。 |
変更可能ルール
マップのレイアウト(2人用)
マップのレイアウトの配置を変更できます。
・標準:2人プレイ用の標準マップ
・行:一直線に並べられた4枚のタイル
・円:真ん中にスペースがある円形に並べられた4枚のタイル
マップのレイアウト(4人用)
マップのレイアウトの配置を変更できます。
・標準:4人プレイ用の標準マップ(対称)
・狭い:3タイルと4タイルの2行の狭いマップ
建物のワイルドカードバリアント
各プレイヤーゲーム中に1回、任意のタイプの建物としてカード1枚を裏向きに建築できる。