遊び方

『20世紀博覧会(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

『20世紀博覧会(Exhibition: 20th Century)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

ボードゲームの基本情報
タイトル20世紀博覧会(Exhibition: 20th Century)
特徴20世紀のアイテムで最高の展示を企画します。ベークライトから携帯電話、ラジオからテレビまで、幅広いコレクションで20世紀の進化をたどりましょう!
プレイ人数 1 - 5 人プレイ時間 12 分
ゲームデザイナーPeter Joustra, Ron van Dalen, Corné van Moorsel複雑さ2
アートワークJenny Caris戦略3
エディターCwali3
発売日2021やり取り1

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

20世紀博覧会(Exhibition: 20th Century)とは?

20世紀のアイテムで最高の展示を企画します。ベークライトから携帯電話、ラジオからテレビまで、幅広いコレクションで20世紀の進化をたどりましょう!

20世紀博覧会(Exhibition: 20th Century)の遊び方

ゲームの目的

自分の展示エリアに様々な年代カードを展示していき、高得点を目指します。 

ゲームの準備

内容物

大陸タイル(1枚:オセアニア・南アメリカ・アフリカ・アジア・ヨーロッパ・北アメリカ)
年代カード(101枚:1900年~1999年)(1945年終戦カード・アインシュタインカード(ワイルド)を含む)
プレイヤーボード(5枚)
乗り物トークン(5個:ツェッペリン・フォード・タイタニック・DC-3・スペースシャトル)
秘密の10年カード(10枚:バリアント用)

準備

大陸タイルの準備
大陸タイルをテーブルの中央に置きます。
年代カードの準備
101枚の年代カードをシャッフルして、各大陸の下に3枚ずつ表向きで上から昇順に並べます。
プレイヤーボードと乗り物トークンの準備
各プレイヤーはプレイヤーボードと、同じ色の乗り物トークンを受け取ります。
スタートプレイヤーを決める
スタートプレイヤーをランダムで決定します。
乗り物トークンを配置する
各プレイヤーは自分の乗り物トークンを手番の順番で大陸タイルのオセアニア、南アメリカ、アフリカ、アジア、ヨーロッパに置く。

最初の画面は以下のようになります

ゲームの流れ

各プレイヤーは順番に以下の流れで手番を行います。

1. カードを取る
2. 乗り物を補充し、カードを補充する
3. カードを配置する

1. カードを取る

自分の乗り物トークンが置かれている大陸(縦列)にある3枚の年代カードから1枚を取ります。

2. 乗り物を補充し、カードを補充する

取ったカードと同じ色の大陸に自分の乗り物トークンを移動させます。

その後、取ったカードの位置に山札から年代カードを補充させます。(※山札がなくなった場合はそれ以上補充しません)

白のカード(1945年 または アインシュタイン)を取った場合、好きな大陸に移動できます。

3.カードを置く

プレイヤーボードには、5つの展示エリアがあります。

展示エリア内の空きスペースに、取った年代カードを展示エリアの配置条件に従って配置します。

全ての展示エリアに共通する配置条件

昇順であること
同じ展示エリア内にある各カードは、左から右へ昇順となるように展示する必要があります。
異なる大陸であること
同じ展示エリア内の各大陸(カードの色)は異なる色でなければなりません(例外アリ)。

展示エリアごとの条件

1つの時代(ONE ERA)

隣接して配置するカードの年代の差を10年以内である必要があります。

空きスペースを間に含めて配置する場合は、間が1スペースの場合は20年以内、2スペースの場合は30年以内になるように配置します。

20世紀中頃(MID CENTURY)

この展示エリアは1つしかスペースがなく、自由にカードを配置することができます。ゲーム終了時に同点になった場合、このスペースに1950年に近いカードを配置していた方が勝利となります。

1つの大陸(ONE CONTINENT)

この展示エリア内のスペースには、全て同じ色の年代カードを配置しなければなりません。

また、他のプレイヤーが既に『1つの大陸』の展示エリアにカードを配置している場合は、その色とは異なる色の年代カードを配置する必要があります。

年数の差(YEARS GAP)

この展示エリアのみの配置条件は特にありませんが、この展示エリアに配置した2枚の年代の差が他のプレイヤーよりも大きくなるように配置した場合、多くの得点を得ることが出来ます。

配置できない、したくない場合

プレイヤーボードの右側にある倉庫(捨て場)にカードを180度上下に回転させて配置します。

このスペースに置いたカード1枚につき-1点となり、3枚のカードが倉庫に配置されればゲーム終了となります。

全6大陸(ALL 6 CONTINENTS)

スペシャルカード【白】(1945年とアインシュタイン)

カードが属している大陸と年 (「アインシュタイン」カードのみ) を自分で選択できます。
ただし、選択した「年」/「大陸」は、名声ポイントにはカウントされません!

ゲームの終了条件

各プレイヤーは以下の条件が満たされた場合、ゲーム終了となります。
(※他のプレイヤーは条件を満たすまで、プレイを続けます)

・展覧会スペースの16マスがすべて埋まったプレイヤー:
・倉庫が3枚埋まったプレイヤー:

全プレイヤーがゲーム終了となれば、得点計算を行い、最も多くの得点を獲得したプレイヤーが勝利となります。

同点の場合は『20世紀中頃(MID CENTURY)』に配置したカードが1950年に最も近いプレイヤーの方が勝利ちなります。

それも同点の場合は勝利を分かち合います。

得点計算方法

得点は以下の項目の合計が得点となります。

ゲーム中に発生する勝利点(緑)
全6大陸(ALL 6 CONTINENTS)
プレイヤーボードに全ての色(6大陸)のカードを早く置いたら、その順位に対応する勝利点を獲得します。
(1/2/3/4/5番目の場合、5/4/3/2/1点を獲得する)

同じラウンドで複数プレイヤーが達成した場合は、同じ勝利点を獲得します。
ゲーム終了時に発生する勝利点(黄)
年数の差(YEARS GAP)
『年数の差(YEARS GAP)』の展示エリアに配置された2枚のカードの差の確認し、各プレイヤー比較して差が大きいプレイヤー順で勝利点を獲得します。

2枚間の差が(1/2/3/4/5)番目に大きいプレイヤーは(5/4/3/2/1)点を獲得する。
差が同じ場合は、同じ勝利点を獲得します。

空きスペースがあったり、アインシュタインカードを置いている場合は0点です。
注目する大陸(CONTINENT FOCUS)
プレイヤーボードで最も多くの色(大陸)を確認して、その枚数に対応する得点を獲得する。
世代の数(NUMBER OF DECADES)
各世代のカードを1枚以上プレイヤーボードに配置している場合、世代ごとに1点を獲得します。
(最大10点の得点を獲得できます)
※1900~1909年、1910~1919年など、10年刻みが世代となります。
年代の連鎖(CHAIN OF YEARS)
連続して繋がる年代カード1枚につき、1点を獲得します。
(例:1978-1979-1980のカードがあれば3点を獲得する)
※展覧エリアで隣接している必要はありません!
※アインシュタインカードはどの年代としてもカウントしません。
ペナルティ(赤)
空きスペース(EMPTY SPOTS)
空きスペースがあれば1ヵ所ごとに、-1点の減点になります。
倉庫(DEPOT)
倉庫に置いたカードを1枚ごとに、-1点の減点になります。

変更可能ルール

秘密の10年バリアント

ONにすることで、秘密の10年カードがゲームに追加されます。

ゲーム開始時、各プレイヤーに秘密の10年カードを1枚ずつ配り、自分だけ確認します。
ゲーム終了時に秘密の10年カードに該当するカードごとに追加で1点を獲得します。

展示エリアの拡張ルール

拡張ルールをONにすることで、対応する展示エリアを変更することができます。

展示エリア1

『展示エリア1:1つの時代』を以下のいずれかに変更する。

分散する時代
条件:隣り合うカードの差が20年より離れていること。
リンク
条件:隣接する2枚のカードが、同じ大陸か5年以内(またはその両方)であること。

展示エリア2

『展示エリア2:1つの大陸』を以下のいずれかに変更する。

短時代
左端と右端の差が(1/2/3/4/5)番目に小さいプレイヤーは(5/4/3/2/1)点を得る。
同一の年代
この展示エリアはすべて同じ年代でなければならない。

展示エリア3

『展示エリア3:年数の差』を以下のいずれかに変更する。

アンティーク
右の年代が(1/2/3/4/5)番目に古いプレイヤーは(5/4/3/2/1)点を得る。
唯一の年代
この展示エリアには、自分を含む全プレイヤーと異なる年代を展示しなければならない。
4人プレイ時は10年代~80年代、
3人プレイ時は20年代~70年代、
2人プレイ時は30年代~60年代のみ展示できる。
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くり坊
Web系フリーランスエンジニア