『ガーデン・ネイション(Garden Nation)（BGA）』の遊び方・魅力をご紹介！

ボードゲームの基本情報
タイトル	ガーデン・ネイション(Garden Nation)
特徴	森から追い出された小人たちは、放置されていた庭に避難して新しい町を作ろうとしています。たった数週間で、木箱は住居に姿を変え、古びたトランジスタラジオは劇場に、コーヒーポットは鐘楼に...しかし瞬く間に、互いの集団はあらゆる手段で町の支配権を握ろうとしています:共通プロジェクトの達成、領地の支配、極秘任務、そして相手の建物への侵入までも。
プレイ人数	2 - 4 人	プレイ時間	33 分
ゲームデザイナー	Rémi Saunier, Nathalie Saunier	複雑さ	3
アートワーク	Maxime Morin	戦略	4
エディター	Bombyx	運	1
発売日	2021	やり取り	2

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

ガーデン・ネイション(Garden Nation)
ガーデン・ネイション(Garden Nation)の遊び方

ガーデン・ネイション(Garden Nation)

森から追い出された小人たちは、放置されていた庭に避難して新しい町を作ろうとしています。たった数週間で、木箱は住居に姿を変え、古びたトランジスタラジオは劇場に、コーヒーポットは鐘楼に…

しかし瞬く間に、互いの集団はあらゆる手段で町の支配権を握ろうとしています:共通プロジェクトの達成、領地の支配、極秘任務、そして相手の建物への侵入までも。

ガーデン・ネイション(Garden Nation)の遊び方

ゲームの準備

内容物

・	領地ボード（1枚：いくつかのパーツで組み立てられています）
・	目標ボード（1枚）
・	目標カード（45枚：共通プロジェクト21枚、極秘任務24枚）
・	建物コマ（80個：各色20個ずつ）
・	屋根コマ（19個）
・	トルティクレーン（1個）
・	個人プレイヤーボード（4枚）
・	地形トークン（9枚：3種類：緑の草地、黄色い草地、赤い葉）
・	策略トークン（16枚）
・	得点トークン（4個）
・	住民トークン（4個）
・	プレイヤートークン（4個）

準備

❶	領地ボードを中央に配置します。
❷	手番トラックをプレイ人数に合わせた面（2/4人用または3人用）で配置します。
❸	領地ボードの横に目標ボードを配置し、目標カードの共通プロジェクトカードをシャッフルし、山札を目標ボードに裏向きに置きます。その後、上から4枚のカードを公開して配置します。
❹	地形トークン、屋根、およびトルティクレーンをプレイヤーの手が届く範囲に配置します。
❺	各プレイヤーは個人ボードと、その色のトークン、プレイヤー数に応じた数の建物コマを受け取ります
	・2人プレイの場合: 建物コマ（20個）・3人プレイの場合: 建物コマ（17個）・4人プレイの場合: 建物コマ（14個）
❻	最初のプレイヤーはランダムで決め、そのプレイヤーは自分の住民トークンをプレイヤーボードの人口トラックの38の位置に置きます。他のプレイヤーはそれぞれ35の位置に置きます。
❼	最初のプレイヤーはプレイヤートークンを手番トラックの最初の位置に置きます。他のプレイヤーはそれぞれ手番トラックの隣にトークンを配置します。
❽	すべての得点トークンをスコアトラックの0の位置に置きます。
❾	目標カードの内、極秘任務カードをシャッフルし、各プレイヤーは4枚の極秘任務カードを引きます。その中から2枚を選び、他のプレイヤーに見えないように手元に配置します。（残りは使用しません）

最初の画面は以下のようになります

ラウンドの流れ

各ラウンドは以下の流れで実施されます。

1. プレイヤーアクション
2. 地域の支配（ラウンド決算）
3. 次ラウンドの準備

1. プレイヤーアクション

スタートプレイヤーから順番に以下の流れ（1～2）でアクションを行ないます。
（スタートプレイヤーは1回、その他のプレイヤーは2回ずつアクションを行ないます）

1. アクションを行う

トルティクレーンの配置されている区画（白い枠内）に対して、以下のいずれかのアクションを行ないます。

・建築する
・解体する

アクション時、策略トークンも使用できます。

最初の手番の場合

1ラウンド目のスタートプレイヤーは、トルティクレーンがまだ配置されていないので、好きな位置で配置することができます。

アクションが実施できない場合

建築ができない（人が足らないなど）、または解体ができない（もしくはしたくない）場合、トルティクレーンを次の数字の位置に移動してアクションを実施します。

建築する

トルティクレーンのいる区域内にコスト（住民）を支払うことで、『空きマス』もしくは『自分の建物の上（屋根なし）』に自分の建物を配置できます。

コストは、マスに書かれている数字で、2階、3階を建てる場合はコストが+1、+2と増えて行きます。

マスの色について

マスの色は全部で3色あり、プロジェクトや目標のための条件で使用されます。
野ばらのマスは建物を建てる際に、色を選択することができます。

プロジェクトを達成

建築後、共通プロジェクトの条件を満たしている場合は、そのプロジェクトカードを獲得して、そのプロジェクトの得点を獲得できます。

その時に建築した建物には、屋根コマが配置され、それ以上の階の建設や他のプロジェクトの達成には使用できなくなります。

達成後、山札から新しい共通のプロジェクトが補充されます。

解体する

トルティクレーンのいる区域内の自分の建物を取り除き、その建物に使用したコストの2倍の住民を獲得します。

屋根付きの建物も解体できます。

策略トークンを使う

策略トークンを個人ボードの各スペース（3種類のいずれか）に配置して、効果を使用することができます。

策略トークンの効果はゲーム中4回しか使用できません。

建物に侵入する

他のプレイヤーの建物を建物のコストの倍（解体時と同じ）支払うことで、乗っ取ることができます。

実施することで、アクションは1回として扱われます。
また、屋根付きにも侵入できて、その場合屋根はリザーブへ戻される。

戦略的移動

今いる地域の前後の数字の位置に移動します。

７⇔１の地域の移動は可能です。

屋根を移す

今いる地域の屋根を、自分の他の、同じ色のマスに建っている屋根のない建物の上に移動できる。移動先は他の地域でも可。

2. トルティクレーンを移動する

区域内で、アクションを実施した位置に対応する区画にトルティクレーンを移動します。

次のアクションはトルティクレーンのいる区域で実施されます。

自分の手番が終わった場合（スタートプレイヤーなら１回、その他のプレイヤーなら2回）、手番を実施していないプレイヤーを1人選択します。

そのプレイヤーのプレイヤーコマを手番トラックの対応するスペースに配置し、そのプレイヤーは手番を行います。

2. 地域の支配（ラウンド決算）

全プレイヤーの手番が終了したら、各区画ごとに各プレイヤーの建物を比較し、最も建物を多く配置しているプレイヤーは住民を獲得します。

最も多いプレイヤーが1人の場合は住民+2、複数いる場合は該当プレイヤーは住民+1となります。

3. 次ラウンドの準備

最後に手番を行ったプレイヤーが次のラウンドの最初のプレイヤーとなります。（決算を挟んで３アクションを連続で行うことになる）

プレイヤー駒を1のスペースに配置して、次のラウンドを開始します。

ゲーム終了条件

以下の条件が満たされた場合、そのラウンド終了時にゲーム終了となります。

誰かが建物駒を全て使い切った場合

得点計算を行い、最も得点を獲得したプレイヤーが勝利となります。
同点の場合は、勝利を分かち合います。

得点計算方法

以下の得点項目の合計が各プレイヤーの得点となります。

得点項目	得点
共通プロジェクト	獲得した共通プロジェクトの得点を獲得する。（ゲーム中都度得点計算されています）
極秘任務	ゲーム開始時に受け取った極秘任務に対応する得点を獲得する。
住民	住民に対応する得点を獲得します。住民数 1 = -30勝利点住民数 2～3 = -20勝利点住民数 4～5 = -10勝利点住民数 6～7 = -5勝利点住民数 8～9 = -3勝利点住民数 10 = 0勝利点住民数 11～13 = 1勝利点住民数 14～16 = 2勝利点住民数 17～19 = 3勝利点住民数 20～22 = 4勝利点住民数 23～25 = 5勝利点住民数 26～28 = 6勝利点住民数 29～31 = 7勝利点住民数 32～34 = 8勝利点住民数 35～37 = 9勝利点住民数 38～40+ = 10勝利点