遊び方

『ハードバック(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

『ハードバック(Hardback)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

ボードゲームの基本情報
タイトルハードバック(Hardback)
特徴19世紀の小説家を目指して、ロマンス、ミステリー、アドベンチャー、ホラーなどの小説を完成させて、言葉で報酬を得ます。自分だけの文字カードの山札からスタートし、文字カードを使って新しいカードを獲得し、ゲーム中に山札を入れ替えます。 デッキを特定のジャンルに特化させてカードの組み合わせを利用したり、インクを使ってカードを引いたりしますが、単語はちゃんと繋げましょう! 傑作を完成させるために十分な名声を得て、時代を代表する小説家として認められましょう。
プレイ人数 1 - 5 人プレイ時間 26 分
ゲームデザイナーJeff Beck, Tim Fowers複雑さ2
アートワークRyan Goldsberry戦略2
エディターFowers Games3
発売日2018やり取り1

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

ハードバック(Hardback)とは?

19世紀の小説家を目指して、ロマンス、ミステリー、アドベンチャー、ホラーなどの小説を完成させて、言葉で報酬を得ます。自分だけの文字カードの山札からスタートし、文字カードを使って新しいカードを獲得し、ゲーム中に山札を入れ替えます。

デッキを特定のジャンルに特化させてカードの組み合わせを利用したり、インクを使ってカードを引いたりしますが、単語はちゃんと繋げましょう! 傑作を完成させるために十分な名声を得て、時代を代表する小説家として認められましょう。

ハードバック(Hardback)の遊び方

ゲームの準備

内容物

初期カード(50枚)
アドベンチャーカード(35枚)
ホラーカード(35枚)
ミステリーカード(35枚)
ロマンスカード(35枚)
広告カード(5枚)
イベントカード(25枚)
カードディバイダー(3枚)
文学賞カード(6枚)
プレイヤーカード(5枚)
プレイヤーパワーカード(5枚)
協力ペニードレッドフルカード(2枚)
インクトークン(38個)
修正液トークン(18個)
プレイヤートークン(5個)
勝利点トラックボード(1枚)

準備

各プレイヤーは、初期のデッキを受け取ります。初期デッキには以下のカードが含まれます。
・初期購入カード(8枚)
各カードは「Hコイン」を提供し、文字は「A、E、I、L、N、R、S、T」で構成されています。

・初期名声カード(2枚)
各カードはランダムに選ばれ、1名声ポイントを提供します。
初期名声カードの文字は「B、C、D、G、H、M、O、P、U、Y」が含まれます。
場の準備
勝利点トラックを中央に配置します。
インクトークンと修正液トークンを勝利点トラックの横に配置します。
各プレイヤーは色付きのプレイヤートークンを選び、名声トラッカーの上部、名声ポイントの数値の上に置きます。また、自分の色に対応するプレイヤーカードを受け取り、自分の前に置きます。
アドベンチャー、ホラー、ミステリー、ロマンスのカードを全てシャッフルし、勝利点トラッカーの近くに裏向きで配置して、山札を形成します。
山札から7枚のカードを引いて横に表向きで並べ、提供列を作成します。
各プレイヤーは自分の初期デッキをシャッフルして山札を作成し、最初の5枚の手札を引きます。
スタートプレイヤーをランダムで決め、スタートプレイヤートークンを受け取ります。

最初の画面は以下のようになります

ゲームの流れ

各プレイヤーは、以下の流れで手番を行います。

各手番で以下の手順を行います。

1. インクと修正液を使用する(任意)
2. 単語をつづる
3. 使用しなかったカードを捨て札にする
4. カードの効果を解決する
5. カードとインクを購入する

手番終了後に以下を行います。

1. 使用したカードとインクを捨て札にする。
2. 他のプレイヤーの「不朽の古典」カードを捨て札にする。
3. 次の手札を引く。

1. インクと修正液を使用する(任意)

インクや修正液トークンを使用して、山札から追加のカードを引くことができます。

単語を綴る前であれば他のプレイヤーの手番中でも、インク1個を消費して、山札から追加のカードを引くことができます。

ただし、インクの入ったカードは次の単語で使用する必要があり、ワイルドにすることはできません。修正液を1個消費することで、インクを塗ったカードを通常のカードに戻すことができます。

2. 単語をつづる

手札のカードを表向きに並べて置き、単語を作成します。
(※単語は辞書に載っているもののみ許可されます)

各カードは『ワイルドカード(任意の1文字)』として裏返しで置くこともできますが、その場合は、カードの効果を得ることはできません。

不滅の古典カードを使用する

「不滅の古典」カードが場にある場合、自分および他のプレイヤーの「不滅の古典」カードを単語に使用できます。

代筆者を依頼する

作成に苦戦している場合、他のプレイヤーに助けを求めることができます。

他のプレイヤーが提案した単語を使用する場合、そのプレイヤーはサプライからインクトークンを1個受け取れ、インクトークンが置かれたカードがある場合、そのインクトークンも受け取ります(通常のようにサプライに戻すのではなく)。

パス

単語をつづることができない場合、手番をパスすることができます。
パスする場合、カードと使用したインクを捨て札にし、次の手札を引きます。

3. 使用しなかったカードを捨て札にする

使用しなかった手札のカードは、自分の山札の隣に表向きで置き、捨て札にします。
(一部のカード効果は捨て札にある他のカードに影響を与える効果を持っています)

4. カードの効果を解決する

場に出したカード、自分の場の不滅の古典カードのカードの効果を実施します。

カード上に『線が描いていない効果』もしくは『線の上に記載された効果』は基本効果で、カードを使用する度に効果が発動します。

アイコン効果
コイン(¢)
新しいカードやインクを購入するために使用するコインを獲得します。
勝利点(★)
勝利点を獲得します。
2倍にする(Double)(ロマンス/赤カード)
隣接するカードが提供するコインとポイントの値を2倍にします。同じカードを2回ダブルにすると、3倍になります(4倍にはなりません)。2倍効果はジャンル効果の発動にはカウントされず、他の効果を2回実行することもできません。
削除(Dump)(ロマンス/赤カード)
捨て札の山からカードを1枚取り除き、一定のコインを獲得します。
投獄(Jail)(ミステリー/青カード)
提供列からカードを予約または取り除くことができます。予約した場合、そのカードは個人的な保留場所に入り、後で自分のみが購入できます。1回に1枚のカードしか予約できません。どちらの場合でも、他のプレイヤーにとってそのカードは使用不可となります。
プレビュー(Preview)(ロマンス/赤カード)
山札からカードを3枚引き、それぞれのカードを戻すか捨てるかを選びます。
修正液(Remover)(ホラー/緑カード)
インクまたは修正液トークンを獲得します。修正液トークンを得る唯一の方法です。
使捨(Trash)(アドベンチャー/黄カード)
特定のカードを単語から取り除いて、一定のコインまたはポイントを獲得します。
開票(Uncover)(ミステリー/青カード)
隣接するワイルドカードを元の表向きの状態に戻すことができます。これにより、カードを任意の文字として使用しながら、その効果を得ることができます。
(ワイルドカードとして使用したカードは、青い「開票」カードの隣に配置する必要があります)

5. 新しいカードとインクを購入する

この手番で得たコインを使用し、『提供列のカード』や『インク』を購入できます。

コストはカードの左上に示されており、各インクトークンは1コインで獲得できます。
(※コスト欄に勝利点のアイコンがある場合、購入時に勝利点が加算されます)

注意点

・コインがある限り、カードとインクは複数の組み合わせで購入できます。
・未使用のコインは手番終了時に失われます。

カードの補充

カードを購入した場合は、自分の捨て札に配置され、すぐに山札から新しいカードが提供列に補充されます。

山札が無くなった場合はゲームから取り除かれた非初期カードを全てシャッフルして新しい山札を作成します。

提供列の一新

以下のいずれかの条件を満たした場合、提供列の一新を行なえます。
(1手番中1回のみ)

・提供列にコストが6以上のカードが4枚以上ある場合
・提供列に同じジャンルのカードが4枚以上ある場合

提供列のカードをすべてゲームから取り除き、提供デッキから7枚の新しいカードを引いて新しい提供列を形成します。

横向きのカードは不滅の古典カードとなります。

使用した場合は自分の場に残り、他のプレイヤーも使用できるカードとなります。(※他のプレイヤーが使用すれば捨て札に入ります)

次の自分の手番まで残っている場合、そのカードを使用しなくてもそのカードの効果を使用できます。

手番終了時

手番終了時は、以下の流れで処理を行い、次のプレイヤーに手番が移ります。

1. 使用したカードとインクを捨て札にする

新しいカードを購入した後、単語に使用したすべてのカードを捨て札に置きます。(※「不朽の古典」カードは除く)

追加カードを引いたりコインを得るために使用した全てのインクトークンは、勝利点トラッカーの隣のサプライに戻されます。

2. 他のプレイヤーの「不朽の古典」カードを捨て札にする

自分の単語に他のプレイヤーの「不朽の古典」カードを使用した場合、それらのカードはその所有者の捨て札に戻されます。

3. 次の手札を引く

次の手札として5枚のカードを引きます。

山札に十分なカードがない場合、捨て札をシャッフルして新しい山札を作成し、引き続き5枚のカードを引きます。

ゲームの終了条件

以下の条件を満たした場合、全員が同じ手番数をプレイしてゲーム終了となります。

誰かが60点以上を得点した場合

最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーが勝利となります。
同点の場合は、インクを最も多く所持しているプレイヤーの方が勝ちます。

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くり坊
Web系フリーランスエンジニア