『ハーツ(Hearts)（BGA）』の遊び方・魅力をご紹介！

ボードゲームの基本情報
タイトル	ハーツ(Hearts)
特徴	ハーツは、ハートを含むトリックを避けることを目的としたトリックテイキングゲームです。スペードの女王はさらに避けるべきです。このゲームは19世紀末に初めて登場し、現在では多くの国でさまざまな形で人気があります。
プレイ人数	4 人	プレイ時間	18 分
ゲームデザイナー		複雑さ	2
アートワーク	Adrian Kennard, Nicu Buculei	戦略	2
エディター		運	3
発売日	1850	やり取り	1

ハーツ(Hearts)とは？

ハーツは、ハートを含むトリックを避けることを目的としたトリックテイキングゲームです。スペードの女王はさらに避けるべきです。このゲームは19世紀末に初めて登場し、現在では多くの国でさまざまな形で人気があります。

トランプ（ジョーカーを抜いた52枚）を使用します。

最初の画面は以下のようになります
（※手札を配った後）

各ラウンドは以下の流れで実施します。

1. 手札を配り、カードを交換する
2. トリックテイキングを行う
3. 得点計算を行う

各プレイヤーに13枚ずつカードが配られ、手札を作成します。

その後、手札の中から3枚を選び、相手プレイヤーに渡します。
（全員がカードを渡し、受け取ったら手札に加えてゲームが開始されます）

1ラウンド目	2ラウンド目	3ラウンド目	4ラウンド目
左隣りのプレイヤー	正面のプレイヤー	右隣りのプレイヤー	手札の受け渡しなし

※その後のラウンドは上記が繰り返されます。

下記の流れでトリックテイキングが行われます。
（※マストフォロー、切り札なし）

トリックテイキングの流れ

手札のカードが全て無くなるまで、以下の流れを繰り返し実施します。
（※以下の流れで行う1回分の勝負のことをトリックと呼びます）

1.	リードプレイヤーがリードカードを1枚場に出します。
2.	他のプレイヤーは順番にリードカードと同じスートのカードを出します。（同じスートがない場合は、好きなカードを出します）
3.	最も強いカードを出したプレイヤーが場のカード（トリック）を獲得します。
4.	トリックを獲得したプレイヤーがリードプレイヤーとなって次のトリックを実施します。

リードカードのスートの中で、最も強いカードを出したプレイヤーが勝利します。

【弱い】 2 < 3 < 4 < … < Q < K < A 【強い】

最初のトリックや♥のカードには以下の制限があります。

・	最初のトリックは♣2を持っているプレイヤーが♣2を出して始めます。
・	最初のトリックでは、減点になるカード(♥のカードと♠Q)を出せません。
・	誰かが♥を出すまで、リードカードを♥にはできません。

手札が全て無くなったら、各プレイヤーは獲得したカードを確認して得点計算を行います。

獲得したカード	得点
♥のカード（全て）	1枚につき、1点減点。
♠Q	1点減点。

減点カード全てを取った場合（シュートザムーン）

1人で減点カード（♥のカード13枚と♠Q）を全て獲得した場合、そのプレイヤーの減点は0点となり、他のプレイヤーは全員26点が減点となります。

他のプレイヤーが「シュートザムーン」を狙っていることを他のプレイヤーに警告するのは、マナー違反です。

以下の条件が満たされた場合、ゲーム終了となります。

誰か1人の持ち点が0点になった場合

最も持ち点が残ったプレイヤーが勝利となります。
同点の場合は、勝利を分かち合います。

ゲーム開始時の初期の持ち点を変更することができます。

・50
・75
・100

ルールセットは以下から設定することができます。

・	ハーツ
・	様々なハーツ	ダイヤのJを獲得すると+10点。
・	ブラックマリア	スペードのKは-10点。スペードのAは-7点。減点カードのプレイ制限なし。最初のカードは常に右へ渡す。シュート・ザ・ムーンは無効。ディーラーの左プレイヤーは、好きなカードで最初のトリックを開始する。
・	スポット・ハーツ	ハートの減点はカードの数字(2=2点…A=14点)に等しい。スペードのQは-25点。初期得点を5倍する。
・	カスタム	各設定を個別で自由に変更できます。