遊び方

『イノリの谷(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

『イノリの谷(Inori)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

ボードゲームの基本情報
タイトルイノリの谷(Inori)
特徴イノリの谷には巨大な木の葉の下で それらが共存する神聖な木 そして慈悲深い(しかし嫉妬深い)精霊 の村が作られています。 毎年、村長たちは、 精霊に供物を捧げる そして彼らに敬意を表して大樹に 祭壇を建てます。 今年のキーパーとなる 精霊の大樹から最も多くの 好意を受け取ります!
プレイ人数 2 - 4 人プレイ時間 30 分
ゲームデザイナーMathieu Aubert, Théo Rivière複雑さ3
アートワークSuzanne Demontrond戦略3
エディターSpace Cowboys1
発売日2024やり取り0

※画像・基本情報はボードゲームアリーナ公式HPより

イノリの谷(Inori)とは?

恩恵トークンを集め、カード上のすべてのスペースを埋めることを目指します。同時に、4ラウンド終了時までに、大樹に割り当てられた色を決定し、それらがゲーム終了時に得点するようにします。

イノリの谷(Inori)の遊び方

ゲームの準備

内容物

ゲームボード(1個)
恩恵トークン(90個、各精霊の色ごとに15個)
ルーンタイル(15個)
祭壇タイル(6個、各精霊の色ごとに1個)
スタートカード(12枚)
新しいスタートカード(6枚)
旅カード(36枚、各精霊の色ごとに6枚)
中立の奉納マーカー(2個)
奉納マーカー(28個、各プレイヤー7個)
プレイヤータイル(4個、各プレイヤー1個)
得点マーカー(4個、各プレイヤー1個)

準備

ゲームボードをテーブルの中央に配置します。
恩恵トークンを色ごとに分けて、ボードの横に配置しておきます(サプライ)。
ルーンタイルをシャッフルして裏向きの山を作り、ボードの横に置きます。
祭壇タイルをボードの横に置きます。
新しいスタートカードをすべてシャッフルし、山札を作りボードの近くに配置します。
旅カードを色ごとに分けて、別々にシャッフルして、6つの山札を裏向きにして近くに配置します。
各種類のスタートカードをランダムに1枚引き、3枚をボード中央部のスペースに配置します。
(※2~3人用、4人用で使用されるカードは異なります)
公開したスタートカードの右下の色を確認し、その色の恩恵トークンを2個ずつ所定のスペース(大樹エリアの下部)に配置する。
中立の奉納マーカーを2個、指定の位置に配置します。
各プレイヤーは自分の色を選び、得点マーカーを得点トラック(枠)の最初の位置に配置します。
各プレイヤーは自分の色に一致するプレイヤータイルと奉納マーカーを次の数だけ取ります。
・2人プレイ:奉納マーカー7個
・3人プレイ:奉納マーカー6個
・4人プレイ:奉納マーカー5個
各プレイヤーは、自分の奉納マーカーをゲームボードの示されたスペースに1個ずつ置きます。
※各プレイヤーは奉納マーカーを3個(2人プレイでは4個)を持った状態になります。
※4人プレイの場合、一番上のスペースには奉納マーカーは配置しません。
最初のプレイヤーはランダムに決定し、ゲームを開始します。

最初の画面は以下のようになります

ゲームの流れ

各プレイヤーは順番に以下のいずれかのアクションを実施します。
(フリーアクションはアクションを行なう前に任意で実施できます)

アクション(いずれかを実施)

・カードに捧げものを行う
・大樹に捧げものを行う

フリーアクション(任意)

*ルーンタイルをプレイする(任意)

カードに捧げものを行う

カードの上部の未占有のスペースに自分の駒を配置し、そのスペースの効果を実施します。
スペースにコストの指定がある場合、そのコストを支払う必要があります。

各スペースの効果

効果は以下のようなものがあります。
(複数描かれている場合は、全ての効果を実施できます)

スペース効果
特定の色の恩恵トークンを獲得する。
(※色は全部で6色あります)
好きな色の恩恵トークンを獲得する。
自分の最も少ない色の恩恵トークンを2つ取ります。
最も少ない色が複数ある場合は、その中から1つの色を選びます。
ルーンタイルを獲得する。
所持している異なる色の恩恵トークン1色につき1点を獲得する。
特定の色ごとに1点を獲得する。
自分の最も多い色の恩恵トークン1つにつき1点を獲得する。

コスト

スペースの下にコストの指定がある場合は、その恩恵トークンを支払う必要があります。(※サプライに戻す)

コストは『指定の恩恵トークン』もしくは『最も多く所持している恩恵トークン』などがあります。

大樹に捧げものを行う

大樹の未占有のスペースに自分の駒を配置し、そのスペースの効果を実施します。

祭壇タイルが配置していないスペースに配置した場合、残っている祭壇タイルを1枚スペースに配置してから効果を実施します。

配置した祭壇タイルの色はコストになったり、効果に使用されたりします。

効果は以下のようなものがあります。

スペース祭壇タイル効果
コスト好きな色の恩恵トークンを2個獲得する。
コスト5点を獲得する。
効果ルーンタイル1つと祭壇タイルの色に一致する恩恵トークンを獲得する。
効果祭壇タイルと一致するトークン1つごとに1点を獲得する。
効果ニュートラルの駒でカードのスペース2つをブロックし、その後祭壇タイルと一致する恩恵トークン1個を獲得する。
効果祭壇タイルと一致する恩恵トークン3個を獲得する。
ゲーム開始時に配置されている恩恵トークン2個を獲得する。
※既に獲得されている場所には配置できなくなります。
※このスペースに配置した場合、祭壇タイルは配置しない。

【フリーアクション】ルーンタイルをプレイする(任意)

ルーンタイルを獲得している場合、そのルーンタイルの効果を実施することができます。

ルーン効果
公開することで、指定された色の恩恵トークン2個分としてカウントされます。
また、手番中にこのタイルを捨てて各スペースのコストを支払うこともできます。
以下のいずれかを実施する。
・他のカードの駒を一致する色のカードの未占有スペースに移動する
・指定されたカードの駒を他の任意のカードの未占有スペースに移動する
既に占有されているスペースにプレイできる。
(ただし、自分自身が既に占有している場合を除く)

ラウンド(シーズン)終了

全員がすべての駒を置いたら、1ラウンド(シーズン)が終了します。

1. カードの完成を確認し、新しいカードを配置する

カードのスペースが全て埋まっている場合はカードの完成となります。
各カードを順番に確認していき、カードの完成有無に対応する処理を実施します。

カードが完成している場合(カードの右上の処理を実施)
少なくとも奉納マーカーを1個置いているプレイヤーは、カードの色の恩恵トークン1個あたり1点を獲得します。
その後、各プレイヤーは自分の駒を回収し、同じ色の新しい旅カードと交換します。
カードが未完成の場合(カードの右下の処理を実施)
各プレイヤーは自分の駒を回収し、カードの右下の色の新しい旅カードと交換します。
※2ラウンド目以降に右のスペースに新しく引かれるスタートカードは、未完成の場合でも右下の色の恩恵トークンの得点を獲得できます。(※旅カードではなく、スタートカード)

2. 各プレイヤーは自分の駒を回収する

大樹のスペースに配置した自分の駒を回収します。

また、次のラウンドのスペースに配置している自分の駒も追加で回収します。
(4人プレイの場合、最初のシーズン終了では新しい駒は得られません)

3. 新しいカードを配置する

最も獲得点数が少ないプレイヤーはスタートカードを2枚引き、その内1枚を選んで次のラウンドのスペースに配置します。

その後、そのプレイヤーがスタートプレイヤーとして次のラウンドを開始します。

ゲームの終了条件

以下の条件を満たした場合、ゲーム終了となります。

4ラウンド(シーズン)が終了した場合

最終ボーナスを追加で獲得し、最も得点を獲得したプレイヤーが勝利となります。
同点の場合は、勝利を分かち合います。

最終ボーナス

各大樹スペースごとに祭壇タイルの色の恩恵トークンの保有数が多いプレイヤーの1位・2位は対応する得点を獲得します。

同数の場合は、対象のプレイヤー全員が得点を獲得します。(1位が複数人の場合、2位の得点はありません)

ABOUT ME
くり坊
Web系フリーランスエンジニア